植え付け時期による分類
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/20 16:13 UTC 版)
球根は、植え付け時期により、春植え、夏植え、秋植えに分類される。 春植え球根 春分のころから5月上旬に植え付けるもの。主に熱帯地方の原産で、寒さによわく、降霜で地上部がかれる。ダリア、グラジオラス、カンナ、チューベローズなど。このほかに、室内栽培専用のグロキシニア、球根ベゴニア、カラディウム、アキメネスなどがある。 夏植え球根 秋植え秋咲き球根ともいう。しばしば秋植え球根にふくめられる。8月下旬から秋分のころに植え付け、晩秋から初冬に開花するもの。リコリス(彼岸花属)、ステルンベルギア、コルチカム、サフランなど。 秋植え球根 10月から11月に植え付け、冬の寒さに感応して、花芽分化、花芽の伸長、茎葉の伸長がおこなわれて、翌年の春から初夏にかけて開花するもの。耐寒性種にチューリップ、ヒヤシンス、クロッカス、ムスカリ、ダッチアイリス、アネモネ、シラーなど。半耐寒性種にラナンキュラス、フリージア、イキシア、バビアナ、スパラキシスなどがある。
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