ヘリオプシス (姫向日葵)



●北アメリカが原産です。わが国へは明治時代の中頃に渡来しました。別名で「ヒメヒマワリ」あるいは「キクイモモドキ」とも呼ばれます。非常に丈夫な植物で病虫害もなく、日当たりのよいところを好みます。ヘリオプシスとはギリシャ語で太陽の花という意味。7月から10月ごろ、散房花序に黄色または橙黄色の花をいっぱい咲かせます。
●キク科ヘリオプシス属の多年草で、学名は Heliopsis scabra。英名は Orange sunflower, Rough heliopsis。
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ヒマワリモドキ属
(ヘリオプシス から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2010/12/18 23:38 UTC 版)
ヒマワリモドキ属 | ||||||||||||||||||||||||
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Heliopsis helianthoides
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分類 | ||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||
Heliopsis Pers. | ||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||
ヒマワリモドキ属 | ||||||||||||||||||||||||
種 | ||||||||||||||||||||||||
本文参照 |
ヒマワリモドキ属(ヒマワリモドキぞく、学名:Heliopsis)は、キク科の属の1つである。学名からヘリオプシス属、ヘリオプシスとも呼ばれる。
学名は「太陽のような」の意味だが、本物の太陽ではなく、太陽の花つまりヒマワリ Helianthus によく似たという意味である。花壇用草花として栽培されるのは、ヒマワリモドキ H. helianthoides と、キクイモモドキ H. scabraで、日本でよく見かけるのは後者である。短命な多年草で、草丈1m内外。葉には柄があり、対生するが、上部では互生する。花は7月から9月頃に開花し、直径7cmくらいでヒマワリの花によく似ている。アメリカ合衆国南部に7種ほどの自生種がある。
ヒマワリモドキ属の主な種
- ヒマワリモドキ H. helianthoides
- 草丈は本来2m近くになるが、栽培されているものには1m位のものが多い。葉はやや細長く平滑で、濃い緑色をしている。花は8月から10月に開花。種小名は「ヒマワリに似た」の意味。
- キクイモモドキ H. scabra
- 草丈は1mくらい。前種と一番違うところは、「ざらざらした」という種名の通り、葉がざらざらしていることである。花は7月から9月まで咲き、現在タネで売られているものは、八重咲きが多い。「宿根姫ひまわり」と呼ばれることもあるが、ヒマワリ属にもヒメヒマワリが存在する。
栽培
種子は米粒大で黒く、比較的よく発芽する。4月下旬頃に花壇に直まきするか、箱などに播いて2mmくらい覆土しておくと、およそ一週間で発芽する。花壇への定植は40cmくらいの間隔にする。水はけと日当たりの良いところであれば、よく生育する。寒さには比較的強い。主に花壇植えに利用されているが、切り花にもなる。
「ヘリオプシス」の例文・使い方・用例・文例
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