再開試合の例とは? わかりやすく解説

再開試合の例(試合記録継続の例)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/31 22:56 UTC 版)

Jリーグの試合中止例」の記事における「再開試合の例(試合記録継続の例)」の解説

打ち切りとなる時間までの試合記録取り消さず後日中断時点から再開した試合Jリーグでは6例ある。 2009Jリーグディビジョン1 第25鹿島アントラーズ v 川崎フロンターレ2009年9月12日19:04中断前) 鹿島アントラーズ 1 - 3川崎フロンターレ マルキーニョス 30鄭大世 19分, 32ジュニーニョ 66カシマスタジアム観客数: 22,323人主審: 岡田正義 鹿島アントラーズ v 川崎フロンターレ 2009年10月7日19:04再開後) 鹿島アントラーズ 2 - 3川崎フロンターレ 岩政大樹 74公式記録 カシマスタジアム観客数: 3,895人主審: 岡田正義 74分(後半29分)1秒時点で、集中豪雨に伴うピッチコンディション不良のため、約30分の中断経て打ち切り当時規約では「試合無効90分の再試合となるところだが、これに異議唱えた川崎側から申し入れにより、9月15日行われた理事会にこの試合取り扱いが諮られ(規約とは矛盾するが、試合実施要項理事会協議することになっていた)、「74終わっている」「点差ついている」ことを理由理事会にて中断時点からの再開決定10月7日再開試合が行われた。理事会鹿島側は当初過密日程理由に「(1-3で)試合成立でもいい」との意向示し川崎一時はこれに同調していたという。 再開試合鹿島・岩政のゴール再開最初プレー鹿島相手陣内からのフリーキック)からの得点だった。 2012年Jリーグ ディビジョン213栃木SC v アビスパ福岡2012年5月6日13:30中断前) 栃木SC 1 - 0アビスパ福岡 チャ・ヨンファン 48栃木県グリーンスタジアム観客数: 3,718人主審: 中村太 栃木SC v アビスパ福岡 2012年5月17日19:30再開後) 栃木SC 2 - 0アビスパ福岡 廣瀬浩二 73公式記録 栃木県グリーンスタジアム観客数: 1,984人主審: 山内宏志 雷雨のため、当初予定13:03)より27分遅れでキックオフ後半6分51分)に25分の中断試合再開後、後半24分(69分)38秒に2度目中断打ち切り11日後に再開試合行った。 この試合で、先発出場だった栃木GK武田博行再開試合出場できず、中止試合控えだった柴崎邦博出場。この交代は「選手変更」として交代含めなかったため、栃木はこの試合柴崎含めて4人の交代選手出場させている(本来は交代は3人まで)。さらに栃木鈴木修人をベンチメンバーに追加登録再開試合にはチーム帯同せず)、福岡石津大介に代わって坂田大輔再開試合のベンチメンバーに登録(出場せず)した。また、この試合では主審中止試合再開試合交代している。 2018 明治安田生命J2リーグ15ファジアーノ岡山 v 東京ヴェルディ2018年5月18日19:03中断前) ファジアーノ岡山 0 - 1東京ヴェルディ 藤本寛也 20シティライトスタジアム観客数: 6,709人主審: 福島孝一郎 ファジアーノ岡山 v 東京ヴェルディ 2018年6月27日19:35再開後) ファジアーノ岡山 0 - 1東京ヴェルディ 公式記録 シティライトスタジアム観客数: 4,312人主審: 福島孝一郎 試合開始後から降り始めた強まり、空に稲光見え始めた 62分(後半17分)の時点主審福島孝一郎試合中断選手引き揚げさせて約1時間ほど回復待ったが、最終的に中止決定したその日のうちに、後日中断時点からの再開試合を行うことを決定し日程調整結果、第20節と第21節の間のミッドウィークに再開試合行った岡山はベンチメンバーのうち、U-19サッカー日本代表ロシア遠征参加したDF阿部海大替わりDF後藤圭太差し替え東京V試合出場していたDF若狭大志療養中につき出場できなかったことからベンチメンバーだったDF畠中槙之輔交代交代には含めずこれに伴いベンチメンバーにMF内田達也追加登録)、またベンチメンバーだったFWカルロス・マルティネス退団したことに伴いFWアラン・ピニェイロ差し替えた。また、副審変更されている。なお、得点挙げた東京VFW藤本寛也中断前の60分にDF田村直也交代)も岡山DF阿部同様U-19日本代表遠征参加していた。 2020 明治安田生命J3リーグ11福島ユナイテッドFC v FC岐阜2020年8月22日15:03中断前) 福島ユナイテッドFC 0 - 2FC岐阜 橋本和 8分大西遼太郎 28郡山西部サッカー場観客数: 842人主審: 酒井達矢 福島ユナイテッドFC v FC岐阜 2020年9月9日15:03再開後) 福島ユナイテッドFC 0 - 2FC岐阜 公式記録 とうほう・みんなのスタジアム観客数: 66人主審: 酒井達矢 後半開始直前鳴り始めたことから、主審酒井達矢ピッチ上に出てきた両チーム選手を一旦引き上げさせ、キックオフ遅らせ天候回復待ったが、会場郡山西部サッカー場照明設備がなく、天候回復後試合再開させても試合時間遅くなり続行困難と判断され試合中となった。同サッカー場避雷針埋め込みゴールがないなどJリーグ施設基準満たしていなかったが、特例開催認められており、同会場では初のJリーグ公式戦であった日程調整結果後半開始からの再開試合福島の本来のホームであるとうほう・みんなのスタジアム開催することを発表した。同会場にも照明設備がないことから、平日日中開催となる。 再開試合では副審1名と第4審の交代はあったものの、それ以外は本来の規定範囲内での選手交代行われた2021 明治安田生命J2リーグ 第3節 大宮アルディージャ v 京都サンガF.C.2021年3月13日14:03中断前) 大宮アルディージャ 0 - 1京都サンガF.C. 武富孝介 18NACK5スタジアム大宮観客数: 2,234人主審: 高山啓義 大宮アルディージャ v 京都サンガF.C. 2021年3月24日19:03再開後) 大宮アルディージャ 1 - 2京都サンガF.C. ネルミン・ハスキッチ 44公式記録 ピーター・ウタカ 85分 (PK) NACK5スタジアム大宮観客数: 2,531 人主審: 高山啓義 前半18分に京都MF武富孝介先制ゴール決めた直後雷鳴聞いた主審高山啓義キックオフ前選手全員引き上げさせ天候回復待ったが、天候回復しないことから試合中止を決定したその後調整結果11日後に再開試合開催されることが決定した再開試合では、大宮ベンチ入りしていた大山啓輔小島幹敏になった以外は両チーム選手そのまま出場したが、役員主審と第4審以外の副審及びマッチコミッショナー交代となった2022 明治安田生命J2リーグ 第8節 モンテディオ山形 v ファジアーノ岡山2022年4月3日14:03当初モンテディオ山形 0 - 0ファジアーノ岡山 木村太哉 90+2分 NDソフトスタジアム山形主審: 清水修平 モンテディオ山形 v ファジアーノ岡山再開後) モンテディオ山形 vファジアーノ岡山 この試合前半10分、山形DF半田陸バックパス山形GK後藤雅明の脇をかすめて自陣ゴール向かったため、GK後藤ペナルティエリア内で手で掻き出したところ、主審清水修平後藤反則取り岡山間接フリーキック与え加えてGK後藤に対してハンドにより相手チーム得点機会阻止した判断してレッドカード提示して退場処分とした。そのまま試合は一旦成立したものの、この時の取り扱いサッカー競技規則明記された「(GKペナルティエリア内でバックパスを手で扱っても)懲戒罰則与えられない」とする処分異なることから、試合翌日4月4日付けで「勝敗の決定影響を及ぼす担当審判員による明らかな競技規則適用ミスがあった」ことを確認したとして、JFA通じて国際サッカー評議会 (IFAB) にも確認し、この試合取り扱いについて協議。翌4月5日臨時実行委員会及び理事会開催し、この試合再試合を行うことを決定した再試合方法については慎重に検討進められ結果、「競技規則適用ミス生じた時点」、すなわち、前半10分の山形GK後藤反則対す間接フリーキック時点からの再開試合とすることとし、「出場・エントリーメンバーの制限設けない」「出場エントリー選手変更する場合は、交代使用したとみなさない」「前半10分のバックパス処理の反則までの記録は有効で、それ以降記録無効(従って、4月3日90+2分に岡山MF木村太哉挙げたゴール無効)」と取り扱うことが決まった

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