1988年発売
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/22 09:39 UTC 版)
RC-X90 1988年に発売されたCDianシリーズのなかでは、最上級機種にあたるモデルであった。サブウーハーを搭載しており、カセットデッキは三機種のなかで唯一フルロジックとなっており、ノイズリダクションとしてドルビーBを搭載していた。また、メインディスプレイは一般的な液晶を使ったものではなく、FL管を使ったものになっており、シリーズ中唯一スペクトラムアナライザを搭載していた。当時の定価は87800円であった。 RC-X70 シリーズの中堅に位置するモデル。サブウーハーは搭載しているものの、カセットデッキが一般的な手動式のものになり、チューナー部分もRC-X90がシンセサイザーチューナーだったのに対し、RC-X70ではアナログ式のものになっているなど、RC-X90から多くの機能が省かれている。また、メインディスプレイも液晶が使われており、ノイズリダクションも搭載されていない。当時の定価は56800円であった。 RC-X70のみ当時TVCMが放送されていた。当時人気だったロックバンドのBUCK-TICKのメンバー全員が出演しており、ボーカルの櫻井敦司、ギターの今井寿と星野英彦がRC-X70を片手(星野は左手で持って担いでいた)に、全員で成田国際空港を練り歩くという内容であった。CMソングには同バンドのメジャーデビュー後初のシングルでもある『JUST ONE MORE KISS』を採用。 またこのCMには、発売と同時に放送されたものと、発売から少し経ってから放送された2パターンがあり、台詞の部分などが若干異なる。 ちなみに、CMや当時に家電量販店で配布されていたカタログで登場する「重低音がバクチクする」というキャッチコピーは有名である。 後に、同社の後継機種CDiossシリーズのCMのうち一つにもBUCK-TICKが起用された(ただし出演したのは櫻井のみ)。こちらはCMソングに同バンドの『JUPITER』が採用された。 RC-X3 1988年に発売されたCDianシリーズのなかでは、もっとも安価なモデルであった。サブウーハーが搭載されておらず、RC-X90とRC-X70では対応していたリモコンにも非対応となっていた。また、オートリバースも搭載されていなかった。当時の定価は45800円であった。
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