櫂とは? わかりやすく解説

かい【×櫂】

読み方:かい

《「か(掻)き」の音変化》船を人力進めるための棒状船具。棒の先端翼状削ったもので、舷にかけて掻いて船を進める。「—をこぐ」

[補説] 書名別項。→櫂


かい【櫂】


櫂―第一部

作者宮尾登美子

収載図書三浦綾子宮尾登美子
出版社角川書店
刊行年月1998.11
シリーズ名女性作家シリーズ


読み方:カイkai

作者 宮尾登美子

初出 昭和47年

ジャンル 小説


出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/11 00:00 UTC 版)

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船の右左に出ているものが櫂

(かい)は、人力によりの推進力を得るための道具である。櫂を使って船を進ませることを「漕ぐ」(こぐ)という。櫂を使って海や川を移動する。櫂は一般に長い棒状であり、一端の平らな部分を水に入れ、漕ぎ手はその反対側の柄の部分を握って操作する。

英語では、ボートなどで使用する船べりに支点を持つものを "oar"(日本語発音:オール)と呼び、カヌーなどに用いる船べりに支点を持たないものを "paddle"(日本語発音:パドル)と言って区別するように、日本語でも、それぞれを「櫂」(かい)と「橈」(かい)と書いて区別することがある。

日本独特の和船で用いられる櫂には、柄の末端部分に「櫂杆」(かいずく)や「撞木」(しゅもく)と呼ばれるT字形の横棒が付いている。このような和船の櫂は、水をかいて船を操るだけではなく、のように水中で左右に翼面を振ることで揚力を得て進む操作も行えるようになっている。また、日本の昔からの船では、西洋式のオールと同様に船の両舷から出して船べりに支点を設けて水をかくことで推進力を得る「車櫂」(くるまがい)と呼ばれるものがある。

和船では、櫂は船尾に1つだけ備えて船頭が操作する。また、和船では、櫂から発展した練り櫂(ねりがい、ねりかい)と呼ばれる櫂に似た道具がある。これには、櫂よりも長い櫂杆が付いており、やはり船尾に1つだけ備えて船頭が操作する点は同様であるが、両手で操作することで推進力がさらに得やすいだけでなく、舵として機能させ、船の針路を制御することもできる。練り櫂が発展して艪が生まれたと考えられている。

脚注

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関連項目


櫂(かい)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/03/08 09:40 UTC 版)

海賊船ナプナコリ号の冒険」の記事における「櫂(かい)」の解説

ナプナコリ号の乗組員飄々とした性格の男で、シニカルな面があり、どこか他人とは一線引いたような雰囲気まとっている。

※この「櫂(かい)」の解説は、「海賊船ナプナコリ号の冒険」の解説の一部です。
「櫂(かい)」を含む「海賊船ナプナコリ号の冒険」の記事については、「海賊船ナプナコリ号の冒険」の概要を参照ください。

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出典:『Wiktionary』 (2021/08/12 02:29 UTC 版)

発音(?)

名詞

  1. かい)舟を前に進めるために使う道具

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「櫂」の例文・使い方・用例・文例

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