球根_(曲)とは? わかりやすく解説

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球根 (曲)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/15 02:15 UTC 版)

球根
THE YELLOW MONKEYシングル
初出アルバム『PUNCH DRUNKARD
リリース
ジャンル ロック
時間
レーベル ファンハウス
プロデュース 吉井和哉
ゴールドディスク
プラチナ (日本レコード協会 1998年2月)
チャート最高順位
  • 週間1位(オリコン
  • 1998年度年間87位(オリコン)
THE YELLOW MONKEY シングル 年表
BURN
1997年
球根
(1998年)
離れるな
(1998年)
ミュージックビデオ
球根 - YouTube
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球根」(きゅうこん)は、THE YELLOW MONKEY1998年2月4日にリリースした通算14枚目のシングル

概要

  • 7thアルバム『PUNCH DRUNKARD』の先行シングルとして、1ヶ月前にリリースされた。
  • THE YELLOW MONKEY史上、唯一オリコンシングルチャート1位を獲得した作品である。2週目にはオリコン14位にランクインし、2週連続ベスト10入りの記録は5作で途絶えた。
  • 当初「真っ赤な情熱」と言う歌詞は「真っ赤な鮮血」となる予定であったが、スタッフに「何か事件があった場合、ラジオでかからなくなる可能性がある」と指摘され、変更した[1]
  • 当時吉井は「10年に一度の曲ができた」と語っている。ミュージック・ビデオの監督を務めた高橋栄樹はこの発言に触発され、「僕も10年に一度のビデオを作らなきゃな」と奮起し、「命を削った」と語るほどの膨大な時間をかけてMVが製作された。高橋は自身の最高傑作として今作のMVをあげている[2]
  • 1998年6月号の『ROCKIN'ON JAPAN』でhideがこの曲を絶賛している。hideが亡くなった当日のライブで演奏された「球根」について、吉井は「hideに向けて歌った」と語っている[3]
  • 2011年に全33公演行われた吉井和哉のソロツアー「Flowers & Powerlight Tour 2011」では本作がセットリストに組み込まれ、東日本大震災のチャリティーグッズとして球根が販売された。
  • また再集結後は菊地英昭のソロギターを加えたことにより約5分の曲が倍の約10分となった。

収録曲

  1. 球根
    (作詞・作曲:吉井和哉 / 編曲:THE YELLOW MONKEY)
    NHKポップジャム」エンディングテーマ
    後に同曲の英語バージョンが16枚目のシングル「SUGAR FIX」のカップリングとして全編英語詞で収録され、タイトルも「BULB」という英語のタイトルとなった。
  2. 甘い経験
    (作詞・作曲:吉井和哉 / 編曲:THE YELLOW MONKEY)
    ライブでは、間奏で吉井が両手を左右に大きく振るダンスを披露する。「PUNCH DRUNKARD TOUR」最終公演ではスタッフもステージに上がってこのダンスを披露した。
    こちらも後に英語バージョンが全編英語詞の「SUGAR FIX」としてイギリスでリリース、日本でも16枚目のシングルとしてリリースされた。
  3. 球根 (Instrumental)
    (作曲:吉井和哉 / 編曲:THE YELLOW MONKEY)

収録作品

#1. 球根

#2. 甘い経験

  • 『PUNCH DRUNKARD』(1998年3月4日)
  • 『SUGAR FIX』(1998年8月21日)※英語バージョン

カバー

#1. 球根

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ 吉井和哉 『So YOUNG―吉井和哉詩集』ロッキング・オン、1999年。ISBN 9784947599667 
  2. ^ 『THE YELLOW MONKEY CLIP BOX』 ライナーノーツ
  3. ^ 吉井和哉 『吉井和哉自伝 失われた愛を求めて』ロッキング・オン、2007年。 ISBN 9784860520717 

外部リンク


「球根 (曲)」の例文・使い方・用例・文例



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