中央シンクロナイザー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/28 23:08 UTC 版)
「GLONASS」の記事における「中央シンクロナイザー」の解説
グロナス時系の管理は、モスクワのシチョルコヴォ(Щёлково, Schelkovo)にある中央シンクロナイザーが行い、水素メーザー原子時計による標準時刻を保持している。中央シンクロナイザーからは少なくとも1日に1度以上の頻度で、電波によって上空に飛来した衛星との距離を数m程の精度で測ると同時に、1×10-13の精度で衛星からの航法信号と自身の原子時計との比較を行い、衛星時計の時刻と位相のオフセット量を決定・予測している。これによる衛星軌道位置の予測計算は24時間分が行われ、その更新送信は1日1回衛星に送られる。衛星時計の補正指示は1日に2回、衛星に送られる。
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