てんねん‐きねんぶつ【天然記念物】
天然記念物 (てんねんきねんぶつ)
史跡・名勝・天然記念物
天然記念物
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天然記念物(てんねんきねんぶつ、英: Natural monument、独: Naturdenkmal、中: 自然纪念物)とは、動物、植物、地質・鉱物などの自然物に関する記念物である。天然記念物に対して、人間の文化活動に関する記念物を文化記念物(人文記念物、独: Kulturdenkmal)と言う[1]。
注釈
出典
- ^ a b c 加藤陸奥雄「天然記念物を考える」『日本の天然記念物』加藤陸奥雄・沼田眞・渡部景隆・畑正憲監修、講談社、1995年、6頁、ISBN 4-06-180589-4。
- ^ a b 品田穣「天然記念物保護の歴史とその意義」『天然記念物事典』文化庁文化財保護部監修、1972年、308頁。
- ^ 品田穣「天然記念物保護の歴史とその意義」『天然記念物事典』、文化庁文化財保護部監修、312頁、1972年。
- ^ 「新・文化庁の組織について」(文化庁サイト)
- ^ 文化財保護法第2条第1項第4号
- ^ 「国宝及び重要文化財指定基準並びに特別史跡名勝天然記念物及び史跡名勝天然記念物指定基準」
- ^ “文化財保護法”. elaws.e-gov.go.jp. 2023年12月5日閲覧。
- ^ 長野県天然記念物http://www.pref.nagano.jp/kenkyoi/jouhou/shougai/tennen.pdf (PDF)
- ^ 井口豊(2006)全国ホタル研究会誌,39: 37-39.
- ^ 日和佳政・水野剛志・草桶秀夫(2007)全国ホタル研究会誌,40: 25-27.
- ^ Iguchi, Y. (2009) Biodiversity and. Conservation, 18: 2119-2126.
- ^ IUCN 国立公園保護地域委員会・世界自然保護モニタリングセンター 保護地域管理カテゴリーに関するガイドライン (PDF) 、1994年。
- 1 天然記念物とは
- 2 天然記念物の概要
- 3 日本国外における天然記念物
- 4 脚注
天然記念物(国指定)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/19 16:18 UTC 版)
柞原八幡宮のクス樹齢3000年を越えると伝えられる。伊能忠敬は全国の測量の途上で文化8年1月3日(1811年1月27日)に柞原八幡宮を訪れ、日記に「由原八幡宮境内に大楠あり周十四間」と書き残している。
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天然記念物(市指定)
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夫婦クロベ(昭和53年11月28日 指定、平成28年12月26日 指定解除) 1690年(元禄3年)の神社の勧請の際に植えられたと伝えられ、樹齢は300年余であり1978年(昭和53年)11月28日に市文化財(天然記念物)に指定された。2016年時点で本殿に向かって右側の樹高は28m、幹周472cm、根元周550cm。二股になった左側は樹高30m、幹周407cm、根元周460cmの巨木だった。しかし東日本大震災以降、樹勢の衰えが加速し、同年12月指定を解除され、翌年1月伐採された。
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天然記念物(III)
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「国際自然保護連合」の記事における「天然記念物(III)」の解説
その独自の希少性、代表的なもしくは美的な特性、もしくは文化的重要性によって、一つあるいはそれ以上の特出したもしくは独特の価値を持つ、明確な自然のもしくは自然文化の特徴を含む地域。
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天然記念物(国指定)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/26 02:12 UTC 版)
鵜戸ヘゴ自生北限地帯 - 当宮の社叢は亜熱帯性の樹種が豊富な自然林であるが、中でも本殿裏の窪地にあるヘゴの群落は、2mもある葉が八方に広がり、中には高さ4mに達するものもある。天然記念物「ヘゴ自生北限地帯」は八丈島(東京都)、長崎県、熊本県、宮崎県の1都3県にわたって指定されているが、当宮の社叢は昭和43年に天然記念物に追加指定されたものである。昭和51年(1976年)に寒波の打撃を受け、現在は1m未満の小型のものが30本ほど自生しているにすぎない。
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天然記念物(国指定)
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「丹生川上神社」の記事における「天然記念物(国指定)」の解説
丹生川上中社のツルマンリョウ自生地 - 指定年月日:1957年(昭和32年)5月8日。本殿後背の小牟漏岳に群生する。常緑樹林の明るい林床に生育するヤブコウジ科で、常緑のほふく性低木。雌雄異株。茎は、初め直生し、その後ほふくする。長いものは1.5mに達し、花は6-7月ごろに開き、果実は晩秋~冬に赤熱する。シイやサカキなどの常緑樹林中の半陰地の斜面に群生する。明るく肥沃な所では他の雑草に負け、暗い所では衰退していく。種子による稚苗はほとんど見られず、主にほふく茎によって繁殖している。
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天然記念物(神戸市指定)
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「有間神社」の記事における「天然記念物(神戸市指定)」の解説
社叢(うち約7000平方メートル) - 椎の群生。兵庫県環境緑地保全地域。
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天然記念物(国指定)
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指定名称:馬場大門のケヤキ並木: 参道 - 「馬場大門のケヤキ並木」参照。1924年(大正13年)12月09日指定。
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天然記念物(国指定)
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笠森寺自然林 - 延暦年間、笠森寺草創当時より禁伐林として保護されてきたと伝えられる暖帯林の残存林である。高木層はスダジイを主体とし、イチイガシ・アカガシよりなる。サカキ・アラカシが混入している。低木層には、これらの幼樹のほかネズミモチ・ヒサカキ・イズセンリョウなどが加わって繁茂し、このため林床はシダ植物に富みコバノカナワラビ・ホソバカナワラビ・ヘラシダ等の群落が多い。以上のように自然がよく保たれているため、イタチ・アナグマ・リスなどの獣類、フクロウ・コノハヅク・アカゲラ・ハイタカなどの鳥類やヒメハルゼミなどの昆虫もみられ、関東地方の残存林として特徴的である。昭和45年(1970年)01月23日指定。
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天然記念物(国指定)
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キンモクセイ 高さ16m、根回り4m、樹齢不詳。日本最大の金木犀。国の天然記念物に指定(昭和2年4月8日指定、指定名称は「王至森寺のキンモクセイ」)。環境省のかおり風景百選にも選定されている(平成13年11月12日)。 山門 大師堂 法性権現堂への参道 法性権現本殿と拝殿 金木犀
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天然記念物(国指定)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 06:34 UTC 版)
「観音寺 (鈴鹿市寺家)」の記事における「天然記念物(国指定)」の解説
白子不断櫻:大正12年(1923年)3月7日指定 1年中花が咲いている不思議な桜として、江戸時代から有名で、伊勢参宮名所図会にも紹介されている。真夏以外花を見ることができるが、満開状態ではなく、梢のあちこちに花が見られるものであり、葉の一部は真冬でも枝に残っている。花は白色、一重の五弁で、花の中央部が赤味を帯びている。
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天然記念物(国指定)
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「阿豆佐和気神社の大クス」および「釜鳴屋平七」も参照 阿豆佐和気神社の大クス(あずさわけじんじゃのおおくす) 本殿裏にあり、推定樹齢2000年以上、一部枯れているが樹高約20m、幹周り約24mの大楠で、昭和8年に天然記念物に指定された。これを1周すると寿命が1年延びるとか、願い事が叶うなどと信仰されている。以前は境内に7株の大楠があったが、安政年間(1855〜60年)の頃、大網事件/鮪網事件という漁業権を巡る争議が起こり、訴訟費等捻出のために5株を伐採した(参考: 釜鳴屋平七)。旧記によると、この木も伐ろうとしたところ、白髪の老翁が現れて立ち塞がり、樵夫の持つ大鋸を2つに折ってどこかへ消えたので、それ以来神木として崇めるようになったという。もう1株も神社の入口付近に残存し第2大楠と呼ばれている。なお、天然記念物指定名称に「阿豆佐和気神社」と冠せられているのは、それが指定当時の社名であったためである。
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天然記念物
「天然記念物」の例文・使い方・用例・文例
- 天然記念物
- 49年には、152本が、国の天然記念物に指定されました
- チャボは日本の天然記念物に指定されている。
- ニホンカモシカは昭和 30 年に特別天然記念物に指定された.
- 文化財保護法に基づいて指定された,史跡と名勝と天然記念物
- トキは日本の特別天然記念物に登録されており,国際保護鳥である。
- コウノトリは日本の天然記念物だ。
- この島自体が国の天然記念物に指定されている。
- この動物園は(特別)天然記念物のニホンカモシカと,シロイワヤギ,ゴーラル,シャモアなど同類種7種を飼育していた。
- 国の特別天然記念物である,このトキは,5月16日に初めて黒部市内で目撃された。
- トキは国の天然記念物となっており,政府はこの鳥を再び野生化しようと試みている。
- それは1955年に神奈川県によって天然記念物に指定された。
- 佐渡市の農家は,国の天然記念物であるトキと共生するため,少ない農薬や化学肥料で米を栽培している。
天然記念物と同じ種類の言葉
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