わくせい‐エックス【惑星X】
読み方:わくせいえっくす
⇒第九惑星
惑星X
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/05 05:33 UTC 版)
惑星X(わくせいエックス、Planet X)とは、海王星よりも遠い軌道を公転していると仮定される惑星サイズの天体 (Planets beyond Neptune) である。X はローマ数字の10を表すのではなく、「未確認」を意味するアルファベットのエックスである。
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- ^ “太陽系外縁部に未知の惑星の存在を予測”. AstroArts (2008年2月28日). 2008年2月28日閲覧。
- ^ 太陽系「惑星X」発見するぞ…長野・ハワイの天文台、観測スタート、読売新聞、2009年10月5日
- ^ 「惑星X」を探せ 海王星軌道の彼方、神戸大が本格探査、産経新聞(ITmedia)、2010年7月5日
- ^ a b c d “Caltech Researchers Find Evidence of a Real Ninth Planet”. カリフォルニア工科大学 (2016年1月20日). 2016年1月22日閲覧。
- ^ a b “シミュレーションで推測、太陽系第9惑星存在の可能性”. AstroArts (2016年1月21日). 2016年1月21日閲覧。
- ^ “太陽系外縁部に歪み、未知の惑星による影響の可能性”. 2018年3月26日閲覧。
- ^ NASA's WISE Survey Finds Thousands of New Stars, But No 'Planet X'
- ^ “A SEARCH FOR A DISTANT COMPANION TO THE SUN WITH THE WIDE-FIELD INFRARED SURVEY EXPLORER”. The Astrophysical Journal. 2014年3月28日閲覧。
惑星X
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/09 06:49 UTC 版)
詳細は「惑星X」を参照 惑星X仮説は、海王星や冥王星の外側にもさらに惑星が存在するという説。第9番惑星(超海王星)として、あるいは冥王星の発見から惑星除外までは第10番惑星(超冥王星)として探索が行われてきた。 もともと海王星は、天王星の外側に惑星がないと天王星の軌道のずれが説明できないため、存在の仮説が立てられて発見に至ったが、天王星と海王星にもさらにそれだけでは説明できない軌道のずれがあったため、パーシヴァル・ローウェルらによってさらに外側に大型の惑星が存在するのではという仮説が立てられた(海王星の軌道がティティウス・ボーデの法則の7の位置(第9番惑星の位置)に当たらなかったためでもある)。 1930年に冥王星が発見されると、惑星Xの探索は決着がついたと思われた。しかし、その後の観測が進むにつれ、冥王星の質量は海王星軌道に影響を及ぼすにはまったく足りないことが明らかになり、探索は振り出しに戻った。 現在では仮説の前提であった天王星や海王星の質量が推定より小さかった事が判明し、このような意味における惑星の存在は否定された。一方、エッジワース・カイパーベルトの外側に極端な楕円軌道を持つ外縁天体(散乱円盤天体)が存在する理由を説明するために改めて惑星X仮説が取り上げられるようになり、2008年には神戸大学のグループがその軌道の理論的予測を発表した。
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