図る

実用日本語表現辞典

図る

読み方：はかる

図るとは、ある目的を達成するために計画や策略を練る行為を指す言葉である。具体的な目標を設定し、それを達成するための手段や方法を考え、行動に移すことを含む。図るは、ビジネスやプロジェクト管理、政策立案など、多様な分野で用いられる。 図る行為は、目的達成のための戦略的な思考が必要であり、その過程で問題解決能力や創造力が求められる。また、図るという言葉は、単に目標を達成するだけでなく、その過程で得られる知識や経験、スキルの向上といった副次的な効果をも含意することがある。

（2023年8月2日更新）

デジタル大辞泉

はか・る【計る／量る／測る／図る／謀る／諮る】

読み方：はかる

［動ラ五（四）］《「はか」に活用語尾の付いたもの》

１ （計る・測る・量る）

㋐ある基準をもとにして物の度合いを調べる。特に、はかり・ゲージなどの計測機器で測定する。「体温を—・る」「距離を—・る」

㋑推しはかって見当をつける。おもんぱかる。忖度(そんたく)する。「己をもって人を—・る」「真意を—・りかねる」

２ （図る・謀る）

㋐物事を考え合わせて判断する。見はからう。「時期を—・る」「敵情を—・る」

㋑企てる。もくろむ。「自殺を—・る」

３ （謀る）

㋐はかりごとをする。たくらむ。「悪事を—・る」

㋑あざむく。たばかる。「さては—・られたか」

４ （図る）

㋐くふうして努力する。「再起を—・る」「利益を—・る」

㋑うまく処理する。とりはからう。「便宜を—・る」

５ （諮る）相談する。「会議に—・って決める」

[補説] 1㋐について、「計る」は時間・数、「測る」は長さ・高さ・深さ・広さ・程度、「量る」は重さ・容積を調べる際に使うことが多い。

[可能] はかれる

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

図る

出典:『Wiktionary』 (2021/08/15 05:05 UTC 版)

和語の漢字表記

図 る

1. はかる　参照

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「図る」の例文・使い方・用例・文例

• われわれは相互の連携を図る
• われわれはウイルス肝炎対策の実施を図る
• われわれは積極的に事業の展開を図る
• 住民サービスの向上を図ることができます
• 仕事の話をして、いろいろな問題を解決することができます。奇妙に思えるでしょうが、お互いの意思疎通を図るよい機会なんです。
• 周辺国はその国が再武装を図るのではないかと恐れている。
• 効率化を図る為に20-80のルールを利用した。
• JIS規格とは、品質の改善、生産能力の向上などを図る目的で制定された国家規格です。
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• 社長は福利厚生の充実を図るよう努めるべきである。
• 我が社は浸透価格政策によって市場シェアの奪還を図ることとした。
• 技術力の維持・向上を図る。
• 今回のビジネスでは、大手企業にはできない少額サービスを行い差別化を図る。
• 大手企業にはできない少額サービスを行い、差別化を図る。
• 大手企業にはできない少額サービスを提供し、差別化を図る。
• 地域貢献を図る。
• この大会の目的は英語教育の一環として高校生の英語発表能力の向上を図ることである。
• 私は二つの資料の整合を図る。