シンクロナイザ
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/02/08 09:15 UTC 版)
シンクロナイザ (Synchronizer)
- 電子回路における信号タイミングの同期回路。
- テープレコーダーなどの録音機をSMPTEタイムコードやパイロット信号などの基準タイミングに同期させる電子機器。
- 映像信号において非同期の入力信号をハウスシンクなどの基準信号のタイミングにあわせて出力させる装置。
- 自動車のマニュアルトランスミッションにおいて、変速時にシャフトとそれに固縛させるギアの回転速度を等速にし、操作を容易にする機構。シンクロメッシュを参照。
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シンクロナイザー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 15:10 UTC 版)
「マニュアルトランスミッション」の記事における「シンクロナイザー」の解説
詳細は「シンクロメッシュ」および「ノンシンクロトランスミッション」を参照 自動車用のMTにはシンクロナイザー(英: synchronizer)と呼ばれる機構が組み込まれることが一般的で、これを備える変速機構はシンクロメッシュ(英: synchromesh)と呼ばれる。これは常時噛合い式変速機のクラッチスリーブと歯車が噛合う際に、滑らかに互いの回転速度を同調(シンクロナイズ)させる機構である。 クラッチスリーブと歯車は互いに異なる回転速度で回転している場合がほとんどで、その速度差が大きい場合は噛合い歯の衝突による騒音が発生したり、機構を傷めることもある。シンクロナイザーはクラッチスリーブと歯車の間の同軸上に介在し、変速操作によって滑らかな面で荷重を受けながら歯車へ押しつけられ、摩擦力でクラッチスリーブから歯車へと回転を伝達する方式が広く普及している。シンクロメッシュが普及したことで、自動車の運転がより容易となった。 古くは自動車用MTもシンクロナイザーを備えていないのが一般的で、シンクロメッシュが普及したのちには対比的にノンシンクロトランスミッションと呼ばれるようになった。耐久性や整備性の観点から、ノンシンクロトランスミッションは現在でも大型の自動車、建設機械、オートバイあるいは競技用の自動車などで利用される例がある。
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