チームQ4
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 09:18 UTC 版)
「カードファイト!! ヴァンガードの登場人物」の記事における「チームQ4」の解説
カードキャピタル代表チーム「Q4」(キューフォー、クァドリ・フォリオ)のメンバーで、第1期から第4期までの中心人物たちである。春のチャンピオンシップでは全国大会出場を果たすも予選リーグ敗退。だが秋には全国大会本選へ駒を進め、決勝ではFFAL4を打ち破って優勝を果たした。大会後、個人のレベルアップのためにチームは一旦解散していたが、第2期でヴァンガードファイトサーキット(以下、VFサーキット)の招待状がカードキャピタルに送られてきたことをきっかけに再結成する。各地の戦いで苦戦を強いられながらも少しずつチーム力を上げていき、最終戦となった日本ステージで念願のサーキット優勝を果たした。第4期『レギオンメイト編』においては、アイチの存在の消滅に従って「チームQ4」自体が存在しないこととなっている。『G』では再度解散状態だったが、『G』第2期のGクエストアルティメットステージにおいてトライスリーの相手としてアイチ以外の3人が立ち塞がる。『G』5期ではギーゼの使徒たちから器候補でないながらも注目され、特にPSYクオリアを持つアイチは伊吹と並び警戒されている。ギーゼのディフライド後は伊吹が最後のゼロスドラゴンがギーゼの手に渡るのを阻止すべく、「最強の布陣」として再集結する。しかし、カオスブレイカーとダークフェイスによってゼロスドラゴンは奪われ、以後はギーゼの放った虚無の化身と交戦する。漫画版をベースとした2018年のアニメ版ではカードショップ「ヴォヤージュ」の「チームNwO」とのショップ対抗戦を行なうべく結成したことになっている。漫画原作者の伊藤彰によると、漫画にはQ4の組み合わせはないが、視聴者的に愛着があるだろうと思いNwOをライバルとしてQ4を誕生させるストーリーにしたという。 先導アイチ(せんどうアイチ) 声 - 代永翼、玉城仁菜(幼少期〈2018年版〉) 誕生日6月6日(双子座)、血液型はB型。14歳→15歳。 アニメ版および漫画版の主人公(アニメ第4期およびGシリーズは除く)。一人称は「僕」。後江(ひつえ)中学校に通う中学3年生(第3期からは宮地学園高等部1年)。かつて小学校の頃に宮地学園初等部に在籍していたものの、悪化するいじめを見かねた母の提案により別の小学校へ転校した過去を持つ。やや引っ込み思案だがとても心優しい性格。 容姿も中性的かつ童顔寄りで漫画版でスイコから「可愛い」と称されるほどに良いのだが、その性格と雰囲気であまりパッとしない印象を与えている。また、実年齢以上に幼く見られることもたまにあった。 4年前に櫂から貰ったレアカード「ブラスター・ブレード」を心の支えにしている。櫂と再会するまでカードファイトの経験は一度も無かったが、彼と戦い認めてもらうことを夢見て予めデッキを構築していた。櫂のことを尊敬し、ヴァンガード人生の目標にしている。 純粋な心と強い意志を持ち、同じPSYクオリアの能力者であるレン、レオン、クリスをその闇から救って導くだけでなく櫂やミサキ、コーリンを始め多くの人々に影響を与え、仲間達の先導者となっていく。 最初は弱気になることも多く、全国大会でもその傾向が強かったが、PSYクオリアを巡る因縁や多くの強敵達とのファイトを通じて成長していき、第2期『アジアサーキット編』ではSITへの進学を迷う光定が背中を押して欲しいという思いから会いに来る程の存在となり、同時に『Q4』やカードファイト部のリーダーとしても成長する。 しかし自分を省みない危うさを持ち併せており、第3期『リンクジョーカー編』ではタクトやレオンの警告を無視して自らの命の危険を顧みずに戦い、第4期『レギオンメイト編』では世界のために自分自身の全てを捨てて封印されるという第3期の「自らが最強となるために全てを捨てた」櫂とは正反対の行動をとった、その考え方の危うさは周囲から何度か指摘されている。 一方で恋愛面には疎くチームメイトのミサキやコーリンから明らかな好意を寄せられているにもかかわらず、それには気づいていない模様。 『G』ではアジアサーキットやVF甲子園以来表舞台に出ていないながらもヴァンガード関係者の間ではQ4のリーダーとしてその名を知られている。PSYクオリアに目覚めたことで次元時空を超えた先にある惑星クレイの存在を現実のものと感じ取れるようになり、そこから宇宙論や天体物理学の研究に興味を持ち、アメリカ合衆国の大学に進学する。プロファイターの道には進まなかったがヴァンガード界隈ではガイヤール、レオン、光定、櫂、カムイなどの世界トップクラスのファイターから「リスペクトするファイター」としてたびたび名前を挙げられ、正体不明のファイターとして噂になっている。父親がアメリカに長期出張しているため、生活には不自由していない。 【第1期】 ショップ大会では大会初参加ということもあり緊張していたが順調に勝ち進み、ベスト4に入賞。櫂達と共にチャンピオンシップの代表に選出され、チームQ4の一員となる。 地区大会では本人は補欠のつもりだったが、ミサキが欠場したため急遽出場。テストプレイなしのデッキで試合に挑んだため勝利できるか不安視されるが、新しいカードを上手く生かして勝ち進む。決勝戦では以前敗北を喫したゴウキと再戦し、激戦の末に「ソウルセイバー・ドラゴン」で勝利を掴む。この頃から事あるごとに「カードの声」が聞こえると感じるようになる。 全国大会でも、カムイの離反によりレギュラー出場する。ジュラシックアーミーのグンジ、FFAL4のテツの両者に敗北を喫し、レンから「チーム(櫂)に相応しくない」と追及されて茫然自失となるが、櫂の言葉を受けて立ち直った。チーム・カエサルとの合同合宿で再び「カードの声」を聞いて無意識にデッキを組み直しており、その姿を見たユリから成長の速さと才能の片鱗を示唆された。秋のショップ大会ではチームで順調に勝ち上がり、再びカードキャピタル代表となる。 秋の地区大会決勝でキョウと対戦した際に人格が変化し、レンと同調していることを示唆させる。PSYクオリアの力を「イメージすること」と取り違えて自分が強くなったと思い込み、今までよりも強気な発言が目立つようになる。地区大会終了直後、櫂との諍いで茫然自失として導かれるようにPSYを訪れ、レンから譲り受けたシャドウパラディンのデッキでコーリンを打ち破り、PSYクオリアの闇に完全に取り込まれてしまう。今まで使っていたデッキは廃棄したが、コーリンが回収して櫂に引き渡される。 それ以降、PSYクオリアの影響で人格が変貌。カムイやミサキさえも見下し、傲慢かつ尊大な態度を取るようになる。予選リーグ終了後、コーリンに連れられて「本当の強さ」を教えるべく待ち構えていた櫂と対決。櫂と「ブラスター・ブレード」の呼びかけでヴァンガードを始めた頃の自分を思い出し、PSYクオリアの闇を振り払う。 全国大会本選にてレンと再会した際、PSYクオリアとの決別とシャドウパラディンデッキの返還を告げる。準決勝ではPSYクオリアを用いずに光定を倒し、打倒AL4の念願を託された。決勝ではレンと対峙したことにより再び人格が変化しかけるが、櫂の言葉で踏みとどまる。ファイトの中で「光と闇、どちらも本当の自分」と悟り、光と闇の力を受け入れた証とも言えるカード「マジェスティ・ロードブラスター」で勝利を収めた。デッキ 「ロイヤルパラディン」のカードで構成されたものを使用している。当初はグレード3のカードを1枚も持っていなかったが、ミサキとのファイトを経て持つようになった。PSYクオリアの闇に飲まれていた頃は、レンから供与された「シャドウパラディン」のデッキを使用していた。シャドウパラディンデッキのことは「一時とはいえ共に戦ってくれた大切な仲間」と語っており、全国大会決勝でのレンとのファイトの際には「ブラスター・ダーク」をデッキに投入している。 主な使用カードは「ブラスター・ブレード」「騎士王 アルフレッド」「沈黙の騎士 ギャラティン」「ソウルセイバー・ドラゴン」「ブラスター・ダーク」「マジェスティ・ロードブラスター」など。 【第2期】 店内にいたタクトとファイト中に不思議な感覚を感じた後、気がついた時には自分のデッキが「ゴールドパラディン」のカードで構成されたデッキにすり替わってしまう。さらに周囲は何事もなかったようにアイチをゴールドパラディン使いだと認識していたために困惑するが、チームQ4宛にVFサーキットの招待状が届いたこと、タクトがVFサーキットの主催者ということを知り、タクトに会って事の真相を知るためにVFサーキットへの参加を決意。ミサキ・カムイと再びチームを結成する。 シンガポールステージでのクリスとの対戦の最中、タクトの介入により再びPSYクオリアの片鱗に触れる。PSYクオリアに関する記憶を失っていたが、本能的に危険を察知してクリスに対してその危険性を説くも、能力を完全に使いこなした彼に敗北。ソウルステージでのレンとの戦いでも、同様の展開で敗北する。南の島の特訓で、自分がVFサーキットで優勝することしか考えていなかったことに気付き、改めて「ゴールドパラディン」と向き合い共に強くなることを決心した。そして、チームのリーダーとしても大きく成長することになる。 日本ステージではチームアンノウンのキングZ(ジュン)を始めとする実力者を倒していき、念願だったVFサーキットのステージ優勝とタクトとの面会を果たす。そこでタクトの正体とVFサーキット開催の真実を知り、謎の勢力と取引をしたレオンを止めるため、タクトからPSYクオリアなどに関するすべての記憶を取り戻した。 レオンの元へ向かう途中、PSYクオリアの闇に飲まれたクリスにかつての自分を投影し、彼を倒してPSYクオリアの闇から救い出す。その後、櫂を破ったレオンを死闘の末に撃破し、先導者として惑星クレイおよび封印されていた3つのクランを救出した。それにより再び「ロイヤルパラディン」を率いることもできたが、最終的に「ゴールドパラディン」と共に歩むことを選び、ロイヤルパラディンたちに別れを告げた。全てが終わった後、チームQ4は改めて開催されたVFサーキット決勝戦にて優勝を果たし、アジアチャンピオンの座に付く。デッキ 前述の経緯から、「ゴールドパラディン」のカードで構成されたデッキを使用。 主な使用カードは「大いなる銀狼 ガルモール」「戦場の嵐 サグラモール」「灼熱の獅子 ブロンドエイゼル」「月影の白兎 ペリノア」「光輝の獅子 プラチナエイゼル」など。 【第3期】 VFサーキットから数ヶ月後、宮地学園高等部に進学し1年A組に在籍する。第2期までと比べて身長が大きく伸び、髪が短くなっている。カードファイトとは無縁の進学校であるため周囲に馴染めず暗い表情で日々を過ごすが、井崎や三和が後江高校でヴァンガード部を創設したことを聞き、自らも宮地学園高等部にカードファイト部を創設することを決意。コーリン、ナオキと共に本格的に活動を開始する。 有名人であるコーリンと親しいため同級生から妬みの目を向けられているが、同級生に頼まれてヴァンガードの指南を行うなど、彼らとの交流関係も生まれている。 後江高校との対抗試合にて、櫂の構築したデッキを使用した森川に勝利し、正式にカードファイト部を設立。他のメンバーからの勧めやQ4時代の実績に伴い、カードファイト部部長となった。 林間学校を終えた後、リンクジョーカーの存在を知ると共にコーリンやカムイがリンクジョーカーの手に落ちていたことに愕然となる。後に三和から真実を聞かされ、櫂のЯ化が自分の責任だと感じ彼とファイトすることを一度は躊躇うが、ナオキとシンゴの宮地での奮闘に応え、戦うことを決意する。宮地での一件が終えた矢先、カードファイト部の仲間と共にタクトのもとへ向かい、その途中Я化したカムイを救出する。立凪ビル到着後、櫂との対決に敗れЯしそうになるが、駆け付けたレオンと意識体となった本物のタクトの力を借り、再び発動したPSYクオリアと強い意志によってЯの力から一時的に免れる。その代償として心身共にダメージを負い、さらにファイトを行うことでЯ化の進行と命の危険を抱えることになるが、それを顧みずリンクジョーカーに立ち向かう。さらに途中でЯ化したコーリンをタクトから渡された新たな切り札、「解放者 モナークサンクチュアリ・アルフレッド」で解放する。 その後、リンクジョーカーの化身となったタクトにファイトを挑み、コーリンの記憶の消滅を突きつけられ、苦戦を強いられながらも世界中のカードファイターたちの奮闘に応えるかのように優勢を取り戻し、勝利。その後の最終決戦でも、頑なに心を閉ざす櫂に対して自らの思いを吐露し、彼の心をリンクジョーカーの呪縛から解放する。最後は2人を引き合わせたかけがえのないカードであり、自らの分身でもある「ブラスター・ブレード・解放者」で勝利を収めた。デッキ 第2期から引き続き、「ゴールドパラディン」のカードで構成されたデッキを使用。「解放者(リベレイター)」と名のつくユニットをメインとしている。かつてアイチが使用していたロイヤルパラディンのユニットと同じ顔触れが多い。 主な使用カードは「ブラスター・ブレード・解放者」「孤高の解放者 ガンスロッド」「円卓の解放者 アルフレッド」「狼牙の解放者 ガルモール」「絆の解放者 ガンスロッド・ゼニス」「解放者 モナークサンクチュアリ・アルフレッド」。 【第4期】 リンクジョーカーを退けた数日後、Q4やカードファイト部、肉親など櫂を除く全ての人々から存在が消えてしまう。彼の存在の消滅によってQ4とカードキャピタルを始めとする仲間たちとの関係もほとんどが失われ、Q4とカードファイト部も消滅した。4期開始時点では聖域と呼ばれる謎の空間におり「静かな眠り」についている。 その詳細は不明だったが、櫂と対峙したコーリンの口から、自身の存在と記憶の消滅、カトルナイツの襲撃に至る全てがアイチ自身の意志である事が明かされた。聖域での戦いの中、ガイヤールとセラによる封印が解かれ、ガイヤールが破れた直後に本性を現したセラによって残りの封印も強制的に解かれてしまい、リンクジョーカーの力を纏って目覚める。 ガイヤールによってセラが倒された後に再び目覚め、ナオキに敗れてリンクジョーカーのデッキの力が暴走するコーリンを受け止めた。そして、彼女がこれまで引き受けた力を全て自らに戻し、櫂とガイヤールのファイトを見届けた後、櫂とファイトを行う。その中でメイトの絆を肯定しながらもそれではどうにもできない物があるという自身の現状を櫂に突きつける。しかし、櫂達の強い意志によって敗北し、体内のシードも分割された。コーリンとの再びの別れを経て、カードファイト部での交流戦や卒業式の送辞など忙しい日々を送っている。卒業式では在校生代表として送辞を送るものの、通算して十数回のミスをしてしまった。 聖域での戦いの中、告げられたアイチ封印の原因は「リンクジョーカー打倒の際にリンクジョーカーがアイチの体内に遺した種が徐々に身体を蝕んでいるため」であった。アイチはリンクジョーカーの復活を防ぐためにレンとレオンを始めとする世界各地のファイター達に声をかけ、聖域に自らを封印し、それを守ってくれるよう要請した。結果ガイヤール、ネーヴ、ラティ、セラがその要請に応えカトルナイツを結成した。そして、シードは「ブラスター・ブレード」によって分割され、アイチを封印する必要はなくなった。デッキ 前述の展開および「ロイヤルパラディン」、「ゴールドパラディン」がそれぞれ櫂とガイヤールの手元にあったためにコーリンと同じ「星輝兵(スターベイダー)」で構築された「リンクジョーカー」を使用する。主な使用カードは「星輝兵 イマジナリープレーン・ドラゴン」、「閃銃の星輝兵 オスミウム」。コーリンが回収した「ブラスター・ブレード・探索者」が「リンクジョーカー」化した「星輝兵 ブラスター・ジョーカー」とそのレギオンメイトと化した「伴星の星輝兵 フォトン」、コーリンの「星輝兵 ガーネットスター・ドラゴン」も投入されている。また、彼のデッキに投入されている「無双の星輝兵 ラドン」と「魔弾の星輝兵 ネオン」は前者はコーリンと、後者は櫂の使用したものと同一のイラストである。他にもアイチが「ロイヤルパラディン」、「ゴールドパラディン」で使用したものがリンクジョーカー化したユニットも投入されている。帰還後は当初の「ロイヤルパラディン」に戻っている模様。 【劇場版】 カードキャピタルで櫂とファイトしている途中で眠ってしまい、伊吹に出会い夢を見たが、なぜか襲われる。その時、クレイが崩壊するのを目撃し、ブラスター・ブレードから「救世主メサイアを覚醒させてほしい」という願いを聞く。そしてタクトから「メサイア・スクランブル」の招待状が届き、チームQ4の面々と共にその場所へ向かう。予選Bグループは伊吹と対戦するが、ブラスター・ブレードがデリートされてしまったため、敗北。そして、タクトとのファイトでブラスター・ブレードを取り戻し、櫂と共に伊吹と対戦する。そして最後に「ハーモニクス・メサイア」を召喚し、その頭部から裸体(背中に翼が付く)で現れ、「ハーモニクス・メサイア」と合体。伊吹が放った言葉に対し、「ハーモニクス・メサイア」と共に、「デリーター、消え去るのはお前の汚れた野望だ!!」と叫ぶ。デッキ 「ロイヤルパラディン」を使用。ベースは『レギオンメイト編』で櫂が使っていた探索者だが「ブラスター・ブレード」を含め一部非名称のカードも混成した内容になっているほか最終決戦では「ハーモニクス・メサイア」も使っている。 【G第1期】 ストーリーへの直接的な関わりは無いが、第1話のラストで主人公である新導クロノが彼らしき人物と橋の上ですれ違っている。その他にも、カムイが携帯で連絡を取っている。現在は海外留学中。 【G第2期】 留学中であることを利用し「Plan-G」には海外のファイターたちへの根回しを担当。行動に際してはラティが常に付き添っている。 【G第3期】 南米でかつてカトルナイツを裏切り、その時の記憶を消されて聖域から追放されたセラと戦っていた裏設定が存在する。 【G第4期】 アメリカの大学に留学中であることが判明し、夏休みであるため日本に帰国。英語が上達しているが、おっとりしているところは相変わらずである。久々に一号店でチームメンバーや仲間たちと再会を果たし、対面したクロノにGB8を条件とする新たなGユニットを渡している。その後2号店でクロノとファイトし、最後は「聖騎士王 アルフレッド・ホーリーセイバー」と「ブラスター・ブレード・エクシード」の合計5回のドライブチェックコンボで勝利を決めている。その後海外を回り、星崎ノアの捜索をしていたが、U20終了後、再び日本に戻ってくる。 【G第5期】 ディフライダーとの戦いに備えるため、対策本部に加入。普及協会支部長会議にオブザーバーとして参加している。しかしその際クロノが行方不明になる連絡を受ける。 使徒達からは器候補でないながらもメサイアの先導者である伊吹、レンと並びPSYクオリアの能力と実力を警戒されている。また、Q4やカードファイト部で培ったリーダーシップにも磨きがかかり、レリクスへの強襲作戦も率先して指揮を執っていた。 かつて自らの身体を蝕んだリンクジョーカーの代表的ユニットであるカオスブレイカーと対峙し、櫂の時と同じく「ブラスター・ブレード」でカオスブレイカーを討ち取った。デッキ 「ロイヤルパラディン」を使用。彼の分身「ブラスター・ブレード」は健在であり、新たな能力とグレード3となった「ブラスター・ブレード・エクシード」のほか、これまでアイチを支えてきたユニットたちが新たな姿と能力を得た顔ぶれがそろっている。Gユニットも進化した「ソウルセイバー・ドラゴン」以外に「アルフレッド」や「ガンスロッド」は「セイバー」の名を持つGユニットに進化している。 【漫画版】&【2018年版】 シナリオの違いから、ファイトにおける勝率が格段に高い。PSYクオリアを使いキョウに勝利するが、その本来の実力はフーファイターやAL4に最も近いとされているプロフェッサー・Oに対し、PSYクオリア無しで圧勝するほどである。 「ヴァンガードは他者との繋がりができ、初めて自分に価値があると思える」と感じており、強くなりたいと思いファイトをしているアニメ版とは違い、周りとの繋がりを絶たないためにファイトをしている。そのため、アニメ版とは違いPSYクオリアの力に溺れることはないが、PSYクオリアを危惧した櫂にデッキの廃棄を迫られ激しく拒絶した。その後、櫂がレンに敗れたのち彼と対峙、精神を摩耗しながらも彼を救うべく戦い、新たなる切り札「エクスカルペイト・ザ・ブラスター」でレンを倒し、フーファイターとの戦いに終止符を打つ。 塾通いであり、歴史のテストは95点である。 高校生編ではアニメ第3期同様にカードファイト部を設立する運びとなるが、アニメと異なりアイチ自身がカードファイト部を創設しようと決めたことになっている。 ディスティニーコンダクターを倒した後、結果としてコーリンの記憶が消える選択しかできなかったことを悔やみ、再会を約束して互いの記憶を失った。その後、VF甲子園ではミサキと共に無意識のうちでコーリンのことを覚えており、同じくスイコのことを無意識のうちに覚えているレンと激闘を演じ、表彰式で再びコーリンと巡り会った。 2018年版ではミサキの判断力の高さを見初めてチームQ4に誘うなど、高い判断力を見せている。また、レオン戦では咄嗟のガードを見せている 【新・高校生編】 宮地学園サイドの主人公。コーリンとの記憶が消えて平穏に過ごしていたが、内藤から部員不足を理由に廃部宣告されて立て直しをかけ、エルを助っ人に加えた生徒会執行部との対抗戦を行う。一方でティーチングセンスは高く生徒会+エルの4人に新たなイマジナリーギフトの使用方法を教える優しさを見せた。デッキ アニメにおけるエースカードが「騎士王 アルフレッド」であるのに対し、その若かりし姿である「アルフレッド・アーリー」をエースカードとして使用している。なお、アニメと異なり「ロイヤルパラディン」の一時消失がなかったためアジアサーキットや高校生編でも「ロイヤルパラディン」を使用している。また、アニメで使用していた「解放者 モナークサンクチュアリ・アルフレッド」に似たユニットである「モナークサンクチュアリ・アルフレッド」を使用しているが詳細は不明。2018年版でも「アルフレッド・アーリー」をメインにしているが、投入時期が第3話のカムイ戦と非常に早く、それ以外のユニットは「スタードライブ・ドラゴン」や「ふろうがる」といったカードに加えて初期デッキのエースユニットの「騎士王 アルフレッド」など原作版と初期アニメ版の混成型デッキとなっている。また、アイチの代名詞である「ブラスター・ブレード」は初期アニメ版では大体1枚投入だったが、2018年版では櫂からもらったカード1枚と独自に入手した絵違いのバージョンが3枚投入されている。VF甲子園では新たなエースとしてブラスター・ブレードの強化と一時的にヴァンガード扱いになる「孤高の騎士 ガンスロッド」が追加されている。 【外伝 イフ-if-】 町に突如として出現した「サンクチュアリ」と呼ばれる屋敷にいるといわれている。櫂が苦しまない世界を作るためにジャマーを使役しヴァンガードを消滅させた張本人。最終決戦で今までのことの間違いをエミに指摘され、その後正気に戻された。 櫂トシキ(かいトシキ) 声 - 佐藤拓也、三澤紗千香(幼少期〈2018年版〉) 誕生日8月28日(乙女座)、血液型はA型。15歳→16歳。 アイチに「ブラスター・ブレード」を渡してヴァンガードを始めるきっかけを作った、アイチの「先導者」でありファイターとしての目標。TVアニメ版では、第4期の主人公でもある。誰が呼んだか、「孤高のヴァンガードファイター」の異名を持つ。後江(ひつえ)高校に通う高校1年生(第3期からは2年生)。一人称は「俺」。圧倒的な実力の持ち主だが、ヴァンガードの大会には一切出場していなかった。 アイチと出会ってすぐに両親を交通事故で亡くし、叔父に引き取られて転校を余儀なくされる。転校先でレン、テツと出会い、3人でファイトに明け暮れた楽しい時間を過ごしていたが、それも長くは続かず高校進学と共に後江町へ舞い戻り、独り暮らしを始める。引っ越す前までは三和を含む友人らと一緒に遊んだりと優しく明るい性格だったが、現在では他者を寄せつけない態度を取るようになっている。ただし、三和は「自分に厳しくなっただけ」と評している。チームで戦うようになっても言動は辛辣かつ仲間意識も皆無に等しく、全国大会でも彼の発言がカムイの離反を招いたが、アイチには時たま助言を残している。またアイチをPSYクオリアの闇から救った後は、決勝トーナメント前にデッキ構築をしていたカムイにアドバイスをしてテストプレイの相手になるなど、これまで表に出さなかった仲間を思いやる面を徐々に見せていく。 物語の中盤までは、家族のことを話したがらないのはもちろんのこと、どこに住んでいるかも解らない(唯一の例外が店長代理)上に学校でも親友の三和を除いて誰とも会話せず、その彼も学校と店以外では会ったことがないなどプライベートには謎が多い。後に第4期で初めて自宅内部が描かれた。料理には並々ならぬこだわりを持っており、その腕前でカードキャピタルの面々を度々驚かせている。 己の力を持ってファイターとしての最強を目指すべくその道を突き進むが、それ故に自らが最強であろうとすることに強い執着を持ち、アイチやレンが異質な力であるPSYクオリアすらも受け入れて自分を超えたと実感した第3期では二人の強さの根源を知ろうとせずに力だけ求めた結果、邪悪な力であることを知りながら最強となるべくリンクジョーカーにその手を染め、最強であるために世界の危機すら顧みなかった。その結果、コーリンたちがアイチたちのもとから去る間接的な要因を作り、さらにガイヤールを始めとした多くの人々の心に深い傷を負わせるだけでなく、『G』に至るまでの間にヴァンガードというカードゲームが存続の危機に立たされるなど多くの災いを引き起こし、ガイヤールから凄まじい憎悪を向けられることとなった。 『G』ではユーロ地区のトップファイターとして活躍しており、その容赦のない強さに時折ブーイングが巻き起こるが徐々にファンを増やしている。愛車はイギリスのレンジローバー・イヴォーク。 【第1期】 常に戦う価値のある相手を求めており、アイチとの再会後にはカードキャピタルのショップ大会に出るなど独自の行動を取り続ける。ショップ大会準決勝でミサキを、決勝でカムイを完膚なきまでに叩きのめし、地区大会でも実力の高さを見せつけた。全国大会の会場にて昔馴染みのテツとレンと再会するが、過去の諍いから極めて怪訝な態度を取る。 Q4の合宿には「チーム・カエサルも来る」と説得されて参加し、光定と意気投合したのか珍しく楽しそうな素振りを見せ、2日間ファイトに精を出した。合宿が終わるとさらに強い敵を求めて裏ファイトの世界に手を出し、自分を心配した三和を餌にキングのジュンを誘き出して勝利する。秋の地区予選にてアイチがPSYクオリアの力に侵食されていく姿を見て再び過ちを犯したと思い、Q4からの下野を告げる。アイチからファイトを挑まれても拒否し続け、大会直後は再び裏ファイトに入り浸り(ジュン曰く「八つ当たり」)、そこでのコーリンとのファイトにおいてアイチ(およびレン)の変貌に少なからず自責の念を持っていることを明かし、PSYクオリアを超えてアイチを救う決意を見せ、彼のデッキを預かる。 全国大会の予選リーグ終了後、ジュンからモーションフィギュアシステムを借り、アイチに本当の強さを教えるために彼が捨てたデッキでファイトを申し込み「アルフレッド・アーリー」と「ブラスター・ブレード」でアイチを救う。全国大会準決勝でのアイチと光定のファイトを見届けたことでPSYクオリアの暗黒面から救い出せたことを確信してフーファイター本部へ殴り込み、レンをPSYクオリアから救うべく彼と対峙。新たな切り札「ドラゴニック・オーバーロード・ジ・エンド」で迎え撃つも、一歩及ばず敗北を喫する。全国大会には頑として出場することはなかったが、アイチとの死闘を終えたレンの顔を見て安堵の表情を浮かべ、エピローグではアイチを実力者と認めカードファイトをしていた。デッキ 「かげろう」のカードで構成されたものを使用。「ドラゴニック・オーバーロード」のスキルを狙う戦術を必勝パターンとする。スタンドアップやライド宣言の際には「スタンドアップ(ライド)・ザ・ヴァンガード」と宣言し、トリガーチェックの際にも「チェック・ザ・ドライブトリガー」と宣言するなど、冠詞を付けた宣言を多用する。さらに自身の勝利を確信した際には、自ターン開始時に勝利予告の台詞「ファイナル・ターン」を宣言する。なお、前述どおりアイチを救う際のみ彼の「ロイヤルパラディン」デッキを使用している。 主な使用カードは「ドラゴニック・オーバーロード」「ボーテックス・ドラゴン」「ブレイジングフレア・ドラゴン」「ドラゴニック・オーバーロード・ジ・エンド」など。主要メンバーの中では話の進行に伴ってのデッキ変化の割合が激しい。 また、コーリンとのファイトでは同クランだが構築が根本から違う「アンバー・ドラゴン」デッキを使用した。 【第2期】 タクトとファイトする幻覚に襲われアイチ同様にデッキを変えられていたが、アイチとは異なり自分が「なるかみ」使いと認識しており、デッキにも順応していた。戸惑うアイチとファイトした際、互いの今のデッキに対する違和感を吐露した。 VFサーキットにはQ4としては参加せず、武者修行のため世界中を放浪した後、N(ニュー)AL4の傭兵としてソウルステージにてQ4と対峙。試合ではカムイの対戦相手を担当し、圧倒的な実力で撃破した。 夏のバカンスでは気合を入れた伊勢海老料理を披露したほか、肝試しでペアになったアイチにNAL4に入った理由を明かし、悩むアイチを励ました。 日本ステージ終了後、タクトと会ったことで記憶を取り戻す。私欲のためファイターの誇りともいえるクランを封印したレオンに強い怒りを見せ、レンから先導者の資格を託されて彼と対峙するがあと一歩のところで敗北。レオン打倒をアイチに託し、地球へ送還された。地球でアイチとレオンのファイトを見て、アイチがヴァンガードファイターとしても人間としても大きく成長したことを実感する。デッキ 「なるかみ」のカードで構成されたものを使用。主なカードは「ドラゴニック・カイザー・ヴァーミリオン」「ドラゴニック・カイザー・ヴァーミリオン“THE BLOOD”(ザ・ブラッド)」。 【第3期】 後江高校ヴァンガード部に所属。宮地学園との対校試合の一番手として同じなるかみ使いのナオキと対決し相変わらずの実力を見せつけ、VF甲子園1回戦でもシンゴに圧勝した。カードキャピタルで子供達とヴァンガードを楽しんだり後輩になった井崎の特訓相手を買って出たりするなど、前2期と比較して社交的になっている。 その一方で、大きく成長したアイチや彼と激闘を繰り広げ打ち破ったレンに対して、強い劣等感を感じるようになる。その後、虚無に支配されたタクトからすべてのリバースファイターの始祖たる存在「ファーストリバースファイター」として狙われ、激しい葛藤の末リンクジョーカーに手を出してしまう。その結果、自らの信念を殺し、「リンクジョーカー」を操るファーストリバースファイターとなり、テツや光定をはじめとする強豪ファイターや外国のファイター、更には親友の三和さえもЯさせた。立凪ビルでアイチとファイトした際には、リンクジョーカーの力を完全に使いこなし圧倒的な力で勝利する。 立凪ビル屋上でのレンとのファイトではクランを「かげろう」に戻し、激戦の末に勝利する。アイチとリンクジョーカーの戦いを見届けた後、これまで「ファーストリバースファイター」として自分が行ってきたことの真実を語り、アイチたちと永遠の決別をするべくファイトに挑むが、アイチの思いに心を動かされて敗北し、彼を最高の親友であり最強のライバルと認めた。デッキ 第2期から引き続き「なるかみ」のカードで構成されたものを使用。ナオキ同様「抹消者(イレイザー)」を軸としているがエースカードなどが一部異なる。主なカードは「抹消者 ボーイングソード・ドラゴン」、「抹消者 ドラゴニック・ディセンダント」。リバースファイターになってからは、上記のとおり「リンクジョーカー」を使用していたが、レンとの戦いの際は、再び「かげろう」を使用している。「星輝兵(スターベイダー)」を軸とし、切り札は「星輝兵 インフィニットゼロ・ドラゴン」、「星輝兵 ネビュラロード・ドラゴン」、「星輝兵 カオスブレイカー・ドラゴン」。「かげろう」に戻ってからは新しい「ドラゴニック・オーバーロード」「ドラゴニック・オーバーロード “The Яe-birth”(ザ・リバース)」を使用している。また、森川に自分が作成したかげろうデッキ(概要は森川の項参照)を使わせている。 【第4期】 自身を除く全ての人々からアイチの存在が消滅している状況に直面し、彼の面影を探して辿り付いた宮地学園高等部の物理準備室を訪れ、突如現れた光の中からロイヤルパラディンのデッキを入手し、アイチの探索を決意する。ガイヤールとのファイトに敗北した後、仲間たちを傷付けないよう再び単独行動を取ろうとするが、カムイに敗北したことで考えを改め、仲間と共に戦う意思を固めた。 その後、レンから得た手掛かりを元にたどり着いた石碑で「リンクジョーカー」を手にしたコーリンに敗北し、「ブラスター・ブレード・探索者」を奪われ、アイチが自分たちとの再会を拒絶していることを知る。それでも、自分を孤独から救ってくれたアイチを取り戻すため、再び「かげろう」を手にする。 聖域でガイヤールと再び対峙するが、ファイト中にガイヤールがいた施設の子供たちがЯファイターとなっていた事実を知らされ、自らの罪を目の当たりにすることとなってしまう。しかし、己の罪から目を反らさずにアイチを救う決意のもとでガイヤールを破った。 直後、セラの裏切りにより彼のプリズンに閉じ込められた際、ガイヤールから今回の事件の真相を聞きアイチを守るため彼とは一時休戦、協力態勢をとる。セラの追放後、ナオキとコーリンのファイトを見届けた直後アイチが覚醒、アイチから最後のチャンスをもらったガイヤールと3度目のファイトを行う。 お互い全力で挑み僅差でガイヤールに勝利、彼から「アイチさんを救ってみせろ」と思いを託されアイチとのファイトに臨む。ファイト中にアイチの背負った物を皆で背負うという思いをぶつけ、アイチに勝利をしてコーリンやガイヤールと共にシードの一部を宿す。 聖域での戦いの後、卒業を控えて大学やプロからのオファーが殺到して辟易していたが、ガイヤールの招待に答えてヨーロッパへ向かうこととなっている。 前期での経験を通してより社交的に成長しており、周囲からは「変わった」と評されている。また、女子から高い人気を得ていることが判明し、卒業式後にはファンの女子にねだられてサインも送った。デッキ 前述の展開から「探索者(シーカー)」と名のついた「ロイヤルパラディン」のデッキを使用していたが、「ブラスター・ブレード・探索者」を奪われてからは、本来の自分のクランである「かげろう」に戻した。主なカードは「ブラスター・ブレード・探索者」、「探索者 セイクリッド・ういんがる」、「探索者 シングセイバー・ドラゴン」。漫画版と同様に、幼少期でも「ロイヤルパラディン」を使っていた様子。「かげろう」に戻ってからは「煉獄」と名のついたユニットをメインにしたデッキを使用。主な使用カードは「煉獄竜 ボーテックス・ドラゴニュート」、「煉獄竜 ワールウインド・ドラゴン」。更にガイヤールとの3戦目では新たな姿となったオーバーロード「煉獄皇竜 ドラゴニック・オーバーロード・ザ・グレート」とそのレギオンメイトである「煉獄竜 ドラゴニック・ネオフレイム」の運用を重点に置いた編成に変化している。 【劇場版】 アイチ同様クレイ崩壊の夢を見ておりタクトから「メサイア・スクランブル」の招待が来たことで大会に参加、最終決戦の際はアイチとのタッグで伊吹に挑んだ。デッキ 第4期終盤同様「煉獄皇竜 ドラゴニック・オーバーロード・ザ・グレート」を軸としたかげろうデッキを使用している。 【G第1期】 アイチ同様本編には登場していないが、カムイが携帯でお互い連絡を取っている。 【G第2期】 ユーロリーグに挑戦中だったが、伊吹の「Plan-G」の実行に伴い、彼に呼ばれ日本に一時帰国する。その後ドラゴンエンパイア支部(ドラエン支部)のスタッフに招集され、新型GIRSの試運転として同じ「かげろう」使いのマモルとファイトし、勝利している。ドラエン支部での準備の帰宅途中、一人暮らしで途方に暮れているシオンとコインランドリーで出会い、彼を容赦なく叩いていくが、このファイトをきっかけに何かを感じ、シオンに自分が着ていたジャケットを置いて去った後、ドラエン支部のスペシャルチェイサーとして参加者の前に立ちはだかる。しかし、櫂の強さを恐れ、誰も彼に向ってくることなくクエストは終了し、スターゲート支部で立ちはだかることを忠告した。そして、12話でのスターゲート支部のGクエストで再びシオンと対戦。これまでの彼の出来事を見極めるために奮闘し、最後は圧倒的なパワーで勝利をあげる。そしてアルティメットステージで中堅として再度シオンと対戦、成長し自分を倒したシオンをファイト後賞賛した。デッキ 再登場時には、第4期終盤や劇場版同様「煉獄皇竜 ドラゴニック・オーバーロード・ザ・グレート」を軸としたかげろうデッキを使用しているが、コインランドリーでのシオンとのファイトではこれまで彼が使ってきた「オーバーロード」に加え、新たに「ドラゴニック・オーバーロード “The X”(ザ クロス)」、Gユニットの「覇天皇竜 ドラゴニック・オーバーロード “The Ace”(ジ エース)」を使用している。スターゲート支部におけるシオンとのファイトでは、「カイザー」と名のついたユニットを中心とした「なるかみ」を使用。第2期で使用した「ドラゴニック・カイザー・ヴァーミリオン」の他、「ドラゴニック・カイザー・クリムゾン」、Gユニットの「征天覇竜 ドラゴニック・カイザー・ワーニング」を使っている。アルティメットステージではオーバーロードの更なる姿「ドラゴニック・オーバーロード “The Legend(ザ レジェンド)”」を軸としたかげろうを使用している。 【G第4期】 アイチの帰国に合わせて帰国し、伊吹を迎えに行った後、ともに立凪財閥に向かう。そこで星崎ノアがかつて自分が使ったことのある「星輝兵 カオスブレイカー・ドラゴン」に体を乗っ取られていることを知り、カオスブレイカーとの決着をつけるために、ノアを探すことを決意したアラタとマコトと共に行動することになる。 【G第5期】 シンガポールを回っていたが現在は香港に滞在中で、カムイとミサキと合流し使徒のアジトに潜入。そこでディフライドされた若水と対面。ファイトを強要されるが、新たな切り札「ドラゴニック・オーバーロード “The Destiny(ザ デスティニー)”」と新たな未来「覇天皇竜 ドラゴニック・オーバーロード “The Purge(ザ パージ)”」の圧倒的な力を見せ勝利。地球側の先陣を切った。その後、アラタとマコトに後を託しヨーロッパへ戻る。その後、使徒との最終決戦に参加し、ノアと因縁のある「星輝兵 カオスブレイカー・ドラゴン」と決着をつけるべくアイチとペアの変則タッグファイトを挑む。デッキ 先述の通り、「ドラゴニック・オーバーロード “The Destiny(ザ デスティニー)”」と新たな未来「覇天皇竜 ドラゴニック・オーバーロード “The Purge(ザ パージ)”」の新たなオーバーロードを使っているが、これまでと異なり、ヴァンガードのスタンドではなく、かつて彼が使用した「煉獄竜 ボーテックス・ドラゴニュート」の能力に酷似した直接ダメージ(ダメージトリガーは無効)に加え、ジェネレーションブレイクで相手のダメージゾーンの枚数だけドライブチェックをする戦法となっている。 【漫画版】&【2018年版】 かつては高すぎる実力ゆえにレンを含め誰も相手にならず、次第に「櫂と戦っただけでもステータスになる」と思われ、半端な覚悟で戦う者しかいなくなったため、いつしか「孤高のファイター」と呼ばれるようになった。 アイチとのファイトの後、頻繁にショップに出入りして彼や三和とファイトしたり、危険なファイトを強いるフーファイターに挑もうとしたカムイの代わりにファイトし、戦わないようアイチたちに警告したりした。レンが持つ「PSYクオリア」には「PSYクオリアの戦いは本気の戦いじゃない」と否定的で、そのことが2人の対立に繋がっている。しかし、アニメ版・漫画版共に彼が原因でアイチとレンはPSYクオリアに覚醒する。 フーファイター本部に三和と共に殴り込みに行き、アサカを一蹴しレンと対決するもレンのPSYクオリアにはかなわず敗北、結局アイチに後を託すことになった。 その後は否定的だったPSYクオリアに関しても受け入れる姿勢を見せており、アイチとPSYクオリアを使った状態での全力勝負をすることになる。その戦いの中で彼もまたPSYクオリアに覚醒し、アイチに逆転勝利した。また、そのファイト中の回想で両親に見捨てられ親戚をたらい回しにされていたという事実が明らかになった。 アイチへの態度は旧アニメ版とは異なり、しばしば彼をフォローすることもあり、他のキャラクターとの衝突も特に無く普通に会話しているほか、2018年版ではVS光定戦のように3連続アタックを受けた後、意地をみせてあえてリアガードの攻撃をするなど少々好戦的な面を見せる。光定に勝利後は次回予告でヴァンガード談義を見せている。また、高校生編ではPSYクオリアゾンビ化した福原高校から逃走したレン、テツ、アサカに頼み込んで居候させてもらうとき、そのあまりの状況に怒るようなコメディ描写や、居候時にテツの買い物に付き合うなどこれまでになかった私生活描写も見せた。 高校生編では、アイチが福原高校で自身の先導者である伊吹コウジと出会ったことを知り、強い反応を見せている。 『ヴァンガード0』の描き下ろし漫画では小学生時代の櫂が主人公の物語が収録されており、櫂がヴァンガードを始めたきっかけとアイチに「ブラスター・ブレード」を渡すに至った経緯が描かれている。 【新・高校生編】 後江高校サイドの主人公。伊吹に敗れデリートされヴァンガードの意欲を失っていたが、アイチとの付き合いは続けている。偶然公園で光定と再会し彼の手でヴォヤージュに連れられそこでテツと出会いキョウとレッカのファイトを見届けキョウが勝利したことでデリート回復の可能性を見出す。そしてその中で偶然マモルと出会い、「ドラゴニック・オーバーロード・ジ・エンド」を見せてもらい、それを借りる形で練習相手役を頼まれマモルとファイトを行う。何回かの敗戦後、たらい回しにされた後、身の回りすべてを紅蓮の炎で焼き尽くしたいといと何度でも立ち上がるという思いから彼がかげろうとオーバーロードをめぐり合わせた切っ掛けとなることが新たに判明してそして相棒オーバーロードから再び立ち上がるという思いから櫂に初心だった自分を思い出し「ドラゴニック・オーバーロード・ジ・エンド」にライドした怒涛の3回連続スタンドの猛攻でに勝利してデリートから克服する。ファイトの後「ドラゴニック・オーバーロード・ジ・エンド」をマモルに返そうとするが、櫂とオーバーロードに真のつながりがあると認めて改めてマモルのお礼代わりに「ドラゴニック・オーバーロード・ジ・エンド」を正式に受け取った。また。VF甲子園は着実に勝利を収めていったが、宮地学園戦でスランプに悩まされて「アキレスとカメのパラドックス」になってしまう。その結果、悩み(と三和のイビキ)が原因で散歩がてら最終調整を行う。その結果、急に試合が始まる事態になってしまう。そして三和と偶然インタビューに飽きてもどろうとしていた時、事情説明された三和と共に伊吹が探してくれ昔の頃を思い出し櫂の悩みは完全に吹っ切りギリギリ試合に間に合いアイチのファイトを行い「ドラゴニック・オーバーロード・ジ・エンド」の連続攻撃でアイチを追い込むが、土壇場の2連続ヒールトリガーでしのぎきり「孤高の騎士 ガンスロッド」の反撃で追い込まれ諦めかけるが、森川の叱責でヒールトリガーを引くことに成功するがあと一歩及ばず敗退、ファイト後、お互いに健闘を見せて戻った三和たちから「おかえり、櫂」と一同の健闘を誉めあったほか、マモルからファイトで勝ったことを聞き「ならば、試してやる。」と言う森川に「相手してやるか。」と承認してファイトを挑むなど謙虚な一面も見せている。 【新右衛門編】 小学生時代の姿で登場。デッキ エースカードがアニメと異なる他のQ4メンバーと違い、アニメ同様「ドラゴニック・オーバーロード」をエースカードとしており、他にもドラゴニックと名のつくドラゴンをメインとした構成となっている。 高校生編以降もアイチ同様クラン変更はしていないようで「かげろう」のデッキを使用している。 また、『ヴァンガード0』の描き下ろし漫画では、ヴァンガードを始めた当初は「ロイヤルパラディン」を使用しており、アイチ同様「ブラスター・ブレード」をメインとしたデッキを使用していた。 2018年版のデッキは初期のものに近いが、ガーディアンユニットが「レッドジェム・カーバンクル」に採用されていたり本作初めてイマジナリーギフトが紹介されているなど、より明確にわかるユニットが多くなっている他光定戦以降は「ドラゴンナイト・ネハーレン」や「バーサーク・ドラゴン」など初期のユニットで構成したした編成になっている。その後、PSYクオリアゾンビ化されたカムイと伊吹戦には「ドラゴニック・オーバーロード・ザ・グレート」、VF甲子園では「ドラゴニック・オーバーロード・ジ・エンド」を投入された。 【外伝 イフ-if-】 ヴァンガードと関係無い生活を送っており父母(声 - 井上和彦、久川綾)は失踪していない。 戸倉ミサキ(とくらミサキ) 声 - 橘田いずみ(続・高校生編まで)、遠野ひかる(新右衛門編) 誕生日11月1日(蠍座)、血液型はB型。15歳→16歳。 アイチたちの行きつけのカードショップ「カードキャピタル」でアルバイトをしている少女で、宮地学園の高等部所属の高校1年生(第3期では2年生)。一人称は「私」。当初ヴァンガードファイトの経験はなくカードゲームにも興味がないと口にしていたが、いわく「毎日店番をしていれば嫌でも覚える」とのことで知識は豊富であり、本来自分のものではないデッキも初見で使いこなしている。勝負運にはあまり恵まれないが、運に頼らない持ち前の記憶力を活かした確率重視のファイトを行う。また、全力でファイトすることを相手への礼儀と考えており、ファイトではどんな相手でも決して手を抜かない。アイチからは「ミサキさん」、森川たちからは「ねーちゃん」と呼ばれている。父親(声 - 加藤将之)と母親(声 - 増田ゆき)は「カードキャピタル」の元の店主。本編の約10年前に交通事故によって鬼籍に入っている。回想に出てくる彼女の母はミサキに(父はメガネを外したシンに)よく似ていた。 普段は気怠そうだが怒ると高圧的な口調になり、周囲へのツッコミに回ることもしばしば。愛想の無い態度を取ることも多いが、根は面倒見がよく心優しい性格の持ち主で、Q4のメンバーと打ち解ける内に和やかな表情を見せるようになる。制服を袖捲くりで着用しており、スカートも足元まで長く右側面に大きくスリットを入れている。また、第2期までと2018年版ではへそ出しスタイルの私服を着ており、自室では下着の上にYシャツのみというかなり際どい格好をしている。容姿はかなり良く、全国大会でアサカやユリと並び男性客に喜ばれる他、『G』でもその容姿を称えられている。 名前の由来は愛知県愛西市の地名である「戸倉」から。 【第1期】 地区大会では当日が両親の御命日だったため到着が決勝前まで遅れ、決勝でも出番をアイチに譲ったため、一戦もしていない。「PSY」に訪れてしばらくして両親を失った幼少期の過去を思い出してしまい、記憶力の良さが露見してカムイたちから賞賛されながらも、もう戦えないとアイチとのファイトを投げ出してその場から去ってしまう。それ以来店番を休業していたが、ある日に到着した新しい構築済みデッキのテストプレイとしてエミとファイトし、悲しいことばかりでなく、楽しかった日常を思い出し、父が構築したデッキの入った宝箱を思い出してそこから自分のデッキを取り出し、再びファイトすることを決意した。 全国大会ではジュラシックアーミーのブンジに敗北するが、マッスルブレインのケンには勝利。しかしFFAL4のアサカにはデッキと読みの甘さを指摘された上で敗北。以降、アサカに対して強い対抗心を抱くようになる。秋のショップ大会ではアイチ達と共に順当に勝ち上がり、秋の関東第三地区大会から全国大会予選にかけても順調に勝利する。 全国大会決勝トーナメント準決勝ではユリと対決、冷静なプレイングを見せるも最終的にユリの勝負運の強さに僅差で敗北。決勝戦では因縁の敵であるアサカと再戦。アサカの挑発にもペースを乱すことなく淡々とファイトを進め、「オラクルシンクタンク」の真価を発揮した戦術で夏の全国大会での雪辱を果たした。デッキ 「オラクルシンクタンク」のカードで構成されたものを使用。エミとのファイトでは「ノヴァグラップラー」の構築済みデッキ(黄金の機兵)を使用した。 主な使用カードは「CEO アマテラス」「ロゼンジ・メイガス」など。全国大会予選リーグからは両親の形見のデッキに入っていた「満月の女神 ツクヨミ」などを追加し、ファーストヴァンガードの「神鷹 一拍子」から「三日月の女神 ツクヨミ」→「半月の女神 ツクヨミ」→「満月の女神 ツクヨミ」へ次々とスペリオルライドしていく戦術をとっている。 【第2期】 アイチから真っ先にメンバーに入ってもらうよう頼まれ、VFサーキットへの参加を決意。サーキット出発前にカードショップ「PSY」でレッカとファイトした際、デッキの進歩の無さを指摘されて手痛い敗北を喫したことで、サーキットを通じてもっと強くなるという目的を見出した。 シンガポールステージ、ソウルステージでの敗北で自身の戦い方に行き詰まってしまうが、南の島の特訓でのレンのアドバイスにより新たな戦い方を見出す。その際レンから「ミサッキー」というあだ名をつけられたが本人はこのあだ名を嫌がっている。また肝試しの際には脅かし役に本気で怯えるなどの一面を見せた。 香港ステージでは自身のデッキの特性を活かした「守り」の役割を担い、アイチやカムイを上手くサポートしチームを決勝戦へ導く。日本ステージでは最後の試合でクイーンYことユリと対峙し、いつも通りの冷静なプレイングを駆使して勝利する。 日本ステージ終了後にタクトから真実を告げられ、記憶を取り戻した。レオン達との戦いではカムイと共にチェン姉妹と戦う。デッキ 第1期同様「オラクルシンクタンク」を使用している。当初は第1期同様のツクヨミシリーズや「CEO アマテラス」中心のデッキを使用していたが、レンの指摘を受けたことで「スカーレットウィッチ ココ」を中心としたデッキに組み替え、香港ステージで使用。その後、日本ステージでは再び「CEO アマテラス」を軸としたデッキに戻す。切り札は、スイコから譲り受けた「日輪の女神 アマテラス」。また、ソウルステージ後の南の島での合宿の際には、アサカの「ペイルムーン」デッキを借りてプレイした。 【第3期】 高校2年生に進級し、髪型をショートヘアに変える。自分の学校に進学してきたアイチの校内生活を気にかけ始め、意識していくようになる。 なお部への勧誘は比較的早い段階から打診されていたものの、当初は店の手伝いを理由に断っていた。しかしコーリンから挑発を受けて自らの意思で参加することを決意。入部試験として提案されたアイチとのファイトに勝ち、5人目のカードファイト部員になった。周りからは「女番長」と恐れられている。対抗試合ではカムイとのファイトを制し、VF甲子園では仲間への思いを背負った三和と戦い勝利する。 林間学校終了後リンクジョーカーの存在を知り、宮地でのЯ化事件が解決した後、アイチと共にタクトのもとに向かう。立凪ビル到着後に待ち構えていた三和と再戦し、新たな切り札によって勝利する。立凪ビルでのЯファイターとの交戦中、仲間の目を盗んでリンクジョーカーの元に向かったアイチを想い、仲間に押されながら一人だけで後を追い、リンクジョーカーとの最終決戦を見届ける。デッキ 「オラクルシンクタンク」から新クラン「ジェネシス」で構成されたデッキを自ら組んで使用。主なカードは「月夜の戦神 アルテミス」、「永久の女神 イワナガヒメ」、「神託の女王 ヒミコ」、「幸運の女神 フォルトナ」、「叡智の神器 アンジェリカ」、「全知の神器 ミネルヴァ」など。 【第4期】 彼女もアイチのことを忘れていたが、櫂とのファイトを通して彼のことを思い出した。彼女の発言から、アイチが失われた世界ではカードファイト部が設立されていないことが判明した。また右手首にコーリンのリボンを巻いており、櫂との戦いでアイチのことを思い出すのと同時に第4期序盤からコーリンの消滅を認識している。これまであまり言及されなかった「女番長」のような振る舞いに関しても、多少触れられている。 カトルナイツの手がかりを得るべく帰国してくる光定と知り合った後、カトルナイツの一人であるラティとファイトを行うが、彼女の「魔女」ユニットのスキルで翻弄されて敗北する。 コーリンとは互いに信頼関係を築き合い、コーリンが「リンクジョーカー」を手にして立ちはだかった際には「本心では泣いている」と気づいており、彼女ともう一度会うことを決める。 聖域でラティへのリベンジを行うが敗北。コーリンについての全ての記憶を消滅させられ、それと併せる形でアイチのことも忘れてしまう。そのため大切な人を忘れてしまったことについて無意識に涙を流した。 全ての出来事が収束した後は再びアイチおよびコーリンのことも思い出した様子で、変わらずリボンも腕に巻いている。デッキ 第3期と同じく「ジェネシス」デッキを使用している。カトルナイツとの遭遇後は前期終盤で使用した「神器」デッキをより「神器」ユニットに特化させたデッキに改良している。主なカードは「全知の神器 ミネルヴァ」、「運命の神器 ノルン」、「宇宙の神器 CEO ユグドラシル」。 【劇場版】 アイチ同様「メサイア・スクランブル」の招待状が届いたことから大会に参加。初戦でクリスに勝利するもその日の夜に伊吹の闇討ちを受け敗北する。意識を取り戻した直後、真の黒幕が「威圧する根絶者 ヲクシズ」であることに気づきアイチのもとへ向かう。なお、本作では髪が肩ぐらいまで伸びている。デッキ 4期同様「神器」軸のジェネシスを使う。 【G第1期】 2期以来髪を伸ばし、リボンを髪に巻いているほか、口紅をするなど大人らしく成長。大学2年生で、店のオーナーを務めている。店の経営のため授業への出席はまれだが、試験の成績は非常に優秀で順調に単位を取得している。カムイがクロノのクエストを手助けするために仕事をさぼったため、罰としてバイト代を差し引いた。ファイト描写はないが26話の会話から引き続き「オラクルシンクタンク」と「ジェネシス」のデッキを所持していることが分かる。また漫画『ヴァンガードG ストライドジェネレーション』では2号店に視察に来た際、クロノとファイトを行っておりこの時は1期で使用した「ツクヨミ」シリーズを軸としたデッキを使っておりGユニットである「夜を統べる月神 ツクヨミ」を新たな切り札にしている。 【G第2期】 他のカードキャピタルのスタッフが事情により出勤できない、または1号店の臨時休業もあって、2号店で多忙をしていたが、偶然訪れたトコハの手伝いによって難を乗り越える。その後彼女の悩みの力になるかのように、ファイトを行い、彼女に自分にできることが何なのかを伝えた。また、ミサキも櫂たちと同様、伊吹の「Plan-G」に協力している。 アルティメットステージではQ4の先鋒としてトコハと戦う。トコハに対してデッキが1周した残り枚数をトコハに告げプレッシャーをかけ守護者をバインドさせて防御を封じ、得意のトリプルクリティカルトリガーと「サイレント・トム」でグレード0の防御を封じようとしたが、トコハの想定外の秘策「Gガーディアン」の登場で形勢を逆転させ最後はトコハの猛攻により敗れる。敗北後は、心配した櫂とカムイから「声をかけないのか?」と聞かれるも静かに彼女はトコハの成長を認めた。 【G第5期】 カムイと共に香港に滞在中の櫂と合流し、サポートを行う。本作では第3期の時ほどではないが髪を短くしており更に動きやすいようにパンツルックに変えている。また、再びコーリンのリボンを腕に巻いている。最終決戦でダークフェイスによって隔離され、ファイトを行う。冷静な判断と防御戦術でゾーアを防いで勝利し、撃破後はプログラミングのサポートをした。デッキ 再び「オラクルシンクタンク」を使用。2号店でのファイトでは漫画版で使用された「メイガス」軸の「オラクルシンクタンク」を使用している。切り札は「星を視る者 グローブ・メイガス」。なお、「オラクルシンクタンク」を使用したのは2期以来だが、「メイガス」軸のデッキは初めてである。 アルティメットステージでは第1期や『G』漫画版で使用した「ツクヨミ」軸のデッキを使用しており、漫画の切り札である「夜を統べる月神 ツクヨミ」に加え「導きの天神 ワカヒルメ」をGユニットとして使用している。 『G』第5期のダークフェイス戦では前シリーズの第3期で使用した「神器」軸の「ジェネシス」を使用。アイチのデッキ同様に以前の「神器」で採用したメンバーのリメイクユニットが多い。メインユニットはブレイクライドからストライドスキルになった「叡智の神器 アンジェリカ」、切り札は「全知の神器 ミネルヴァ」の強化ユニットである「全能の究極神器 ミネルヴァ」。 【漫画版】&【2018年版】 直観像記憶(アイデテック・イメージ)能力を持っており、店で見たカードファイトを全て記憶している。アニメと異なりアイチとのファイトを通してヴァンガードに興味を持ち出したような描写を見せている。設定資料によると「能力」のお陰で成績は優秀であるらしく、制服の着崩しも成績が良いため黙認されている模様。なお通っている学校は良い所のお嬢様学校で、シンが頑張って通わせているらしい。 アニメ版と同じく最初のファイトの相手はアイチであり、ルールも知っていた。 ヴァンガードを初めて間もないが、AL4の一人アサカに勝利する。しかし、直後にレンに敗れカードキャピタルに来ることを許してしまい、同時にレンからは「ミサQ」と呼ばれることになる。 高校生編でもアニメとほぼ同じ流れでカードファイト部に入部するが、入部試験の相手がアイチでなくコーリンになっている。また制服を着崩している理由、髪型を変えた理由がアカリの口から説明されている。 また、2018年版では無礼な相手を「クズ」と罵ったり、容赦ない蹴りを入れる過激な面、アイチVSカムイ戦で頬を赤らめたりチームQ4を結成することになったときにアイチがミサキを誘った時、困惑した表情を見せる面など、新旧が設定が混在している。なお、実力は少々高めで初めてのファイトとなったアイチ戦では、イマジナリーギフト「プロテクト」を利用した防御戦術や手札温存を駆使したりトドメのダブルクリティカルで結果的にアイチに勝っており、第16話のアサカ戦では先に「CEOアマテラス」にライドさせて先にイマジナリーギフト「プロテクト」や「守護者」を使わず手札の「インペリアル・ドーター」を温存させアサカの動きを探る一面も見せた。高校生編では当初、カードファイト部入部を躊躇する描写も見せていた。その後、コーリンの挑発を受けてファイトを挑み、直観像記憶に怯むことなくファイトに決着をつけた。また、2018年版初期に見せた相手を「クズ」と罵る場面や裏番と怖がられるイメージ、アイチへの恋愛描写を強調する面も見せた。 【新・高校生編】 コーリンとの記憶を忘れており、レギオンメイト編と異なりコーリンから渡したリストバンドを腕に巻いていない。生徒会の代表選手は生徒会長イツキとファイトを行いトリガー引きの強運でに攻めるという優位に見せ追い込まれたが、トリガー16枚を全部出してしまうという最大の弱点に見抜かれて怒りの猛攻で制する。また裏番設定はさらに強調されており生徒会でも畏怖されている。 【新右衛門編】 幼い頃が登場。両親の事故死のショックが大きく残り入院生活を送っている。本作では初めて直観像記憶(アイデテック・イメージ)の設定が明確にされており原典で教えた人物も櫂から本を読んだナナミということになっている。また、エスカとは従兄弟関係であることが判明した。デッキ アニメと同じ「オラクルシンクタンク」だが、一部所持カードが異なる。やや和のテイストが強いアニメと異なり「ドーター」と名のつくカードを主としている。漫画版のデッキのエースは「インペリアル・ドーター」。 アニメと異なり、高校生編でも引き続き「オラクルシンクタンク」を使用している。主な使用カードは「ペンタゴナル・メイガス」。なお、2018年デッキでは漫画版同様にインペリアル・ドーター」がエースユニットだが、「CEOアマテラス。」や「オラクルガーディアン・ジェミニ」といったアニメ版第1期のユニットが加わった新旧アニメの混同デッキになっている。なお本作でイマジナリーギフト「プロテクト」の設定が紹介された。VF甲子園の決勝イメージのみ代名詞と呼べる「満月の女神 ツクミ」が映っている。 葛木カムイ(かつらぎカムイ) 声 - 石川静 誕生日9月13日(乙女座)、血液型はAB型。12歳→13歳。 第5話「旋風!小学生ファイターカムイ」で登場。小学6年生(3期では中学1年生)でありながら中学生や高校生を凌駕するほどの実力を持つヴァンガードファイター。一人称は「おいら」。口は悪いが根は優しく、とても明るい少年。諺や慣用句やカード以外の英単語といった国語知識には弱く、度々間違えては突っ込まれている。エイジとレイジからは「カムイさん」と呼ばれている。 アイチの妹・エミに一目惚れしたことがきっかけで、アイチを「お兄さん」と呼び慕うようになる。その後、共に過ごすに従い第4期では実の兄と思うようになり、アイチ自身も彼を弟のように思っている。エミと結婚すべく彼女に対して隙あらばアプローチを試みているが、照れ屋であるため中々想いを伝えられないでいる。ヴァンガードを始めたのは「チーム男前」の大文字ゴウキとの出会いがきっかけであり、互いに認め合う仲である。また、ゴウキの妹のナギサに好かれており、遭う度に(彼女の激しいアプローチが原因で)壁に叩き付けられたりして手を焼いている。 初期設定での名前は「葛木タクマ(かつらぎタクマ)」。名前の由来は愛知県愛西市の地名である「葛木」から。 【第1期】 ショップ大会準決勝でアイチと戦い勝利するが、決勝戦では櫂に落胆の言葉を投げつけられて完敗する。武者修行のつもりで久々に赴いた「男前」では、大文字兄妹にアイチに惚れていると勘違いされた挙句、ナギサではなくエミを好いていることを理解してもらえなかった。 地区大会決勝にて「男前」の先鋒として出場したナギサとのファイトでは動揺して戦術を乱されたことによって惨敗を喫し、婚姻させられかけた挙句、Q4の勝利で結婚の話を取り消そうとするも反故にされてしまう。 全国大会ではふとしたことから櫂の言動に憤り、「Q4」から離反・下野してしまう。何もできないまま会場をうろついていたところをエミとゴウキを連れたナギサに檄を飛ばされ、離反したことを悔やみアイチの応援に駆けつけた。チャンピオンシップからの帰還後、未だ気に食わないものの櫂の実力を認め、特訓を決意する。秋のショップ大会ではエミと対決するが、念願叶ってのファイトに喜びのあまり腑抜け、まともにファイトできず敗北した。 秋の地区大会は順調に勝利し、全国大会でもジュラシックアーミーのブンジおよびFFBSのヒロミに勝利する。全国決勝前のショップ大会ではエミとファイトできずに落胆するが、櫂のアドバイスも受け入れるようになった様を見せている。 全国大会決勝トーナメント準決勝ではガイと対決、最初こそ実力者を相手に緊張した面持ちだったが、ガイの言葉で落ち着きを取り戻し全力の戦いを見せ彼に勝利した。決勝戦ではテツと対決。一歩及ばず敗北するも、その勇敢な戦いでテツに実力を認められるに至った。アイチの勝利後、感極まって号泣する。デッキ 「ノヴァグラップラー」のカードで構成されたものを使用。ショップ大会ではソウルブラストの補助として「ダークイレギュラーズ」のカードである「ロック・ザ・ウォール」を使う場面があった。ソウルブラストとカウンターブラストを駆使した「トルネード・スタンド・ギャラクティカ」「サイクロン・スタンド・サンダーボルト」などのユニットをスタンドさせるスキルをフィニッシュ・ホールドとして用いる。また、ライドする時には「(超)俺様ライド」という台詞を使う。 主な使用カードは「アシュラ・カイザー」「Mr.インビンシブル」「ジェノサイド・ジャック」「バトルライザー」などで秋の全国大会以降は「シュテルン・ブラウクリューガー」を軸としたデッキを使う。 【第2期】 全国大会優勝後はカードショップ男前に入り浸り、チーム男前のメンバーとして全国制覇をするためにファイトに勤しんでいたが、アイチからVFサーキット参加の誘いを受け、板挟みになる。最終的に自分の行く道を決めるためにアイチとファイトを行い敗北、サーキット参加を決意した。 シンガポールステージでは全勝を飾るが、帰国後のテツとのファイトで慢心を指摘される。ソウルステージでNAL4に闘志を燃やすが櫂に敗北する。香港ステージではタッグファイトのルールを覚えるのに時間を要したため、準決勝から出場する。 日本ステージでは最後の試合でチームアンノウンのジョーカーX(テツ)と対峙。猛攻をしのぎ切り、今まで勝てなかったテツについに勝利する。 その後タクトから真実を告げられ、ミサキと共に記憶を取り戻した。レオン達との戦いではミサキと共にチェン姉妹と戦う。デッキ 第1期同様「ノヴァグラップラー」を使用しているが、「極限突破」に収録されているカードを一部投入している。VFサーキット開幕からソウルステージまでは「獣神」とついたカードを多用し、「獣神 アズール・ドラゴン」を切り札にしていた。夏合宿でテツと対戦した際、漫画版と同じ「パーフェクトライザー」を軸としたライザーデッキに組み替え、香港ステージで使用した。 その後、日本ステージでは再びデッキを組み替え、「獣神」を軸としたデッキに戻している。切り札はPSYでスイコからもたらされた「超獣神 イルミナル・ドラゴン」。 【第3期】 後江中に入学。第111話で後江高校ヴァンガード部の助っ人として対抗試合第3試合に出場、ミサキの対戦相手となる。両者一歩も譲らないファイトを繰り広げたが、ミサキの逆転の切り札によって敗北した。 第141話では、Яファイターの巣窟となった宮地学園中等部を訪れ、事件の真犯人であるレッカとのファイトを制し、エミたちを救出する。その後、林間学校から帰ってきたコーリンとファイトするが、Я化した彼女の新たな切り札「哀哭の宝石騎士 アシュレイ “Я”」のリミットブレイクスキルに翻弄され敗北し、Я化してしまう。Яの力を得たことによってアイチと互角に渡り合えると確信し、タクトのもとに向かうアイチにファイトを挑む。いつの間にか自分より強くなっていたアイチへの憧れを吐露しながら正々堂々戦うが、アイチの新たな切り札「絆の解放者 ガンスロッド・ゼニス」に敗北し、元に戻る。デッキ これまでと変わらず「ノヴァグラップラー」を使用。第2期で使用した「超獣神 イルミナル・ドラゴン」をそのままに、新たに「獣神 エシックス・バスター」を切り札に加えた「獣神」デッキを使用。第141話からは「最強獣神 エシックス・バスター・エクストリーム」を切り札にしている。Я化した際の切り札はЯしたナギサと同じ「最凶獣神 エシックス・バスター “Я”(リバース)」であり、デッキ構成も彼女と同じ構成になっている。 【第4期】 他のキャラクターと同じく、櫂達との交流はなかったことになっている。ずっとカードショップ男前に入り浸っていたが物足りなさを感じており、ゴウキから櫂のことを聞かされて後江高校ヴァンガード部に殴りこみをかけてくる。そこで行ったナオキとのファイトを通し、アイチのことを思い出した。 ガイヤールとネーヴの強襲を知った後、再び単独行動を起こそうとした櫂にファイトを挑む。これまで敵わなかった彼に初めて勝利したことで、その強い意志を伝えると共に櫂のことを「俺たちの先導者(ヴァンガード)」と呼び、彼を立ち直らせる。 空港でセラに敗北後、蒼龍の島でナオキと共に特訓する。 聖域ではガイヤールとファイトを行うが、「青き炎の解放者 プロミネンスコア」の攻撃で敗北し、アイチに関係するすべての記憶を消される。しかし、誰よりも熱くメイトを信じ抜く姿勢はガイヤールにも影響を与えた。 全てが終息した後は再びナギサの猛アタックに翻弄されている。 なお、記憶を失っている間はナギサのアプローチに対しては、前期までと比べて明確な拒絶を示していなかった。また、ナオキとコンビを組むことが多くなっている。デッキ 第2期中盤で使用したライザーデッキを強化したものを使用。当初の切り札は以前同様「パーフェクトライザー」だったが櫂戦からは新たにレギオンユニット「アルティメットライザー・DF(デュアルフレア)」と「アルティメットライザー・MF(メガフレア)」を軸においた改良型ライザーデッキを使用する。 【劇場版】 他のQ4メンバー同様招待状が送られ「メサイア・スクランブル」に参加。Aブロック1回戦でネーブを倒した後、1回戦を勝ち上がったレオンおよびミサキが不戦敗になったことで準決勝で伊吹と対決するも倒される。デッキ 第4期同様ライザーデッキを使用。 【G第1期】 前作より大きく成長し後江高校に入学。高校一年生。カードキャピタル2号店でアルバイトをしている。初めて店に訪れたクロノにヴァンガードを教えた先導者であり、トライスリー結成の立役者でもある。おっちょこちょいなところや、ヴァンガードに熱くなったりするのは顕在。当初は折り合いの悪いトライスリーの3人に手を焼いており、20話では醜い足の引っ張り合いを演じた彼らに業を煮やし、「自分勝手で独りよがり」「傲慢で自信過剰でチームを考えねえ」と酷評した。世界トップレベルの実力を持つ伝説級のファイターとして知られる。デッキ 「バトラー」と名のついたユニットを中心の標準なノヴァグラップラーのデッキを使用。グレード3ユニットは「ビクトール」名称のカードを中心に使用している。 【G第2期】 伊吹の「Plan-G」の実行に協力する。第5話にて、1号店の先輩たちをクロノたちに紹介した。また、ナオキから「惑星クレイが実在する」という話を彼から聞いて来いとクロノから真意を聞かれ、それに答えたほか、伊吹のことでぎくしゃくしていた彼に活を入れた。アルティメットステージでは大将としてクロノと対決。他のメンバー(櫂とミサキ)と違って付き合いが長いこともあり、「これ以上クロノが傷つく位ならここで彼を離脱させる」という選択肢も考えており本気でクロノを倒そうとしていたが、引き運の悪さとクロノの粘り強さの前に敗北して彼の勝利を称えた。 未だにエミに告白できておらず、さらにナギサの猛アタックが原因で逆にナギサとお似合いだと思われている。 【G第4期】 カードキャピタル1号店に転籍。ナギサ、エミとともに「ヘル&ヘヴン」を結成してU20チャンピオンシップに参戦する。U20出場は鬼丸について調べるための伊吹からの依頼であり、たった16チームしかない勝ち抜け枠を奪いたくないという理由でセカンドステージには残らず、以後は大会の外で活動する。 【G第5期】 ミサキと共にノアの行方を追って香港へ渡り、櫂、アラタ、マコトと合流する。 アラタとマコトを破ったグレドーラとファイトを行う中、その強さを気に入ったグレドーラに求婚されるが「俺の女神は一人だけ」と断った。ゼロスドラゴンを退け、ノヴァグラップラーにとって最悪の相性であるメガコロニーが相手ながらもヴァンガードとリアガードの連続スタンド能力を駆使して撃破した。デッキ 前期同様「メッチャバトラー」と名のついたユニットを中心の標準なノヴァグラップラーのデッキを使用しているが、クロノたちとの特訓の際には、第3期中盤で使用したものにGユニット「究極獣神 エシックス・バスター・カタストロフ」を入れた「獣神」デッキを使用。 【漫画版】&【2018年版】 漫画版ではエミに一目惚れするエピソードがアニメより遅く、アイチのことも単に「アイチさん」と呼ぶ。また、カードキャピタルに来る理由はフーファイターによって近所のショップが荒らされたためになっている。アニメ同様に櫂が気に食わない面を見せるが、櫂がミナミに勝利したことから彼を認めた。 フーファイターの一件後、初めてカードキャピタルへやってきたエミにアニメ同様に一目惚れしている。 2018年版は漫画版とアニメ版の統合型になっており初登場時では漫画版設定だが、漫画版に先駆けてエミに一目惚れしてアイチのことを「アイチお兄さん」と呼ぶなどアニメ版の設定が混在している。また、ミサキに対する呼び方も三和と同じ「姉ちゃん」となっている。ショップ対抗戦では2対2でイーブン状態になりゴウキの提案で最後の決定戦をやることになった後、自ら立候補してゴウキを指名してファイトを行う。そのファイトの際、ゴウキから自分に足りないものがあると言われたことを思い出し、それがアイチのように勝ち負けを気にせずファイトすることだと気付き、その気持ちのこもった一撃で見事逆転してショップ対抗戦を勝利に導いた。その後、ナギサに惚れられて猛アタックで迫られた。2018年版では漫画版と異なり高校生編でも登場し、森川に敗れてPSYクオリアゾンビにされ、櫂と戦うが敗れて正気に戻る。その後協力して森川たちを正気に戻した。なお、服装は第3期に着た後江中学の制服ではなく私服が多い。 【新・高校生編】 相変わらず私服姿中心で登場する。また、仲が悪かったキョウと仲良くなっておりファイトの相手役を務める。そんな中ヴォヤージュで偶然レッカと遭遇してキョウとファイトを見て連敗が続く。しかし、テツと同様にデリート状態から復活するという彼の見解から一緒にファイトを挑むように頭を下げる。そしてファイトに勝利してデリートの呪縛から抜け出した際、喜ぶ描写を見せた。デッキ アニメ同様「ノヴァグラップラー」だが、こちらは「バトルライザー」を中心とした「ライザー」シリーズのバージョンアップタイプにライドしていくものになっており、ライド時のイメージは他の登場人物と異なりユニットとの融合ではなく「ライザーシリーズ」のコックピットに搭乗するという珍しいものになっている。エースカードは「パーフェクトライザー」。 漫画では勝率が高いアイチに対し、彼がメインのファイトではいまいち実力を発揮できていない。なお、2018年版アニメデッキのエースユニットは「パーフェクトライザー」だがサポートユニットに「アシュラ・カイザー」などアニメ第1期と漫画版デッキの混成型になっており、パワー戦法よりもアニメ初期に見せたリアガードの連続攻撃戦法が謙虚になっている。なお、本作でイマジナリーギフト「アクセル」と「フロントトリガー」の設定が紹介されている。PSYクオリアゾンビになった後はアニメ第2期で使用した「獣神」をメインとした編成になっており、エースは第2期最初にエースにしていた「獣神アズール・ドラゴン」。
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