ヤマハ・ANシリーズとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ヤマハ・ANシリーズの意味・解説 

ヤマハ・ANシリーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/11/19 04:40 UTC 版)

ANシリーズ(エーエヌ・シリーズ)とはヤマハシンセサイザーの型番・商品名。アナログ・フィジカル・モデリング音源の一種でアナログシンセサイザーの音を再現する音源方式を採用している。以下の機種がある。

シリーズのモデル

AN1x
1997年発売。キーボードタイプ。61鍵。2パート、10音ポリ。アナログシンセサイザーに留まらず、オルガンモデリングやFM合成を行い、DXピアノの再現を行う。他社のバーチャルアナログシンセサイザーであるNord Lead3が数年後にFM合成を採用したことを考えると、先見の明があった機種といえよう。
CS1xと同じ筐体を採用している。電源はACアダプタで供給。つまみは8つと他社のバーチャルアナログシンセサイザーに比べて少ない。ヒットはせず日本国内では2000年前後に販売中止となっているが、海外ではその後も継続販売されていた。また国産のバーチャルアナログシンセサイザーでは珍しく太い音が出るということで現在でも根強い人気がある。
AN200
2001年発売。ラックマウントタイプでなく、机の上に置くタイプの音源モジュールDX200と共にLOOP FACTORYを構成する。1パート5音ポリ。プラグインボードPLG150-ANを単体化した商品。DX200同様リズムセクションはPCM音源を搭載している。AN1xと違い、プリセットでオルガンモデリングやFM合成の音色は入っていない。
AN2015
2015年発表。Yamaha Synth Bookに付属するiPhone / iPod touch / iPad向けアプリケーション。iPhoneやiPadの画面上の鍵盤やボールコントロールを操作することにより、アナログシンセ音色を演奏したり、編集することができる。また、ドラムパッドを操作することにより、ドラムフレーズを鳴らせる。スタンドアローンとしてiPhoneやiPadで演奏できるだけでなく、MOXF6等対応するシンセサイザーと接続すれば外部音源として演奏することも可能。



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ヤマハ・ANシリーズ」の関連用語

ヤマハ・ANシリーズのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ヤマハ・ANシリーズのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのヤマハ・ANシリーズ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS