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PCM音源

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/10 00:11 UTC 版)

PCM音源(ピーシーエムおんげん)は、コンパクトディスクなどで扱われるパルス符号変調 (pulse code modulation、PCM) 技術を用いたデジタルシンセサイザー音源方式のひとつ。


  1. ^ LL.De Mars. “EMS”. Synthese et synchronisation de la musique electronique.. 2009年9月22日閲覧。
  2. ^ EMS Synthesizers 1969-1979”. 120 Years of Electronic Music. 2009年9月22日閲覧。
  3. ^ Graham Hinton (2002年12月27日). “EMS: The Inside Story -- The Non-Products”. 2009年8月2日閲覧。
    DOBは、ディジタル技術による64個のオシレータ/振幅制御器の組で、各オシレータは1024サンプルのウェーブテーブルを持ち、16bit 46kHzのサンプル出力が可能だった(開発者 : David Cockwell(1965年 - 1975年在職), Peter Eastty(1972年 - 1977年在職))。この他、DOBと組み合わせる128系統デジタルフィルタ Analysing Filter Bank(開発 : Peter Eastty)も開発された。
  4. ^ synthmuseum.com: RMI Harmonic Synthesizer
  5. ^ 永井洋平(楽器創造館). “ディジタル電子楽器の黎明期と特許係争”. ミュージックトレード 2005年7月号. http://homepage3.nifty.com/mikms/page1019.html. 
    この特許は、ディジタル楽器の基本要素(波形テーブル/ビブラート付加/エンベロープ制御/キーボード・スキャン等)を全て網羅したもので、先発明主義の観点からはその有効性は疑わしかった。 国内最大手ヤマハは当時は訴訟対象ではなかったものの、開発中のディジタル楽器製品が訴訟対象と成り得たので、積極的対応を取る決断をした。そして先行発明の調査に基づいて、アーレン特許を無効とする訴訟を起こした。訴訟は和解で終結したが、いくつかの項目でアーレン特許を否定しきれず、結局多額の特許使用料を支払う結末となった。 一方ローランドは、1970年代当時規模が小さく、ディジタル楽器開発も1980年代半ばまで本格化しなかったので、この特許問題への対応は公表されていない。しかし1980年代後半ロジャース・オルガンの買収後に、問題当事者の一人ラルフ・ドイッチェを自社ユーザとして宣伝している。1970年代に業界全体を揺るがした特許問題をあたかも揶揄するかのような挑戦的宣伝を行った真の理由は謎である。
  6. ^ fundinguniverse.com: Allen Organ Company History
  7. ^ 1985年Synclavier "Direct to Disk" option
  8. ^ フェアライトジャパン: Fairlight Japanについて
  9. ^ ppg.synth.net: PPG WaveComputer 340/380
  10. ^ ppg.synth.net: Wave2.0
  11. ^ synthmuseum.com: PPG Hard Disk Unit
  12. ^ synthmuseum.com: PPG Realizer, proun.net: PPG Realizer
  13. ^ 代表的なものとして、ブラスストリングスなど。
  14. ^ 発音直後、倍音の変化が著しい部分。
  15. ^ この場合、ループの繋ぎの部分で現在の波形をフェードアウトさせつつ、次の波形をフェードインさせる。
  16. ^ 『シンセサイザーの全知識』 安斎直宗 リットー・ミュージック 1996年 ISBN 4-8456-0106-0 p110 - p124


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