再降格
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/08 14:16 UTC 版)
2015年2月末、再び崔が黄炳瑞より下位で紹介され、3月9日には労働新聞が「国際女性の日」記念イベントを報じる中で、崔を党中央委員会政治局員兼党中央委員会書記局書記として報道、崔が常務委員から再び降格していたことが判明した。 同年9月の中国人民抗日戦争・世界反ファシズム戦争勝利70周年記念式典に北朝鮮を代表して出席し、父の所属した東北抗日連軍模範部隊を観閲した。 しかし、同年11月、北朝鮮建国まで金日成と抗日パルチザン闘争を展開した「革命第1世代」として知られる李乙雪が94歳で死去した際、崔は葬儀委員会の名簿に名前を連ねておらず、弔問を報じる記事にも登場しなかったため、失脚したとの見方がある。報道では、北朝鮮消息筋の話として、崔が地方の農場で、失敗を犯した幹部らを再教育する「革命化教育」を受けているとの情報が出ている。「革命化教育」は重い罰であるが、崔は、2004年にも不正の疑いで革命化教育を受けた後、復帰しており、今度もいつか復帰する可能性も指摘されている。大韓民国国家情報院は2015年11月24日に行った国会での報告の中で、白頭山英雄青年発電所の工事中に土砂崩れや漏水が発生したことの責任を問われたことや、青年政策をめぐって金正恩に異論を唱えたことなどが失脚の要因になったと報告した。
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