コルチカム【colchicum】
読み方:こるちかむ
イヌサフランの別名。
コルチカム (犬サフラン)
●ヨーロッパから西アジアそれに北アフリカが原産です。草地や湿り気のある林内に生え、高さは20~30センチほどになります。鱗茎は卵形で、春に披針形の葉をだしますが、6月ごろには休眠し、葉は枯死します。9月から10月ごろ、花茎を伸ばして「サフラン」に似た花を咲かせます。全草にアルカロイドのコルヒチン(colchicine)やデメコルシン(demecolcine)が含まれ有毒です。属名は、黒海沿岸の都市コルキス(Colchis)から。和名では「イヌサフラン(犬サフラン)」と呼ばれます。
●ユリ科イヌサフラン属の多年草で、学名は Colchicum autumnale。英名は Autumn crocus, Meadow saffron。
アロエ: | アロエ・リンポポウァリイ 木立アロエ |
アンドロキンビウム: | アンドロキンビウム・キリオラツム |
イヌサフラン: | コルチカム |
ウィテヘディア: | ウィテヘディア・ビフォーリア |
ウバユリ: | 大姥百合 姥百合 |
イヌサフラン
(コルチカム から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/17 21:12 UTC 版)
イヌサフラン(学名: Colchicum autumnale)は、イヌサフラン科の植物である。かつてはユリ科に分類されていた。ヨーロッパ中南部から北アフリカ原産。種小名 autumnale〈秋の〉の通り、秋に花が咲く。花がクロッカスに似ているため、「秋のクロッカス」とも呼ばれる[3]。なお名前に「サフラン」と付き見た目もよく似ているが、アヤメ科のサフランとは全く別の植物である。
- ^ a b Chadburn (2014).
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Colchicum autumnale L. イヌサフラン(標準)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年6月10日閲覧。
- ^ 瀧井康勝『366日誕生花の本』日本ヴォーグ社、1990年11月30日、268頁。
- ^ a b c 金田初代 2010, p. 188.
- ^ “食用そっくり有毒植物、10年11人死亡 見分けつく?”. 朝日新聞デジタル. (2017年6月21日). オリジナルの2017年6月21日時点におけるアーカイブ。
- ^ 酒井英二. “自然毒のリスクプロファイル:高等植物:イヌサフラン”. 厚生労働省. 2018年4月25日閲覧。
- 1 イヌサフランとは
- 2 イヌサフランの概要
- 3 毒草
- 4 参考文献
- 5 外部リンク
コルチカム
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/22 23:56 UTC 版)
結女が愛した花であり、伸一郎は焼け跡に生えていた一輪のコルチカムを結女の生まれ変わりと思い、育て増やし続けていた。紗羅の呼びかけに応じ伸一郎の心を救う。
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「コルチカム」の例文・使い方・用例・文例
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