日進月歩
日進月歩
「日進月歩」とは、時間とともに物事が進歩していくことを意味する表現である。
「日進月歩」とは・「日進月歩」の意味
「日進月歩」とは、絶え間なく日に日に物事が進歩していくことを意味する表現である。語源は、「君子敬其在己者、而不慕其在天者、是以日進也」という荀子の天論の中の書き下し文である。「日と月」は「月日を重ねる」、「進と歩」は「進歩」という意味だ。よって、日々途切れることなく技術や世の中が進歩している様子を表す際に用いられる。「日進月歩」の使い方を小学生でも理解しやすいように簡単な短文で挙げると、「科学技術は日進月歩で発展している」となる。その他にも、大きな目標を達成するためには努力を続けることが重要という意味で、「日進月歩」は座右の銘や会社のスローガンとして掲げられることも少なくない。ただ「コツコツと努力をする」という意味で「日進月歩」を用いることは間違いだ。会社の面接の際に座右の銘を訊かれて、「日々努力していく」というニュアンスで「日進月歩」と答える人はたくさんいる。しかし、日進月歩は「急速に成長を遂げる」という意味なので、座右の銘に「日進月歩」を挙げると面接官にかなりの自信家だと思われてしまう恐れがある。よって、「日進月歩」を使用する場合、意味を間違えないように気を付けなければいけない。
「日進月歩」の語源・由来
「日進月歩」の語源は、中国の荀子による「天論」だ。日進月歩を二つに分けると「日進」と「月歩」となる。「日進」は「天論」に記載があり、「日々、前に進んでいく」という意味がある。しかし、「月歩」には特に典拠がない。すなわち、「日進月歩」は「日進」という言葉をベースにして、語呂が良くなるように「日月」と「進歩」を組み合わせて作られた造語だと考えられている。「日進月歩」の使い方・例文
「日進月歩」は、科学や医療、通信などの技術開発が急速に発展する様子を表す際に用いられる。「日進月歩で進む」というように使う人が多いが、これは間違った言い方だ。そもそも「日進月歩」の中に「進む」という意味がすでに含まれているので、同じことを2回も繰り返していることになる。「日進月歩」を使う際は「進む」ではなく、「成長」や「発展」などの言葉と組み合わせると良い。・現代において医療技術は日進月歩で成長しているので、昔は助けることができなかった病気でも今は治療で良くなることが当たり前になっている。
・現在、通信分野は日進月歩で発展しつつあるので、世の中の需要に合わせて新しい製品が次々とお店で発売されている。
・電気機器の分野は日進月歩で発展しているので、製品の入れ替わりが非常に激しく、たった数年前のモデルでも今では古いモデルとして扱われる。
・科学技術の進歩は日進月歩なので、一昔前は実現が絶対に不可能だと思われていたことが今では簡単に実現できるようになっていて本当に驚きだ。
・日本の自動車分野における技術は日進月歩で変化しているので、最新の機能が搭載された新しい製品がどんどん発売されている。
・数十年前に会社を創立してから日進月歩で医療機器の技術が発展していったので、需要が高まって会社は著しく成長した。
・21世紀になってロボット産業は日進月歩で発展しているので、現在では人間と同じようにスムーズに動いたり、お喋りしたりするロボットが数多く販売されている。
・高校生の息子は大学受験に向けて力を入れて勉強に取り組んでいるようで、日進月歩で実力が上がっているようだ。
・科学の世界において日進月歩で技術が発展しているので、新しく発見したものでも数年ほどで時代遅れになってしまうことが多い。
・デジタル技術が日進月歩で成長している現在、もう一度アナログ技術の魅力を世の中に訴えていきたいと思う。
日進月歩
「日進月歩」の例文・用例
日進月歩
日進月歩とは、日進月歩の意味
日進月歩とは、時間とともに物事が前進・進歩・発展してゆく、という意味で用いられる表現。日々常々途切れることなく技術や世の中そのものが変化していくさま。「もはや追いつくことすら難しいほど急速に変化してゆく」というような感嘆のニュアンスを込めて用いられることもある。基本的には、変化を肯定的に受け入れる意味で用いられる。日進月歩の語の由来・語源
日進月歩は「日進」と「月歩」の2語に分けられる。あるいは「日月」と「進歩」に分けることもできる。 (「日月+進歩=日進月歩」は「壮言大語」や「千変万化」などと同様の構成といえる)「日進」の語は、中国の荀子による「天論」が典拠になっている。日進だけで「日々、前に進んでいく」という意味がある。そして「月歩」には特に典拠がない。おそらくは「日進」に呼応する形で付け足された語であろうと推察される。
日進月歩の語の使い方(用法)、例文
日進月歩は「 人類や社会の目覚ましい発展」について述べる表現としてよく用いられる。とりわけ、「宇宙開発」や「先端医療」のような科学技術の分野や、IT・IoTをはじめとするテクノロジーについては「日進月歩」の語が用いられる機会が多い。日進月歩の類語と使い分け方方
日進月歩の類義語としては「日就月将」が挙げられる。「日就月将」は「詩経」を出典とする語であり、中国語では一般的な語彙であるが、日本語としては一般的とは言い難い。なお中国語においては「日進月歩」が一般的でない。日進月歩の英語
日進月歩を英語で表現するなら「急成長」という意味で rapid growth と表現する手がある。単に「前進する」という意味で progress と表現する手もある。日進月歩
日進月歩とは、日進月歩の意味
日進月歩とは、絶えることなく日々進歩しているという意味の四字熟語。日進月歩の語源は、日進は読んで字の如し日々進んでいくという意味があり、荀子の天論がその由来とされている。月歩の由来は定かではないが進歩を強調するために月ごとに歩むという意味で月歩になったという説が存在している。日進月歩を英語で表現すると Rapid progress となる。日進月歩の類義語、対義語
日進月歩の類義語としては、日ごと月ごとに進歩するという日進月歩とほぼ同じ意味を持つ「日進月異」や、より急速な進歩を表している「秒進分歩」などが挙げられる。日進月歩の対義語としては、昔のままで少しも進歩や発展がないという意味がある「旧態依然」や、言動などが時代に取り残されてしまっているという意味の「時代錯誤」などが挙げられる。日進月歩の例文や使い方
日進月歩の例文には「医療技術は日進月歩で進化している」「ITの世界は日進月歩で1年で大きく変わることもある」などが挙げられる。日進月歩の使い方としては、進歩のスピードが速いもの、特に技術系の発展で使われることが多い。日進月歩は時代に応じて進化することを指すので、時代によって退化してしまった場合などには使われない。日進月歩
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/03/21 02:27 UTC 版)
日進月歩(にっしんげっぽ)は荀子からとされる言葉。
概要
日々に歩みを止めずに進み続けるということを意味する。間断なく進展し続けるということである[1]。日ごと月ごとに絶えることがなく進歩し続けるということである[2]。
由来
この言葉は荀子によって著された『天論』を由来とされる。そこでは君子というのは己にあるものを敬い、天にある物を慕わず、このことを以て日ごとに進むというようなことが述べられていた。これは道徳的に優れた人格者というのは、自らの努力を敬い天から与えられるということを期待していないために、日々に進歩をすることができるとのことであった。このことを由来として日進月歩という言葉となったとされる[3]。
その他の用法
- 日進月歩 (曲) … Jeeptaの2枚目のシングル。
- 日進月歩 (テレビ番組) … 2011年10月から2013年9月まで、日本テレビで未明帯に放送されていたミニ番組。
- ^ “日進月歩 | スピーチに役立つ四字熟語辞典 | 情報・知識&オピニオン imidas - イミダス”. 情報・知識&オピニオン imidas. 2026年3月21日閲覧。
- ^ 日本国語大辞典,四字熟語を知る辞典, デジタル大辞泉,精選版. “日進月歩(ニッシンゲッポ)とは? 意味や使い方”. コトバンク. 2026年3月21日閲覧。
- ^ “「日進月歩」=「少しずつ進歩する」は間違い! 正しい意味や読み方、語源、例文、関連語をご紹介 | HugKum(はぐくむ)” (2023年5月20日). 2026年3月21日閲覧。
日進月歩
「日進月歩」の例文・使い方・用例・文例
日進月歩と同じ種類の言葉
固有名詞の分類
- 日進月歩のページへのリンク
