粒状斑とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 言葉 > 様子 > 斑点 > 粒状斑の意味・解説 

りゅうじょう‐はん〔リフジヤウ‐〕【粒状斑】

読み方:りゅうじょうはん

太陽の光球面撮影したとき、一面見られる白い粒状斑点模様対流によって上昇したガス塊の頭部考えられ平均寿命数分


粒状斑

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/06 02:26 UTC 版)

粒状斑と北アメリカ大陸の大きさの比較

粒状斑(りゅうじょうはん、granule)とは、太陽光球面に見られる対流模様。穀物の粒 (grain) を敷き詰めたように見えることが名前の由来である。

鍋の中の味噌汁のように、液体を加熱するとベナール・セルと呼ばれる丸い模様がたくさんできるが、太陽の光球を構成しているガスも下層から運ばれる熱によって対流しているため、太陽面全体にこのベナール・セルが現れている。

粒状斑の直径はおよそ1000kmと小さいため、大きな望遠鏡を使わないと観測できない。一つの粒状斑の寿命は8分程度である。

ギャラリー

外部リンク

  • 平山淳、浜名茂男、徳家厚ほか、『30cm 望遠鏡による太陽粒状斑の観測』 宇宙科学研究所報告. 特集 4, 93-105, 1982-08, NAID 110000222611
  • 末元善三郎、『太陽大気の微細構造』 天文月報 1972年7月 (PDF)



粒状斑と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「粒状斑」の関連用語

粒状斑のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



粒状斑のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの粒状斑 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS