極
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/03 17:42 UTC 版)
極(きょく、きわ、ごく)とは、これ以上ないこと、至高、きわみ、最果てを意味する。あるいは、自然科学の分野で polar の訳として、指向性・方向性をもつもの。あるいは正反対のものの偏りを意味する。なお、それぞれの極をあわせて両極(りょうきょく)ということがある。
- 北極・南極 - 北の果て、南の果て。地軸と地表との交点。あるいは地軸と天球との交点(天の北極、天の南極、北極星、南極星)。
- 磁極 - N極とS極。磁力線が N 極から S 極へ向きを持って発せられている。
- 到達不能極 - 地理的に海岸線から最も遠い点。
- 電極 - 正極と負極。電気力線あるいは電流が流出・流入するところ。
- 極性 - 偏り、偏向性。
- 極座標 - 点の座標を向きと大きさで示したもの。
- 極値 - 極大値と極小値。極大・極小については順序集合も参照のこと。
- 極 - 解析関数の孤立特異点の一種で、その点の周りでの関数のローラン展開の主要部(負べきの項)が有限項となるような点のこと。
- 極集合
- 極と極線
- 双対錐と極錐
- 極線
- 極点群
- 極 (数) - 東洋の命数法における数の単位の一つ。
- 極 (麻雀ゲーム) - 『きわめ』。アテナのコンピューター麻雀ゲームソフトシリーズ。
関連項目
「両極」の例文・使い方・用例・文例
- 悲しみと喜びの両極端を経験する
- 両極圏
- むろん、この両極端の間に多くのバリエーションがある。
- 両極端は一致する。
- 気候[寒暑]の両極端.
- 《諺》 両極端は一致する.
- 彼の気分は幸福感とふさぎ込みの両極端を往復する 《うきうきするかと思うとまたふさぎ込む》.
- (南北)両極圏.
- 両極端の間をとる.
- 両極端は一致する.
- 地球の赤道面の直径は両極間の直径より 40 キロ余り長い.
- 連立内閣には政治的傾向の両極にある政党まで含まれている.
- 政治的には二人は両極端だ.
- 両極
- 陰陽両極
- 電気の両極
- 両極性
- 両極端の間の中を取る
- 両極端の中を取る
両極と同じ種類の言葉
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