きゅうこんベゴニア (球根ベゴニア)













●写真は「球根ベゴニア」のハンギングタイプ。枝分かれが旺盛で花が下に向きます。野生の球根性ベゴニアから複雑な交配をへて作られました。花色は赤色やピンク、オレンジ色、白色などと多彩で、ほとんどが八重咲きです。花期は5月から11月ごろ、その後に地上部は枯れて球根が形成されます。
●シュウカイドウ科シュウカイドウ属の多年草で、学名は Begoniatuberhybrida。英名は Tuberous begonia。
球根ベゴニア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/12/22 09:34 UTC 版)
球根ベゴニア(きゅうこんベゴニア、学名 Begonia × tuberhybrida、英 tuberous begonia)はベゴニアの一種で、ペルー、ボリビアなどのアンデス高山地帯に分布する植物の交配種である。半耐寒性で暑さにきわめて弱い多年生植物で、フランス・イギリス・ドイツなどでは、家庭用の観賞植物として種子や球根が売られている。日本では、専用の温室がないと栽培は難しい。
性状
直径3~4cmの不整形の塊茎をもち、茎は、草丈20~30cmで直立するものと、ペンデュラ(pendula)とよばれるしだれ状の物とがある。茎・葉共に多汁質で無毛、葉は、ベゴニア属特有な長さ10cmくらいのいびつな腎臓形で、光沢がある。花は、現在の品種は、ほとんどがノン・ストップ形と呼ばれる、日照に関わりなく咲く系統のため、適温であれば初夏から秋まで咲き続ける。花は小輪から大輪まであるが、大輪のものは花径15cmくらいになり、花の豪華さは、洋蘭やボタンに勝るとも劣らないほどである。花色も豊富で、赤・朱色・黄色・ピンク・白・赤紫などと絞りや覆輪のものもある。
球根ベゴニアに関するその他の情報
外部リンク
「球根ベゴニア」の例文・使い方・用例・文例
- 球根ベゴニアという植物
固有名詞の分類
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