豪徳寺とは? わかりやすく解説

ごうとく‐じ〔ガウトク‐〕【豪徳寺】

読み方:ごうとくじ

東京都世田谷区にある曹洞宗の寺。山号は大谿山。開創年代は文明年間(1469~1487)、開基は吉良忠政。もと弘徳寺と称し臨済宗。江戸時代に井伊直孝の菩提所(ぼだいしょ)となり、その法名から豪徳寺と改称。

豪徳寺の画像
豪徳寺にある井伊直弼の墓

豪徳寺

読み方:ゴウトクジ(goutokuji)

宗派 曹洞宗

所在 東京都世田谷区

本尊 釈迦如来

寺院名辞典では1989年7月時点の情報を掲載しています。

豪徳寺

読み方:ゴウトクジ(goutokuji)

所在 東京都世田谷区

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

豪徳寺

読み方:ゴウトクジ(goutokuji)

所在 東京都(小田急電鉄小田原線)

駅名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

豪徳寺

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/10/06 18:10 UTC 版)

豪徳寺
本堂
本堂
所在地 東京都世田谷区豪徳寺二丁目24番7号
位置 北緯35度38分55.6秒 東経139度38分50.7秒 / 北緯35.648778度 東経139.647417度 / 35.648778; 139.647417座標: 北緯35度38分55.6秒 東経139度38分50.7秒 / 北緯35.648778度 東経139.647417度 / 35.648778; 139.647417
山号 大谿山(だいけいざん)[1]
院号 洞春院[1]
宗派 曹洞宗[1]
本尊 釈迦如来
創建年 文明12年(1480年)[1]
開山 昌譽[2][1]
開基 吉良政忠[2]
中興
  • 天極秀道(開山)
  • 井伊直孝(開基)[2]
文化財
  • 彦根藩井伊家墓所(国の史跡)
  • 井伊直弼墓(東京都指定史跡)
公式サイト https://gotokuji.jp/
法人番号 6010905000179 ウィキデータを編集
地図
豪徳寺の位置(東京都区部内)
豪徳寺
豪徳寺
豪徳寺 (東京都区部)
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三重塔

豪徳寺(ごうとくじ)は、東京都世田谷区豪徳寺二丁目にある、仏教曹洞宗の寺院。元は臨済宗。山号は大谿山(だいけいざん)。

一説には招き猫発祥の地とされる[3]。豪徳寺では「招福猫児」と呼んでおり[4]、寺務所では2-35センチメートル程度の大小10種類を販売している[5]。参拝者が購入・奉納した招き猫は2-3ヶ月に一度お焚き上げして数を調整しているが、境内には1万体以上が並んでいる[5]。

歴史

本寺付近は、中世の武蔵吉良氏が居館としていた。文明12年(1480年)、世田谷城主の吉良政忠が伯母で頼高の娘である弘徳院のために「弘徳院」と称する庵を結んだ[2]。当初は臨済宗に属していたが、天正12年(1584年)に曹洞宗に転じた[1]。

世田谷城は天正18年(1590年)の小田原征伐で廃城となった。江戸時代初期の寛永10年(1633年)、彦根藩主の井伊直孝が井伊家の菩提寺として伽藍を創建して整備した[1]。寺号は直孝の戒名である「久昌院殿豪徳天英居士」による[1]。

井伊直孝の逸話に由来するとされる招き猫(後述)は遅くとも昭和初期には奉納されるようになっていたが、1960年(昭和35年)頃は地面に置かれており、1970年代に奉納棚が設けられた[5]。招き猫の逸話が広く知られるようになって2000年(平成12年)以降の参拝者が増えた[5]。2006年(平成18年)に猫の彫り物が施された三重塔が新たに建立された。

豪徳寺商店街振興組合も猫を街おこしに活用するようになり、2009年(平成21年)にキャラクター「たまにゃん」をつくって「豪徳寺たまにゃん祭り」を始め、翌2010年(平成22年)には豪徳寺駅前に高さ約1メートルの招き猫像を置いた[5]。訪日外国人旅行の観光地としても「ラッキー・キャット・テンプル」と呼ばれ人気がある[5]。

文化財・施設

文化財

彦根藩主井伊家墓所(国の史跡)
仏殿(世田谷区指定有形文化財)
  • 井伊直孝の娘・掃雲院が父の菩提を弔うため、延宝5年(1677年)に建立。
仏殿木像5躯(世田谷区指定有形文化財)
仏殿同様、延宝5年(1677年)、仏師・松雲元慶の作。
梵鐘(世田谷区指定有形文化財)

その他の仏閣

出典は特記なき限り豪徳寺公式サイト[6]による。

開祖堂
  • 平成11年(1999年)11月に落慶。宗関大和尚椅像(豪徳寺の開山)、秀道大和尚椅像(豪徳寺の中興開山四世)、承陽大師(道元)椅像、常済大師(瑩山紹瑾)椅像、聖徳太子椅像、及び歴代住職、彦根藩主の位牌を安置する。
地蔵堂
招福殿
  • 多くの参詣者が家内安全、商売繁盛、開運招福を願い訪れる。圧巻は奉納した大小様々な招福猫児。1941年(昭和16年)に建立され、2022年(令和4年)に改修された。

その他の施設

墓地

招き猫伝説

招福猫児

招き猫発祥の地とする説がある。井伊直孝が猫により門内に招き入れられ、雷雨を避け、和尚の法談を聞くことができたことを大いに喜び、後に井伊家御菩提所としたという[7][8][3]。

豪徳寺では「招福猫児(まねぎねこ)」と称し、招猫観音(招福観世音菩薩、招福猫児はその眷属)を祀る「招猫殿」を置く[3]。招猫殿の横には、願が成就したお礼として、数多くの招福猫児が奉納されている。ちなみに、招福猫児は右手を上げており、小判などを持たない素朴な白い招き猫である。

交通アクセス

参考文献

脚注

  1. 1 2 3 4 5 6 7 8 内務省地理局 1884.
  2. 1 2 3 4 斎藤 1927.
  3. 1 2 3 “招き猫発祥のお寺「豪徳寺」で雄大な建造物と豊かな自然に癒やされよう”. るるぶ&more.. JTB publishing (2022年9月30日). 2024年11月10日閲覧。
  4. ↑ 豪徳寺公式サイト:豪徳寺と招福猫児(2026年10月7日閲覧)
  5. 1 2 3 4 5 6 【東京探Q】豪徳寺に無数の招き猫 なぜ?/写真映え SNSで人気/寺にあやかり町おこしも『読売新聞』朝刊2026年10月5日(都民面)
  6. ↑ “豪徳寺について”. 大谿山 豪徳寺. 2025年1月2日閲覧。
  7. ↑ 江戸歴史散歩愛好会『お江戸の名所の意外なウラ事情』PHP研究所〈PHP文庫〉、2008年9月、86-88頁。ISBN 978-4-569-67114-7。
  8. ↑ 『世田谷散歩 わが街をゆっくり巡るウォーキングガイド』エイ出版社〈エイムック 1825〉、2009年11月、11頁。 ISBN 978-4-7779-1466-1。

関連項目

外部リンク




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