音楽出版社
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/11 22:29 UTC 版)
音楽出版社(おんがくしゅっぱんしゃ)は、音楽著作物の利用機会の開発を行う事業者である。もともとは楽譜を出版していたが、著作権が法的に保護されるようになると、作家の知的財産を管理する役割を担うようになった。
- ^ a b 音楽出版社の歴史 at the Wayback Machine (archived 2007-09-08)
- ^ 音楽出版社について at the Wayback Machine (archived 2009-02-12)
- ^ “What is music publishing?”. music publishers association. 2022年1月31日閲覧。
- ^ 安藤和宏 著「第22話 外国曲の著作権」、小早川美穂子 編『よくわかる音楽著作権ビジネス』 基礎編(第6版)、リットーミュージック、2021年11月27日、199頁。ISBN 9784845636822 。2022年2月11日閲覧。"指し値の場合、シンクロ・フィーの相場は10万円前後である(曲によっては百万円単位の金額を指定されたり、許諾が出ない場合もあるので注意が必要)。"。
- ^ a b c 安藤和宏 著「第8話 音楽出版社の役割1―音楽出版社とは―」、小早川美穂子 編『よくわかる音楽著作権ビジネス』 基礎編(第6版)、リットーミュージック、2021年11月27日、78頁。ISBN 9784845636822 。2022年2月11日閲覧。"最も多いのが10年間+自動延長10年毎(1年毎または5年毎という契約もある)というものだ。中には著作権存続期間という契約もある。これはその作品の著作権が存続する限り、つまり著作者の死後70年(団体名義の著作物は公表後70年)まで、その音楽出版社が管理するということである。放送局系の音楽出版社はキャリアが浅かったり、実績に乏しい作家に対して、著作権存続期間の契約を押し付けることがあるが、あまりにも契約期間が長すぎるため、フェアな契約とはいえない。なお、大御所の作家になると、5年間という契約期間が多く見受けられるが、妥当な条件だろう。"。
- ^ a b “「小室哲哉」逮捕で露呈した、著作権の難しさ (3/4)”. ASCII.jp (2008年11月11日). 2023年6月11日閲覧。
- ^ “第102回 栗花落 光 氏 株式会社FM802 代表取締役専務”. 音楽業界総合情報サイト | Musicman (2012年2月13日). 2023年6月11日閲覧。
- ^ “外国作品のご利用について(出版)”. www.jasrac.or.jp. 2023年6月11日閲覧。
- 1 音楽出版社とは
- 2 音楽出版社の概要
- 3 世界の音楽出版社一覧
- 4 関連項目
- 音楽出版社のページへのリンク