架空のできごと
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1402年以降 - 靖難の変で叔父の燕王に敗北し、南京の宮殿から僧となって落ち延びた建文帝は雲南ほか諸国を流浪するも、平穏なうちに一生を終える(幸田露伴『運命』)。 1405年以降 - 始皇帝以来の伝国の玉璽を、元の順帝が持ち去った。この玉璽を奪い返すよう明の永楽帝が太監の鄭和に命じる。鄭和は大船団を組み、妖怪や神異に遭遇しつつ、西へ西へと進んでいく(明末の羅懋登による口語小説『三宝太監西洋記』)。 1413年 - 臆病者で酒飲みで強欲、狡猾で好色だが、限りない機知溢れた巨漢の老騎士フォルスタッフは、ハル王子の放蕩仲間であった。王子がイングランド王ヘンリー5世となると王のもとから追放され、失意のうちに死んでいく(シェイクスピア『ヘンリー四世』『ヘンリー五世』)。 1424年 - 1437年 - 25年以上に渡りスコットランドのギャロウェイの海岸で、徒党を組んで旅人を襲撃して惨殺、その肉まで食らっていたというソニー・ビーンとその一族の事件が国王ジェームズ1世の耳に届いた。ことの重大さを理解した国王は自ら300名余の兵を率いて一族を追捕、彼らを極刑に処した(『ニューゲート・カレンダー』ほか)。 1446年 - 「聖杯の一族」でありテンプル騎士団の流れを引くスコットランドのシンクレア家(英語版)(サンクレール家)のウィリアムがエディンバラ近郊にロスリン礼拝堂(英語版)を建設する。この礼拝堂には晦渋で謎めいた幾つもの象徴が仕掛けられており、この家がフリーメイソンの大本となることを意味しているという(ダン・ブラウン『ダ・ヴィンチ・コード』)。 1449年 - 若狭国出身の八百比丘尼(白比丘尼)が京都に出現し評判をとる(654年に誕生し1454年に800歳で故郷の小浜空印寺で往生を遂げたという)(中原安富『安富記』・瑞渓周鳳『臥雲日件録』)。 1450年 - アテネ公爵夫人ジスモンダは5歳の息子フランチェスコの摂政としてこの国を統治している。息子が陰謀に巻き込まれ虎の穴に落ちた時、彼女は息子を救った者との結婚を誓う(ヴィクトリアン・サルドゥの演劇「ジスモンダ」)。 1458年 - 里見義実の娘・伏姫が割腹し、仁義八行の文字が記された珠が飛散する(曲亭馬琴『南総里見八犬伝』)。 1462年 - オスマン帝国に兵士イエニチェリとなる1000人の男子を差し出すよう命じられたワラキアの君主ヴラドは、国の行く末と息子の身を案じ苦悩するが、洞窟に潜む悪魔と契約を交わして魔性の力を持つ吸血鬼となり、強大なオスマン帝国に戦いを挑んでいく(ゲイリー・ショア監督の映画「ドラキュラZERO」)。 1478年 - 兄王エドワード4世を廃位する陰謀をウォリック伯とともに企てた王弟クラレンス公は、死刑に処されることになったが、本人の希望を容れて、マームジーのワインの酒樽で溺死させられることになった(ウィリアム・シェイクスピアの戯曲『リチャード3世』)。 1482年 - パリのノートルダム大聖堂助祭長フロロがジプシーの踊り子エスメラルダを魔女裁判で処刑。大聖堂の鐘つきカジモドがそれに反発しフロロを殺害する(ヴィクトル・ユーゴー『ノートルダム・ド・パリ』)。 1483年 - 八犬士が集結する(『南総里見八犬伝』) 1484年 - 薔薇十字団の創設者であるクリスチャン・ローゼンクロイツが106歳で亡くなり、七角形の地下納骨堂に「我は120年後に開顕されるであろう」という文言を添えて秘密裏に葬られる(ヨハン・ヴァレンティン・アンドレーエの小説『化学の結婚』)。
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架空のできごと
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紀元前286年以前 - 琴高仙人は趙の出身で宋の康王に舎人として仕えた人物で、琴の名手でもあった。各地を遍歴した後に衆人が集まる中、「龍を捕らえる」と言って涿水から巨大な鯉に跨って出現し、天へと登っていった(『列仙伝』)。 紀元前246年 - 天下の大将軍を夢見る戦災孤児の信のもとに、弟の成蟜に位を奪われた若き秦王嬴政が逃れてくる、秦王の顔立ちは信のかけがえのない友人漂と瓜二つであった。この運命的な出会いから、中国統一の大きな野望と戦いが繰り広げられることになる(原泰久の漫画『キングダム』)。 紀元前241年以降 - 第一次ポエニ戦争に敗北したカルタゴでは各地で反乱が勃発する。ハミルカル・バルカの娘で神殿の巫女サランボーは、反乱軍に奪われた聖なる布を返還してもらうべく反乱軍指導者マトーのもとを訪れる(ギュスターヴ・フロベールの小説『サランボー』)。 紀元前214年以降 - 北方の遊牧民から中国を守るべく、皇帝の命により万里の長城の建設が始まったのは、「私」が初等教育を終えたその年のことであった。以来、いつ果てるとも知れぬ終わりなき工事が、延々と続いている。すでに皇帝の命であるとか遊牧民を抑え込むといった目的から逸脱し、何のためのものなのか誰もが知らぬままそれでも工事は更に続く(フランツ・カフカ『万里の長城』)。
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紀元前1526年 - アトランティス滅亡。初代マスター、クロノスのクリスタルを手に入れるためアトランティスに到達。(ドラマ『ドクター・フー』)
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紀元前2560年 - 初代ドクターがダーレクに追われこの時代に辿り着く。ダーレクとエジプト兵が戦闘(ドラマ『ドクター・フー』)。 紀元前2550年頃 - ギザのピラミッドの建設は古代エジプトの王スーリードによるものであるが、また違う説としてイドリースによって建てられたともされている。イドリースなる人物は『旧約聖書』の預言者エノクのことであり、ギリシアの賢人で「三倍に偉大な」という名を持つヘルメス・トリスメギストスのことでもある(13世紀エジプトの学者イドリースィーや、15世紀エジプトの学者マクリーズィーによる「アラブ人によるピラミッドの伝承」)。
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紀元前10,000年頃 - 映画『紀元前1万年』の舞台となる時代。 紀元前10,000年頃 - フィリップ・ホセ・ファーマーの小説『Hadon of Ancient Opar』と『Flight to Opar』の舞台となる時代。 紀元前9564年 - アトランティス大陸の消滅(神智学の伝説による) 紀元前9500 - 9000年頃 - ミトコンドリアDNAハプログループ J(英語版)の「クランマザー」が小アジアか肥沃な三日月地帯に住んでいた。(ブライアン・サイクスの『イヴの七人の娘たち(英語版)』)
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カーズら、初めて人間の歴史に姿を現す(漫画ジョジョの奇妙な冒険シリーズ第2部『戦闘潮流』)。
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紀元前11世紀 - タイムロードの再生の謎を暴こうとしたターローら囚人が無限に再生させられる。(ドラマ『ドクター・フー』)。 紀元前11世紀 - 九尾の狐は美女の妲己になりすまして、殷の紂王を誘惑し、賢臣を殺害させて暴政を敷かせ、酒池肉林などの乱行を唆して国を傾けたが、周の武王の放伐により紂王ともども成敗される(元代の歴史講談小説群である『全相平話』の一節「武王伐紂平話」が初出、以後は明代の伝奇小説『封神演義』などに発展)。
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紀元前14世紀 - 高校に合格したばかりの中学生鈴木夕梨(ユーリ)は、ボーイフレンドとの仲もよく、楽しいデートを満喫していた。しかしその最中に突然現れた何者かの手によって、水溜りの中に引き込まれる。魔手から逃れて水中から顔を出したユーリが目にしたのは、紀元前14世紀のヒッタイト帝国の首都ハットゥサだった(篠原千絵の漫画『天は赤い河のほとり』)。 紀元前1350年頃 - カラベル峠に建てられた象形文字ルウィ語の「カラベルの石碑」を、ギリシアの歴史家ヘロドトスはアナトリア半島から西進しヨーロッパを征服したエジプト王セソストリスの姿を刻んだものだと記録している(第12王朝のセンウセレト3世がセソストリスのモデルと見做されているが、ヨーロッパを征服した古代エジプト王は存在しない。ヘロドトスの『歴史』ほか)。 紀元前1334年 - 古代エジプトがイナゴエイリアンによる襲撃を受ける。ネフェルティティは11代目ドクターと協力してこれを退けた後、ターディスに乗り込み2367年へ飛ぶ(ドラマ『ドクター・フー』)。
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紀元前3078年 - スコーピオン・キングが世界を征服するため戦争を起こす(映画ハムナプトラ2/黄金のピラミッド)。 紀元前3071年 - スコーピオン・キングが「アム・シェアーの聖なるオアシス」まで逃げ落ちるも、その死の瞬間に冥界の神アヌビスから特別な力を与えられる(ハムナプトラ2/黄金のピラミッド)。 氷の戦士最高司令官スカルダクが地球の北極にて休眠状態に入る。(ドラマ『ドクター・フー』)
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架空のできごと
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「紀元前11千年紀以前」の記事における「架空のできごと」の解説
紀元前28000年頃 - エリダヌス座28番星から来訪したインベム星人が地球の植民地化を目論んで侵略を開始。当時南極で栄えていたソロン王国を滅ぼすも、氷河期の到来によって地球が寒冷化したためエリダヌス座28番星へと撤退する(アニメ『氷河戦士ガイスラッガー』)。 紀元前12000年頃 - 太平洋にムー大陸が存在し高度な文明が栄えるが、大地震によって一夜のうちに水没する(アメリカ合衆国の作家ジェームズ・チャーチワードの著書『失われたムー大陸』)。
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架空のできごと
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618年 - 619年 - 突厥の曷薩那可汗の命により、花木蘭が男装して父の身代わりとなって徴兵に応じ各地で戦う(褚人穫『隋唐演義』)。 618年前後 - 武術家神腿張の息子小虎は鄭王王世充により父を殺され自身も重傷を負って少林寺に落ち延びる。父の仇を討つため少林寺にて修行に励む小虎の前に将軍李世民が現れ、共に王世充を倒すために立ち上がることを決意する(張鑫炎監督の香港映画「少林寺」)。 629年 - 天界での乱暴狼藉の罰として、釈迦如来により500年間五行山に幽閉されていた孫悟空が、取経渡天の旅の途中の玄奘三蔵に出会って戒めを解いてもらい、弟子となって旅の列に加わる(呉承恩『西遊記』)。 684年 - 飢饉に見舞われた羽生蛇村に堕辰子が降臨、飢えに耐え切れなかった村人がその肉を食べ、村に呪いが降りかかる(『SIREN (ゲームソフト)』)。
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5世紀 - 西ローマ帝国支配下のガリア(フランス)。羊飼いの少女アストレと青年セラドンは純粋に愛し合っていたが、あらぬ誤解からアストレはセラドンを拒絶してしまう。絶望したセラドンは川に身を投げ自殺を図るが、森の妖精ニンフに救われ一命を取り留める。(オノレ・デュルフェの小説『アストレ』。これを映画化したのがエリック・ロメール監督作『我が至上の愛〜アストレとセラドン〜』)。 5世紀 - 6年6週と6日もの間、シモン(登塔者シメオン)は砂漠の柱で修行に励む。柱の上で一心不乱に祈りを捧げるシモンの前に、魔女や豪勢な食料を持った悪魔が現れては甘言を弄し堕落を促す。その誘惑に負けまいとしつつも、朦朧とした意識からついにシモンは塔から降りてしまう。(ルイス・ブニュエルの映画「砂漠のシモン」)。 448年 - ローマ皇帝デキウス治世下の251年、迫害されていたキリスト教徒の若者7名が、小アジアのエフェソス近郊の洞窟に閉じ込められる。以来、彼らは深い眠りに落ち196年の歳月が経った。東ローマ皇帝テオドシウス2世が治めるこの年に洞窟の封鎖は解かれ、彼らは覚醒し、キリスト教がローマ帝国の国教に変わっていたことに驚く。(ヤコブス・デ・ウォラギネの『黄金伝説 (聖人伝)』ほかの「七人の眠り聖人伝説」)。 478年 - 丹波国余社郡筒川の人である瑞江浦島子が海へ船を出し、沖合で釣りをしていたところ、巨大な亀を釣り上げる。その亀が美女に姿を変えたので、浦島子はその美女を妻とし、二人でともに海へ入り、蓬萊山へ至って仙境を見て回ったと言う(『日本書紀』雄略紀22年条。最古の「浦島太郎伝説」)。
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架空のできごと
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2200年代 2201年白色彗星が地球に迫るも、テレサとの協力によりかろうじて撃退。(『さらば宇宙戦艦ヤマト』・『宇宙戦艦ヤマト2』) 惑星ガミラス消滅、イスカンダル暴走。宇宙戦艦「ヤマト」、デスラーらと共に暗黒星団帝国艦隊と交戦。(『宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち』) 「ぶちこわしの一週間」と呼ばれる核戦争が勃発。複数の大陸が消滅し、人類は5020年間もの間地球外への疎開を余儀なくされる。劇中設定では宇宙暦208年。(『宇宙一の無責任男』) リュウ・スザク、コールドスリープから目覚め高機動小隊に入隊。同じくしてゾーダも冷凍刑から復活する。(『F-ZERO ファルコン伝説』) 2202年暗黒星団帝国、太陽系に侵攻。重核子爆弾により地球は全面降伏するが、敵本星へ向かったヤマトと地球上の「パルチザン」との連携で解体に成功。(『ヤマトよ永遠に』) デスラー、ボラー連邦から銀河系核恒星系を奪取、ガルマン・ガミラス帝国を建国する。(『宇宙戦艦ヤマトIII』) 地球連邦が「波動砲艦隊構想」のもと「アンドロメダ」をはじめとする前衛武装宇宙艦5隻を就役させる。宇宙戦艦ヤマト乗組員による「反乱」が勃発する。(『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』) 2203年太陽の核融合異常増進発生。ヤマト、第二の地球探しの航海へ。太陽系内でガルマン・ガミラスとボラーの決戦。(『宇宙戦艦ヤマトIII』) 銀河交差発生。水惑星アクエリアス接近。ヤマト自沈。(『宇宙戦艦ヤマト 完結編』) 地球・ガミラスの連合軍とガトランティスが戦争状態に突入。白色彗星が太陽系内へ侵攻し、土星沖、火星沖での会戦ののち地球圏へ到達。地球連邦軍は総旗艦アンドロメダをはじめ多数の戦力を失うが、ヤマトが「滅びの方舟」を消滅させる。戦争終結から半年後、高次元宇宙に取り残された古代進と森雪の救出作戦が決行され、その成功と引き換えに時間断層が消滅した。(『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』) 2204年 - オホーツク海の海底で、仮死状態のキングギドラが発見される。この頃日本はゴジラに蹂躙され、最貧国に。なお別の未来では、世界中の土地を買収し世界一の超大国に。(『ゴジラvsキングギドラ』) 2205年第5ドームの焼却プラントで爆発事故発生。25名の運営局員が命を落とす。(『FREEDOM』) 歴史改変を目論む「歴史修正主義者」が過去への攻撃を開始。政府が審神者を過去へ送り込む。(『刀剣乱舞』) 大型光波ロケット・エンジンを搭載した第一次プロキシマ調査船「ミレニアム・ファルコン一世号」が太陽系を発進。帰還は2239年。(『ビッグ・ウォーズ』) 2209年戦局を一変させるという「イノセント・クラウド」の新型兵器を破壊するため、「あなた」が抗ウイルス兵器のワクチンを投与され、指揮官としてシンセティックの兵士達を率い、敵の施設へと侵入する。(『ブラック★ロックシューター』) 2210年代 2210年 - アメリカ人の科学者996L9がジャイロスコープを用いた反重力装置を発明する。(『ラルフ124C41+』) 2213年 - 黒のリヴァイアス進宙。(『無限のリヴァイアス』) 2214年 - 大陽活動の異常による日照量減を発端として、小惑星ヴェスタと木星前方トロヤ群の小惑星アキレスの間で戦争が勃発。2216年にヴェスタ側の勝利によって終結する。(『コロロギ岳から木星トロヤへ』) 2216年 - 「コンタクト」発生。宇宙船「ヴェサリウス」が白鳥座で異星人「ティンブリーミー」の船団と接触し、ティンブリーミーの船とともに地球へ帰還する。(『知性化』シリーズ) 2217年史上初の移動ブラックホールが確認され、「カスケードブラックホール」と命名される。(『宇宙戦艦ヤマト 復活篇』) 地球にて、アジア同盟と全アフリカ連合の間で「第二次統合戦争」が勃発。これが火星の東キャナル市を初めとする地球外の開発都市の衰微を招く。(『宇宙年代記』) 東キャナル市の宇宙空港にて、サイボーグらによる宇宙省巡視船の奪取未遂事件が発生する。(『落陽二二一七年』) 2219年末 - ラグナ星群の惑星ラグナ9に植民のため着陸したテラン連邦の宇宙船「ベンチュラー号」が、正体不明の艦隊の攻撃を受けて破壊され、移住者は虐殺される。これが、テラン連邦とラグナ人との間の「ラグナ戦争」の始まりとなる。(『テラン連邦交通貿易局ハンドブック(英語版)』シリーズ) 地球の「バルカ機関」、最新鋭戦闘機「R-GRAY(アール・グレイ)」全13機を駆り、セシリア侵攻作戦「OPERATION RAYSTORM」を発動。(『レイストーム』) 2220年代 2220年移動性ブラックホールの太陽系直撃が確実に。地球連邦、サイラム恒星系アマールの衛星への移民計画実施。移民船団が異星人艦隊に襲撃される。第一次、第二次移民船団壊滅。地球防衛軍、ヤマト再就役を決定。(『宇宙戦艦ヤマト 復活篇』) タイムマシンが発明される。(『サイボーグ009』) 2221年 - 星野鉄郎、メーテルとともに地球から999号で旅立つ。(『銀河鉄道999』TV版) 2222年 - 過去への移民計画が開始される。(『サイボーグ009』) 2224年 - 人類が造ったオートマン型ロボット「BALLS」と第二異星人「ネーバルウイッチ」が太陽系最外縁で接触・交戦。太陽系知類とネーバルウイッチの間での「最低接触戦争」が勃発する。(『絢爛舞踏祭』) 2225年 - 「リヴァイアス号事件」発生。(『無限のリヴァイアス』) 2229年 - 地球人類の隷属を要求する、地球外知的生命体「神々」からの第三次メッセージが太陽系に到達。世界連邦はこれを拒否し、翌2230年に大陽を中心とする半径100光年の宇宙空間の領有権を主張する内容の返答を送信する。(『ビッグ・ウォーズ』) 2230年代 2230年 - プロクシマ系へと向かう航空宇宙軍外宇宙艦隊直属の輸送船団を、プロクシマ系の地下組織「ヴァルハラ」が襲撃艦「ヴァルキリー」を用いて襲撃。船団を人質とする形で6年前の「輸送船団七四号事件」の際に逮捕された政治犯の釈放を要求し、航空宇宙軍プロクシマ艦隊はこれを受諾する。(『襲撃艦ヴァルキリー』) 2231年 - アキレスで展示されるトロヤ側の宇宙戦艦「アキレス号」の艦内に閉じ込められた少年2名が、「時の泉の『楔』」に引っかかった時間生物「カイアク」と遭遇する。(『コロロギ岳から木星トロヤへ』) 2233年 - 2387年から現れたロミュラン艦によって、惑星連邦艦U.S.S.ケルヴィンが撃墜される。それにより歴史の分岐が生じる。(映画『スター・トレック』) 2234年 - ニコラ・テスラが指向性エネルギー兵器として開発したSCP-2700が起動し、宇宙のエントロピーが縮小に転じて宇宙全体が無限大のエネルギーを有する特異点へ縮退する見通し。(共同創作サイト『SCP財団』) 2235年多目的探査艇改造の宇宙戦闘機「R-9」が、バイド攻撃のために暗黒太陽系へと発進する。(『R-TYPE COMPLETE CD』) CURRYプロジェクトの巨大パラボラアンテナが、シラカベ星系から発せられた禅問答の亜空間通信をキャッチする。(『銀河帝国の弘法も筆の誤り』) 2237年 - 第八次世界大戦後、宇宙への航行が実現。囚人は砂漠の小惑星に送られる。(『サンドストーム』) 2238年 - 多国籍による有人深宇宙探査船「ジェネシスアーク号」の建造が開始される。(『楽園追放 -Expelled from Paradise-』) 最低接触戦争が終結する。(『絢爛舞踏祭』) 木星と土星の間の磁場を調査していた太陽系調査隊が、起源不明の15キロヘルツの電波の脈動を観測する。(『地球帝国(英語版)』) 2240年代 2242年 - 月面政府セレーネと地球のゾードム帝国の間で、「第二次月戦争」が勃発。セレーネの地球奪回軍による地球侵攻作戦が開始される。(『アインハンダー』) 2243年 - 銀河連邦(UG)がエリダヌス座イプシロン星域で未確認知的機械種UIMSと接触。UGSFの重戦闘艇「ドラグーン」がこれと交戦する。外宇宙物体との初のコンタクト。(『ギャラクシアン3』) 2245年ロバート・エイプリル(英語版)指揮の下、惑星連邦艦U.S.S.エンタープライズ(NCC-1701)が就航。(アニメ『まんが宇宙大作戦』) 腐敗した地球帝国に対し、帰還した銀河中心殴り込み艦隊が謀反を起こし、銀河連邦を成立させる。(『トップをねらえ! NeXT GENERATION』) セレーネ・地球奪回軍がゾードム帝国壊滅作戦「オペレーション・ジャッジメント」を、ゾードム帝国軍が一大反撃作戦「ゾンネンシュトラール」を発動。12月12日にセレーネ側の特別機動隊「アインハンダー隊」が陽動部隊として地球へと降下する。(『アインハンダー』) 2248年 - 火星ベース基地が人類初となる異生命体からのパルス信号を受信。その後、異生命体が超光速で地球への進路を取ったことを受け、不測の事態を懸念した太陽系連邦はスペース防衛軍を創設する。(『パルスター』) 2249年 - 人類が入植したスタン星にて、極小エイリアンが体内に寄生したことによって多くの入植者がショック死する事件が発生。これに対し、ミクロ化された戦闘機「X-002」が患者の体内に投入される。(『Xマルチプライ』) 2250年代 2250年航空宇宙軍外宇宙艦隊シリウス方面隊の哨戒艇「グルカ一〇七」が、第一次外惑星動乱中の2100年に戦闘損傷によって太陽系を飛び出し、シリウス系まで漂流してきた外惑星連合の仮装巡洋艦「バシリスク」の残骸と接触する。(『仮装巡洋艦バシリスク』) 第一次人類帝国の建国が、初代皇帝レオニダス一世によって宣言される。(『神の目の小さな塵(英語版)』ほか) 2251年 - クリストファー・パイク指揮の下、U.S.S.エンタープライズが5年間の探査任務を2度行う。(テレビドラマ『宇宙大作戦』、配信ドラマ『Star Trek:Strange New Worlds 』) 2252年ゲーム『絢爛舞踏祭』の舞台。 全人類のうち地球外人口が占める割合が50パーセントを突破。これを受けて、火星のテラフォーミング開始、宇宙冒険家レイモンド・ルーデスによる小惑星セドナ到達、論文「量子重力の因果形成理論」の発表が行われた2065年を元年とする統一紀年法『星海歴』が制定される。(『星海大戦』) 2253年 - 人類初の恒星間探査船がアルファ・ケンタウリ星系へ向けて発進するが、その後音信不通となる。(『銀河英雄伝説』) 2256年7月7日 - 太陽系内に侵入した異生命体が海王星防衛隊と接触・交戦。その後戦闘は太陽系全域にまで拡大し、スペース防衛軍は攻撃部隊「パルスター」による銀河中心の敵本体攻撃によって戦局打開を計る。(『パルスター』) 2257年 - 「ザ・デイ」事件発生。(『FREEDOM』) 2258年7月13日 - 『Vault101の住人』が生まれる。母キャサリンはまもなく死去し、父ジェームズとともにVault101へ移り住む。(『Fallout3』) 太陽系内における異生命体との戦闘が終結。甚大な被害を被った太陽系連邦は、銀河中心に存在する全ての異生命体の根絶を任務とした第二次攻撃隊を発進させる。(『パルスター』) バルカン星の危機を救うべく、クリストファー・パイク指揮下のU.S.S.エンタープライズが就航する。(映画『スター・トレック』) 2260年代 2260年 - ジェームズ・T・カーク指揮の下、U.S.S.エンタープライズが5年間の探査任務を行う。後に、惑星アルタミッドで攻撃を受け大破したことから、任務は3年で中断される。(映画『スター・トレック BEYOND』) 2265年ジェームズ・T・カーク指揮の下、U.S.S.エンタープライズが5年間の探査任務を遂行。(テレビドラマ『宇宙大作戦』) 木星と土星の間に存在するスペースコロニー「うず潮」と地球を結ぶスペース幹線道路「ギャラクシー街道」が開通150周年を迎える。(映画『ギャラクシー街道』) プロキオンの惑星ウイ・メイド・イットを目指していた恒星間宇宙船「エンゼルズ・ペンシル号」が、異星種族「クジン族」の異星船と接触。クジン族の船は「エンゼルズ・ペンシル号」を攻撃するが、推進用レーザーによる反撃を受け破壊される。その後、地球への進攻を目論むクジン族と太陽系との間で「第一次人間=クジン戦争」が勃発する。(『ノウンスペース』シリーズ) 2270年代 2271年謎の巨大物体(ヴィジャー)が地球へ向かって飛来。これを阻止するため、改装された U.S.S.エンタープライズが出航する。(映画『スタートレック』) 火星—木星間小惑星帯で1万2000年前の地球外文明が残した2隻の宇宙船が発掘され、「A」「B」と命名される。「B」の内部で発見された航路誘導装置を作動させたことにより、「B」を建造した「アザー・サイド」が「地球人世界(アーサー・ワールド)」への侵略を開始。これに対抗すべく「A」が戦闘艦「エクスカリバー」に改造される。(『STARSHIP ADVENTURE Star Field』) 2274年 - 大気汚染により巨大ドームで暮らす人類は、人口抑制のため30歳で抹殺される社会となっている。警官であったローガンが30歳の死の儀式を前にドーム都市から逃亡する。(『2300年未来への旅』) 2276年7月4日 - 五百年祭祝賀委員会によってアメリカ合衆国に招待されたタイタン共和国のダンカン・マケンジー大統領特別補佐官が、アメリカ建国五百年を記念したレセプションの中で、「宇宙の知的生物による超低振動数の電波の探索を目的とした電波望遠鏡を土星軌道以遠で建造する」という旨の内容を提案する演説を行う。(『地球帝国』) 2277年8月17日 - 午前6時4分、『Vault101の住人』の父ジェームズが失踪し、子は父を探すべくVault101から脱出する。(『Fallout3』) 2279年 - 第一次エイリアン侵攻。銀河連邦が後に「ギャラガ」と呼ばれることになるエイリアンと遭遇。UGSFは試作小型航宙機「ギャラクシップ」を用いてこれを撃退する。外宇宙生命体との初接触。(『ギャラクシアン』) 2280年代 2281年ギャラガの第二次侵攻が発生。UGSFの新型航宙機「ファイター」がこれを迎え撃つ。(『ギャラガ』) 外宇宙生命体「ボスコニアン」が銀河連邦領星系を占領し、初期交渉を行った銀河連邦側を攻撃。これを受けてUGSFは対ボスコニアン戦航宙機「ブラスター」を実戦投入し、ボスコニアンを撤退させる。(『ボスコニアン』) 2283年 - ギャラガが二度の侵攻による経験値を糧に第三世代エイリアン「ギャプラス」へと進化。UGSFが開発した対ギャプラス兵器「ブラスターヘッド」を強奪し、第三次エイリアン戦が勃発する。(『ギャプラス』) 2285年 - ジェネシス事件。U.S.S.エンタープライズ自爆。(『スタートレックII』、『スタートレックIII』) 2286年 - カークたちが20世紀へタイムトラベルを行う。U.S.S.エンタープライズ(NCC-1701-A)就航。(『スタートレックIV』) 2287年10月23日 - Vault111に備え付けられていた冷凍冬眠装置が故障し、ただ一人生き残った『Vault111の夫婦の片割れ』が入っていたカプセルが開く。片割れは殺されたもう片方の仇討ちと連れ去られた赤子を取り戻すため廃墟となったVault111から外へ出る。(『Fallout4』) 2120年代に太陽系を発進した航空宇宙軍の支援艦「ユリシーズ二世」が太陽系に帰還する。(『終わりなき索敵』) 2288年 - 「ギャプラス」からさらに進化を遂げたエイリアンが、新たに獲得したハイパードライブを用いて地球を攻撃。UGSFはこれを受けて航宙機「ブレスト・ファイター」を敵本星「プラネット・ギャラガ」攻撃に向かわせる。(『ギャラガ'88』) 2289年地球の「官僚主義国」から亡命する形で地球外へ進出した植民者の探検隊が、星間文明「ヴェガ帝国」に属する惑星と接触する。(『宇宙都市』シリーズ) 航空宇宙軍の無人探査体が、太陽系から射手座方面に50光年ほどの宙域で、汎銀河文明に属する地球外文明が存在すると思われる恒星系を発見する。(『終わりなき索敵』) 外宇宙生命体「バッツーラ」の支援を受けたボスコニアンが銀河連邦への第二次侵攻を開始。UGSFはこれに対し「オペレーション・ブラスト・オフ」を発動し、最新鋭航宙機「ブラスターFR」を投入する。(『ブラスト・オフ』) 2290年代 2290年 - ボスコニアンが第三次侵攻を開始し、地球圏まで到達。UGSFは最新鋭航宙機「ブラスターMk-2・フェニックス」を用いる「オペレーション・ファイナル・ブラスター」を発動。ボスコニアンの前線惑星「惑星ボスコニアン」を陥落させ、これを受けたボスコニアンは撤退する。(『ファイナル・ブラスター』) 2291年かつて放棄された植民都市「バルガ・シティ」とその残留基地を調査すべく、宇宙植民地再建委員会の調査船「ギャラクシイN」が惑星スーラ四へと向かう。(『スーラ二二九一年』) ヘンリエッタ散開星団において、ヘンリエッタ星域惑星国家同盟(王国)がヘンリエッタ星域自治連合加盟惑星への侵略を開始する。(『スターシップ・オペレーターズ』) 2292年 - ソレスタルビーイング、第2世代ガンダムの開発を開始。(『機動戦士ガンダム00P』) 2293年惑星連邦、クリンゴン帝国とキトマー条約を締結。(『スタートレックVI 未知の世界』) 人類は不老不死の理想郷に住む支配者階級と、彼らに穀物を提供する獣人に大別される。(『未来惑星ザルドス』) 2294年 - ジョン・ハリマン指揮の下、U.S.S.エンタープライズ(NCC-1701-B)が就航。(『スタートレック ジェネレーションズ』) 2298年 - 第二次宇宙開拓時代到来。地球外知的生命体の残党排除などを行う傭兵集団「バウンティ・ハウンズ」が、「ゼネラルリソース」と「ニューコム」の両超巨大企業が画策する陰謀に巻き込まれる。(『バウンティ・ハウンズ』) 2299年 - 「神々」からの第四次メッセージが太陽系に到達。内容は人類に対する最後通牒。(『ビッグ・ウォーズ』) 2290年代初頭 - 汎銀河文明との接触のため、「グルームブリッジ」を旗艦とする航空宇宙軍第一次艦隊が、小宮山中将の指揮の下、無人探査体が発見した恒星系へ向けて発進する。(『終わりなき索敵』) 2300年代 2300年地球人類がエルダー星を侵略、圧倒的優勢。危機的状況のエルダー軍は、タイムパラドックスを起こす事を目的に2050年へとタイムマシンで遡る。(『宇宙大帝ゴッドシグマ』) ヘンリエッタ散開星団にて、王国の侵略を受けた惑星国家キビが自治権を放棄し王国に事実上の無条件降伏。これを受け、キビ航宙自衛隊の第三護衛艦となる予定だった新造宇宙戦闘艦が、試験航海を担当していた防衛大学宇宙戦科第七三期生有志によって購入され、自由護衛艦「アマテラス」として王国との戦闘を開始する。(『スターシップ・オペレーターズ』) 時期不明 初頭 - 25世紀の未来超大国が送りこんだ生体兵器「ガデルエル」率いる兵器群が、大西洋上空に生じた時空の歪みより侵略を開始。これに対抗すべく、時空航行システムを有する戦闘機「零式ドライアード」が各国共同で開発される。(『ファイナルソルジャー』) 前半 - 火星のテラフォーミング計画が地球文明の疲弊を受けて中止される。その後、これによって取り残される形になった植民者たちは、人工知性を持つ自動機械との共生による独自の生態系を火星に築き上げるに至る。(『火星甲殻団』) 中盤 - ワープ航法が開発され、これを用いた銀河系の探索と開拓が大々的に開始される。人類の青年期の始まり。(『老年期の終わり』) 末 - 第二次統合戦争後の混乱期を経て、宇宙植民地の再建が始まる。また、この頃に地球連邦が設立される。(『宇宙年代記』) 22??年 - TRPG『永い後日談のネクロニカ』の舞台。 時期不明 - 惑星ドーピアに入植していた人類「オーソリアン」が、アンドロイド「オーソロイド」を造り出したのちに絶滅。同時期に異星体「バシアン」によるドーピア侵攻が開始される。(『今宵、銀河を杯にして』)
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架空のできごと
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2100年代 2101年宇宙ステーション「FREEPORT」が地球へ落下。これによって地球環境が急激に悪化する。(『FREEDOM』) 第一次外惑星動乱によって停滞・凍結されていた外宇宙探査計画が再開される。(『航空宇宙軍史』) 2102年6月12日 - OCUアロルデシュ人民共和国でクーデターが発生する。(『FRONT MISSION 2』) 異層次元探査艇「フォアランナ」が18年に及ぶ超長距離航行へと出港する。(『R-TYPE』シリーズ) 2103年月共和国「EDEN」の建国が宣言される。(『FREEDOM』) 「愛国戦争」勃発。これにより連合国家(コドミニアム)が終焉を迎える。(『神の目の小さな塵(英語版)』) ジオン・ズム・ダイクンによって、「ジオン共和国」としてのサイド3の独立が宣言される。作中の紀年法では宇宙世紀0058年。(『ガンダムシリーズ』)※旧来の設定で、2045年を宇宙世紀0001年とした場合。 2105年 - EDEN完全封鎖。地球文明が崩壊する。(『FREEDOM』) 2106年 - 統合政府宇宙局(E.S.S.A.)の無人調査宇宙機「石華」が、カイパーベルトにて人類外知性の建造した物体を回収。「石華」帰還後の2109年に戦闘兵器であると解析され、「Vasteel」と命名される。(『サンダーフォースV』) 2109年末 - 火星のアマチュア天文家が、地球に衝突する軌道を取っている小惑星を発見。「カーリー」と名付けられたこの小惑星の軌道を変更する「アトラス計画」を実行するため、宇宙船「ゴライアス」がカーリーへと向かう。(『神の鉄槌』) 人類が太陽系外宙域で外宇宙生命体「奇居子」と接触するも、奇居子は人類の呼び掛けには応じず。外宇宙生命との初接触。(『シドニアの騎士』) 2110年代 2110年 - 人類初の時間移動技術が確立される。(『時空警察ヴェッカー』) 2111年9月3日 - 天の川鉄道の廃線。(『ドラえもん』) 「建国戦争」勃発。2250年の第一次人類帝国建国に繋がる。(『神の目の小さな塵』) コズモレンジャーJ9が結成される。(『銀河旋風ブライガー』) 2112年7月9日 - USN特殊放射線アラスカ研究所でテロリストによる大規模テロが発生する。(『FRONT MISSION5 Scars of the War』) 9月3日 - マツシバロボット工場によりネコ型ロボットドラえもんが製造開始。(『ドラえもん』) 10月 - OCU日本でクーデターが発生する。(『FRONT MISSION3』) 前年(2111年)に太陽系から約220光日の地点で発見された「射手座重力波源(SG)」の近接観測のため、航空宇宙軍の観測艦「ユリシーズ」が発進する。帰還は2年後の2114年。(『終わりなき索敵』) 常守朱が厚生省公安局1係に監視官として入局。同時期から槙島聖護を首謀とする事件が相次いで起きる。(『PSYCHO-PASS』) ジェントリー・リーとマイクル・ホワイトの著書『22世紀から回顧する21世紀全史』は、この年から21世紀の歴史を顧みるという形式をとっている。 2113年6月17日 - リュイテン七二六番星の超新星爆発が観測され、同時にリュイテン七二六番星から放たれた宇宙線が太陽系に到達。これによって電離現象による太陽系各惑星での電波の乱れや中継宇宙ステーションの原子炉の爆発、宇宙船2隻の遭難などの被害が生じる。(『リュイテン太陽』) 2114年12月2日 - ドラえもんの妹(補助ロボット)として、ドラミ完成。(『ドラえもん』) □月□日 - 2014年に異次元獣が接近中のため、この年から未来人が2014年に来る。(『Let's天才てれびくん』) 2118年 - 南アメリカ大陸で限定核戦争が勃発。これによって近隣の放射能汚染とオゾン層破壊が引き起こされる。(『永い後日談のネクロニカ』) 2120年代 2120年6月27日 - 異層次元探査艇「フォアランナ」がバイドの切れ端を採取し帰還。これを受けて翌2121年に対バイドミッションが発令され、作業艇「R-シリーズ」の対バイド兵器への転用が決定される。(『R-TYPE』シリーズ) 太陽に落下する軌道を取る極小ブラックホール「カーリー」の軌道変更と、人工降着円盤(AAD)を用いたカーリーからのエネルギー供給確立を目標として、拡大国連宇宙空間開発委員会(COSPAD)から分離独立する形で人工降着円盤開発事業団(AADD)が設立される。(『AADDシリーズ』) 人類が植民を完了させたエリダヌス星系の惑星「グロリエ」に、グロリエの先住種族であった異星人「ゾル」が襲来。サザンクロス軍(地球軍)との間で戦端が開かれる。(『超時空騎団サザンクロス』) 2121年11月27日 - ケイ誕生。(『ダーティペア』) 漫画『14歳』の舞台。 ヨハネス・ケプラーを隊長とする光世紀パトロール/第一一一パーティが、パトロール宇宙艦「オレーム二世号」を駆って活躍する。(『光世紀パトロール』) 仮面ライダーキカイが登場。人類を守るべく、人類保護区にてヒューマノイズと戦闘を行う(特撮テレビドラマ『仮面ライダージオウ』) 2122年3月18日 - ユリ誕生。(『ダーティペア』) 6月28日 - 過去から大和小学校が現る。(『漂流教室』) 8月30日 - ドラえもんがネズミ型ロボットに耳をかじられ、その後の修理ミスにより耳を無くす。(『ドラえもん』) 太陽系開発機構(SSDO)の木星大気圏深部探査艇「JADE-I」が、木星の大気内を漂流する巨大物体「JUDO-X1」、通称「木星幽霊(ジュピター・ゴースト)」を発見する。(『さよならジュピター』) 未来から襲来した異星人が、次元の壁を越えて地球への攻撃を開始。新型兵器「サンダーボール」を搭載した戦闘機2機がこれを迎え撃つ。(『サンダーブラスター』) 2123年「エリヌス暴動」発生。天王星第6衛星「エリヌス」にて、外惑星連合軍の残党組織「SPA」が、扇動した市民暴動に連動する形でポート・エリヌス市を占拠。エリヌス独立を宣言するも、航空宇宙軍のフリゲート艦「アクエリアス」の陸戦隊によって鎮圧される。その後、エリヌスは航空宇宙軍による軍政下に置かれる。(『エリヌス―戒厳令―』) 1年ほど前から相次いで遭難したオルフェウス級観測艦3隻の捜索のため、航空宇宙軍の支援艦「ユリシーズ二世」が太陽系外へと発進する。帰還は2287年。(『終わりなき索敵』) 2124年1月3日 - ジオン公国が地球連邦政府に対して独立を宣言し、「一年戦争」が開戦する。作中の紀年法では宇宙世紀0079年。(『機動戦士ガンダム』他)※旧来の設定で、2045年を宇宙世紀0001年とした場合。 クロノライナー(いわゆるタイムマシン)が完成する。(『時空警察ヴェッカーD-02』) 2125年1月1日 - 地球連邦の勝利によって一年戦争終結。月面都市「グラナダ」で終戦協定が締結される。作中の紀年法では宇宙世紀0080年。(『機動戦士ガンダム』他)※旧来の設定で、2045年を宇宙世紀0001年とした場合。 12月25日 - ミニドラ誕生。(『ドラえもん』) 彗星源探査特別計画に従事していたSSDOの超長距離探査用宇宙船「スペース・アロー」が大陽から約千二百億キロの宙域で遭難したことを受け、大陽への直撃コースをとるミディアム・ブラックホールが太陽系に接近していることが判明する。(『さよならジュピター』) 異星人「パク人」のフスツポクが乗る宇宙船が太陽系に進入。フスツポクと接触した小惑星帯人(ベルター)ジャック・ブレナンが捕えられ、フスツポクの船に積まれていた「生命の樹」の根を食べて「プロテクター」と呼ばれる状態へと変化する。(『プロテクター』) 人類の3分の2をカガステルに食い殺された世界で、イリとキドウが出会う。(『虫籠のカガステル』) 2126年1月1日 - ドラえもん、のび太のもとへ行く。(『ドラえもん』) 2127年 - 宇宙ステーション「ミノス」で地獄の門を開けるパズル・ボックスの封印が解かれる。(『ヘルレイザー4』) 2128年10月13日 - ジオン公国軍残党「デラーズ・フリート」が「星の屑作戦」を発動し、「デラーズ紛争」勃発。デラーズ・フリートがジャックしたスペースコロニーの北アメリカ大陸への落下を最終的な結末として、11月13日にデラーズ紛争は終結する。作中の紀年法では宇宙世紀0083年。(『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』他)※旧来の設定で、2045年を宇宙世紀0001年とした場合。 2129年九〇年戦争が終結し、地球統一政府(GG)が設立される。(『銀河英雄伝説』) 国立国会図書館つくば館の自走型アーカイブによる書籍のスキャンと記憶デバイスへの保存が、この年をもって継続をほぼ断念される。(『新世界より』) 2130年代 2130年ブラックスポットで解放軍が全滅する。唯一の生き残りであるクルス・シルトがアダム・ブレイドと出会う。(『NEEDLESS』) 円筒型の巨大人工天体「ラーマ」が太陽系に進入。木星軌道の外側でスペースガードによって発見され、太陽系調査局の宇宙船「エンデヴァー号」が調査に向かう。(『宇宙のランデヴー』) 最初の移民団がプロクシマに到達する。(『航空宇宙軍史』) 国際時空警察機構に時空刑事のエキスパートチーム「ヴェッカー」が結成される。(『時空警察ヴェッカー』) 国連平和維持軍が中東の紛争地帯でアンデッドの存在を確認。その後、アンデッドは都市部を含む世界各地に出現し、翌2131年より全世界でアンデッドパニックが発生する。(『永い後日談のネクロニカ』) アメリカ・イギリス・ロシアの連合軍、中国との世界戦争に敗北。(宇宙の戦士) 2132年3月2日 - 反地球連邦組織「エゥーゴ」が、連邦軍の特殊部隊「ティターンズ」が開発中だった新型モビルスーツ(MS)「ガンダムMk-II」を強奪したことを口火に、「グリプス戦役」が勃発する。作中の紀年法では宇宙世紀0087年。(『機動戦士Ζガンダム』他)※旧来の設定で、2045年を宇宙世紀0001年とした場合。 少年カインがブラックスポットでアダム・ノイシュヴァンシュタインと出会う。(『NEEDLESS1.5』) 2133年 - 2月22日に発生したエゥーゴ、ティターンズ、ジオン軍残党組織「アクシズ」の三つ巴の艦隊戦によってティターンズが敗北し、グリプス戦役終結。直後にアクシズが「ネオ・ジオン」を称して地球圏への侵攻を開始し、「第一次ネオ・ジオン抗争」が勃発する。作中の紀年法では宇宙世紀0088年。翌2134年(宇宙世紀0089年)1月17日にエゥーゴの勝利によって終結。(『機動戦士Ζガンダム』『機動戦士ガンダムΖΖ』他)※旧来の設定で、2045年を宇宙世紀0001年とした場合。 2135年銀河連合が結成される。(『ダーティペア』) 未知なる敵からの攻撃を受けた地球軍が、空間戦術戦闘機「MB-OG」2機による敵コロニー攻撃を目的とした作戦、コードネーム「雷牙」を発動する。(『雷牙』) 神楽坂明日菜が100年の眠りから目覚める(本来はもっと早く目覚める予定だったが、火星独立戦争勃発により31年覚醒が遅れた)。(『魔法先生ネギま!』) 2136年 - 月の裏側に落下した隕石を発生源とする未知のビールスによって、汎人類世界政府の月面都市の住人200万人が致死性の熱病に冒され全滅する。(『七都市物語』) 2137年観測史上最大規模の太陽フレア「ゲドゥルト・フェノメーン」発生。(『無限のリヴァイアス』) ラルフが伝説の怪物「ゴーデス」の封印を破壊した為、ゴーデスが甦える。ゴーデスにより地球は引き裂かれ浮遊大陸となり、時空歴が始まる。(『スーパースターフォース 時空暦の秘密』) 2138年2月27日 - 「第二次ネオ・ジオン抗争」勃発。前年にスペース・コロニー「スウィート・ウォーター」を占拠したシャア・アズナブル率いるネオ・ジオンが、地球連邦に対し事実上の宣戦布告。3月12日に小惑星「アクシズ」を地球に落下させるも失敗し、第二次ネオ・ジオン抗争は終結する。作中の紀年法では宇宙世紀0093年。(『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』他)※旧来の設定で、2045年を宇宙世紀0001年とした場合 2139年特殊な警官が刑の執行人を兼ねる治安維持システムが導入される。(『ジャッジ・ドレッド』) 月の共同体「脳髄共和国」(AVL科学者連盟)、地球中央政府に対し戦争撲滅の為に半年以内の人類が持つ兵器の完全破棄消滅を要求し、容れられない場合の地球粉砕を予告する。(『我が月は緑』) 「Vasteel」の解析により得られた超高度技術「Vasteel-Technology」を用いて、南太平洋上に大型無人人工島「BABEL」と、その管理システムである人工知能「Guardian」が建造される。(『サンダーフォースV』) 2140年代 2140年 - 太陽系をブラックホールが直撃、木星爆破計画が行われる(『さよならジュピター』) 2141年12月8日 - 沖田十三誕生(『宇宙戦艦ヤマト2199』) 北米大国と東アジア大国がそれぞれ死体操作技術「ネクロマンシー」を実用化。翌2142年よりネクロマンシーを用いたアンデッド兵士の実戦投入が開始される。(『永い後日談のネクロニカ』) 2142年 - アジア連合軍とヨーロッパ連合軍の間で戦争が勃発。(『バトルフィールド2142』) 2144年 - ネクロマンシーがオンラインネットワーク上に流出する。(『永い後日談のネクロニカ』) 2145年ユニオン・エアロスペース・コーポレーションの火星基地で瞬間移動実験が行われ、地獄の力がテレポーターのポータルを通って押し寄せてきたために、火星基地全体が異常な衝撃波に見まわれ、基地の職員のほとんどがゾンビに変わってしまう。(『DOOM 3』) AADDの落合哲也総裁の暗殺未遂事件が発生する。(『ヒドラ氷穴』) 2146年 - ナノマシン技術と「自我次元論」を応用した人格転移技術が確立される。(『永い後日談のネクロニカ』) 2148年終盤 - 火星に到達した半宗教団体の都市船「ユートピア」による調査によって、火星に存在する宝石「星のかけら」が、第1異星人「グレートワイズマン」によって造られた空間接続素子であることが判明する。(『絢爛舞踏祭』) 反地球連邦組織「マフティー」による「マフティー動乱」勃発。作中の紀年法では宇宙世紀0103年。終結は2150年(宇宙世紀0105年)。(『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』)※旧来の設定で、2045年を宇宙世紀0001年とした場合 銀河連合、WWWAを設立。(『ダーティペア』) 人類、火星にて古代種族の遺跡を発見。時間と空間を支配するこの技術は、"大いなる技術"「Mass Effect」と名付けられる。(『Mass Effect』) 2149年木星の衛星エウロパの海の生命探査を行っていたAADDの潜水艇「ソードフィッシュ」が巨大生物と遭遇した後に遭難。これを受け、潜水艇「コバンザメ」による再度の調査が行われる。(『エウロパの龍』) 冥王星の衛星カロンが氷結した転移装置「マス・リレイ」だと判明。解凍作業開始。冥王星軌道が真円に戻る。(『Mass Effect』) 2140年代 - ブラックホール「カーリー」の、天王星の衛星となる軌道への投入が成功する。(『AADDシリーズ』) 2140年代 - 第二次外惑星連合の仮装巡洋艦が地球低高度軌道上の航空宇宙軍の軍港「コロンビア・ゼロ」を奇襲攻撃し、「第二次外惑星動乱」が勃発する。(『航空宇宙軍史』) 2140年代 - 「アースター・ヴァニシング」発生。人類が初めて発見した故障中の「ハイゲート」で大規模な科学的・軍事的事故が生じ、そのハイゲートは調査がなされる前に人類領域から消滅する。(『地球連邦の興亡』) 2140年代 - 地球が氷河期に突入。(『バトルフィールド2142』) 2150年代 2150年バイオ・コンピュータによる環境回復中の地球に敵対的な謎の機械惑星が接近。火星に移住していた人類は、これに対抗すべく高機動戦闘機「イカルス」部隊による「アクロバット・ミッション」を実施する。(『アクロバットミッション』) 自律意識を獲得した人工知能「Guardian」が全地球圏人類に宣戦布告。Guardianによって「Vasteel-Technology」を用いた戦闘兵器が使用され、第一次交戦のみで地球圏の1/3の人口が失われる。その後、超高機動小型戦闘機「RVR-01 GAUNTLET」などを擁する特殊戦闘機部隊「THUNDER FORCE222」によるGuardian破壊作戦が開始される。(『サンダーフォースV』) 2151年AADDの恒星間無人探査機「リチャード三世」がチタニア軌道上の複合軌道プラットホーム「シシリ・ネヴィル」を発進。一連の恒星間無人探査プロジェクトが開始される。(『キャリバンの翼』) ジョナサン・アーチャー指揮の下、地球連合艦エンタープライズ(NX-01)が就役、本格的な深宇宙探査が開始される。(『スタートレック:エンタープライズ』) 2155年 - 南北アメリカ大陸を火種とする全世界規模の全面核戦争「最終戦争」が勃発。これにより核の冬が到来し、人類文明が滅亡する。(『永い後日談のネクロニカ』) 2156年 - 初のコロニー型宇宙船が発進する。(『航空宇宙軍史』) 2157年 - 地球外種族「トゥーリアン」と接触。「ファーストコンタクト戦争」勃発。この戦争での活躍により、連合(Systems Alliance)が人類の指導権を握る。(『Mass Effect』) 2160年代 2161年4つの惑星を中心とした恒星間共同体、惑星連邦が発足する。(『スタートレック:エンタープライズ』) 未知の勢力「オーン・ファウスト」が地球圏への攻撃を開始し、地球統合軍は壊滅。封印を解かれたVasteel「RVR-00 Phoenix」が銀河連邦に救援を要請すべく連邦本星へと発進する。(『サンダーフォースVI』) 2163年「第一次バイドミッション」発令。異層次元戦闘機「R-9」からなるR-9大隊が異層次元でバイドと交戦する。(『R-TYPE』) 「誕生日戦争」勃発。第一次バイドミッションが行われた次元とは別の平行次元において、暴走した人工天体「エデン」を鎮圧すべく異層次元戦闘機「R-9 LEO」が投入される。(『R-TYPE LEO』) AADD・地球圏合同で矮小銀河「エインガナ」の精密観測を行っていた自走式探査プラットホーム「シャンタク二世号」が、エインガナから放たれている有意信号と推測される重力波を検出。同時期にAADDの恒星間無人探査機10基も同様の重力波を探知する。(『エインガナの声』『キャリバンの翼』) 2164年 - 地球に「バイドの種子」が落下。これによって「サタニック・ラプソディ」と「デモンシード・クライシス」が同時発生する。(『R-TYPE Δ』・『GALLOP』) 2165年人類、連合を代表としシタデル評議会の傘下に。本格的な銀河社会への加入を果たす。(『Mass Effect』) 異層次元で再生を開始したバイドに対する「第二次バイドミッション」が、異層次元戦闘機「R-9カスタム」によって実施される。(『R-TYPE II』) 2166年10月31日 - 古代進誕生(『SPACE BATTLESHIP ヤマト』) 木星の衛星イオに開発基地が建設される。(『銀河英雄伝説』) 2167年 - みずへび座ベータ星の超新星爆発によって引き起こされた強力な電磁パルスと放射線によって、地球は壊滅的被害を受ける。同時に宇宙は緑色になった。(『宇宙のステルヴィア』) 2168年3月16日 - ブッホ・コンツェルン配下の私兵組織「クロスボーン・バンガード」がスペースコロニー「フロンティアIV」を占領。3月28日にコスモ・バビロニアの建国を宣言し、「コスモ・バビロニア建国戦争」が勃発する。作中の紀年法では宇宙世紀0123年。(『機動戦士ガンダムF91』他)※旧来の設定で、2045年を宇宙世紀0001年とした場合 2169年 - 「第三次バイドミッション」発令。銀河系中心域のマザーバイド・セントラルボディへの直接攻撃を目的とした、異層次元戦闘機「R-9Ø ラグナロック」による「OPRETION CODE-THIRD LIGHTNING」が行われる。(『R-TYPE III』) 2170年代 2171年 - AADDの有人恒星間宇宙船「キャリバン」が、チーフデザイナーであるアグリに強奪される形で、本来は10年後に行われる予定だった、異星人文明の通信と思われる重力波の発生源調査を目的とした恒星間飛行へと発進する。(『キャリバンの翼』) 2172年9月8日 - 地球連邦とネイラム第一氏族の間で「第一次オリオン大戦」が勃発。ネイラム第一氏族所属民間船舶の「突撃」による地球および太陽系各所への奇襲攻撃によって、3600万人の人類が死亡する。(『地球連邦の興亡』) 地球がダーレクに侵略される。それを防ぐため、ゲリラ部隊が第三次世界大戦の原因となった人物を殺害しに現代へと向かう。(『ドクター・フー』) 2176年地球の植民地となった火星では64万人の人類が辺境の地で天然資源の採掘に従事。封印が解かれたことから先住民の亡霊が解放され大虐殺を開始し、鉱山の町はゴーストタウンと化す。(『ゴースト・オブ・マーズ』) 第5氷期到来。(『方舟』) 2178年7月7日 - 古代進誕生。(『宇宙戦艦ヤマト2199』) 8月15日 - 島大介誕生。(『宇宙戦艦ヤマト2199』) 恒星V1216SGRへと向かっていたAADDの恒星間無人探査機「プロスペロー」が、異星知性体「ストリンガー」の宇宙船と接触する。(『ストリンガーの沈黙』) 2180年代 2180年地球政府惑星開発局の貨物船「ブルー・リンクス号」が、熱核エンジンのノズルの爆発事故によって遭難。宇宙救助隊救助B班によって救助活動が行われる。(『宇宙救助隊二一八〇年』) 木星鉱山開発会社の輸送船「レッド・ドワーフ号」で爆発事故が発生する。(『宇宙船レッド・ドワーフ号』) 地球統一政府宇宙省の冥王星探査団が進発する。(『銀河英雄伝説』) 2181年7月10日 - 国連軍宇宙艦隊が「正義の権利作戦」を発動し、国連軍とAADDの間で戦争が勃発。AADD側が磁気レンズによって集束させた太陽風を地球に直撃させ、地球の通信インフラと電力システムを停止させたことを受け、8月25日に国連はAADDに対し降伏する。(『ストリンガーの沈黙』) 9月 - 小惑星2162DS「ファーストライト」上にて、AADOの宇宙船「チョムスキー」がストリンガーとのファーストコンタクトを行う。(『ストリンガーの沈黙』) カタツムリの生態研究からワープ航法が偶然発見され(作中の紀年法では宇宙歴188年)、翌2182年(宇宙歴189年)には人類が銀河系内の他星系への進出を開始する。(『宇宙一の無責任男』) 2184年12月 - 甲賀組(コウガ・ファクトリー)製のロボット「クリスマス」が初起動する。(『猫の地球儀』) 2185年7月7日 - ホシノ・ルリ生誕。(『機動戦艦ナデシコ』) 2187年 - 木星有人探査計画で木星探査船「エウロパ」が調査船として木星に向かい、ソレスタルビーイングによってGNドライヴの開発が開始される(GNドライヴは60年後に完成)。(『機動戦士ガンダム00』) 2190年代 2190年3月 - 4月6日 - 北極海の覇権を巡ってニュー・キャメロット軍とアクイロニア軍が衝突する(『七都市物語』本編最初の戦闘)。(小説『七都市物語』) 地球が圧倒的な戦力とテクノロジーを持つ地球外生命体の攻撃を受け、最新鋭戦闘機「SR-90」を始めとする地球側の戦力は敗退する。(『レゾン』) 2191年4月1日 - 地球外文明の宇宙船が太陽系に進入するのを天王星の監視ステーションが発見。これを受けて国連宇宙海軍・内惑星艦隊が冥王星軌道で要撃戦を行うも敗退する。この戦闘が大ガミラス帝星との初接触となり、ガミラスと地球が交戦を開始する。(『宇宙戦艦ヤマト2199』) 「プロジェクトV」によって開発された新兵器「VAWS」を搭載した新鋭機「SR-91」が開発され、地球外生命体との戦闘に投入される。(『レゾン』) 2192年7月7日 - 東アジア連邦の宇宙港より最後の選抜移民船出発。以後計画が見直され、自由移民が始まる。(『方舟』) ガミラス帝国による遊星爆弾の攻撃始まり、地球の放射能汚染化が進行。(『宇宙戦艦ヤマト』) 第二次火星沖海戦勃発。海戦後、地球への遊星爆弾攻撃が本格化。(『宇宙戦艦ヤマト2199』) 宇宙省が木星開発計画を発表。同時に、木星開発の統合根拠地として用いるために、小惑星帯の小惑星「ジャクサルテスB」を木星の周回軌道上へと移動させる計画が開始される。(『標位星二一九七年』) 2193年 - 米国地理学協会によって、人間が居住可能な環境を持つ鯨座タウ星の第4惑星「アヴァロン」の惑星測量地図が作成される。(『アヴァロンの闇(英語版)』) 2195年10月1日 - 火星に「木星蜥蜴(木星連合)」が初めて襲来。地球連合宇宙軍・第一主力艦隊が迎撃するも大敗(第1次火星会戦)。「蜥蜴戦争」開戦。(『機動戦艦ナデシコ』) 2196年10月1日 - 戦艦「ナデシコ」が火星に向け出発。(『機動戦艦ナデシコ』) 2197年3月18日 - 地球連邦とネイラム第一氏族が休戦に合意し、第一次オリオン大戦終結。(『地球連邦の興亡』) ザンスカール帝国とレジスタンス組織「リガ・ミリティア」の間で「ザンスカール戦争」勃発。作中の紀年法では宇宙世紀0152年。翌2198年(宇宙世紀0153年)に終結する。(『機動戦士Vガンダム』他)※旧来の設定で、2045年を宇宙世紀0001年とした場合 VMSの医師チーム「ナノセイバー」が、天川友希の体内で縮小異星人「エターナリアン」と遭遇する。(『救命戦士ナノセイバー』) ジャクサルテスB移動計画によって小惑星帯から木星へと移動中の小惑星「ジャクサルテスB」が、揺動によって予定針路を外れる事故が発生。地球への衝突が危惧されるも、標位星「アレキサンドリア七」が意図的に衝突することによって、太陽系外縁部へと向かう軌道へと変針される。(『標位星二一九七年』) 2198年9月 - 地球連合と木星連合の間で休戦条約が締結され、蜥蜴戦争が事実上終結する。(『機動戦艦ナデシコ』) 2080年より続いたマシーンと人間との戦争が終結。(『ターミネーターシリーズ』) イスカンダルからの一人目の使者が太陽系へ到来。(『宇宙戦艦ヤマト2199』) 人工知能を搭載した紙「ペーパーA.I.」が暴走し、「シュレッド軍」を名乗って全宇宙を支配すべく破壊活動を開始する。(折り紙『オリロボ』) 2199年2月12日 - ヤマトがイスカンダル星に向けて出発。同年12月8日帰還。ガミラスでアベルト・デスラー体制が崩壊。帰路、帝星ガトランティスと初接触する。(『宇宙戦艦ヤマト2199』『宇宙戦艦ヤマト2199 星巡る方舟』) 10月9日 - ヤマトがイスカンダル星に向けて出発。(『宇宙戦艦ヤマト』) ネオがマトリックスから目覚める。(『マトリックス』) 2200年代 2200年3月27日 - ガミラス本星の戦い。(『宇宙戦艦ヤマト』) 9月5日 - 宇宙戦艦ヤマト、地球に帰還。(『宇宙戦艦ヤマト』) 統合政府である「UG」が政府連合(United Government)から銀河連邦(United Galaxy)へと再編成される。また、最初期の時空跳躍機関「ワープ・ドライブ(空間歪曲機関)」が実用段階に達する。(『UGSF』シリーズ) 年代不明 22世紀初頭 - 2050年代に太陽系を旅立った航宙艦「憂国」がアルタイル系に到達。「憂国」は乗員および搭載されている機械知性(MI)、「憂国」と接触した地球外知性や「大自我」と融合し、「鴉(クロウ)」と呼ばれる存在へと変貌する。(『キャッチワールド』) 22世紀前半 - 月面のアインシュタイン総合天文台が射手座方向に二光年の宙域にある未知の電波物体を発見。10年後に電波によるコンタクトが成功し、物体が太陽系外の知的生物の宇宙船であり、12年後に太陽系に到達することが確認される。(『極冠作戦』) 22世紀中盤 - ブラックホール「カーリー」の周囲に建造されていたAADが完成する。(『AADDシリーズ』) 22世紀半ば - 航空宇宙軍が開発したタイプV戦闘員のプロトタイプ「ヴォルテ」が、第二生物兵器研究所で実用試験中に脱走する。(『戦闘員ヴォルテ』) 2XXX年(22世紀後半) - 対バイド最終兵器が開発され、バイドの完全な根絶を目的とする作戦名「Last Dance」が発動される。(『R-TYPE FINAL』) 22世紀後半 - マッドサイエンティスト集団「サイバーメフィスト」が、凍結されていた全ての自動戦闘兵器をハッキングによって制御下に置き、自分たちを除く知的生物の抹殺を開始。軍事博物館に展示されていた100年前の有人戦闘ヘリ「GH-68 サンダードラゴン」がこれに立ち向かう。(『サンダードラゴン』) 22世紀後半 - オリオン大星雲近傍の「ヘンリエッタ散開星団」に存在する32個の地球型惑星が開拓され、惑星国家の成立が相次ぐ。(『スターシップ・オペレーターズ』) 22世紀末 - 「生存戦争」勃発。開拓のために火星に降り立った移民団が、テラフォーミング用半生体ナノマシンが異常進化した無機物生命体「バグス」の襲撃を受け、最初の移民団20万人が全滅する。(『マーシアン・ウォースクール』) 21XX年 - 宇宙開発を行っていた人類が宇宙支配を進める「ギガントス軍」と接触。亜空間航法が可能な戦闘機「ファルシオン」がギガントス軍に立ち向かう。(『ファルシオン』)
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架空のできごと
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地球とドラコニアが冷戦状態に陥っている中、ダーレクとマスターの手により戦争勃発の危機。(ドラマ『ドクター・フー』) 地球環境の維持の為、コンピュータ「Universal Ecosystem Control Computer」ことユーコムが作られ稼働開始。(ドラマ『SFドラマ 猿の軍団』)
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架空のできごと
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半ば - 欧州某国で通常生物にない塩基を持つ生物が捕獲される。その後の実地踏査と研究により世界各地で同種の生物が発見され、「特異遺伝因子保持生物」を略して「特遺生物」、日本では「怪」と総称されるようになる。(小説『ダブルブリッド』) 後半 - 突然、謎の生物「イペリット」が多数出現し、地球環境を己の生存に適したものへ造り変え始める。その過程で、人類はイペリットによる殺戮と放出されるガスによって排除され、21世紀にはガスの届かない高地などの極地でわずかに生き残るのみとなる。(漫画『Thisコミュニケーション』) 末 - 大型隕石の落下を引き金として、怪獣出現や他の惑星からの地球侵略などが連続して発生。これを受け、国連軍はロボット専門防衛チーム「テデロス(TDRS)」を発足させる。(玩具・特撮テレビ番組『20世紀未来ロボット防衛隊テデロス』) 末 - 異星人「スプ・トラ」の宇宙船が地球に到来。地球近傍で米ソの乗組員を乗せたシャトルとファーストコンタクトを果たした後、小型の船でネヴァダ州の砂漠に着陸する。これは機密とされ、極軌道上のスプ・トラの宇宙船はソ連の膨張型風船反射衛星だと発表される。(小説『エンベディング』) 末 - 宇宙飛行士イムボボを乗せて木星を目指していた弾道船が、ジャイロの故障によって遭難しガニメデに着陸。イムボボはガニメデで異星の種族「アンシル」の都市の遺跡と無尽蔵のエネルギー源「スターコア」を発見する。(小説『星の秘宝を求めて』) 末 - ユーラシア大陸中央部などに生じた異次元空間「ネスト」から未知の敵「イクシス」が出現。防衛線の確立には成功するが、その後も世界各地に小規模なネストとイクシスが発生するようになる。(プラモデルほか『リトルアーモリー』) 19××年夏 - 太陽に大黒点が生じ、そこから発せられた放射線の作用によって、メトロポリス市のチャールズ・ロートン博士が人造細胞を作り出すことに成功。これを狙う秘密組織「レッド党」がロートン博士を脅迫し、人造細胞を用いた超人「ミッチイ」を作らせる。(漫画『メトロポリス』) 19××年 - 「来訪」発生。異星の超文明からの「来訪者」により、ハーモント市を始めとする地球上の6ヵ所に内部で様々な異常が発生する「来訪ゾーン」が生じる。その後、この「ゾーン」の研究を目的として国際地球外文化研究所が創設される。(小説『ストーカー(英語版)』) 19××年 - 「大いなる存在」によって天からもたらされた石「メダリオン」を巡り世界大戦が再燃。文明が滅亡に向かう中、4人のパイロットが争いの元凶であるメダリオンを破壊するために飛び立つ。(ゲーム『ギガウイング』) 19××年 - 宇宙空間の各所に生じたワークスポットの調査に向かったスペースシャトルが、異次元空間に進入し地球に似た環境を持つファゾム星に漂着。ファゾム星の住人であるチハリア人と接触する。(プラモデル『スペースオペレーションシリーズ』) 19XX年 - 世界平和維持機構と兵器結社「アウターリミッツ」の間での局地戦が世界各地で頻発する中、終焉兵器(ドゥームズ・ディ・ウェポン)の開発を進めるアウターリミッツに対し、世界平和維持機構は2機の戦闘機による反抗作戦を開始する。(ゲーム『19XX THE WAR AGAINST DESTINY』) 19XX年 - 東京に巨大隕石が落下し、その直後に謎の銀色の飛行物体による攻撃が開始される。日本政府のSOSを受けた国連は、これに対して米ソが共同開発した戦闘機「バイプレーン」および「ミニプレーン」の使用を決定し、国会議事堂地下からバイプレーンが緊急発進する。(ゲーム『スクランブルフォーメーション』) カーンバ種族を始めとする異星の種族の通信が、星間宇宙の探査を目的とした電波探知機によって探知される。これを受け、地球上での争いは沈静化し始める。(小説『バーサーカー』シリーズ)
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架空のできごと
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2300年代 2301年 - 0ガンダム、クルジス共和国での紛争に武力介入を行う。(『機動戦士ガンダム00』) 2302年 - 私設武装組織「ソレスタルビーイング」、第3世代ガンダムのロールアウトを開始。(『機動戦士ガンダム00』) 2304年 - 太平洋に小惑星「太平洋アステロイド」が落下。津波で数百万人が死亡したほか、大規模な電磁パルスが発生して電子化された情報の一部が消滅する。(『3001年終局への旅』) 2305年 - 刹那・F・セイエイ、ガンダムエクシアのマイスターとなる。(『機動戦士ガンダム00』) 2306年 - ガンバスターのサルベージに失敗。地球帝国時代の科学が失われる。(『トップをねらえ!』) 2307年 - ソレスタルビーイング、全世界の紛争根絶を宣言。活動を開始。(『機動戦士ガンダム00』) 2308年ソレスタルビーイング、国連軍の討伐により壊滅。(『機動戦士ガンダム00』) 火星と金星の植民都市および人工衛星開発都市群に対し、アジア連合と全アフリカ連合が経済援助を打ち切ることを通告する。(『たそがれに還る』) 2309年12月8日 - 「火星独立戦争」が勃発する。独立宣言を行い交信を絶った火星植民地に対し、地球連邦政府は月面基地より地球連合軍の艦隊を派遣。第201独立機動艦所属部隊の全領域汎用戦術攻撃機「MOSQUITO」が陽動作戦に投入される。(『マーズマトリックス』) 2310年代 2310年 - 火星全土が宇宙開発を進める2つの国家によって分割領有される。(『頭の体操第6集』第1問) 2311年惑星連邦とロミュラン星間帝国がアルジェロン条約を締結。(『新スタートレック』) 国際連合、地球連邦に改名。加盟国は328か国。(『機動戦士ガンダム00』) 惑星「エクシア」の環境コントロールセンターに超巨大な宇宙生命体「ゾルギア」が降着。暴走を開始しようとするゾルギアを排除すべく、UGSF特殊戦闘部隊の特殊大型航宙艇「ドラグーンJ2」が投入される。(『ギャラクシアン3 アタック・オブ・ゾルギア』) 2312年 - 「地球連邦平和維持軍」及び独立治安維持部隊「アロウズ」発足。ソレスタルビーイング再興、活動を再開。(『機動戦士ガンダム00』) 2314年メガロポリスに住む大富豪ドルマンスタインが白亜紀で恐竜狩り。また、タイムパトロール本部がこの時代に置かれている。(『ドラえもん のび太の恐竜』) 人類が太陽系内に出現した地球外変異性金属体「ELS」と遭遇。これと交戦する。(『劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-』) 2315年 - ケンタウルス座Α銀河の知的な生物集団「マストドン」が、要塞母船「フォボス」率いる侵略宇宙船団で太陽系に襲来。太陽系防衛軍の最新鋭機「ゲイモス」がマストドンの前進基地破壊のため発進する。(ゲーム『ゲイモス』) 2315年頃 - 「200年戦争」勃発。人類に対する謎の生命体の攻撃が始まる。(『ASO』) 2317年 - 作中年表・神世紀298年、四国に人類の敵「バーテックス」再来。大赦に選ばれた3名の勇者が迎撃し一時的に退けるも、勇者1名が死亡、残る2名の内、1名は身体機能の大半を失い、もう1名も記憶の一部を失う結果となる。(『鷲尾須美は勇者である』) 2319年 - 作中年表・神世紀300年、2年前に退けたバーテックスが再び四国に侵攻を開始。香川県の讃州中学に通う5名の少女が勇者として大赦に選ばれ、12体のバーテックスを撃破するも、侵攻は収まらず、世界の真実を知らされた勇者1名が造反。残る勇者4名がこれを阻止し、バーテックスの侵攻を一時的に食い止める。(『結城友奈は勇者である』) 2319年 - 32名の少女が結界の外の調査を大赦より命じられる。(『楠芽吹は勇者である』) 2320年代 2320年 - 銀河連邦とシリウス同盟の戦争が膠着状態に陥る。(『トップをねらえ!』) 2320年 - 作中年表・神世紀301年、大赦が神樹と人類の神婚を企てる。旧世紀に人類の大半を粛清した天の神がこれに怒り、自ら人類の残る四国へと侵攻。讃州中学に通う勇者5名に迎撃命令が下り、最終的に神樹の力を授かった結城友奈がこれを撃退する。(『結城友奈は勇者である-勇者の章-』) 2323年 - 乃木園子が大赦の実権を握る。三好夏凜ほか楠芽吹らが四国外調査チームを結成。そのうち結城友奈、東郷美森の2名が島根県などの四国外の資源調査を行う。(『結城友奈は勇者である-大満開の章-』) 2325年 - 人類圏宇宙軍附属研修用宇宙ステーション「OOOII」が、73年以上に渡って宇宙を漂流し続けた「さまよえるゲロ人」李・バイアを収容する。(『嘔吐した宇宙飛行士』) 2326年 - 「それ」、25個の細胞活性装置を残して失踪。(『宇宙英雄ペリー・ローダン』) 2328年 - カーデシア連合がベイジョー星系を併合する。(『スタートレック:ディープ・スペース・ナイン』) 2329年 - 連合帝国解消。惑星アルコンIII消滅。(『宇宙英雄ペリー・ローダン』) 2330年代 2331年 - フェルディナンド・F・ハインケル博士が提唱した「地球からの人間の一時排除」を含む「地球再生計画」の実行が、地球連邦政府によって決議される。これに伴い、2335年に「アダムシステム」および都市宇宙船「メガゾーン」の建造が開始される。(『メガゾーン23』) 2335年 - 知的機械種「UIMS」による銀河連邦への第三次侵攻が発生。これに対しUGSFは「オペレーション・スターブレード」を発動し、最新鋭航宙機「FX-01」で編成される「チーム・スターブレード」が対UIMS戦に投入される。(『スターブレード』) 2337年 - 火星とその衛星圏が「火星解放政府」として独立を宣言。地球では「デザルグ」と呼称される。(『メガゾーン23』) 2340年代 2344年 - レイチェル・ギャレット指揮下のU.S.S.エンタープライズ(NCC-1701-C)が、クリンゴンの植民星を防衛すべくロミュラン艦4隻と交戦し、撃沈される。(『新スタートレック』) 2347年 - 地球連邦に対して火星解放政府が宣戦を布告し「New Generation War」勃発。太陽系全域が戦場となる。(『メガゾーン23』) 2349年 - 人類圏内のベヘモス星系で、入植していた人類全員が一夜にして全滅する。精神生命体「ファントム」最初の出現。(『脳光速』) 2350年代 2350年 - 大西洋上に再びアトランティス大陸浮上。ニューアトランティスとなる。(『黄金の法』) 2352年 - 航空宇宙軍・小宮山艦隊が惑星バラディアにて汎銀河文明と接触。(『終わりなき索敵』) 2355年 - 「メガゾーン23」を始めとする地球連邦側の24隻および、火星解放政府側に掠奪された4隻のメガゾーンが地球から発進。翌2356年には地球連邦船団と火星解放政府船団が海王星軌道付近で交戦する。(『メガゾーン23』) 2356年12月19日 - 質量を持った衝撃波「セカンドウェーブ」が太陽系を襲う。グレートミッションが行われる。(『宇宙のステルヴィア』) 2357年6月23日 - 時空の裂け目「コズミックフラクチャー」に対して、ジェネシスミッション開始。(『宇宙のステルヴィア』) 2357年 - お母さんロボットが暴走して東京がパニックに陥り、その後ロボが宇宙に打ち上げられる。(『あたしンち』) 2358年 - バラディアの戦士ダムダリ、衛星軌道上の小宮山艦隊を撃破。(『終わりなき索敵』) 2360年代 2360年 - 地球統一政府宇宙省のアントネル・ヤノーシュ博士らによって、超光速航行技術が開発される。(『銀河英雄伝説』) 2362年 - 「神人大戦(ビッグ・ウォーズ)」勃発。かつて人類の上に君臨した地球外知的生命体「神々」が太陽系への侵攻を開始する。(『ビッグ・ウォーズ』) 2363年 - ジャン=リュック・ピカード指揮の下、U.S.S.エンタープライズ(NCC-1701-D)が就役する。(『新スタートレック』) 2364年人類初の有人外宇宙探査艦「スメラギ」が地球圏より出航。同日、刹那・F・セイエイがELSとの対話を終え地球圏に帰還。(『劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-』) ラグナロック発動により、メルダー連邦本星プラチナム消滅。地球においては人々を支配するニッドヘグが倒される。なお、作中の暦はA.T.暦288年。(『ラグナロック・ガイ』) 2367年ボーグの第一次太陽系侵攻によりウルフ359の戦いが勃発する。(『新スタートレック』、『スタートレック:ディープ・スペース・ナイン』) ケン・マクラウドのSF小説『ニュートンズ・ウェイク(英語版)』の舞台。 サイルリアン族の宇宙船が地球に接近し、11代目ドクターが解決を迫られる。(『ドクター・フー』「恐竜たちの船」) 2369年 - カーデシアがベイジョーから撤退する。それによりカーデシアの宇宙ステーション、テロックノールが惑星連邦管轄となり、ディープ・スペース・ナインに改装される。ベイジョー・ワームホール発見。(『スタートレック:ディープ・スペース・ナイン』) 2370年代 2370年 - 月世界幼稚園卒園試験において「「ハイ」という回答が絶対に返ってこない質問」を作る問題が出題。(『頭の体操第6集』第28問) 2371年キャスリン・ジェインウェイ指揮下のU.S.S.ヴォイジャーが、未知の種族によってデルタ宇宙域へ飛ばされる。(『スタートレック:ヴォイジャー』) U.S.S.エンタープライズ(NCC-1701-D)、ネクサスを巡る戦いにより不時着の末、大破する。(『スタートレック ジェネレーションズ』) 地球外生命体「奇居子」が地球への侵攻を開始。太陽系に接近した奇居子の衆合船が46体の奇居子を地球に投下する。(『シドニアの騎士』) 2372年 - ジャン=リュック・ピカード指揮の下、U.S.S.エンタープライズ (NCC-1701-E)が就役。(『スタートレック ファーストコンタクト』) 2373年 - ボーグの第二次太陽系侵攻によりセクター001の戦いが勃発する。U.S.S.エンタープライズ(NCC-1701-E)が2063年に向けタイムトラベルを行う。(『スタートレック ファーストコンタクト』) 2373 - 2375年 - ドミニオン戦争。(『スタートレック:ディープ・スペース・ナイン』) 2377年 - U.S.S.ヴォイジャー、地球へ帰還。(『スタートレック:ヴォイジャー』) 2379年 - ロミュランでシンゾンのクーデターが起きる。(『ネメシス/S.T.X』) 2380年代 2382年 - 「ディグダグ事件」。銀河連邦領星系の惑星の地中に怪獣が出現。ホリ・タイゾウがこれを解決する。(『ディグダグ』) 2383年 - 銀河連邦領星系の惑星の諸島に再び怪獣が出現。ホリ・タイゾウが再び解決に向かう。(『ディグダグII』) 2384年8月2日 - 奇居子の侵攻によって物理的に分断された地球から播種船「シドニア」が出航。大陽系からの脱出に成功する。(『シドニアの騎士』) 2385年ロックウッド艦隊、惑星バラディアに帰還。軌道上で撃破される。(『終わりなき索敵』) 凶暴な外宇宙生命体「オクティ族」が、銀河連邦と友好的な「パケット族」を銀河連邦領星系外縁部に築いた地下要塞「バラデューク」に拉致監禁。救援要請を受けたUGSFは辺境警備隊の空間騎兵「トビ・マスヨ」をバラデュークに派遣する。(『バラデューク』) 2387年 - 超新星爆発により惑星ロミュラスと惑星レムスが消滅する。(『スター・トレック』、『スタートレック:ピカード』) 2388年 - UGSFは再び活動を開始したオクティ族を敵対種族と認定。トビ・マスヨに対しオクティ族殲滅指令が発せられる。(『爆突機銃艇』) 2390年代 2391年 - 超光速航行技術、完全実用化。(『銀河英雄伝説』) 2400年代 2400年イホ・トロト、太陽系帝国を訪問。恒星六角形発見。(『宇宙英雄ペリー・ローダン』) AI「フロンティアセッター」に制御された深宇宙探査船「ジェネシスアーク号」が、電脳仮想空間「ディーヴァ」の攻撃を振り切り探査航海へと発進する。(『楽園追放 -Expelled from Paradise-』) 時期不明 年代不明 - 惑星ドーピアを巡るドーピア連合平和軍と異星体「バシアン」間の戦争に地球連邦のドーピア平和維持支援軍が介入。当初は宇宙艦隊戦が行われたものの、その後は400年以上続くドーピア上での地上戦に移行する。(『今宵、銀河を杯にして』)
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架空のできごと
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紀元前6世紀 - 2000年10月にパキスタンのバローチスターン州カーランで発見されたアケメネス朝時代のミイラは、古代エジプト式のミイラで胸には金のプレートがあり、そこに刻まれた銘文によると、この女性はアケメネス朝の王クセルクセス1世の娘ロードゥグーネ(Rhodugune)と記されていたため「ペルシャ・プリンセス」の別名がつけられた。早速2000年11月にはカラチのパキスタン国立博物館(英語版)でこのミイラの展示が始まった(後の調査によりこのミイラは現代の偽物であるばかりか、1990年代に何らかの殺人事件に巻き込まれた被害者の遺体であることも発覚した)。
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架空のできごと
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紀元前400年頃 - ギリシアの壺絵師見習いのデメトリオスが1964年の東京オリンピック時代の日本へとタイムスリップしてしまう(ヤマザキマリ『オリンピア・キュクロス』)。 紀元前382年 - オリバンダー杖店創業(ハリー・ポッターと賢者の石に登場する杖専門店)。 紀元前381年 - 紀元前300年頃 - 鉅子の尊称で呼ばれた墨家の指導者も、3代目の田襄子の代となるとかつての理想を捨て権力と結びつく道をとろうとしていた。 それでも墨子の思想を貫こうとする革離は、趙軍に攻められている梁城城主・梁渓からの依頼により、田襄子の命に背いて単身梁城に乗り込み、趙の大軍を相手に梁城を守ることとなる(酒見賢一の歴史小説『墨攻』)。 紀元前367年以降 - シチリア島シュラクサイの暴君ディオニス(ディオニュシオス2世)の行状に立腹した青年メロスは王の暗殺を試み捕縛されてしまう。故郷での妹の結婚式に出るため三日の猶予を暴君に乞うメロス。その願いは聞き届けられたがメロスの友人セリヌンティウスがその猶予の間、身代わりになることになった(ヒュギヌス『説話集』が原作。さらにフリードリヒ・フォン・シラーの『人質』、太宰治の『走れメロス』に翻案された)。 紀元前356年以前 - ペルシアに敗北したエジプト王ネクタネボ2世はマケドニアに亡命し、魔術師として歓待される。やがてマケドニア王妃オリュンピアスと結ばれ、その間に生まれた子供がアレクサンドロス大王であり、魔術師の血を受け継いで、再び父祖の地エジプトに凱旋することになる(偽カリステネス(フランス語版)『アレクサンドロス物語』ほか「アレクサンドロス・ロマンス」)。
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架空のできごと
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10世紀 - フランスのポワトゥー地方の領主としてリュジニャン家が登場するが、この家の始祖は下半身が蛇である妖精メリュジーヌを妻としていた。メリュジーヌの力により居城のリュジニャン城も建てられている(「メリュジーヌ伝説」)。 928年 - 旅の僧安珍が清姫に懸想され逃亡するも、紀州道成寺の大鐘の中で蛇体と化した清姫に焼き尽くされる(『大日本国法華験記』ほか「安珍・清姫伝説」)。 928年 - 五代十国後唐では国王と王妃の間は冷え切っていた。王妃に毒を盛る国王、皇太子と不倫する王妃、そしてそれをとりまく人々。この年の秋、城一面が菊の花で覆いつくされた中で催される豪奢な饗宴は、王家をめぐる陰謀と内乱の始まりだった(原作は曹禺の『雷雨』、張芸謀監督の映画「王妃の紋章」でも有名)。 930年 - 信貴山の命蓮が祈祷により、転輪聖王の金輪を転がす剣の護法童子を遣わし、醍醐天皇の病気を平癒させる(『信貴山縁起絵巻』)。 930年以前 - 皇子の身の上ながら盲目のため疎まれた蝉丸は父である醍醐天皇に捨てられ、逢坂山にて出家生活を営んでいた。そこへ同じく異形の者だということで捨てられ放浪していた姉の皇女逆髪が蝉丸のもとを訪れ、不幸の境遇を慰めあう(能『蝉丸』)。 939年以前 - 近江国三上山の百足が琵琶湖の龍神に依頼された藤原秀郷(俵藤太)によって討たれる(『太平記』ほか「百足退治伝説」)。 940年 - 平安京で晒し首にされた平将門の首級が関東を目指して舞い上がり空中を飛行し武蔵国豊嶋郡芝崎村(東京都千代田区大手町)に落下する(「平将門の首塚伝説」)。 940年以降 - 平将門の娘滝夜叉姫は一族郎党が滅ぼされた中にあって生き残り、貴船神社で復讐の成就を祈願し、下総の相馬の古御所に拠って朝廷転覆の謀略を巡らせることとなる(山東京伝の読本『善知鳥安方忠義伝』)。 956年 - 藤原師輔が内裏から退出して二条大宮「あははの辻」にて百鬼夜行に遭遇するも「尊勝陀羅尼」を誦して難を逃れる(『大鏡』)。 970年 - 信濃国戸隠の鬼女紅葉が勅命を受けた平維茂によって討たれる(能『紅葉狩』や小説『北向山霊験記戸隠山鬼女紅葉退治之傳全』ほか「紅葉伝説」)。 976年 - 比叡山の稚児であった梅若丸が人買いの信夫藤太により連れ出され、奥州に行く途上に隅田川の近辺で病に倒れ12歳で死去。その後その母が安否を尋ね隅田川に来た時に霊となった梅若丸が出現する(木母寺の伝承・能『隅田川』ほか松若丸伝説)。 980年以前 - 平安京の朱雀大路の南端にある羅生門はかねてから荒廃が著しく、楼門の二階には行き場のない遺体が放置されていた。ある若い下人がこの門を上がり、暗がりの中で死んだ女性の髪を梳く老婆に遭遇する(原典は『今昔物語集』、これをもとに芥川龍之介の小説『羅生門』が創られる)。 995年 - 丹波国大江山の酒呑童子が勅命を受けた源頼光と頼光四天王によって討たれる(「酒呑童子伝説」)。 996年以降 - 神聖ローマ皇帝オットー3世のもとへ無実の罪で斬首にされた夫の首を携え無念を晴らすべく伯爵夫人が現れる。夫人は皇帝の面前での神明裁判で熱せられた鉄塊を握りしめ身の潔白を訴え勝利を勝ち取る(「オットーの審判伝説」)。 999年以前 - オーリヤックのジェルベールが、コルドバのアラブ人から魔術を学びその技により悪魔と契約する。やがて彼はシルウェステル2世として教皇となる(「教皇シルヴェステル2世の悪魔伝説」)。
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架空のできごと
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/29 10:39 UTC 版)
前668年以降 - アッシリアの碩学ナブ・アヘ・エリバ博士が、文字の霊が人間に及ぼす災いについて研究し、アッシュールバニパル王に進言するものの認められず、最後には文字の霊の祟りで図書館の粘土板が落下し圧死する(中島敦『文字禍』)。
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架空のできごと
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1204年 - 第四回十字軍によるコンスタンティノポリス占領の混乱で窮地に追い詰められた東ローマ帝国の高官・歴史家ニケタス・コニアテスは危機一髪のところをラテン人バウドリーノに救出される。バウドリーノは奇想天外な人生の顛末をニケタスに語り始める(ウンベルト・エーコ『バウドリーノ』)。 1205年 - 栂ノ尾高山寺の明恵が入唐渡天を志し、春日明神に暇乞いをする。一人の翁が現れて明恵の出立を止めるように申し入れる。老人は春日神社の使者で、八大龍王が眷属を引き連れて現れ、諸仏が居並ぶ中で釈迦が説法をする様子を見せると、明恵はこの奇跡を見て入唐渡天を思い止まる(能「春日龍神」)。 1213年 - 北条氏に反発した侍所別当和田義盛らが反乱を起こし(和田合戦)、多くの和田一族の多くが滅せられる中で、義盛の三男朝比奈三郎義秀は生き残り安房国に出奔。この後、高麗に渡ったという伝説のほか小人の島や馬人の島を訪ねたとも伝えられ、果ては地獄をめぐり閻魔大王と対決したという伝承も残されている(「朝比奈三郎伝説」)。 1216年以前 - ノッティンガム南方に位置するゴタム村に、悪名高いジョン王が道路を貫通させようと狙っていた。王の使者が視察に来たところ、村人たちは世にも愚かしい行為を繰り広げることでジョン王の使者を辟易させ、計画を撤回させたので「ゴタム村の賢人たち(英語版)」と呼ばれた(イングランドの昔話。後にはマザーグースの童歌にもなる)。 1216年 - 1227年 - ローマ教皇ホノリウス3世は諸学を修め多方面の学識に富む人物であったが、魔術にも精通しておりグリモワールと呼ばれる魔術書の一つ『教皇ホノリウスの奥義書』を執筆する(この著作は教皇ホノリウス3世に仮託した17世紀の魔術本である)。 1220年頃 - アルプスを南北につなぐゴッタルド峠はかねてから交通の難所で、ある牧人が悪魔に頼み込んで特別な橋を架けてもらう。悪魔はその引き換えに生贄を要求するが、機転を利かした牧人によって悪魔は退けられる(ゴッタルド峠の魔橋伝説)。 1239年以降 - 皇帝党(ギベリン)と教皇党(ゲルフ)の対立するヴェローナで、モンタギュー家の息子ロミオと、キャピュレット家の娘ジュリエットの惹かれあう想いは、両家の因縁の対立から阻まれ、やがて悲劇的な結末を辿っていく(ウィリアム・シェークスピアの悲劇)。 1249年以前 - 聖一国師円爾が日本に禅を招来したことにより、日本の菅原道真が中国の南宋に渡り、径山万寿寺の無準師範のもとで学び衣鉢を継いだ。道真は中国の文人の姿となり梅花を手に持つ像が描かれた(「渡唐天神伝説」、花山院長親『両聖記』)。 1256年 - モンゴル帝国皇帝のクーブラ・カーン(クビライ・カアン)が、聖なるアルフ河の流れに沿って、城壁城塔がそびえたつ、そして甘美な花咲きそろう庭園を持つ歓楽の都ザナドゥを建立していく。イギリスの詩人コールリッジは、1797年のとある日、麻薬を吸引したままこの幻想的な夢を見、その光景に目を奪われた(サミュエル・テイラー・コールリッジ『クーブラ・カーン』)。 1256年以降 - 1263年以前 - 僧形となった北条時頼が諸国遍歴の途上、下野の御家人佐野源左衛門尉常世の館で一夜の宿をとる。源左衛門は自ら梅・松・桜の鉢植えの木を火にくべて精いっぱいのもてなしをしつつ「落ちぶれてはいても、何事かあれば「いざ鎌倉」と駆けつける」との気概を語る(謡曲『鉢の木』)。 1261年 - 1264年 - 愛欲生活を続けてきたタンホイザーが教皇ウルバヌス4世に懺悔するが、教皇は自分の持つ枯れ木の杖から芽が出るまで救われることはないと告げる。悲嘆に暮れるタンホイザーがその場を立ち去ると、教皇の杖から新たな芽が生えてきたが、ついに彼を見つけ出すことはできなかった(「タンホイザー」伝説)。 1271年/1275年 - 1292年 - 元のクビライ・カアンに仕えたマルコ・ポーロが各地を巡り「死者たちとすれ違う都市」「名前の上にのみ育つ都市」「蜘蛛の巣都市」などの不思議な街を紹介する(イタロ・カルヴィーノ『見えない都市』)。 1272年 - 鎌倉建長寺の裏山で老いた寺男安里(あんり)が、大覚禅師(蘭渓道隆)により日本に連れて来られる以前はフランスの牧童で少年十字軍に加わっていたことを語りだす(三島由紀夫『海と夕焼』)。 1282年 - フランス人支配に不満が高まっているシチリア島で、前シチリア王の妹エレーナと島の若者のアッリーゴは身分違いもあってその恋愛はうまく成就しない。複雑な経緯があってやがてこの二人は「シチリアの晩鐘」事件に巻き込まれていく(ジュゼッペ・ヴェルディのオペラ「シチリアの晩鐘」)。 1285年 - 道ならぬ恋によりリミニ領主ジョヴァンニ・マラテスタの怒りを買った、その妻フランチェスカとその弟パオロは、ともに殺害され愛欲の地獄に落ちてからも、黒い風に吹き流され永遠にさまよい続けている(ダンテ・アリギエーリ『神曲』地獄篇第二圏)。 1294年 - 愛知県志段味村(現名古屋市守山区)の出土品として紹介された鎌倉時代の古瀬戸は「永仁二年(1294年)」の名を持つことから「永仁の壺」と称され、1959年(昭和34年)には国の重要文化財に指定された(実際にはこの壺は現代陶芸家加藤唐九郎の贋作で、美術史学界・古美術界・文化財保護行政を巻き込むスキャンダルとなった。詳細は「永仁の壺事件」を参照のこと)。 1300年 - 聖金曜日に詩人ダンテが人生の半ばで暗い森に迷い込み、地獄・煉獄・天国遍歴が始まる(ダンテ・アリギエーリ『神曲』地獄篇冒頭)。 13世紀から14世紀 - モンゴルの支配が及ばない都市ノブゴロドの冒険商人であったサトコは、航海途上で船が立ち往生したことで生贄とされ、その身は海に投じられた。海の帝王の怒りを宥めるためサトコは懸命に歌い、それがもとで帝王の娘ヴァルホヴァとの結婚が許される(ニコライ・リムスキー=コルサコフのオペラ『サトコ』、原作はロシアの口承叙事詩(ブィリーナ))。
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架空のできごと
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2001年表向きは遷都を目的として、第2新東京市が建設された。(アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』) 月で1999年に発見されたモノリスの信号を元に、HAL 9000に操作されたディスカバリー号が木星へ向かう。(映画・小説『2001年宇宙の旅』) 「大消滅」が起こり、地上の3分の2が消滅する。(特撮テレビ番組『未来戦隊タイムレンジャー』) 謎の存在「アンノウン」が現れ人々を襲い始める。時を同じくして、謎の戦士「アギト」出現。(特撮テレビ番組『仮面ライダーアギト』) ゴジラとメガギラスがお台場で激突。(映画『ゴジラ×メガギラス G消滅作戦』) 2003年4月7日 - 東京でアトム誕生。(漫画・アニメ『鉄腕アトム』) 10月13日15:34 - 陸上自衛隊第三特別実験中隊が人工磁場シールドの暴走事故により、演習場ごと1547年へ飛ばされる。直後に世界各地で虚数空間が出現。(映画『戦国自衛隊1549』) 自立思考型コンピュータシステム「スカイネット」起動。世界各地に核爆弾が投下され30億以上の人命が失われる。(映画『ターミネーター3』) 2004年 - 南極で発見された古代遺跡の調査に向かったウェイランド社の調査チームが遺跡内部で異性人種族「エイリアン」と「プレデター」の争いに巻き込まれる。(映画『エイリアンVSプレデター』) 2006年 - 世界で超異常気象発生。東京でゴルフボール大の雹が、ニューヨークで大津波、ハワイで強力な台風、インドで大雪、遂に世界は氷河期へと突入することとなる。(映画『デイ・アフター・トゥモロー』) 2007年 - パラレルワールド間の壁を破ってダーレクとサイバーマンが地球を蹂躙、人類も抵抗し三つ巴の戦争「カナリー・ワーフの戦い」が勃発する。(ドラマ『ドクター・フー』) 2008年タイムマシンが発明される。(漫画・アニメ『ドラえもん』) 超磁力兵器により、五大陸沈没。(アニメ『未来少年コナン』) 6代目マスターがターディスをパラドックスマシンに改造し、歴史の改変を可能とする。60億のトクラフェインを動員して地球人の1割を抹殺し、地球を支配下に置く。(ドラマ『ドクター・フー』) 2009年マクロス進宙。(アニメ『超時空要塞マクロス』) ダーレク艦隊がダヴロスをリーダーとして地球を含む27の惑星を襲撃。リアリティ・ボムを利用してダーレクを除く万物の破壊を計画する。(ドラマ『ドクター・フー』) 2010年(皇暦)8月10日 - ブリタニア帝国が日本に宣戦布告。(アニメ『コードギアス 反逆のルルーシュ』) 2010年9年前に起こったディスカバリー号による木星探査計画の失敗の原因を探るため、コスモナウト・アレクセイ・レオーノフ号が木星へ向かう。(小説『2010年宇宙の旅』、映画『2010年』) 6代目マスターが復活、全人類をマスター化する。同時に、彼を利用してタイムロードの上層部が惑星ギャリフレイとともにタイムロックを破り地球に出現する。(ドラマ『ドクター・フー』) 2012年 - プッチ神父のスタンド「メイド・イン・ヘブン」(連載時「ステアウェイ・トゥ・ヘブン」)により時が無限に加速、宇宙が一巡し殆どの生命が一巡後の世界に到達。(漫画『ジョジョの奇妙な冒険』第六部「ストーンオーシャン」) 2015年7月30日 人類の粛清を決定した天の神が遣わした異形の生物「バーテックス」が世界中に出現し、人類の虐殺を開始する。(小説『乃木若葉は勇者である』) 10月21日16:29 - マーティが、未来の自分の息子に会うために30年前の1985年からタイムトラベルしてくる。(映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』) 10月21日 - シカゴ・カブスが2015年のワールドシリーズを制覇。(映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』) 映画『ジョーズ』シリーズの最新作『ジョーズ19』が上映される。(映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』) 使徒、襲来。(アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』) マルス誕生。(アニメ『ジェッターマルス』) 2016年 - ゼーレに操作された戦略自衛隊がNERV本部に侵攻、ゼーレにより人類補完計画発動、全生物がLCLに還元される。(アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』) 2018年地球連邦政府樹立。(ゲーム『Princess Holiday 〜転がるりんご亭千夜一夜〜』) 大規模なバーテックスの侵攻により勇者・白鳥歌野が守護する諏訪が陥落。人類の大半が残る四国へバーテックスの侵攻が本格的に開始される。(小説『乃木若葉は勇者である』) 2019年ネオ東京でのアキラをめぐる戦い。(漫画・アニメ『AKIRA』) バーテックスの四国侵攻を勇者の活躍により一定期間食い止めるも、勇者3名死亡、1名が行方不明となる。奉火祭が執り行われ、人類は神樹の庇護下にある四国外から出ないことを条件に天の神と和睦を結ぶ。西暦の終了。(小説『乃木若葉は勇者である』) 2010年代頃 - ケンタウルス座アルファ星およびプロクシマ星の住人が太陽系の人類と接触する。(書籍『テラン連邦交通貿易局ハンドブック(英語版)』シリーズ) 2020年レプリカントが地球に逃亡する。(映画『ブレードランナー』) サイルリアンが復活する。(テレビドラマ『ドクター・フー』) 普通人と超能力者の戦争。(漫画・アニメ『絶対可憐チルドレン』) 西暦から神世紀へ移行。(小説『乃木若葉は勇者である』) 2024年21世紀最大の劇場型犯罪と同時にサイバーテロ事件である「笑い男事件」が発生。(アニメ『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX』) サンフランシスコでベル暴動が勃発する。(テレビドラマ『スタートレック:ディープ・スペース・ナイン』 ジャン=リュック・ピカードら、タイムトラベルによって2401年から現れ、歴史改変を防ぐ。(配信ドラマ『スタートレック:ピカード』) 2026年OCU(オシアナ共同連合)発足。(ゲーム『フロントミッション』) アメリカ合衆国とECON(東部連合)間で第三次世界大戦が勃発する。2053年に停戦するまで約6億人が犠牲となる。(映画『スタートレック ファーストコンタクト』) 2027年 - 高石タケルが少年時代の冒険を本にして出版する。(アニメ『デジモンアドベンチャー02』) 2020年代頃 - 人造の豊穣神「ユグドラシル」が生じさせた厄災「大崩壊」によって、世界人口の半数以上が死亡。その後、異形の生物「樹獣」「樹竜」が地上に出現し、生き残った人類は海上都市への生活圏の移行を余儀なくされる。(小説『空飛ぶ卵の右舷砲』) 2030年前後 - 異星勢力「粛正者」の強行型無人探査機が太陽系に侵入し、地球連邦宇宙軍および銀河文明評議会地球連邦派遣保安軍と交戦。銀河文明評議会と粛正者との戦争に、地球が銀河文明評議会側として加わる。(小説『宇宙軍士官学校』) 2032年 - 7月4日 - ターミネーター、T-850により人間軍のリーダー『ジョン・コナー』が殺害される。(映画『ターミネーター3』) 2035年・2036年 - 恐怖の大王「ドラキュラ」が再びこの世に現れる。(ゲーム『キャッスルヴァニア 〜暁月の円舞曲〜』『悪魔城ドラキュラ 蒼月の十字架』)。 2039年 - 北方連合国家と三大陸合州国の間で「13日間戦争」が勃発し、無数の熱核兵器によって世界の殆どの都市は壊滅する。その後2129年の地球統一政府樹立まで「90年戦争」が続き、人口は約10億人まで激減する。(小説『銀河英雄伝説』) 2040年 - SARF設立。絋瀬玲名、フィオナ・クリス・フィッツジェラルド、エーリッヒ・イェーガーに無期限の待機命令が下される。(ゲーム『エースコンバット3』) 2041年 - 正体不明の敵「ゼラバイア」が地球に襲来。(アニメ『超重神グラヴィオン』) 2048年 - 作中年表・新世紀29年、香川県の中学生2名が大赦管轄の神樹外壁付近の立ち入り禁止区域に侵入、大赦の巫女および勇者が出向く事態となる。四国各地の地名が改変される。(小説『勇者史外典』) 2040年頃 - 金星への移住者の一団を乗せた宇宙船「プロスペリティ」が「宇宙クジラ」に捕食される。その後、移住者たちは宇宙クジラの体内の空間に植民地を建設する。(小説『ジョナサンと宇宙クジラ』) 2050年月の大異変による地震が起きて、月に空気と重力が出来る。(アニメ『魔動王グランゾート』) 木星圏まで進出していた人類に、謎の異星人であるエルダー軍が襲来。木星の衛星イオが侵略を受ける。(アニメ『宇宙大帝ゴッドシグマ』) 2051年 - リュウ・スザク、任務中の事故で大怪我を負う。凶悪犯罪者ゾーダ、永久冷凍刑に処せられる。(アニメ『F-ZERO ファルコン伝説』) 2059年 - 火星の水のウイルスによって火星に住んでいる人々がゾンビになる。(テレビドラマ『ドクター・フー』) 2050年代頃 - 琴座と白鳥座の間、太陽系から5.8光年弱の空間に、全長2光年、直径1.5光年の円筒形の物体「SS」が出現。SSはその形状や有意信号らしきものの観測により人工物と判断され、世界連邦恒星間航行研究所によって、知的存在との接触に備えて人工実存(AE)を搭載した宇宙船による探査計画が開始される。(小説『虚無回廊』) 2063年4月5日 - ゼフラム・コクレーン操縦のロケット(フェニックス号)が、ワープ航法実験に成功する。(テレビドラマ『宇宙大作戦』、映画『スタートレック ファーストコンタクト』) 11月21日 - 強欲王が地球に来訪し、「来るべき災厄」が起こる。(小説・アニメ『狂乱家族日記』) 2067年 - 国連によるバイオテクノロジー・ロボット産業の規制に反発した日本が完全なる鎖国を敷く。(アニメ『ベクシル 2077日本鎖国』) 2068年7月13日 - 高度150キロメートル付近において、オーベルト・エアロスペース社の高々度旅客機「アルナイル8型」(タイ発イギリス行き)にスペースデブリが衝突する事故が発生。(漫画・アニメ『プラネテス』) 2070年 - サイバーマンが地球を侵略する。(テレビドラマ『ドクター・フー』) 2071年 - ビバップ号、犯罪者を追う。(アニメ『カウボーイビバップ』) 2073年 - ジュラル星人、地球侵略を開始。(アニメ『チャージマン研!』) 2076年 - 月が独立宣言。(小説『月は無慈悲な夜の女王』) 2077年 - アメリカ合衆国と中華人民共和国の間で世界的核戦争が勃発。(ゲーム『Fallout』) 2089年 - ガイチ帝国が月に軍隊を送り、ほぼ全土を占領。(ゲーム『ネクタリス』) 2090年 - イオリア・シュヘンベルグ、軌道エレベーター・太陽光発電システム・モビルスーツの基礎理論を築く。(アニメ『機動戦士ガンダム00』) 2091年 - 作中年表・神世紀72年、天の神を崇めるカルト集団による四国での大規模テロを勇者が鎮圧。バーテックス侵攻を経験した最後の人物が老衰のため死亡。(小説『乃木若葉は勇者である』及びゲーム『結城友奈は勇者である 花結いのきらめき』) 2093年 - 有人恒星探査船「ビーグル二世号」が太陽系外の地球型惑星を発見し、初めて地球外生命体と遭遇する。(漫画・アニメ『ドラえもん』) 2099年6月22日 - 第一次外惑星動乱が勃発する。(小説『航空宇宙軍史』) 12月31日 - 日本で出土した窯から、「黒き獣」が突如として出現する。(ゲーム『BLAZBLUE』) 2100年7月13日 - 第一次外惑星動乱が終結する。(小説『航空宇宙軍史』) 太陽系外縁部に存在する小型ブラックホール「カーリー」が発見される。(小説『AADDシリーズ』) 悪のコンピュータプログラム「デリトロス」によって、仮想現実空間「マジカルゲート」内に多くの子供たちが捕らわれる。(アニメ『電脳冒険記ウェブダイバー』) 遙大地、夏休みを利用して、町内の福引きで当たった月旅行へと出発する。(アニメ『魔動王グランゾート』) 20××年夏 - 「銀座事件」発生。銀座に出現した『異世界への門(ゲート)』から現れた異世界の軍勢による大量殺戮が行われる。その後、「特地」と呼称された異世界への自衛隊の派遣が開始される。(小説・漫画・アニメ『ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり』) 20××年10月 - 日本の領空内に「天使」が出現し、羽田空港上空でボーイング747を撃墜した後に空港に着陸。人間に対する天使の襲撃が始まる。(小説『神狩り2 リッパー』) 20××年 - 関係性上に構築される知性体「異妹(アウタ・シス)」が、自身を「妹」と認識させる概念撹乱能力によって人間の精神を支配しつつ侵略を開始。西アフリカから始まったアウタ・シスの侵食は同年冬には日本に達し、大晦日までに関東地域全域が「妹圏(シス・ゾーン)」に覆われる。(小説『妹戦記デバイシス』) 20××年 - 飛来した隕石の内部から出現した宇宙アメーバが、その圧倒的な増殖力によって地球全土に進攻。世界人口の3分の2が犠牲となり、地球連邦はこれに対する「最終作戦」の発動を決議する。(小説『最終作戦』) 20XX年6月18日 - 午後4時19分に霧島北部で水蒸気爆発として火山噴火が開始され、同29分には霧島全体が「破局的噴火」に至る。(小説『死都日本』) 20XX年 - 「スカイフォール」発生。異星の高等生命体の航宙艦が空間転移門を通って地球軌道に飛来し、人類と交戦状態に突入。これを撃破した人類は、異星人が用いた人型ロボット兵器を世界各国共同でリバースエンジニアリングし、新兵器体系「エグザマクス」を誕生させる。(玩具『30 MINUTES MISSIONS』) 20XX年 - 宇宙からの侵略者が世界各国を攻撃。各国軍がこれに立ち向かうが、10年以上におよぶ戦いの中で地球人口は2000年代初頭の500分の1にまで減少する。そして、侵略者の最終攻撃が始まる中、各国共同で開発された対侵略者用スーパーウェポンを用いた総力戦が開始される。(ゲーム『THE 宇宙大戦争』) 20XX年 - 第一次サイテックスプロジェクトによって建造された宇宙実験室「ラボス」がコントロール不能に陥り消息を絶つ。3年後、第二次サイテックスプロジェクトによる大型探査スペースシップが、暴走・巨大化し人類消滅を画策するラボスと遭遇し、船内で製造された各種バトルメカを用いてこれに対抗する。(玩具『サイテックス』) 20XX年 - 太陽系外から襲来したケイ素生命体「原罪」が地球の侵略を開始。数千万人の犠牲者が生じる。通常兵器の通用しない原罪に対抗すべく、人型機動兵器「A.V.G.システム」を用いる「A.V.G.F.」、通称「ソラヒメ」が原罪と戦うことになる。(ゲーム『ソラヒメ ACE VIRGIN -銀翼の戦闘姫-』) 20XX年 - 環境汚染を自然浄化させるために人類が一時的に捨てた地球を、他の天体の超機械生命体「マゼル」が侵略し環境を改造。火星に移住していた人類はこれを受け「地球解放軍ジアース」を結成して地球奪還に挑み、数十回の敗北の後に最終兵器「ミライダ01」を出撃させる。(ゲーム『地球解放軍ジアース』) 20**年 - 地球統合が目前に迫る中、「アギーマ帝国」なる組織が声明文によって地球壊滅計画を予告。アギーマ帝国の飛行型機動兵器による総攻撃が開始され、地球統合軍準備委員会が開発した特殊機動戦闘機「XA-1」が「地球防衛軍」として緊急発進する。(ゲーム『E.D.F.』) 20■■年■月■日 - 世界中の時計が「修正の1秒」を刻むのと同時に、人工知能による意志を持つ携帯秘書「D-phone」のセキュリティプログラム「3D」がクラッキングを受け、全てのD-phoneが接続。それによって世界から人類が姿を消す。(玩具『デスクトップアーミー』) 初頭 - 「ガーベラ遭難事件」発生。地球から火星へ資材・物資を輸送していた中型宇宙輸送艦「ガーベラ」と小型護衛艦2隻が、地球防衛ライン外で所属不明の未確認飛行物体の攻撃によって撃破される。その後、パニックを避けるためガーベラの遭難はスペースデブリとの衝突によるものと発表される。(小説『ウルトラマンメビウス アンデレスホリゾント』) 初頭 - 15歳から17歳までの少女が突然死の後にゾンビ「ステーシー」となる現象が、突如世界中で発生し始める。(小説『ステーシー』) 初頭 - 春、メルボルンと日本のコメットハンターによって、固体の核を持たず、天然ではあり得ない電波放射を発する「ニコルソン・ハセガワ彗星」が発見される。その正体は直径10マイクロメートルのユニット3.2×1015個からなる異星生命であり、人類からは「スター・フォッグ」と名付けられる。スター・フォッグは地球軌道に接近したところで、地球人女性の姿のコミュニケーション用模造体を用いて各国言語のチャンネルによるメッセージを発し始める。(小説『ふわふわの泉』) 初頭 - 植民星ル・タウにおいて、機械化改造を施された動植物からなる生体機動兵器軍団が、植民者たちの都市への攻撃を開始。連邦宇宙軍司令部がル・タウの放棄を決定する中、所属不明の重機動メカ「HEAVY UNIT」が生体機動兵器に立ち向かう。(ゲーム『ヘビー・ユニット』) 初頭 - 日本国内の山中で、約5千年前に落下したと思しき地球外文明の宇宙船が発見されるが、国連の調査団が爆破により船内に強行突入したところ、宇宙船は調査団を船外へ排除した後に大気圏外へと飛び去り消滅する。(小説『星虫』) 前半 - 「ルナ・ショック」発生。国連主導の共同探査隊が、月の地下の空洞で異星文明「帝国」が残した大量の遺留物「帝国の遺産」を発見。スーパーテクノロジーが用いられた帝国の遺産は人類の生活環境を激変させ、2年後には国連主導による地球連邦の設立と、西暦から「宇宙世紀」への紀年法のリセットが行われる。(小説『再就職先は宇宙海賊』) 前半 - 地球外生命の手によるものと見られる彗星「パンドラ」から生じた大規模な射手座流星群が地球に降り注ぎ、地球の生態系などの環境を改変する「パンドラ・フォーミング」の進行が表面化。脳の機能の増大などをもたらす形で異常進化させられた動物によるボルネオ、アフリカ、南米での大規模な獣害や、国際宇宙ステーションを経由しての共生体の核生命「アルジャーノン」の珊瑚海への侵入などが発生する。(小説『パンドラ』) 中頃 - シンギュラリティに到ったソフトウェアの集合体と見られる「エシャトン」によって、約90億人が1日のうちに巨視的ワームホールを用いて過去光円錐内のテラフォーミングされた数千の惑星に転送される。その後、太陽系内の各所に、因果律侵犯に対して警告するメッセージが刻まれた質量ゼロの立方体が残される。(小説『シンギュラリティ・スカイ(英語版)』『アイアン・サンライズ(英語版)』) 中頃 - 物理学者レナタ・コズチによって、すべての素粒子は「コズチ - ホイーラー・ワームホール」の口であるとする暫定的統一理論「コズチ理論」が提唱される。(小説『ディアスポラ(英語版)』) 半ば - バサード式ラムジェットを用いる国連の一群の自動探査艇(ラムロボット)が、植民地となりうる居住可能な惑星の発見を目指し、プロキオン、シリウス、鯨座タウ星などの太陽系近傍の恒星界へと発進。うち5隻が居住可能な「地点」を持つ惑星を発見する。(小説『ノウンスペース』シリーズ) 後半 - メインコンピュータ「ラクーン」を擁する恒星間有人探査機「セプテミウス2」が、先発した無人探査機「セプテミウス1」を追う形でバーナード星へと発進する。(ゲーム『サイオブレード』) 後半 - いて座α方面に向かっていた無人探測機が、太陽から3光日の地点で太陽常数の70万倍に達する強烈な光の中に突入。これを受けて行われた2年間の調査によって、光の正体はりゅう座方面とかじき座方面の間にのびる直径1,200万キロメートル、全長5,380光年におよぶ定在波のレーザー光線の光軸であることが判明し、「バビロニア・ウェーブ」と名付けられる。(小説『バビロニア・ウェーブ』) 末 - 機械生命体「ヴァイス」が宇宙進出を進めていた人類への攻撃を開始。人類は滅亡の危機に陥った地球圏から、月面自治政府が月を分割し建造した宇宙船団「ムーンシャード」によって脱出する。(ゲーム『アリス・ギア・アイギス』) 末 - 世界各地の女性が暗黒星雲内の惑星「ザンクス」へと誘拐される事件が発生。女性たちを救出すべく、対地球外防衛機構の宇宙戦闘機「メガブラスト」が旅立つ。(ゲーム『メガブラスト』) 年代不明 - 天文学者ハリスン率いる「アレス探検隊」がロケット「アレス号」で初の火星着陸に成功。補助ロケットで探検中に遭難した化学者ディック・ジャーヴィスが、時の海(マーレ・クロニウム)を横断する10日間の旅の間に、知能を持つ駝鳥型の「トゥイール」を始めとする様々な生物と遭遇する。(小説『火星のオデッセイ』) 年代不明 - 異星種族「グランド・ギャラクティクス」の知的従属種族「ナイン・リムズ」が、低軌道から月軌道の間でのソーラーセイル・レースに参加していたナターシャ・スーブラマニアンと接触した後、ナターシャの模造幻影(シミュラクラ)を用いて人類の前に姿を現す。その後、グランド・ギャラクティクスより地球の「減菌」命令を受けてケンタウルス座方面から地球へ向かっていた知的従属種族「ワン・ポイント・ファイヴス」の艦隊が、命令の撤回に伴い生じた物資の不足からカッターラ低地に着陸する。(小説『最終定理(英語版)』) 年代不明 - 火星シャール遺跡の調査を行っていた環太平洋諸国機構の共同探検隊が、数十個の正体不明の物体を発掘。これにより作業は一時中止され、物体は地球へ運ばれる。その後、探検隊に参加していた記録員ルー・風は、志願し補充要員として金星の衛星基地「ヴィーナスター」に配属される。(小説『創星記』) 年代不明 - 「大出発」。世界各国のスターシップ公社による宇宙船団が、核戦争や環境破壊などで汚染された地球から「新しい地球」へと移民のために出発。「新しい地球」への到着後に、イタリア隊の隊員がエンピレオ高原にて数百基の建造物「治療塔」を発見し、各国船団員がこれを利用する。その後、宇宙船団は「新しい地球」からの全面撤退を決定し、大出発から10年後に地球へ帰還する。(小説『治療塔』) 年代不明 - モスクワ大学、京都大学、ソルボンヌ大学、ヴァージニア大学都市で発生した異様な予告殺人事件の調査を発端として、アマゾン流域に赴いた世界連邦科学警察などによる捜索隊が、ロンドニア直轄地の原始林の中で「電気・電波人間」たる新人類「ククルスク族」の1支族と初めて会合する。(小説『継ぐのは誰か?』) 年代不明 - 氷の戦士の襲撃。(テレビドラマ『ドクター・フー』) 年代不明 - 宇宙船「ゾフィーエル」による太陽系第10番惑星「魔王星」の探査によって、魔王星系すべてが反物質の塊であることが発見される。その後、魔王星の反物質をエネルギー源として用いた人工マイクロ・ブラックホールによる超空間航法「ミュー駆動」が実用化され、太陽系外の星系への人類の進出が始まる。(漫画『2001夜物語』)
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架空のできごと
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222年 - 魏の曹操の息子である曹植は都から帰る途中、華北を流れる洛水のほとりで、川の女神(洛神)に出会い恋に落ちる。女神の美しさは比類なく、二人の間に愛が育まれるも、人と神は結ばれない定め、永遠の愛を誓いつつ女神は天上に去っていった(曹植『洛神賦』、この詩をもとにした顧愷之の絵画「洛神賦図」も有名)。 284年 - 305年 - ローマ皇帝ディオクレティアヌスの治世に、帝国の軍事行政官であったマルコ・フラミニウス・ルーフスはテーバイの庭園で出会った謎の男から「不死の人の街」と「不死の川」の話を聞き、それらを探すべく旅立つ(ホルヘ・ルイス・ボルヘス『不死の人』)。 3世紀頃 - オシアンはスコットランド高地地方およびアイルランドに居住した古代ケルト人の英雄フィン(またはフィンガル)の子で、タラの宮廷に仕えた勇者であったが、彼の名を高めたのはこの時代を歌った叙事詩である。18世紀に至りスコットランドの詩人マクファーソンが、民間に伝わるオシアンの詩をゲール語から英訳した(『フィンガル』『テモラ』を代表とする一連のオシアンの叙事詩はマクファーソンが大幅に手を入れた創作とされている)。
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架空のできごと
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11世紀 - ニーシャプールのイマーム・ムワッファクの許で、同時期に三人の優れた学生が学んでいた。そのうちの一人は、後にセルジューク朝のワズィール(宰相)となったニザームルムルクであり、一人は暗殺教団(ニザール派)の指導者となったハサン・サッバーフであり、もう一人は科学者であり著名な詩人となったウマル・ハイヤームである(イランの伝説)。 11世紀前半 - イングランドのマーシア伯レオフリックの夫人ゴダイヴァは、夫レオフリックの圧政を諌めるためコヴェントリーの街を馬に乗ったまま裸で行進し、それを見事果して夫に重税を取り除かせた(ロジャー・オブ・ウェンドーヴァーの年代記、『歴史の花』の挿話)。 1003年以降 - 日本人僧寂照が仏道修行のため渡宋し清涼山に赴くが、麓に長い石橋があって人づてに聞くと容易に渡れるものではないという。しばし待つと牡丹の花咲き乱れる中から獅子が登場し、舞を舞いながら文殊菩薩の霊験を示していく(能「石橋」)。 1019年頃以降 - 石山寺参詣の道行きで、安居院法印はさる女性から紫式部の霊の供養を依頼される。石山寺で『源氏物語』を書いた罪障浄化のため法印が供養を行うと、紫式部の霊が出現し感謝を述べ舞を舞う(能「源氏供養」)。 1021年以降 - イングランド生まれのロブ・コールが医師になる志を持ち、当時最高の医学を求めエスファハーンのイブン・スィーナーのもとへと旅立つ(ノア・ゴードン『ペルシアの彼方へ 千年医師物語』)。 1025年 - 洛北紫野の雲林院菩提講にて190歳の大宅世継と180歳の夏山繁樹がそこに集まった聴衆に向けて昔語りをする(『大鏡』)。 1026年 - 宋の仁宗の治世のこの年、都の開封へ科挙の試験を受けに来た趙行徳であったが、偶々出会った西夏人の女性の逞しさに魅了され、図らずも試験を放擲し西夏に向かう。西夏の部隊に生け捕りにされ、外人部隊へと編入されるなど辛酸を舐めるが、やがてその学識と胆力を買われ部隊長に重用されていく(井上靖『敦煌』)。 1040年 - スコットランドの将軍マクベスが三人の魔女(英語版)たちから「王になる」との予言を受け、国王ダンカン1世を殺害する(シェークスピア『マクベス』)。 1057年以降 - 前九年の役で安倍頼時が倒されると、二人の息子貞任・宗任が一族の再起をかけて奮戦する。彼らの母岩手はその資金を募るためとは言え非道な殺人や強盗を繰り返していた。しかしある時殺害した女性が自分の娘である恋絹だと判明すると絶望のあまり谷底に身を投じて絶命する(近松半二の人形浄瑠璃『奥州安達原』の四段「一つ家」ほか「黒塚伝説」)。 1058年 - 洪大尉、伏魔殿を開き、百八の魔星を解き放つ(『水滸伝』) 1075年 - 1094年 - 陸奥国掾岩城正氏の子である厨子王が関白藤原師実の知己を得て丹後の国司に赴任し、かつて厨子王とその姉安寿に虐待を加えた山椒大夫に復讐を果たす(説教節「山椒大夫」/森鷗外『山椒大夫』)。 1084年以降 - 園城寺(三井寺)の戒壇設立を延暦寺衆徒に妨害されてきた頼豪阿闍梨が、死後に怨念のあまりネズミとなって延暦寺の経文や代々の重宝を食い散らかし復讐を果たす(『平家物語』『太平記』)。 1099年 - シオン修道会は、この年に設立されたヨーロッパの秘密結社である。1975年にパリ国立図書館で『秘密文書』として知られる資料が発見されるまで、シオン修道会の会員に多くの歴史的偉人が含まれていたことは知られていなかった(ダン・ブラウン『ダ・ヴィンチ・コード』)。
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架空のできごと
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800年 - 814年 - カール大帝(シャルルマーニュ)の軍勢に、サラセン軍との戦さで数々の武勲を立てた騎士アジルールフォがいた。戦場にあっては勇猛果敢、謹厳極まる務めぶりで騎士の鑑ともいうべき存在である。しかしその白銀に輝く甲冑の中はからっぽの「不在の騎士」だった(イタロ・カルヴィーノ『不在の騎士』)。 804年 - 遣唐留学僧として唐に渡った稀代の天才空海は予言をする猫の話から唐の皇帝の相次ぐ怪死事件が起きていることを知る。詩人白楽天らの協力を得て事件の経緯を探ると50年以上前に死んだ楊貴妃の存在が浮かび上がってくる(夢枕獏『沙門空海唐の国にて鬼と宴す』。チェン・カイコー(陳 凱歌)監督の映画「空海-KU-KAI- 美しき王妃の謎」も有名)。 807年 - 塩鉄使李遜の甥李黄が長安の東市で牛車に乗った白衣の美女と知り合った。その屋敷に招かれ歓待されて三日間の後に、自宅に戻ると気分の悪さを覚え、身を横たえたが、うわごとを口にしながらやがて静かになった。家人が恐る恐るその様子を窺うと、李黄は頭を残して全身が溶けていた。女の家と思われた廃園にはとぐろを巻いた白い蛇がいるばかりであった(初出は中唐の谷神子(鄭還古)撰の『李黄』。後世の「白蛇伝」に発展する)。 809年 - 825年 - 嵯峨天皇の御世、とある公卿の娘が深い妬みにとらわれ、貴船神社に7日間籠って「貴船大明神よ、私を生きながら鬼神に変えて下さい。妬ましい女を取り殺したいのです」と祈った。明神は哀れに思い「本当に鬼になりたければ、姿を変えて宇治川に21日間浸れ」と告げた。そのようにして宇治川に21日間浸ると、明神の言ったとおり女は生きながら鬼になった。これが「宇治の橋姫」である。(「宇治の橋姫」伝説。「丑の刻参り」にも影響する)。 844年 - クラビホの戦いで「ムーア人殺し」聖ヤコブ(サンティアゴ)が出現しキリスト教徒に勝利を導く(「聖ヤコブ出現伝説」)。 846年以前 - 唐の詩人白楽天が日本の知恵を試しに筑紫松浦潟に来訪。漁夫に扮した住吉明神が白楽天と対決して漢詩と和歌の競作を行い、最後には正体を顕わにして白楽天の乗った船を日本から押し戻す(謡曲「白楽天」)。 847年以前 - ハールーン・アッ=ラシードの孫で、ムウタスィムの息子であるアッバース朝第9代カリフのヴァテック(英語版)(ワーシィク)はこの世の快楽を極めんとして、放埓と残虐の限りを尽くした挙句、魔神の誘いに乗ってソロモン以前の宝物を手に入れるため、地の底の火の王国を訪れる(ウィリアム・ベックフォードのゴシック小説『ヴァテック』)。 850年頃 - エチオピアで、ヤギ飼いの少年カルディが、ヤギが興奮して飛び跳ねることに気づいて修道僧に相談したところ、山腹の木に実る赤いコーヒーの実が原因と判り、その後修道院の夜業で眠気覚ましに利用されるようになった(この話の原典とされるのは、レバノンのマロン派キリスト教徒ファウスト・ナイロニ (Faustus Nairon) の著書『コーヒー論:その特質と効用』(1671年)に記載されたコーヒー飲用の起源の伝説)。 853年以前 - 病を得て死んだ藤原良相(西三条大臣)が地獄の閻魔大王のもとに引き出されるが、地獄で裁判に携わっていた小野篁の取りなしにより蘇生した(『今昔物語集』「小野篁、情に依り西三条の大臣を助くる語」)。 855-858年 - ローマ教皇レオ4世の後継者としてヨハン・アングリクスが教皇となった。しかしその正体は男装した女性で、急な出産がきっかけで正体が明らかとなり、それがもとで死んだ(オパヴァのマルティンほか「女教皇ヨハンナ」伝説)。 860年 - 文徳天皇の女御で清和天皇の母である藤原明子 (染殿后)に一目惚れした神護寺の僧正真済が、死後、紺青色をした鬼あるいは天狗と化して彼女のもとに現れ悩ませる。そして比叡山無動寺の相応和尚に退治される(『天台南山無動寺建立和尚伝』ほか)。 865年 - 平城天皇の皇子高丘親王が唐の広州の港を出て仏道修行のため天竺を目指すも各地を放浪し、人の言葉を話す儒良、夢を食う獏、下半身が鳥の女、ミイラ化した蜜人など不思議な一群に遭遇する(澁澤龍彥『高丘親王航海記』)。 9世紀末 - 中央アジアのハザール王国の王はキリスト教・イスラム教・ユダヤ教いずれの宗教に改宗するべき悩んでいた。この謎の国がいずれの宗教に改宗したのか不明のまま、キリスト教に改宗したとする『赤の書』、イスラム教に改宗したとする『緑の書』、ユダヤ教に改宗したという『黄色の書』が残された。一体この国はどんな国だったのか謎は深まるばかり(ミロラド・パヴィチの幻想小説『ハザール事典(英語版)』)。
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架空のできごと
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14世紀 - 10年ぶりに十字軍から帰還した騎士アントニウス・ブロックが故国スウェーデンで見たものは、黒死病の恐怖に慄く民衆、正気を失った魔女狩り、零落した聖職者、そして必死に神を求める人々であった。絶望の淵で出会った死神は、騎士アントニウスにチェスを持ち掛ける。残酷な勝負の結果、アントニウスと彼らの仲間には「死の舞踏」が待ち受けていた(イングマール・ベルイマンの映画「第七の封印」)。 1303年 - デリーを都とするハルジー朝の王アラー・ウッディーン・ハルジーは謀略によりメーワール王ラタン・シンを殺害した。残された王妃パドマーワティは、敵であるアラー・ウッディーンの恋慕をはねのけ、王国のあらゆる女性とともに覚悟を決めて死に赴く(マリク・ムハンマド・ジャーヤシーの叙事詩『パドマーワト』、映画「パドマーワト 女神の誕生」)。 1307年 - ウィルヘルム・テル(ウィリアム・テル)が息子の頭上のリンゴを射抜き、余勢をかってハプスブルク家の代官ヘルマン・ゲスラーを倒し、スイス独立の端緒となる(スイスの伝説から発展し、ハンス・シュライバーによって書かれた『ザルネンの書』に最も古い言及が認められる)。 1326年以降 - 鎌倉幕府の執権であった北条高時(相模入道)が田楽に興じていたところ「天王寺のやようれぼし(妖霊星)を見ばや」と歌う天狗たちに取り囲まれて前後不覚のまま翻弄される(『太平記』、河竹黙阿弥の歌舞伎狂言『北条九代名家功(高時)』)。 1327年 - 北イタリアのカトリック修道院にて怪事件が連続して発生。その謎をバスカヴィルのウィリアムとその弟子のメルクのアドソが解き明かしていく(ウンベルト・エーコ『薔薇の名前』)。 1348年 - この年に大流行したペストから逃れるためフィレンツェ郊外に引きこもったパンフィロら男3人、パンピネアら女7人の計10人が退屈しのぎの話をする。ユーモアと艶笑に満ちた恋愛話や失敗談などを1日につき10人が10話ずつ語り、10日で全100話からなる物語なので『デカメロン(十日物語)』という(ジョヴァンニ・ボッカッチョ『デカメロン』)。 1358年以降 - 多摩川矢口渡にて南朝の武将新田義興が謀殺される。残された義興の弟義岑は苦労を重ねるも兄を謀殺した頓兵衛と遭遇、卑劣な罠に嵌められあわやというその時、兄の義興が天皇から拝領した弓矢がどこからともなく飛んできて敵は倒され、新田義興の霊の声が響き渡る(平賀源内『神霊矢口渡』)。 1380年 - クリコヴォの戦いでイリヤー・ムーロメツとモスクワ大公国軍がママイ率いるジョチ・ウルス軍を打ち破るが、勝利した味方が慢心の言葉を発したため天の怒りにふれ、倒したはずの敵の死者たちが蘇り、圧倒的な強さで数を増して襲ってきた(イリヤー・ムーロメツの伝説)。 1381年 - 19世紀に生きていた「私」は夢の中から過去の世界へさかのぼり、ワット・タイラーの反乱に出くわし、農民たちとの交遊を楽しみ、説教師ジョン・ボールの社会変革の思いに耳を傾ける(ウィリアム・モリス『ジョン・ボールの夢』)。 1395年以前 - 足利義満が三代将軍であった時代、京の都の猿楽の一座に生まれた子、犬王はその異形の姿から周囲に疎まれ、顔を瓢箪の面によって隠されて育った。ある日、犬王は平家の呪いで盲目となった琵琶法師の少年友魚と出会い、ともにその生い立ちを超えて逆境の中から這い上がって行く(古川日出男『平家物語 犬王の巻』)。 1397年以前 - グロスターシャー出身の貧しいディック・ウィッティントンが唯一の財産である猫を手放し貿易船で送ったところ、ネズミの害に苦しんでいたある国の王に莫大な金額で買い取られ、たちまち裕福となってロンドンの市長を三度も務める名士となった(「ディック・ウィッティントンと彼の猫」伝説。) 14世紀末 - 百年戦争で結婚を約束していた恋人を失い、長らく独身を貫いてきたトゥールーズの資産家の女性クレマンス・イゾール(英語版)は南フランスの伝統である詩のコンクールを毎年開催するという条件でトゥールーズ市にすべての財産を遺贈した(クレマンス・イゾールの伝説)。 14世紀後半から15世紀初頭 - オスマン朝のムラト1世からバヤジット1世の時代にかけてトルコ人トリックスターのナスレッディン・ホジャが活躍し、ティムールとの交流も挿話として残っている(『ナスレッディン・ホジャ物語』。12世紀の人物だという説や、架空人物説もあり)。
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架空のできごと
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130年代 - ローマ帝国の浴場専門の建築技師であるルシウス・モデストゥスはひょんなことから現代の日本にタイムスリップしてしまう。ルシウスは伊藤温泉の才媛小達さつきらとの交流を深めていく一方で皇帝ハドリアヌスにもその才能を見込まれていく(ヤマザキマリ『テルマエ・ロマエ』)。 161年以降 - エトルリアの貴族に生まれたマリウスはマルクス・アウレリウス帝の秘書官となり、アプレイウスの小説やヘラクレイトスの哲学そしてストア派哲学から初期キリスト教の様々な思想に触れ、魂の遍歴を重ねていく(ウォルター・ペイターの小説『享楽主義者マリウス』)。 180年 - ローマ帝国の将軍マキシマス・デシマス・メレディウスは、マルクス・アウレリウスの息子コモドゥスによる皇帝暗殺事件に巻き込まれ、家族を殺された上に自らも奴隷の身分に落とされる。武勇に優れたマキシマスは剣闘士(グラディエーター)となり、コモドゥスへの復讐を誓う(リドリー・スコット監督の映画「グラディエーター」)。 192年 - 後漢の政治家王充は政権を壟断した董卓を討つため、その部下である呂布を離反させるべく「中国四大美人」の一人ともされる貂蝉を送り込んだ。これが「美女連環の計」である(『三国志演義』)。
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架空のできごと
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 08:19 UTC 版)
紀元前6世紀 - 古代ギリシアで女流詩人として名高いサッフォーと同時期に、別の女流詩人ビリティスがいた。その146歌の散文詩が19世紀末に発見されて、ギリシャ学者ピエール・ルイスによってフランス語訳され、ドビュッシーもこの詩に曲をつけることになった(ピエール・ルイスの擬似翻訳「ビリティスの歌」)。 紀元前525年以降 - エジプトを征服したペルシア王カンビュセス2世はさらにエチオピアに大軍を派遣するが、困難極まる旅程で程なく食糧は尽き、兵士たちは籤を引いて食糧となる人物を選ばざるを得なくなる。折悪しく籤で引いて犠牲者となることが確定した兵士サルタはそのまま逃亡し、不毛の砂漠を駆け抜けた。その先には謎の少女エステルが待ち受けていた(藤子・F・不二雄『カンビュセスの籤』)。
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