チームSITジニアス
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 09:18 UTC 版)
「カードファイト!! ヴァンガードの登場人物」の記事における「チームSITジニアス」の解説
VFサーキットに招待されたシンガポール工科大学の現役大学生。3名ともカムイと同年代であり、飛び級で入学した精鋭である。試合では最小ターンでファイトを制して一躍注目を浴びた。シンガポールステージにおいて3回戦でQ4を、決勝戦でカエサルを圧倒的な実力で撃破してシンガポールステージ優勝を飾った。3名とも「グレートネイチャー」で構成されたデッキを使用している。『リンクジョーカー編』では、来日してアイチと談笑する姿を見せている。空港の事件が解決した後はシンガポールへ帰国し、そちらでЯファイターと交戦する。最終話では櫂を経由してカードキャピタルのショップ大会に招待され、参加する。『G』以降リーとアリは登場していないが、クリスとのチーム関係は健在であり、ギアースクライシスにも関わっていた。 クリストファー・ロウ 声 - 矢作紗友里(4期および劇場版まで)→花倉洸幸(『G』第2期から) 誕生日2月24日(魚座)、血液型はA型。 通称「クリス」。3人のリーダー格でアイチの対戦相手。アイチ達に対して挑発的な言動を取る。3期連続で学内チャンピオンに輝く実力の持ち主だが、そのポジションを守るために全てをヴァンガードに費やすあまりに「強いことは孤独」と考えるようになり、チームメイトのリーやアリでさえも仲間とは思っていない。 アイチとのファイト中にタクトの介入によってPSYクオリアの能力者として覚醒し、その力を再び振るうことを躊躇うアイチを蹴散らした。 99話にて「虚無(ヴォイド)」により心の闇が解放されたことで、第1期のアイチやレン同様、PSYクオリアの闇に飲まれてしまう。 自分のPSYクオリアの力に絶対の自信を見せていたが、アイチが敗北することなく攻撃を耐え切ったことで狼狽え、最後はアイチの「光輝の獅子 プラチナエイゼル」のアルティメットブレイクにより大幅強化されたユニットたちの猛攻に耐えきれず敗北。PSYクオリアの闇から解放された直後、他のメンバーと共に地球へ強制送還された。『リンクジョーカー編』で日本のカードファイト事情を調べるためにほかのメンバーと共に来日し、以前と違い周りに気を使う発言もするようになった。第134話では、帰国した光定から強引にファイトを申し込まれ、SIT仕込みではない別次元の強さを見せつけられ敗北。リー、アリと共にЯファイターとなるが、レオンと正気を取り戻した光定に敗北し、全員正気を取り戻す。 【劇場版】 「メサイア・スクランブル」のAブロック1回戦でミサキとファイトするが敗北する。 【G第2期】 青年に成長。ジニアスコミュニケーション(通称GTEC)を設立し、ファイカを開発するなどシンガポールでさらに名を広げた著名人となっている。ズー支部のゲストとして登場し、対戦権を会得したトライスリーのトコハと対戦、怒涛のリアガードパワーアップで追い詰めるも、敗れた。Gクエスト終了後、マモルに呼ばれ、今回のイベントでの常用ギアースを調査するため協力する。 主な使用カードは「学園の狩人 レオパルド」、「双筆の闘士 ポラリス」、「特別名誉博士 シャノアール」。 リー・シェンロン 声 - 下田麻美 ミサキの対戦相手。シンガポールの名家の出身で、「名家の人間はヴァンガードファイトでも最強でなくてはならない」という持論を持つ。飛び級で大学に入ったことを鼻にかけ、ケンジやカムイを挑発するような言動を取っていたが、学内トーナメントではクリスに敗北しており、チーム内でナンバー2に甘んじていることに内心では不満を募らせている。また、「チームメイトは仲間ではなく敵」「クリスを倒すのはこの俺」と言い放つなど、その結束は極めて危ういものであったが、一方でナンバー1であり続けるために人一倍努力をしていたクリスのことを内心では尊敬していて、クリスが「ヴォイド」に魅入られた時には、涙ながらに彼に元に戻るよう訴えた。試合ではミサキに辛辣な言葉責めを浴びせて勝利している。 クリスがPSYクオリアの闇から解放された際には「またPSYクオリアに頼ったら許さない」と言いながらも彼を信用する胸を伝え、アイチたちに激励の言葉をかけて、他のメンバーと共に地球に強制送還された。『リンクジョーカー編』でクリスと共に来日。少々棘のある発言は変わりないが、かなり物腰が柔らかくなっている。また、シンガポールで光定に敗れたことがクリスの口から語られている。 アリに対しては前向きな姿勢をうらやましく思う反面で女癖の悪さに頭を悩ませている。 主な使用カードは「武装教官 バイソン」でリバース化した際の切り札は「学園の処罰者 レオパルド “Я”」。 ファジル・アリ 声 - 根本圭子 カムイの対戦相手。無類の女好きでナルシスト。しかしその反面PSYクオリアによって傲慢になったクリスの言動も笑顔で流すなど心の広い好人物でもある。「ヴァンガードの強い男に女はなびく」が信条。ファイト中はパワーを「モテモテ度」、クリティカルを「ズッキュン度」などと表現する。カムイのイメージのエミをも手中に収めると言い放つも、カムイの意地に押される形で敗北した。試合後は己の道の険しさを再認識して表情を曇らせていたが、自らの勝利に過剰なまでに拘るリーとは異なり、負けても気持ちの切り替えが早い。 クリスがPSYクオリアの闇から解放された際には、アイチたちに「このピンチを救ったら女の子にモテる」という彼なりの激励の言葉をかけ、他のメンバーと共に地球に強制送還された。『リンクジョーカー編』ではクリスらと共に来日。だが、日本のメイドに会いたがったり、自分の彼女の多さを森川に自慢するなど、女癖の悪さは相変わらずのようである。 最終話ではクリス、リーと共にショップ大会に参加してジリアンとシャーリーンにアプローチを掛けるが引かれていた。 主に「ロックス」と名前につく連携ライドを主体としたデッキを使用する。リバース化した際の切り札はリー同様に「学園の処罰者 レオパルド “Я”」。
※この「チームSITジニアス」の解説は、「カードファイト!! ヴァンガードの登場人物」の解説の一部です。
「チームSITジニアス」を含む「カードファイト!! ヴァンガードの登場人物」の記事については、「カードファイト!! ヴァンガードの登場人物」の概要を参照ください。
- チームSITジニアスのページへのリンク