新たな戦い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 19:18 UTC 版)
中共の脅威 9月28日、38度線を超える事を本国が許可した。山岳地帯の西側を第8軍、東側を第10軍団が北進。 ウェーク島会談 10月15日ウェーク島でトルーマンとの会談に招かれた。目的がよくわからなかった 禁制の鴨緑江 10月鴨緑江近くまで侵攻。[10月25日から温井・雲山にあらわれた中共軍に敗退。] 中共軍の部隊らしい三個師団と推定される新手の兵力が戦線に現れた。[11月5日以後中共軍は姿を消した。] 中共軍がどう出てくるかがわからなかった。 北京がどのような決定を下しているかという情報は、朝鮮の前線で得られるものではなく、当然ワシントンから出るべき筋合いのものだった。 中共軍出現 11月27日、中共軍の司令官林彪将軍は全兵力をあげて鴨緑江を渡り、攻撃を開始した。 (第8軍と第10軍団の)両部隊の後退は非常に巧みに行われ、わたしは全作戦の技術的な面には大いに満足した。(中略) われわれの損害は比較的に低く、戦死傷、行方不明を合わせて第8軍は7337人、第10軍団は5638人だった。これは硫黄島での損害の約半分、沖縄での損害の1/5以下にあたり(中略) 1月はじめ、私は第8軍の戦線を南朝鮮のまん中あたりで安定させた。
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