月 月の概要

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/29 13:58 UTC 版)


the Moon
仮符号・別名 太陰
lat:Luna
分類 衛星
発見
発見年 有史以前
発見方法 目視
軌道要素と性質
平均公転半径 384,400 km[1][2][3]
近地点距離 (q) 356,445km から 370,354km[4]
遠地点距離 (Q) 404,064km から 406,712km[4]
離心率 (e) 0.0548799[1](0.026 から 0.077[4]
公転周期 (P) 27日7時間43.193分
平均軌道速度 1.022 km/s
軌道傾斜角 (i) 5.1454
地球の衛星
物理的性質
長短径 3,475.8 km
(赤道)
3,471.3 km
(極)
直径 3,474.3 km
(平均)
表面積 3,800万 km2
質量 7.347673
×1022 kg
地球との相対質量 0.01230002
平均密度 3.344 g/cm3
表面重力 1.622 m/s2
(0.165 G)
脱出速度 2.378 km/s
自転周期 27日7時間43.193分
(恒星月、公転と同期)
29日12時間44.048分
朔望月
光度 -12.66 等(満月)
アルベド(反射能) 0.136
赤道傾斜角 1.5424 度
表面温度
最低 平均 最高
40 K 250 K 396 K
年齢 約46億年
大気圧 10-7 Pa(昼)
10-10 Pa(夜)
Template (ノート 解説) ■Project

太陽系惑星の恒久的に存在する衛星の中で、最も内側に位置する衛星であり、太陽系で5番目に大きい衛星でもある。地球から見て太陽に次いで明るい[5]

古くは太陽に対して太陰とも、また日輪( = 太陽)に対して月輪(げつりん)とも言った。


注釈

  1. ^ 「月」は「他の惑星の衛星」という意味がある[8]
  2. ^ 「コヨミ」は「カヨミ(日を読むこと)」が転じた語彙という説が有力である[9]
  3. ^ 地球から見て月が±7°程度秤動して見える以上、月から見ればその角度だけ地球の視位置が変化していることであり、「月から見て地球は天空の一点に静止して見える」というのは誤りである。特に、秤動により地球から月面の59%が観測できるということは、地球が見えたり沈んだりする月面上の場所も存在することを意味する。月周回軌道の宇宙船や観測機でなくとも、月面上で地球の出・地球の入りは観測できる。ただし、地球で見える日出・日没や月出・月没と違い、地球の出と地球の入りはほぼ同じ方位となる。
  4. ^ 太陰暦をもとにしたローマ暦では、月初を「カレンダエ (Kalendae)」、月の第13日又は第15日を「イードゥース (Īdūs)」、その9日前の第5日又は第7日を「ノーナエ (Nōnae)」と呼び、この3日を特別視した。ただし、ローマ暦における月の第1日は、必ずしも新月とは一致しない(参照:ローマ暦#ローマ暦の日付の数え方)。
  5. ^ 太陰太陽暦をもとにしたユダヤ暦では、月の第1日を「ローシュ・ホーデッシュ Rōš Hōdheš」と呼んだ。
  6. ^ ただし、朔日を除く。朔日の午前0時時点では朔を迎えていないため、いまだ月齢0となっていないからである。
  7. ^ 必ず十五夜に満月(望)になるわけではない。太陰太陽暦では、15日と16日とが半々くらいである。たまに、17日の未明が満月になることがある(例えば、2015年6月3日)。
  8. ^ 日本標準時正午時点の月齢。
  9. ^ 大砲を使用して宇宙へ行くという概念はヴェルヌよりも137年早くムルタ・マクダーモットが自身の著作に記していた。また、当時、既に兵器としてではあったものの、ロケットは存在しており、宇宙旅行の道具としてシラノ・ド・ベルジュラックアシール・エアーオードの作品でも移動手段としてロケットが扱われていた。

出典

  1. ^ a b 丸善株式会社『理科年表 第80冊』2007年 ISBN 4621077635
  2. ^ NASA Staff (2011年5月10日). “Solar System Exploration - Earth's Moon: Facts & Figures”. NASA. 2004年2月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年11月6日閲覧。
  3. ^ 太陽系の模型”. 2021年3月24日閲覧。
  4. ^ a b c Meeus, Jean (1997). Mathematical Astronomy Morsels. Willmann-Bell. ISBN 0-943396-51-4 
  5. ^ 古在由秀「月」『世界大百科事典平凡社、1988年。 
  6. ^ 林志強等 (2017). 《文源》評注. 北京: 中国社会科学出版社. p. 39. ISBN 978-7-5203-0419-1 
  7. ^ 徐超 (2022). 古漢字通解500例. 北京: 中華書局. pp. 253–4. ISBN 978-7-101-15625-6 
  8. ^ デジタル大辞泉『』 - コトバンク
  9. ^ 神道の本 八百万の神々がつどう秘教的祭祀の世界』 学研
  10. ^ a b 青木、p70
  11. ^ 地球型惑星(固体) - 東京大学 地球惑星科学専攻 宇宙惑星科学講座”. 2014年7月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年7月17日閲覧。
  12. ^ Apollo Laser Ranging Experiments Yield Results From LPI Bulletin, No. 72, August, 1994
  13. ^ アポロから35年。今も続く実験。(三菱電機サイエンスサイト・2004年7月)
  14. ^ 誠文堂新光社『天文年鑑2013』pp.114-117 月の首振り運動(秤動)より、概略数値を提示。
  15. ^ a b 40億年前の月自転軸は数十度ずれていた” (PDF). 九州大学 (2014年5月2日). 2016年3月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年6月28日閲覧。
  16. ^ ISAS”. www.isas.jaxa.jp. 2023年12月8日閲覧。
  17. ^ 高橋太 (2014年). “磁場で捉えた月のダイナモと極移動の痕跡 / 宇宙科学の最前線”. JAXA. 2017年6月17日閲覧。
  18. ^ もっと知りたい! 「月」ってナンだ!?”. JAXA. 2015年12月23日閲覧。
  19. ^ 月の満ち欠け/周期”. 国立天文台. 2015年12月23日閲覧。
  20. ^ 学術誌『Science Express』webサイト版 2009年9月24日付 掲載。
  21. ^ “月面、水が存在か 今も太陽側で生成? 3探査機観測”. 朝日新聞. (2009年9月24日). オリジナルの2010年2月13日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20100213030246/http://www.asahi.com/science/update/0924/TKY200909240094.html 2009年10月16日閲覧。 
  22. ^ SELENE(かぐや)搭載カメラによる月面の縦穴発見 宇宙科学研究所、2009年11月5日
  23. ^ a b 月面に天然橋、LROが発見 ナショナルジオグラフィック
  24. ^ Honniball, C. I.; Lucey, P. G.; Li, S.; Shenoy, S.; Orlando, T. M.; Hibbitts, C. A.; Hurley, D. M.; Farrell, W. M. (2020). “Molecular water detected on the sunlit Moon by SOFIA”. Nature Astronomy. doi:10.1038/s41550-020-01222-x. 
  25. ^ NASA’s SOFIA Discovers Water on Sunlit Surface of Moon”. NASA (2020年10月27日). 2020年10月27日閲覧。
  26. ^ a b 月のミステリー 奇妙な発光現象の正体は? NHKコズミック フロント☆NEXT
  27. ^ a b 謎の発光現象-TLP 環境科学技術研究所
  28. ^ 月面の環境(レゴリスを中心に) (PDF) JAXA 宇宙教育センター
  29. ^ a b Richard Lovett (2009年3月2日). “400年来の謎、月面の発光現象解明へ”. ナショナルジオグラフィック ニュース. オリジナルの2023年11月27日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20231127070237/https://natgeo.nikkeibp.co.jp/nng/article/news/14/971/ 2023年11月27日閲覧。 
  30. ^ 小型衛星によるLTPおよび高速衝突発光現象観測の提案ISASニュース』2005.3 No.288
  31. ^ 天文月報2004年7月号 430p 国立天文台 小久保英一郎
  32. ^ a b c 青木、p140
  33. ^ 『天文学入門 星とは何か』、丸善出版、P35 ISBN 978-4-621-08116-7
  34. ^ 『天文学入門 星とは何か』、丸善出版、P44 ISBN 978-4-621-08116-7
  35. ^ 月の誕生について、巨大衝突説(ジャイアントインパクト説)は本当に正しいのでしょうか?その根拠はどのようなものなのでしょうか?”. 月探査情報ステーション. 2016年3月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年9月14日閲覧。
  36. ^ 「月の起源は地球のマグマ?日米グループの新設に注目」日本経済新聞』朝刊2019年7月21日(サイエンス面)2019年8月31日閲覧。
  37. ^ Terrestrial magma ocean origin of the Moon Nature Geoscience, volume 12, pages418–423(2019)
  38. ^ a b c “月の起源、「巨大衝突」ではなかった? 定説覆す論文発表”. AFP通信. (2017年1月10日). https://www.afpbb.com/articles/-/3113531 2017年1月10日閲覧。 
  39. ^ a b c Raluca Rufu, Oded Aharonson & Hagai B. Perets (2017), "A multiple-impact origin for the Moon", Nature Geoscience.
  40. ^ Early Earth may have had two moons nature
  41. ^ “満月の日には犯罪が増える?英警察発表”. AFPBB News. (2007年6月6日). https://www.afpbb.com/articles/-/2235559?pid=1659766 2011年4月16日閲覧。 
  42. ^ サビン・バリング=グールド 『ヨーロッパをさすらう異形の物語:中世の幻想・神話・伝説 上』 柏書房 2007年 ISBN 978-4-7601-3190-7 pp.178-189.
  43. ^ 石川源晃『【実習】占星学入門』 ISBN 4-89203-153-4
  44. ^ 永積安明池上洵一訳注『今昔物語集平凡社ISBN 4582803830
  45. ^ “SPACESHIPS OF FICTION”. Science-Fantasy Review IV (18). (SPRING '50). http://efanzines.com/FR/sfr18.htm. 
  46. ^ 貫名駿一 (1882年6月). 星世界旅行 千万無量. 世界蔵 
  47. ^ 井口元一郎 (1888年). 夢幻現象政海之破裂 
  48. ^ 羽化仙史 (1906年). 月世界探検. 大学館 
  49. ^ 石松夢人 (1915年). 怪飛行艇月世界旅行. 萬巻堂 
  50. ^ S Yasuyuki, T Satoshi, T Jun, H Ki-iti, H Axel (2007年). “未解析だったアポロ熱流量観測データ” (PDF). 日本惑星科学会誌、16 (2). 2007年10月20日閲覧。
  51. ^ OPEN LUNAR FOUNDATION”. 2023年9月25日閲覧。
  52. ^ “月を開発の無法地帯にしてはいけない”. ニューズウィーク日本版(2023年7月4日号). CCCメディアハウス. (2023-6-27). pp. 48-50. 
  53. ^ 月面クレータ、ジョルダノ・ブルーノの形成年代に関する研究成果会津大学先端情報科学研究センター
  54. ^ 『月のかぐや』JAXA宇宙航空研究開発機構・編、新潮社2009年)22ページ



月曜日

( から転送)

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月曜日(げつようび)または月曜(げつよう)は、日曜日火曜日の間にあるの1日。日本では平日の始まり。


  1. ^ Schedule Information Data Line(s) Guide to Using SSIM、IATA、「Day(s) of operation. 1 = Monday 7 = Sunday 0=non operational」
  2. ^ SSIMって何? 国際線発着調整事務局、一般財団法人日本航空協会
  3. ^ 例えば「1_34__7」の表記は、月・水・木・日を示す。
  4. ^ 但し、2005年祝日法が改正されて、2007年からゴールデンウィーク5月4日が祝日・みどりの日になったので、5月4日、ないしは前日の5月3日憲法記念日)が日曜と重なるときは、曜日に関係なく5月6日が振替休日となる
  5. ^ 理容所の項参照。
  6. ^ 業種ごとに決まっている!?定休日のナゾとルーツに迫る! - webR25
  7. ^ 不動産・美容院・病院・飲食……業界ごとに異なる「休業日」 - PARAFT
  8. ^ 本の雑誌編集部 編『図書館読本』(初版)本の雑誌社〈別冊本の雑誌13〉、2000年1月30日、51頁。ISBN 4-938463-85-7 
  9. ^ 本の雑誌編集部 編『図書館読本』(初版)本の雑誌社〈別冊本の雑誌13〉、2000年1月30日、52頁。ISBN 4-938463-85-7 
  10. ^ a b c 博物館美術館なぜ月曜休み?”. 天才工場 (2017年1月2日). 2017年1月9日閲覧。
  11. ^ 大学図書館職員長期研修 講義資料”. 筑波大学. p. 45(PDF頁番号47). 2017年1月9日閲覧。
  12. ^ 愛・地球博記念公園の休業日の変更について”. 愛知県 (2022年4月26日). 2022年4月26日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年5月6日閲覧。
  13. ^ 通勤ラッシュがキツイ!東京の満員電車 混雑率ランキング・混雑時間帯 - マンションくらし研究所。
  14. ^ 近年の主要渋滞発生箇所(福岡都市高速) - 福岡北九州高速道路公社
  15. ^ 渋滞が起きやすい時間帯を避ける! − 首都高ドライバーズサイト
  16. ^ 大阪府域における曜日別・月別交通渋滞発生状況 (PDF) - 大阪府
  17. ^ 熊本市中心部の交通渋滞実態調査 (PDF) - 地方経済総合研究所
  18. ^ 2015年3月までは月曜日に放送されていた。


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