ヘリオポーズとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > ヘリオポーズの意味・解説 

ヘリオポーズ【Heliopause】

読み方:へりおぽーず

太陽から噴き出す太陽風とそれに伴う磁場が、銀河系星間物質とその磁場ぶつかって形成する境界面。その境界内側空間、すなわち太陽風影響及ぼされる範囲太陽圏という。


ヘリオポーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/05 13:57 UTC 版)

ヘリオポーズ(Heliopause)とは、太陽から放出された太陽風星間物質銀河系磁場と衝突して完全に混ざり合う境界面のこと。太陽風の届く範囲を太陽圏(たいようけん、または太陽系圏(たいようけいけん)、ヘリオスフィア(Heliosphere)など)と呼ぶが、その外側の宇宙空間である局所恒星間雲との境目を表す用語である。




「ヘリオポーズ」の続きの解説一覧

ヘリオポーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 04:02 UTC 版)

ボイジャー1号」の記事における「ヘリオポーズ」の解説

2012年8月25日にヘリオポーズに到達したボイジャー1号星間空間目指し飛行する間、探査機観測装置太陽系調査続けていた。ジェット推進研究所研究者ボイジャー1号2号搭載されているプラズマ波実験装置用いてヘリオポーズの検出試みていた。 2012年3月太陽からの大量質量放出2013年4月ボイジャー1号到達しボイジャー1号周辺プラズマ密度が、太陽圏果て40倍高いことが分かりボイジャー1号太陽圏外に出て星間空間にすでに到達していたことが判明した過去データ調べ2012年8月25日にヘリオポーズに到達していたことが分かった

※この「ヘリオポーズ」の解説は、「ボイジャー1号」の解説の一部です。
「ヘリオポーズ」を含む「ボイジャー1号」の記事については、「ボイジャー1号」の概要を参照ください。


ヘリオポーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/21 07:17 UTC 版)

太陽圏」の記事における「ヘリオポーズ」の解説

詳細は「ヘリオポーズ」を参照 ヘリオポーズは、太陽からの太陽風進行星間物質によって止められる理論上境界であり、ここでは太陽風周囲恒星からの恒星風押し戻すのに十分な力を持たないボイジャー1号は、2014年までにヘリオポーズを通過する期待されている。ヘリオポーズに到達すると、荷電粒子温度急激に下がり、磁場方向変化し宇宙線増加する考えられている。2012年5月ボイジャー1号宇宙線急増2009年1月から2012年1月までに25%増加しその後1ヶ月ごとに9%の増加)を検出し、ヘリオポーズに近づいていることが示唆され2012年8月25日ボイジャー1号人工物として初めて、ヘリオポーズに到達し太陽圏外に出た2013年9月12日NASA発表した

※この「ヘリオポーズ」の解説は、「太陽圏」の解説の一部です。
「ヘリオポーズ」を含む「太陽圏」の記事については、「太陽圏」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「ヘリオポーズ」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

「ヘリオポーズ」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ヘリオポーズ」の関連用語

ヘリオポーズのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ヘリオポーズのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのヘリオポーズ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのボイジャー1号 (改訂履歴)、太陽圏 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS