らしょう‐もん〔ラシヤウ‐〕【羅生門】
読み方:らしょうもん
謡曲。五番目物。金春を除く各流。観世小次郎信光作。今昔物語などに取材。ワキ方中心の曲で、渡辺綱が羅生門にすむ鬼と戦い、鬼の片腕を斬(き)り落とす。
芥川竜之介の小説。大正4年(1915)発表。今昔物語に取材。平安末期、荒れ果てた羅生門に上って寝ようとした下人が、生きるために盗人に早変わりする話を通し、人間のエゴイズムを描く。
黒沢明監督・脚本による映画の題名。昭和25年(1950)公開。芥川竜之介の短編小説「藪の中」とを翻案。同じ殺人事件の当事者たちと目撃者のそれぞれ異なる証言を繰り返し再現し、人間のエゴを描く。出演、三船敏郎、森雅之、京マチ子ほか。アカデミー賞名誉賞、ベネチア国際映画祭金獅子賞を受賞するなど、日本映画が海外で評価されるきっかけとなった。
羅生門
名称: | 羅生門 |
ふりがな: | らしょうもん |
種別: | 天然記念物 |
種別2: | |
都道府県: | 岡山県 |
市区町村: | 新見市草間 |
管理団体: | 新見市(昭5・12・8) |
指定年月日: | 1930.08.25(昭和5.08.25) |
指定基準: | 地6,地9 |
特別指定年月日: | |
追加指定年月日: | |
解説文: | 秩父層石灰岩中ニ於ケル石灰洞ノ天井ノ一部崩落セルニ依リテ生ジタル天然石門ニシテ大小四個アリ互ニ相接シ石灰岩ノ侵蝕ニ基ケル地貭上ノ奇現象ナリ石門列ノ一端ニ奥行九〇メートルノ石灰洞窟アリ |
天然記念物: | 綿向山麓の接触変質地帯 練馬白山神社の大ケヤキ 縫道石山・縫道石の特殊植物群落 羅生門 美森の大ヤマツツジ 美濃の壺石 美郷のホタルおよびその発生地 |
羅生門
作者芥川龍之介
収載図書芥川龍之介全集 1
出版社筑摩書房
刊行年月1986.9
シリーズ名ちくま文庫
収載図書芥川龍之介小説集 1 王朝小説篇
出版社岩波書店
刊行年月1987.6
収載図書杜子春・蜘蛛の糸―芥川龍之介小説集
出版社第三文明社
刊行年月1988.12
シリーズ名少年少女希望図書館
収載図書改編 羅生門・鼻・苧粥
出版社角川書店
刊行年月1989.4
シリーズ名角川文庫
収載図書羅生門・地獄変
出版社旺文社
刊行年月1989.4
シリーズ名必読名作シリーズ
収載図書芥川龍之介 1
出版社有精堂出版
刊行年月1990.8
シリーズ名近代文学注釈叢書
収載図書地獄変
出版社集英社
刊行年月1991.3
シリーズ名集英社文庫
収載図書トロッコ・鼻
出版社講談社
刊行年月1995.5
シリーズ名ポケット日本文学館
収載図書芥川龍之介全集 第1巻 羅生門 鼻
出版社岩波書店
刊行年月1995.11
収載図書羅生門 蜘蛛の糸 杜子春 他十八篇
出版社文芸春秋
刊行年月1997.2
シリーズ名文春文庫
収載図書藪の中・羅生門
出版社角川書店
刊行年月1997.4
シリーズ名角川mini文庫
収載図書ザ・龍之介―芥川龍之介全一冊 増補新版
出版社第三書館
刊行年月2000.7
収載図書羅生門・地獄変
出版社小学館
刊行年月2000.8
シリーズ名小学館文庫
収載図書編年体大正文学全集 第4巻 大正四年
出版社ゆまに書房
刊行年月2001.1
収載図書羅生門―ほか
出版社きもつき出版
刊行年月2001.9
シリーズ名名作シリーズ
収載図書羅生門・鼻・芋粥・偸盗 改訂版
出版社岩波書店
刊行年月2002.10
シリーズ名岩波文庫
収載図書羅生門・鼻・芋粥ほか
出版社教育出版
刊行年月2003.7
シリーズ名読んでおきたい日本の名作
収載図書芥川龍之介
出版社翰林書房
刊行年月2004.5
シリーズ名日本文学コレクション
収載図書羅生門 蜘蛛の糸
出版社フロンティアニセン
刊行年月2005.2
シリーズ名第2刷 (フロンティア文庫)
収載図書羅生門 鼻 69刷改版
出版社新潮社
刊行年月2005.10
シリーズ名新潮文庫
収載図書羅生門―齋藤孝の音読破 6
出版社小学館
刊行年月2006.4
収載図書大活字版 ザ・龍之介―全小説全一冊
出版社第三書館
刊行年月2006.7
収載図書羅生門・鼻他
出版社日本文学館
刊行年月2007.3
シリーズ名日本名作選
収載図書三色ボールペン名作塾
出版社角川書店
刊行年月2007.4
収載図書羅生門・鼻・芋粥 改版 新装版
出版社角川書店
刊行年月2007.6
シリーズ名角川文庫
収載図書王朝小説集
出版社ランダムハウス講談社
刊行年月2007.8
シリーズ名ランダムハウス講談社文庫
羅生門
羅生門
羅生門
羅生門
羅生門
羅生門
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/26 16:15 UTC 版)
黄泉の塔を住処とする三軍神の一人。前作で桃太郎に敗れている。カルラに逆らったため左遷のような扱いを受け一竿の風月を決め込んでいた。鬼族の戦士の中では三千世界に次ぐ強さを持ち、正々堂々の勝負を信条とする。この戦闘のみ負けてもゲームオーバーにはならない。
※この「羅生門」の解説は、「新桃太郎伝説」の解説の一部です。
「羅生門」を含む「新桃太郎伝説」の記事については、「新桃太郎伝説」の概要を参照ください。
羅生門(らしょうもん)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 02:23 UTC 版)
「東京メッツ」の記事における「羅生門(らしょうもん)」の解説
東京メッツ末期の主砲。三塁手。1998年はケガで棒に振ったが、以後も四番打者として活躍。2000年には松井秀喜、岩田武司と本塁打王を争う。初登場時の印象は大きな眼の容貌怪異の巨漢であったが、阪神・力動玄馬をソフトにした容貌に変化。性格は温厚。音武田入団により外野コンバート。2002年期限ギリギリのシーズン途中に、岩田武司との交換トレードで大阪ガメッツに移籍。名前は「あきら」(漢字は不明)。右投両打、背番号10。
※この「羅生門(らしょうもん)」の解説は、「東京メッツ」の解説の一部です。
「羅生門(らしょうもん)」を含む「東京メッツ」の記事については、「東京メッツ」の概要を参照ください。
羅生門(らしょうもん)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 16:14 UTC 版)
「ロロノア・ゾロ」の記事における「羅生門(らしょうもん)」の解説
両腰に一本ずつ刀を構えた居合の構えから抜刀し、対象を縦に両断する。「ウォーターセブン編」で初使用。海列車の車両を一刀両断するほどの威力。前口上は「荒廃の世の自我(エゴ)、斬り裂けり」。
※この「羅生門(らしょうもん)」の解説は、「ロロノア・ゾロ」の解説の一部です。
「羅生門(らしょうもん)」を含む「ロロノア・ゾロ」の記事については、「ロロノア・ゾロ」の概要を参照ください。
羅生門
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/21 17:58 UTC 版)
卍コブラから相手の右腕を左腿の後ろに回し、両手で胴を絞り上げる。初勝利時のフィニッシャー。
※この「羅生門」の解説は、「宮本もか」の解説の一部です。
「羅生門」を含む「宮本もか」の記事については、「宮本もか」の概要を参照ください。
羅生門
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/22 19:57 UTC 版)
三塁手および外野手で、元東京メッツスラッガー。右投両打。音武田らの入団で活躍の場を奪われ、岩田とのトレードでガメッツへ移籍。その後は、古巣を見返す活躍を見せている。
※この「羅生門」の解説は、「新・野球狂の詩」の解説の一部です。
「羅生門」を含む「新・野球狂の詩」の記事については、「新・野球狂の詩」の概要を参照ください。
羅生門
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/01 07:39 UTC 版)
渡辺綱が茨木童子の腕を切り落とすのは羅生門という筋のものもある。 大江山の鬼退治が終わってしばらくした頃、源頼光以下四天王たちが集った酒宴の席で、近頃羅生門に鬼が出るという話になった。 ならばと全員で度胸試しに出かけると、綱の番になって門に入ると鬼に出会ってしまい、格闘の末、鬼の腕を切り落とした。 まさか鬼の生き残りがいるわけがないと思った綱が羅生門に行ってみると、そこには茨木童子(または美女にばけた茨木童子)がいて、やはり格闘の末、鬼の腕を切り落とした。 その後、同様に茨木童子は姿を変え、腕を取り戻しに現れる。
※この「羅生門」の解説は、「茨木童子」の解説の一部です。
「羅生門」を含む「茨木童子」の記事については、「茨木童子」の概要を参照ください。
羅生門(らしょうもん)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/22 14:51 UTC 版)
「大阪ガメッツ」の記事における「羅生門(らしょうもん)」の解説
現在の4番で、東京メッツ末期の主砲。三塁手。98年はケガで棒に振ったが、以後も四番打者として活躍。2000年には松井秀喜、岩田武司と本塁打王を争う。初登場時は容貌怪異の巨漢であったが、実は温厚な男。音武田入団により外野にコンバートされ、02年期限ギリギリのシーズン途中に岩田武司との交換トレードでガメッツに移籍してきた。名前は「あきら」(漢字は不明)。右投両打、背番号10。
※この「羅生門(らしょうもん)」の解説は、「大阪ガメッツ」の解説の一部です。
「羅生門(らしょうもん)」を含む「大阪ガメッツ」の記事については、「大阪ガメッツ」の概要を参照ください。
羅生門(らしょうもん)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/22 07:38 UTC 版)
「文豪ストレイドッグス」の記事における「羅生門(らしょうもん)」の解説
外套を不定形かつ何でも喰らう「黒獣」に変身させ操る異能。黒獣は空間を含むあらゆる物を喰らい、切り裂くことが出来る。
※この「羅生門(らしょうもん)」の解説は、「文豪ストレイドッグス」の解説の一部です。
「羅生門(らしょうもん)」を含む「文豪ストレイドッグス」の記事については、「文豪ストレイドッグス」の概要を参照ください。
羅生門
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/13 19:42 UTC 版)
1976年に発売された「羅生門」に試作を重ね、習得した技術をもとに造り出した「羅生門 鳳凰」を1988年に初めてモンドセレクション国際コンクールに出品し金賞を受賞。また、翌年の1989年には、「羅生門 鳳凰」をさらに磨き上げた純米大吟醸酒「羅生門 龍寿」が造られた。 「羅生門 龍寿」は1989年以降、モンドセレクション国際コンクールに毎年出品されており、2019年まで31年連続金賞受賞している。 なお、モンドセレクション国際コンクールにおいて最も高い得点を得た製品に与えられるGold Medal with Palm Leaves(特別金賞)を日本のお酒として初めて獲得したのも同商品である。
※この「羅生門」の解説は、「田端酒造」の解説の一部です。
「羅生門」を含む「田端酒造」の記事については、「田端酒造」の概要を参照ください。
固有名詞の分類
- 羅生門のページへのリンク