「POWER 」(パワー)は、ポケットビスケッツ の5枚目のシングル 。1998年 7月22日 にリリースされた。
解説
日本テレビ 系バラエティ 『ウッチャンナンチャンのウリナリ!! 』から誕生したポケットビスケッツ。このシングルで3作目のミリオンセラー を達成した[ 1] 。
出荷枚数は110万枚、売上枚数は90万5140枚(オリコン調べ)。
当初、1998年4月22日 に新曲「My Diamond」を発売する予定だったが、同番組で行われたCD発売をかけたブラックビスケッツ との対決で敗れたため、マスターテープを破壊することになる。この後、CD発売を停止されたが100万人の署名を集められたらCD発売を許可という企画に発展。見事178万4892人の署名を集めて生まれた曲。
ジャケット写真の撮影、曲の収録など、全て結果発表の後に突貫作業で行われた[ 2] 。
発売日はリーダーであるテルの誕生日であり、実際に内村光良の誕生日である。
セールスはオリコンの集計でグループ3番目のヒットだが、同番組発のグループで唯一オリコンシングルチャート 1位を獲得した。
1998年12月31日、ポケットビスケッツ&ブラックビスケッツ スペシャルバントとして出場した『第49回NHK紅白歌合戦 』では「POWER & Timing 大晦日MIX」の中で歌唱された。
ミュージック・ビデオ は屋外・屋内の撮影ともにすべて沖縄で行われた[ 3] 。これは「ウリナリ!!」の「ドーバー海峡横断部」のロケ日程に合わせたものである[ 4] 。屋内での撮影は「100万人署名運動」で集められた署名用紙に囲まれて行われた。
これまで、テル(内村光良)のピアノパートは間奏のみだったが、今作ではイントロから演奏をしている。ミュージック・ビデオではローランド のシンセサイザー JP-8000を弾いている姿が確認できる。
また、100万人署名御礼日本縦断ツアーにてウド(ウド鈴木)のギターパートが続々と追加されていった(最後の一音→Eメロ半分→Eメロ全て→Bメロ全て→Dメロ全て〈シークレットライブのみ〉)。
なお、「My Diamond」は翌1999年に新曲「Days 」のc/w(両A面)として収録され、作品化された。
ポケットビスケッツ名義でリリースされた今作と次作「Days/My Diamond」の間に、ポケットビスケッツのソロ活動として、テルは「青の住人 」を、千秋は「マーガレット 」を、ウドは「まごころ 」をそれぞれリリースしている。
2016年6月12日の千秋のTwitter (現 X)でも黄色「YELLOW YELLOW HAPPY 」赤「Red Angel 」と共に「POWER」がミリオン超えた曲として書かれている。
2016年には、元Love のステファニー がアルバム『Aioto』の収録曲としてPOWERをカバーした[ 5] 。
2020年4月、千秋の元夫であるココリコ の遠藤章造 が自身のYouTube チャンネルにてPOWERをカバーした動画を公開した[ 6] 。動画の中で「笑っていいとも! 」の楽屋で当該の署名をしたことを明かしている。
2020年12月、千秋が自身のYouTubeチャンネルにてPOWERを歌った動画を公開した[ 7] 。
2023年『第74回NHK紅白歌合戦 』の特別企画にブラックビスケッツと共に選出された際には、100万人署名運動で集まった署名人数「1784892」の金字をあしらった衣装で25年ぶり2回目の紅白歌合戦のステージに立っている[ 8] 。また、この回の副音声で向井慧 (パンサー )が当時署名をしたことを語っている。
POWER (作詞:CHIAKI /ポケットビスケッツ 作曲・編曲:パッパラー河合 )
POWER(オリジナル・カラオケ) (作曲:パッパラー河合)
収録アルバム
脚注
内村光良 - 千秋 - ウド鈴木
シングル
アルバム
オリジナル
ベスト
その他
1. Sing a Pocket Biscuits
関連項目
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