再集結
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「THE YELLOW MONKEY」の記事における「再集結」の解説
バンド解散後、各メンバーはソロミュージシャンとしての活動を継続。特にフロントマンの吉井は大規模なツアーを行うなど精力的に活動する。THE YELLOW MONKEYとしても、解散後にもかかわらず公式ウェブサイトが開設された。吉井はソロ活動で2007年に「"JAM" 以来」の「空気感が出せた」シングル『バッカ』をリリースし、このミュージック・ビデオの中では「JAM」の映像が使用されている。解散中も様々なミュージシャンがTHE YELLOW MONKEYの各曲をカバーし、披露した。バンドへのトリビュート・アルバム『THIS IS FOR YOU〜THE YELLOW MONKEY TRIBUTE ALBUM』はファンハウスを引き継いだレコード会社アリオラジャパンから2009年にリリースされた。2013年に吉井が「来年から、普通じゃない野良犬に戻ります」を宣言しファン投票ベストアルバム『イエモン-FAN'S BEST SELECTION-』(コロムビア)の発売・アルバムリマスター盤の発売・過去のライブDVDのリリースなどが行われた。 解散からの年月は色々なわだかまりを消し去り、吉井はファンが待っていることも分かっていた。吉井はロンドンのハイド・パークで2013年7月6日と7月13日に開催されたローリング・ストーンズの歴史的ライブを観た。バンドが宝であると改めて思った。吉井は、もう一回バンドをやってほしいと、かつてのメンバーにロンドンからメールを送信した。その頃の吉井は「憧れのレーベル」であったEMIからソロの諸作品をリリースしていたが、2014年11月18日に古巣コロムビアへの移籍を発表した。それとともにレアコレクションの発売が敢行された。 2016年1月4日、奇しくも申年となったこの年にTHE YELLOW MONKEYの新公式サイトに“Repus”と称した謎のカウントダウンティザー広告が表示され、1月8日がカウントダウンの期日となっていた。また、同じページには英字の暗号文章が記載されており、インターネット上では様々な憶測を呼んだ。そしてカウントダウン当日の1月8日午前0時、公式サイトにて再集結とともに全国ツアー、新ファンクラブ発足を発表。同年元旦より東京・JR渋谷駅前の東急百貨店壁面に「金色のさなぎ」の写真入りポスターが、1枚毎めくられる形で貼られており、8日の午前0時に再集結を知らせる告知が現れた。 各種スポーツ新聞では号外が配られたほか、「イエモン、サル年に復活」が多くの誌面を飾った。 ツアー初日の5月11日は、解散前最後の楽曲にして唯一シングル曲においてコンサート未披露状態にあった「プライマル。」の初演を1曲目としてスタートし(この曲は多数のテレビ、ラジオ、インターネットライブ放送局が生中継した)、さらに「楽園」「BURN」などのファンハウス時代のヒット作を中心に、2月にWeb公開した15年ぶりの最新曲「ALRIGHT」も含めた集大成公演であった。ツアー後半ではコアファン向けに『SICKS』の曲目を中心に一部セットリストを入れ替えている。 吉井は「15年の間様々な事がありました。具体的にはおそ松くんがおそ松さんに変わりました」などと笑いを取る一方で「今日だけは素直に言わせて下さい。ただいま!」と復活の喜びをMCに込め、さらに「今後も継続して活動したいと思いますよ」「このTHE YELLOW MONKEYは生涯解散することはありません」とバンド活動の永続を宣言し、この発言の真意を8月に出演したNHK『SONGS』においても語っている。 2016年はアリーナツアー以外にも「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2016」「SUMMER SONIC 2016」といったフェスへの出演を行い、秋からは全国ホールツアーも行った。12月28日には日本武道館にてTHE YELLOW MONKEYとしては約16年ぶりとなる「THE YELLOW MONKEY SUPER メカラ ウロコ・27」を開催した。 また、7月の「THE MUSIC DAY」への出演を皮切りに、「ミュージックステーション」「SONGS」など多くの音楽番組に出演した。翌年以降もバンドは積極的にテレビ出演を行っていく。12月31日にはバンドにとって悲願であった「NHK紅白歌合戦」に「JAM」で初出場した。 紅白出場後の年明けに出演した「COUNTDOWN JAPAN 16/17」で吉井の声が出なくなるというアクシデントが発生した。 2016年には約15年9ヶ月ぶりとなるシングル「砂の塔」をリリース。表題曲はドラマ「砂の塔〜知りすぎた隣人」の主題歌として制作された。 2017年は秋よりファンクラブツアーを行い、12月には東京ドーム2DAYS公演「THE YELLOW MONKEY SUPER BIG EGG 2017」を開催した。 2018年には各々のソロ活動と並行しながら、新アルバムの制作を開始。ロサンゼルスにてレコーディングを行った。 2019年、19年ぶりのオリジナルアルバム『9999』を発売。
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再集結
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「ミリオン・ダラー・カルテット」の記事における「再集結」の解説
The Survivors Live - 1982年発売のライヴ・アルバム。1981年のジョニー・キャッシュのヨーロッパでのコンサート・ツアーにジェリー・リー・ルイス、カール・パーキンスが参加した。 Class of '55 - 1986年、ミリオン・ダラー・カルテットの生存メンバーが再集結した。サン・レコード出身ロイ・オービソンも参加し、オリジナルのメンフィス・レコーディング・サービスのビル内で収録された。 Interviews from the Class of '55 Recording Sessions - 『Class of '55 』収録中のインタビューやおしゃべりを収録した。1987年のグラミー賞で最優秀スポークン・ワード・アルバム賞を受賞した。
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