グロナス【GLONASS】
GLONASS
【英】Global Navigation Satellite System
GLONASSとは、ロシアが運用している衛星測位システムの名称である。衛星測位システムの代名詞的存在である「GPS」は米国が運用している衛星測位システムであり、GLONASSはそのロシア版であると言うことができる。
GLONASSは1980年代から打ち上げが実施され、1990年代に運用が開始された。運用計画の停滞・後退・再建を経て、2011年に初めて全世界が測位対象となった。2012年10月現在、GLONASSは24基の衛星によって運用されている。
2011年後半に発売された「iPhone 4S」は、測位システムとしてGPSと共にGLONASSをサポートしたことで話題となった。GPSとGLONASSを併用することにより、測位の精度・スピードが向上するという。
参照リンク
Information analytical centre of GLONASS and GPS controlling - (英語)
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グロナス
GLONASS
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/11/08 07:24 UTC 版)
GLONASS(グロナス、ロシア語: ГЛОНАСС - ГЛОбальная НАвигационная Спутниковая Система、ラテン文字転記: GLObal'naya NAvigatsionnaya Sputnikovaya Sistema、英語: Global Navigation Satellite System)は、かつてのソビエト連邦が開発し、現在はロシア航空宇宙軍によりロシア政府が運用している全地球測位衛星システムである。アメリカ合衆国によって運用されているGPSや、欧州連合(EU)のガリレオや、中国の北斗に対応する、ロシアの全地球測位衛星システムである。
- 1 GLONASSとは
- 2 GLONASSの概要
GLONASS
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 16:13 UTC 版)
詳細は「GLONASS」を参照 旧ソ連は米国との対抗上、GPSと同様のGLONASS(グロナス)を構築しようとしたが必要な衛星を全て打上げる前にソ連が崩壊してしまい、予算の縮小から衛星打ち上げが頓挫。一部の地域で部分的に運用されていた。ロシア連邦成立後に計画が再開され、2005年には再開後初の衛星を打ち上げ、2010年9月までに24基の衛星を打ち上げ、GLONASSは復旧した(24機中24機が運用中である。)。2011年には全世界で測位可能となり、現在は測位精度を高めるためにGLONASSとGPSを併用する受信機が登場している(GLONASS#受信機も参照)。
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