キータッチ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/04/09 02:50 UTC 版)
「Realforce」の記事における「キータッチ」の解説
従来の一般のキーボード(例えばメンブレンキーボード)では、ウレタン製のラバードームを使用して、そのラバードームの下部に可動電極を設けて、電極を互いに接触させて電気的なスイッチとしている。この場合、キーを押し込んだときのスイッチの閉動作の位置とキーの底付き位置が同じかまたは近くなり、また、一般的にキーの押下に50 - 60グラム程度の荷重を必要とする。Realforceは、これに対し、ラバードーム内の可動電極に、滑らかに圧縮される円錐バネを使用している。電気的に検知する静電容量の変化は円錐バネによって生じさせ、ラバードームをキーの荷重のコントロールのためにだけに用いることができる。こうして、Realforceは、全キーで45±15gという軽い荷重となめらかなキータッチを同時に実現し、長時間の使用者の疲労を軽減している。変荷重モデルでは、他の指より力の弱い小指の入力負担をさらに低減するため、小指により入力する一部のキーの荷重を他のキーよりも軽くなるように設定している。
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「キータッチ」の例文・使い方・用例・文例
- スパイキータッチという髪型
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