ごうとく‐じ〔ガウトク‐〕【豪徳寺】
豪徳寺
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/10/06 18:10 UTC 版)
| 豪徳寺 | |
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本堂
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| 所在地 | 東京都世田谷区豪徳寺二丁目24番7号 |
| 位置 | 北緯35度38分55.6秒 東経139度38分50.7秒 / 北緯35.648778度 東経139.647417度座標: 北緯35度38分55.6秒 東経139度38分50.7秒 / 北緯35.648778度 東経139.647417度 |
| 山号 | 大谿山(だいけいざん)[1] |
| 院号 | 洞春院[1] |
| 宗派 | 曹洞宗[1] |
| 本尊 | 釈迦如来 |
| 創建年 | 文明12年(1480年)[1] |
| 開山 | 昌譽[2][1] |
| 開基 | 吉良政忠[2] |
| 中興 |
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| 文化財 |
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| 公式サイト | https://gotokuji.jp/ |
| 法人番号 | 6010905000179 |
豪徳寺(ごうとくじ)は、東京都世田谷区豪徳寺二丁目にある、仏教曹洞宗の寺院。元は臨済宗。山号は大谿山(だいけいざん)。
一説には招き猫発祥の地とされる[3]。豪徳寺では「招福猫児」と呼んでおり[4]、寺務所では2-35センチメートル程度の大小10種類を販売している[5]。参拝者が購入・奉納した招き猫は2-3ヶ月に一度お焚き上げして数を調整しているが、境内には1万体以上が並んでいる[5]。
歴史
本寺付近は、中世の武蔵吉良氏が居館としていた。文明12年(1480年)、世田谷城主の吉良政忠が伯母で頼高の娘である弘徳院のために「弘徳院」と称する庵を結んだ[2]。当初は臨済宗に属していたが、天正12年(1584年)に曹洞宗に転じた[1]。
世田谷城は天正18年(1590年)の小田原征伐で廃城となった。江戸時代初期の寛永10年(1633年)、彦根藩主の井伊直孝が井伊家の菩提寺として伽藍を創建して整備した[1]。寺号は直孝の戒名である「久昌院殿豪徳天英居士」による[1]。
井伊直孝の逸話に由来するとされる招き猫(後述)は遅くとも昭和初期には奉納されるようになっていたが、1960年(昭和35年)頃は地面に置かれており、1970年代に奉納棚が設けられた[5]。招き猫の逸話が広く知られるようになって2000年(平成12年)以降の参拝者が増えた[5]。2006年(平成18年)に猫の彫り物が施された三重塔が新たに建立された。
豪徳寺商店街振興組合も猫を街おこしに活用するようになり、2009年(平成21年)にキャラクター「たまにゃん」をつくって「豪徳寺たまにゃん祭り」を始め、翌2010年(平成22年)には豪徳寺駅前に高さ約1メートルの招き猫像を置いた[5]。訪日外国人旅行の観光地としても「ラッキー・キャット・テンプル」と呼ばれ人気がある[5]。
文化財・施設
文化財
その他の仏閣
出典は特記なき限り豪徳寺公式サイト[6]による。
その他の施設
- 墓地
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- 井伊直安の墓(井伊家墓所外)
- 櫻田殉難八士之碑(桜田門外の変にて井伊直弼を警護して殉職した彦根藩士8名の慰霊碑)
- 岡本黄石の墓
- 日下部鳴鶴の墓
- 河手主水(武節貫治)の墓(彦根藩士)
- 葦原金次郎の墓(無縁となり、墓所は改修されて現存はしない)
- 吉江喬松の墓
- 中村吉蔵の墓
- 衛藤即応の墓
- 中島健蔵の墓
- 中島泰蔵の墓
- 堀悌吉の墓
- 香取秀真の墓
- 木俣修の墓
- 大岡蔦枝(家政・料理・教育学者、小説家・大岡昇平の叔母で小説『叔母』のモデル)の墓
- 秋山邦彦(競技バイクレーサー、松竹映画『妻の勲章』で高橋貞二のスタント担当中に事故死)の墓
- 八木岡春山(日本画家、昭和10年(1935年)、高松宮妃に日本画を進講)の墓
- 施設の紹介
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仏殿
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井伊直弼墓
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開祖堂(1999年11月落慶)
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招福殿(左側に招福猫児)
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地蔵堂(2020年9月落慶)
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地蔵菩薩半跏像
招き猫伝説
招き猫発祥の地とする説がある。井伊直孝が猫により門内に招き入れられ、雷雨を避け、和尚の法談を聞くことができたことを大いに喜び、後に井伊家御菩提所としたという[7][8][3]。
豪徳寺では「招福猫児(まねぎねこ)」と称し、招猫観音(招福観世音菩薩、招福猫児はその眷属)を祀る「招猫殿」を置く[3]。招猫殿の横には、願が成就したお礼として、数多くの招福猫児が奉納されている。ちなみに、招福猫児は右手を上げており、小判などを持たない素朴な白い招き猫である。
交通アクセス
参考文献
脚注
- 1 2 3 4 5 6 7 8 内務省地理局 1884.
- 1 2 3 4 斎藤 1927.
- 1 2 3 “招き猫発祥のお寺「豪徳寺」で雄大な建造物と豊かな自然に癒やされよう”. るるぶ&more.. JTB publishing (2022年9月30日). 2024年11月10日閲覧。
- ↑ 豪徳寺公式サイト:豪徳寺と招福猫児(2026年10月7日閲覧)
- 1 2 3 4 5 6 【東京探Q】豪徳寺に無数の招き猫 なぜ?/写真映え SNSで人気/寺にあやかり町おこしも『読売新聞』朝刊2026年10月5日(都民面)
- ↑ “豪徳寺について”. 大谿山 豪徳寺. 2025年1月2日閲覧。
- ↑ 江戸歴史散歩愛好会『お江戸の名所の意外なウラ事情』PHP研究所〈PHP文庫〉、2008年9月、86-88頁。ISBN 978-4-569-67114-7。
- ↑ 『世田谷散歩 わが街をゆっくり巡るウォーキングガイド』エイ出版社〈エイムック 1825〉、2009年11月、11頁。 ISBN 978-4-7779-1466-1。
関連項目
外部リンク
固有名詞の分類
- 豪徳寺のページへのリンク
