チャンピオンシップとは? わかりやすく解説

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チャンピオンシップ【championship】

読み方:ちゃんぴおんしっぷ

選手権また、それを争う試合


選手権

(チャンピオンシップ から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/20 01:25 UTC 版)

選手権(せんしゅけん)あるいはチャンピオンシップ(championship)とは、ある競技の中で最も優れた個人あるいはチーム、即ち優勝者を決めるために行なわれる大会や試合のこと。選手権大会や選手権シリーズ[注 1]、選手権試合、王座決定戦などがある。また選手権は、それらの大会・試合の優勝者(チーム)に与えられる称号(タイトル)でもあり[注 2]、その保持者はチャンピオン(選手権者)と称される(たとえばNHK杯テレビ将棋トーナメントNHK杯テレビ囲碁トーナメント優勝者を表す「NHK杯選手権者」など)。

なお、大相撲のトーナメントでは「選士権」という場合もある(間違いでは無いが通常は相撲の出場者は力士と呼ばれ選手とは呼ばれないことから)。

選手権の形式

フィギュアスケートなどの採点競技や自転車競技のような記録競技の選手権大会では、トップレベルの競技者が一堂に会して競い合い、最も優れた成績を収めた者が新たなチャンピオンとなる。

対戦競技の選手権は、タイトルマッチ・システム、トーナメント・システム、リーグ・システムなどの形式により行われている。囲碁将棋では、トーナメント・システム、リーグ・システムにより挑戦者を決定するタイトルマッチ・システム(挑戦手合制)を採用することもある。

タイトルマッチ・システム

タイトルマッチ・システムとは、チャンピオンと挑戦者によるタイトルマッチで勝利した者が新たなチャンピオンとなる形式である。将棋囲碁では挑戦手合制と呼ばれる。

ボクシングプロレスのタイトルマッチでは、現役王者を負かすことによって新たに王者になれる(引き分けは王者防衛の場合がほとんど。プロレスでは王者の反則負け・リングアウト負けでは王座が移動しない団体もある)。この場合、競技によっては王者側の都合によって王座に挑戦出来る回数が変わってしまうという難点もある。たとえば防衛戦のスケジュールは「最低限Xヶ月に1回」という程度にしか制約できないため、最低限の回数で済ませるかそれ以上の試合数をこなすかはひとえに王者の都合による。挑戦者の選定も王者側の意向が大きく影響するため、極端な例では「強すぎて挑戦させてもらえない」ということすらある(王者が挑戦者を選べる以上、王者から見て「どう考えても勝てそうにない」相手は挑戦させないのが得策ともいえる。例えばプロレスのカール・ゴッチなどが「強すぎて王者が逃げた」とされていた)。また、かつてのボクシング界には「カラーライン」といって「黒人の挑戦は受けない」と宣言する王者もいた(黒人王者でも「黒人同士の試合では客が来ないから」と黒人の挑戦者を忌避した例もあった)。プロレスやボクシングのように世界・大陸・国家の各段階に王者(日本ボクシング界の場合は世界チャンピオン、東洋太平洋チャンピオン、日本チャンピオン)が存在する場合もあり、この場合日本チャンピオンが日本最強の選手とは限らなくなる。たとえば日本人初のボクシング世界王者である白井義男は世界王座奪取直後に日本王座を返上しており、世界王座在位中も含め引退まで日本王者にはつかなかった。

トーナメント・システム

トーナメント・システムとは、トーナメントを開催してその優勝者がチャンピオンとなる形式である[注 3]サッカーFAカップスペイン国王杯はトーナメント・システムを採用している。FIFAワールドカップのように、トーナメント・システムにリーグ・システムを組み合わせてチャンピオンを決定する大会もある。

リーグ・システム

リーグ・システムとは、リーグ戦によりチャンピオンを決定する形式である。同じくサッカーならばイングランドのプレミアリーグやイタリアのセリエA、日本のJリーグなどはリーグ・システムにより行われる。

関連項目

脚注

注釈

  1. ^ 例えば野球日本選手権シリーズ
  2. ^ この場合「選手権を獲得する」「選手権を奪取する」などと表現される。
  3. ^ リーグ・システムとトーナメント・システムの大会を同主催者が開催している場合、リーグ・システムの大会の優勝者をチャンピオン、トーナメント・システムの大会(カップ戦)の優勝者をカップ・ウィナーとして区別することがある。

チャンピオンシップ(通信対戦)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/30 07:16 UTC 版)

実況パワフルプロ野球2016」の記事における「チャンピオンシップ(通信対戦)」の解説

インターネット回線およびアドホック通信PS Vita版)で他のプレイヤー通信対戦を行うことができるが、今作も同じ機種同士での対戦限られる本作通信対戦オンラインサービス提携しており、前作の『2010』から『2014』までの通信対戦とは異なりオンラインサービス終了する選択不可能となる。 ver.1.07のシーズンアップデートからは2016年度データの「通信対戦」の選択不可能となり、2017年度データから新たに「チャンピオンシップ」モード搭載された。Vita版でのアドホック通信メインメニューの「対戦」で可能。 試合結果後に取得できるCP(チャンピオンポイント)」を集めて受け取到達報酬で「パワフェス」、『ヒーローズ』で登場した固有選手打席ポーズ演出、『パワプロ2013』、『2014』で配信された、SR版イベントキャラが使っていたポーズ演出。『パワプロ2014』の「ペナント」から使われた「ふたつ名システムが『ヒーローズ』で踏襲された「称号システムとなり、自分選手設定することが出来るなど、様々な報酬貰えた。 2018年4月19日をもってオンラインサービス終了しているため、現在は使用不可詳細は「実況パワフルプロ野球 チャンピオンシップ2017」を参照

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・チャンピオンシップ(Championship)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 05:27 UTC 版)

アスファルト8:Airborne」の記事における「・チャンピオンシップ(Championship)」の解説

ロケーション行われるツアークリアするモード各ツアーは「予選」(ELIMINATIONまたはタイムアタック)と最後の「グランプリ」から構成されており、予選クリアすることでグランプリ挑戦できるすべてのグランプリクリアでマシン手に入る。また各予選目標予選クリア必須)およびサブ目標達成で「トロフィー」が手に入るトロフィー一定集めることで(マシン以外の)特別報酬が手に入る。他とは異なりイベント間内であれば何度でもプレイ可能なので、マシン入手後に予選戻ってトロフィー集めを行うこともできるプレイにはタイヤ(8時間または12時間に5個補充)が必要。新たなツアー一定時間開放される

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「・チャンピオンシップ(Championship)」を含む「アスファルト8:Airborne」の記事については、「アスファルト8:Airborne」の概要を参照ください。

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