新たな手法の模索とは? わかりやすく解説

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新たな手法の模索(1999年 - 2000年)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 02:00 UTC 版)

スーパーロボット大戦シリーズ」の記事における「新たな手法の模索(1999年 - 2000年)」の解説

バンプレストは、『スーパーロボット大戦α』を開発するにあたりスーパーロボット大戦シリーズの製作をこれまでの外注から子会社バンプレソフト移行した。そのため、1999年の『スーパーロボット大戦コンプリートボックス』を最後にウィンキーソフトは製作を離れている。また、このころからマルチプラットフォーム展開が行われるようになり、後の統合見据えてそれぞれの作品異な取り組みが行われた。 演出面では、複数ロボット同時に画面表示され協力して戦う「合体攻撃」(『スーパーロボット大戦64』)や「援護システム」(『スーパーロボット大戦COMPACT2』)をROMカートリッジ作品試験的に導入し実現させた上でディスクメディア作品へも定着させていったまた、スーパーロボット大戦α』ではこれまで作業量的な問題から避けていた戦闘シーンフルアニメーションにも着手し製作期間増大つながったもののシリーズ最高の売り上げ記録したシステム面では、弱いロボットをいかに使うかをテーマに『スーパーロボット大戦64』の改造段階差別化(弱いユニットほどたくさん強化できる)や『スーパーロボット大戦COMPACT2』のV-UPパーツ(弱いユニット装備する大幅に能力上がる強化パーツ)など前述援護システム含め弱いユニット救済するシステム登場し、『スーパーロボット大戦α』でも今まで弱かったユニットのパラメータ見直されている。この試行錯誤は後にαシリーズ採用される小隊システム見越して行われていた。 さらに『新スーパーロボット大戦』にて登場したオリジナルキャラクター超機大戦SRX』をバンプレストオリジナル設定大本据えて設定整理統一するという試みが行われた。また、先行する『スーパーヒーロー作戦』にて『スーパーロボット大戦α』の主人公はじめとする重要人物登場させパラレルワールドを臭わせたり、『スーパーロボット大戦α』ではストーリー根幹をなすなどバンプレストオリジナル前面押し出した展開が行われた。ただし、この取り組みは「主人公でしゃばりすぎる」とユーザーからクレーム受けている。

※この「新たな手法の模索(1999年 - 2000年)」の解説は、「スーパーロボット大戦シリーズ」の解説の一部です。
「新たな手法の模索(1999年 - 2000年)」を含む「スーパーロボット大戦シリーズ」の記事については、「スーパーロボット大戦シリーズ」の概要を参照ください。

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