SICKS
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/24 08:04 UTC 版)
『SICKS』(シックス)は日本のロックバンド、THE YELLOW MONKEYの6枚目のオリジナル・アルバム。1997年1月22日にファンハウスよりリリースされた。
注釈
- ^ 累計売上を約80万枚とする資料もある[4][5]。
- ^ イングリッシュ・バージョンは、日本国内盤では「BURN」B面が初出。
- ^ 『SICKS』イギリス盤ボーナストラックの「LOVE LOVE SHOW」イングリッシュ・バージョンを加算すると8曲。
- ^ 特撮番組『愛の戦士レインボーマン』(1972年-1973年放映)は、『月光仮面』(1958年-1959年放映)が有名な川内康範の作品。『月光仮面』に比べればマイナー番組であるものの、主題歌「行けレインボーマン」の替え歌遊びが日本中の子供たちの間で流行った。歌の始まり「インドの山奥」の後、「でんでん虫かたつむり」など色々な言葉をつないで行き、日本各地でつなぐ言葉が違っていた。替え歌は1982年-1983年放映のアニメ版(特撮版と主題歌は同じ)の後も歌い継がれ、1987年に靴メーカーのアキレスが運動靴「サザンサザン」のTVCMで明石家さんまを起用して替え歌に参入した。主題歌「行けレインボーマン」は、肌や言葉の違いによる人間同士の争いを打ち砕こうと歌うものであり、バンド名THE YELLOW MONKEYの意味するところと関わりを持つ。
- ^ 「死ね死ね団のテーマ」は、主題歌「行けレインボーマン」よりも露骨にこのバンド名と直結する「黄色い猿め」など、日本人への呪詛で埋め尽くされる。どちらも川内康範の作詞。
- ^ フジロックにおける全10曲からなる欧米ロックへの果たし状は、欧米第一線で活躍する共演バンドのフー・ファイターズやレッド・ホット・チリ・ペッパーズを魅了した。しかし吉井はオーディエンスの反応に感触が得られなかったことからフジロックは暗鬱な記憶となった。
- ^ a b CDジャーナルによる解説から。
出典注
- ^ a b 『ROCKIN'ON JAPAN 1997年2月号』
- ^ “あれから13年…、イエモン不朽の名盤『SICKS』が完全盤でよみがえった!”. TOWER RECORDS ONLINE. (2010年1月26日)
- ^ “オリコン史上1000作目のアルバム1位はV6!”. ORICON NEWS. (2007年9月18日)
- ^ 『THE YELLOW MONKEY/BURN』 (ロッキング・オン、2000年)、389頁。
- ^ 『COMPLETE BURN』 (ロッキング・オン、2005年)
- ^ a b c d e f 『ROCKIN'ON JAPAN 1997年11月号』
- ^ a b 『ROCKIN'ON JAPAN 1998年4月号』
- ^ 『SWITCH 2019 VOL.37』 (スイッチ・パブリッシング)
- ^ a b c d e f g 『吉井和哉自伝 失われた愛を求めて』 (ロッキング・オン、2007年)
- ^ a b 『COMPLETE SICKS』DVD Interviews
- ^ a b 森朋之 (2013年7月31日). “徹底座談会で明かされる真実とそれぞれの1曲”. ナタリー
- ^ 『COMPLETE SICKS』ライナーノーツ
- 1 SICKSとは
- 2 SICKSの概要
- 3 収録曲
- 4 参加ミュージシャン
SICK'S
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/11/09 07:30 UTC 版)
「SICK'S」(シックス)は、SuGのメジャー13枚目のシングル。2015年12月16日にポニーキャニオンから発売された。
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- ^ “SuG、新アーティストビジュアルをGIFアニメで公開。ニューシングル「SICK’S」決定”. BARKS音楽ニュース (2015年10月24日). 2016年11月9日閲覧。
- 1 SICK'Sとは
- 2 SICK'Sの概要
SICK(S)
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『SICK(S)』は、日本のロックバンドであるBLUE ENCOUNTのミニアルバム。2019年6月5日にKi/oon Musicから発売された。
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- 1 SICK(S)とは
- 2 SICK(S)の概要
SICKs
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 13:54 UTC 版)
「救済団体」を標榜する、罹人で構成されている集団。自身の欲望を解放した状態こそが人間の幸福の在り方だと主張し、常伏町に病魔を氾濫させようと暗躍している。メンバーは、カナダの学者ジョン・アラン・リーが提唱する「6つの愛」を名乗っている。 元々は、普通の枠に収まらないために孤独を感じていた明羅のために、「普通でないために苦しんでいる人たちと友人になる」ことを目的に、真理也が結成を発案した。事件解決後、解散したかどうかは明らかになっていない。 狂愛(マニア) / 荊 明羅(いばら あきら) SICKsのリーダー格である、長髪の男。宿している病魔は「忘失」。人間に病魔を宿すことで救おうと考えている。 当初は「真理也の偽者」として登場。プライドが高く、独り善がりな性格。SICKsのメンバーを道具同然に扱うことは勿論、唯一の理解者である兄・真理也に対する非道な行いも躊躇なくできる。 中学時代、多方面で活躍する天才として持て囃されていたが、天才ゆえの孤独感から生じたストレスを兄への虐待で解消していた。「明羅」としての人生から逃れるため、「忘失」で他人の記憶を消し、「真理也」としての人生を送っていた。真理也の発案で結成されたSICKsを、「普通」の排斥のために利用するが、逸人らによって失敗、「忘失」を喰われ廃人同然となる。 友愛(ストーゲ) / 王 宇宙(ウォン ユジュウ) SICKsの一員である、黒人系中国人の易者。宿している病魔は「隣人愛」。無用な争いを好まず、卑劣な者は仲間であっても許さない。 真理也の考えに共感してSICKsに入団。しかし明羅やルダスの行いを見た結果、ルダスと戦う経一に協力する。第85診では「隣人愛」の異空間にルダスを幽閉するため、同じく異空間にいるが、その後の消息は描写されていない。 美愛(エロス) / 美咲 ひかる(よしざき - ) SICKsの一員である、美少女のような外見をした美少年。宿している病魔は「美意識」。明るくフランクな性格だが、他人に対して好き嫌いをハッキリ言う面がある。美愛を「ミーア」と読ませた形でネットアイドルをやっている。 美しいものと可愛いものを好み、自身も少女のような格好をするようになった。そんな自分を疎外する「普通」という考えを強く嫌っており、特に性別を間違えた者に対しては凄まじい怒りを見せる。自分を「普通の男の子」と言い切る真哉に心を強く動かされ改心、真哉たちが「抽出銃」を奪い返したことを仲間に報告しなかった。 事件解決後はSICKsから離脱し、真哉と友達になり常伏中の生徒となった。 遊愛(ルダス) / 艶堂 瞬(えんどう しゅん) SICKsの一員である、常伏町のネオン街にあるクラブのホスト。誕生日は3月16日。宿している病魔は「刹那主義」。女好きでノリが軽いが、性格は刹那的で、他人を徹底的に利用し犠牲にすることも厭わない卑劣漢でもある。また、自身に逆らう者のプライドをへし折り、媚びへつらわせる事を喜びとしている。SICKsに入団したのも「楽しそうだから」という理由である。 「刹那主義」を駆使した卑劣な戦法で経一を圧倒するが、ストーゲに見限られたことで形勢が逆転し、経一に叩きのめされ敗北。その後「隣人愛」の異空間に幽閉される。 利愛(プラグマ) / 豪徳寺 利貨子(ごうとくじ りかこ) SICKsの一員である修道女。宿している病魔は「損得勘定」。短気かつ好戦的な性格で口は悪く、お金に対してかなり貪欲である。弱い相手には徹底的に残忍・冷酷だが、自分より強いと見ると一変して卑屈な態度をとる。 ストーゲと共に逸人を狙い、経一と戦闘になる。「損得勘定」の能力で経一を苦戦させるも、「魔煙草」を使用した彼に敗北、戦闘不能に陥った上、常に不幸に見舞われる身になってしまう。その後、不幸から逃れるために逸人に懇願し、自ら「損得勘定」を手放した。 神愛(アガペ) / 荊 真理也(いばら まりや) SICKsの一員である、長髪の少年。宿している病魔は「自己犠牲」。自己犠牲の精神を持つ、温和な性格の持ち主。 中学時代は、弟・明羅や不良などに暴行される日々を送っており、その際に逸人と出会い、友人となった。他人のストレスを暴力で解消させることができる強い肉体を望み、「自己犠牲」に罹る。明羅のためにSICKsを結成したが、暴走する彼を見て口を閉ざすようになった。「自己犠牲」の影響で成長が止まり、現在では幼児のような姿となっている。事件解決後「自己犠牲」は手放したと思われるが、最終診でも子供の姿のままだった。 五年後の最終診では常伏中学校で療治の助手を務めており、生徒からの人気は高く、「カウンセリング室の天使」と呼ばれている。逸人とは今でも友人として接しており、尊敬している。
※この「SICKs」の解説は、「保健室の死神」の解説の一部です。
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