解説とは? わかりやすく解説

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かい‐せつ【解説】

読み方:かいせつ

[名](スル)物事要点・意味などをわかりやすく説明すること。また、その説明。「映画内容を—する」「ニュース—」

説明[用法]

「解説」に似た言葉

説明

(解説 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/29 08:03 UTC 版)

説明(せつめい、:explanation,account)とは、事柄の内容や意味を、よくわかるように解き明かすこと[1]。ある事柄について、よくわかるように述べること[2]


  1. ^ a b c d e 広辞苑第六版【説明】
  2. ^ a b c d e f g デジタル大辞泉【説明】
  3. ^ 注 - 例えば、《記述》のほうは、「夕日は赤い」という文章である。赤い、ということを言っているに過ぎない。理由については述べていない。一方、《説明》のほうは、例えば(あくまで、一例であるが) 「夕日は橙色や赤色だが、それは、夕日のほうは日中に比べて太陽光が人の眼に届くまでに大気層を通過する距離が長く、波長の短い青色光は障害物に衝突する回数が多くなった分、吸収される率が増し、人の眼に到達しにくく、それに対して黄、橙、赤などの長波長光線は長距離を経ても届き、その結果、青色成分が(ばかりが)除かれた光となり、それが人の眼には橙色や赤色に見えるからである。」といったもので、赤(や橙)になっている理由も述べている。
  4. ^ a b c d e f 比留間太白『よい説明とは何か:認知主義の説明研究から社会的構成主義を経て』 関西大学出版部 2002年、ISBN 4873543487 pp.3-7.
  5. ^ 『岩波哲学・思想事典』【説明】
  6. ^ 関連書:ヘンペル著、長坂源一郎訳『科学的説明の諸問題』岩波書店、1973年
  7. ^ アレックス・ローゼンバーグ 著、東克明/森元良太/渡部鉄兵 訳『科学哲学―なぜ科学が哲学の問題になるのか』春秋社、2011年、89頁。ISBN 978-4-393-32322-9 
  8. ^ デジタル大辞泉【記述的科学】[1]


「説明」の続きの解説一覧

解説(研究開発・技術)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/29 21:05 UTC 版)

油田信一」の記事における「解説(研究開発技術)」の解説

3-2 超音波CT」『テレビジョン学会誌』第35第1号1981年31-35頁。中島真人との共著。 「自律移動ロボットにおける知能化技術 (2) ナビゲーションガイダンス」『日本ロボット学会誌』第5巻第5号1987年、403-406頁。 「移動体の自律化 ― 経路計画環境地図表現法 ―」『計測制御』第30第1号1991年1月、15-20頁。 「複数自律移動ロボット協調行動」『日本ロボット学会誌』第10巻第4号1992年8月、433-438頁。 「移動ロボット研究のためのプラットフォーム」『日本ロボット学会誌』第14巻第1号1996年1月、14-17頁。 「生物型自律システム」『計測制御』第35第4号1996年4月、268-273頁。 「ロボットのための超音波センシングその限界今後への期待 ―」『日本ロボット学会誌』第20巻第4号2002年、 389-392頁。 「「知能ロボット測域センサ」の商品化」『日本ロボット学会誌』第23第2号2005年3月、 181-184頁。大矢晃久、嶋地直広との共著。 「ロボット建設分野進出建設分野ロボット技術利用するために」 (Report). JACIC (2015-10-20) 2016年5月7日閲覧。 「無人化施工におけるヒューマンインタフェース作業効率評価日本ロボット学会誌』第33第6号2015年7月、426-429頁、茂木正晴、藤野健一との共著

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解説(三段目)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/21 04:05 UTC 版)

仮名手本忠臣蔵」の記事における「解説(三段目)」の解説

二段目最後で本は馬で駆け出していったが、その理由がこの三段目で明らかとなる。すなわち機転利かせて師直賄賂贈り、事を収めようとしたのである。この賄賂功を奏し若狭助は師直斬る覚悟をするが師直平謝りに謝るので拍子抜けし結局斬ることができなかった。なお本二段目若狭之助との話の最後に若狭之助の刀をいきなりとって庭に降り松の木を切るが八代目坂東三津五郎によれば、これはを切ることでそのヤニを刃に付け、それで再び刀を抜こうとしても抜きにくくしたのだという。 「進物場」は現行の文楽歌舞伎では師直出ず伴内傍らにある駕籠乗っていることになっている歌舞伎では伴内が、本が主の師直仕返しに来るのだろうと思い、「エヘンバッサリ」などといいながら中間たちと本を討つ稽古をする。それが仕返しではなかったと知れた後のおかしみなど、伴内演じ役者腕の見せ所である。 そのあとかほよから師直宛てた文箱を、腰元のおかるが持ちやってくる。おかるをめぐって早の勘平伴内とのやり取りがあり、伴内追い払う勘平とおかるの逢引となるが、この勘平とおかるの軽率さがのちの六段目悲劇への伏線となっていき、勘平の「色に耽ったばっかりに」の悲痛な後悔台詞繋がってゆく。筋としては重要な場面だが、現行の歌舞伎では上演時間都合により省略され、ほとんど演じられるとがない。このあたりの件りを「どじょうぶみ」というのは、伴内がおかるの前に現われるとき「どじょう)踏む足付き伴内」という浄瑠璃文句があることによる。また勘平名について早野勘平」とすることが多いが、原作浄瑠璃では「早の勘平」としている。 「館騒動」は通称喧嘩場」とも言い、この場面いわゆる刃傷松の廊下」にあたる。原作浄瑠璃では若狭之助が奥へ入ったあと、「程も有らさず塩冶判官御前へ通る長廊下」と塩冶判官現われ、そこで師直呼び止められる。「長廊下」というのが史実の「松の廊下」を思わせるが、歌舞伎では「足利松の間の場」と称し大きな描かれ大広間大道具となっている。また大筋では変わらぬものの、原作浄瑠璃とは段取りやせりふが歌舞伎では変わっている東京江戸)式でそのおおよそ段取り述べると以下のようである。 「進物場」から舞台廻り、「松の間の場」になると思い詰めた若狭之助が長裃姿で花道より出てくる。すると上手より師直伴内連れて現われる。それを見た若狭助は本舞台へと駆けて行き、刀に手をかけて師直を斬ろうとするが、「これはこれは若狭之助殿、さてさて早い登城…」などと言いながら師直卑屈謝り伴内若狭之助にすがりつき止める結局気勢をそがれた若狭之助は「馬鹿な侍だ!」と、一言罵倒して引っ込む。そのあと師直伴内と「馬鹿ほどこわいものはないなァ」「御意ござりまする」などと話し伴内引っ込むと塩冶判官がこれも長裃姿で花道より出てくる。それを見た師直、「遅い遅い」と若狭之助に侮辱され憤懣判官にぶつける。 そこへ折悪しくも、その師直へかほよから求愛を断る文が届く(東京の型では、判官はかほよからの文箱持たずに出る)。かほよから返信がきたことにいったんは気をよくしたものの、例のさなきだに」の和歌見てすっかり機嫌悪くした師直は、かほよのことを引き合い出して判官悪口しはじめる。これにむっとする塩冶判官抑える。だが「ハハハハハ…師直殿には御酒召されたか」というと師直は「何だ、酒は飲んでも飲まいでも、勤むるところはきっと勤む武蔵守コリャお手前、酒参ったか(飲んだか)」と、以下長ぜりふで判官のことを罵り最後は「だ、侍だ」という。ついに判官が腹に据えかね刀に手をかけるが、師直がそれを見て殿中だ!」と叫ぶ。殿中での刃傷は家の断絶と、判官必死にこらえる。それでもなお毒づく師直に耐えかねた判官は、ついに師直刃傷におよぶが、下手側に立ててあった衝立陰から本飛び出し判官抱き止める師直は上手へと逃げて入り烏帽子大紋姿の大名たちが大勢出てきて判官取り囲み止めるところで幕となる。 上方の型では若狭之助が師直斬るのをあきらめて立ち去ろうとするとき、「昨日鶴岡において拙者への悪口雑言そのとき斬り捨てんと思えども…」とやや長めのせりふを言い最後に馬鹿な侍だ」と言い捨てて引っ込む。十三代目片岡仁左衛門はこれを「大阪式」と称している。また上でも述べたように原作では判官がかほよからの文箱師直直接渡すが、東京式では判官の役が安く見えるとして、茶坊主出てその場届けることになっている上方では原作通り判官文箱持ち花道から出てくる段取りである。 師直判官罵るとき、「判官出仕遅れたのは、奥方のかほよにへばりついていたからだろう」と言うが、内山美樹子判官モデルである浅野内匠頭女色好み昼夜別なく女と居て戯れていたという『土芥寇讎記』の記事を引き、こうした風聞踏まえた上で判官このように罵らせたのではないか指摘している。 この段師直原作浄瑠璃本文にもあるように、本来は烏帽子大紋の姿であったが、歌舞伎では大紋長袖では判官にからみにくいという理由で、現行のような着付け長袴だけの姿となっている。ただし若狭助が引っ込んだ後、判官登場までの間に師直舞台上に出した姿見茶坊主伴内たちに手伝わせ、長袴だけの姿から烏帽子大紋着替えるという演出があった。これは「姿見師直」と呼ばれ三代目尾上菊五郎創作した型だといわれるが、じつは三代目中村歌右衛門始めたのである師直通りかかる大名たちに挨拶交わしながら烏帽子大紋着替え、のちに判官にからむくだりで烏帽子大紋の上を取るというものだが、明治以降五代目五郎六代目五郎、その弟子二代目尾上松緑演じたくらいで、今日では全く廃れている。しかし歌舞伎における現行の師直の姿は、この「姿見師直」の着替える前の姿がもとになっているのである。 「裏門」は「どじょうぶみ」のくだりと同様、現行の歌舞伎ではほとんど上演されることがなく、この「裏門」の代わりとして『道行旅路の花聟』がもっぱら上演されている。

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解説(四段目)

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仮名手本忠臣蔵」の記事における「解説(四段目)」の解説

原作浄瑠璃では最初にかほよ御前が花を誂える花籠の段」があり、切腹の前のほっと心の安らぐ場面といえるが、歌舞伎では「花献上」とも呼ばれるこの場面通常省略される。ここに諸士頭の原郷右衛門家老の斧九太夫来て九太夫師直賄賂贈っておけばよかったなどという。この斧九太夫モデルとなったのは赤穂藩家老大野九郎兵衛で、判官切腹後の「評定」においても、亡君あだ討ちより自分含めた家中諸士に金を配りすみやかに屋敷明け渡そうというなど、後の「忠臣蔵」の物語見られる大野九郎兵衛イメージがすでに描かれているといえよう。なお原作浄瑠璃では、このあと五段目出てくる九太夫のせがれ斧定九郎も「評定」に同席しているが、現行の舞台で出てこない。また現行の文楽では「評定」はふつう省略される。 この四段目異名を「通さん場」ともいう。その名の通りこの段のみ上演開始以後客席への出入り禁じ遅刻してきても途中入場許されない出方からの弁当なども入れない塩冶判官切腹という厳粛な場面があるためである。成句遅かりし由良之助」のもとになった大星由良助はここで初め登場する原作浄瑠璃では「花籠」からそのまま同じ場面で判官切腹するように書かれているが、歌舞伎では「花献上」と「判官切腹」とは場面分け、いったんかほよ以下の人物たちが引っ込むと襖や欄間などを「田楽返しの手法で変え、「判官切腹」の場になった。またかほよ御前原作では「花籠」からそのまま上使出迎え判官切腹にも嘆きつつ立ち会う。そして判官事切れそのなきがら駕籠乗せられると、それに付き添って館を出ることになっているが、現行の歌舞伎では上使石堂薬師寺引っ込んだあと、葬礼を表す白無垢衣類切髪の姿ではじめ舞台現われ由良助に向って「推量してたもいのう」などと嘆きつつ声を掛けそのあと焼香などあって駕籠付き添い引っ込むという段取りとなっている。七代目尾上梅幸によれば古く塩冶判官役の役者駕籠乗せられ引っ込むと、そのまま駕籠降りず担がれ自宅帰ったという。 「城明け渡し」では、原作浄瑠璃では由良助は家中の侍たちとともに門前立ち去るが、現行の歌舞伎では由良助は力弥含めた諸士説得しその場を去らせた後、一人残って紫の袱紗から主君切腹し短刀取りだし、切っ先についた血をなめて復讐を誓う。この場の侍たちは由良助の説得に「でも」と揃って言葉返そうするところから、「デモ侍」と俗称される。現行の文楽においてはデモ侍」は登場せず歌舞伎同じく由良ひとりだけ立ち去る由良助が門前から立ち去るべく歩み始めると、表門遠ざかってゆく。実際に表門大道具次第舞台奥へと引いてゆくのであるが、上方の型では1枚の板に門を描いた大道具で、それが上半分が折れてかえすと小さく描かれた門になる「アオリ」を用い、どんどん門が遠ざかってゆく様を表す。もっとも六代目尾上梅幸によれば表門を奥へと引くようになったのは九代目市川團十郎由良助を演じた時に始めたことで、それまで東京江戸)でも上方式の「アオリ」だったという。 歌舞伎では釣鐘の音、烏の声に見送られ(これは舞台裏烏笛という笛を吹く)、由良助は花道七三のあたりで座って門に向かい両手を突くのがの頭、そのあと無し幕を引く上方を打つ)。幕外懐紙で涙をふき鼻をかみ、力なく立ちあがって下手か登場した長唄三味線送り三重によって花道引っ込む。 この「城明け渡し」の表門には、太い青竹2本を門の扉に筋違い打ちつけ出入りさせない様を見せことがあるが、これは上方の型と文楽見られるものであり、東京舞台ではこの青竹江戸の昔から用いられない閉門となった武家表門には、実際に上記のごとく青竹打ちつけた。江戸で旗本のほか諸藩武士多く集まるところから、それら武士の目に遠慮して青竹」を見せなかったという。それは、たとえ芝居の上絵空事であろうとも閉門意味するこの「青竹」は、大名旗本仕え武士にとっては目にしたくないものだったからだといわれている。大坂あたりでは町人中心都市だったので、これをさして気にもせず舞台で見せていたようである。当時お家大名家)がお取り潰しになるということは現代大企業倒産するといった以上の衝撃世間与えていたのであり、そのお取り潰しとなる様子脚色して見せたのが『忠臣蔵』だったのである

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解説(五段目)

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仮名手本忠臣蔵」の記事における「解説(五段目)」の解説

ここから場面は京に程近い街道筋へと変わる。この五段目舞台となるのは「山崎街道」であるが、山崎街道とは西国街道京都側から見たときの呼び名であり、西国街道とは山陽道のことである。山崎周辺は、古くから交通の要衝として知られ、「天下分け目天王山」で名高い山崎の戦いなど、幾多合戦の場にもなってきた。この段舞台横山峠、すなわち現在の京都府長岡京市友岡二丁目周辺であり、大山崎町ではない。 ところで、この五段目定九郎惨殺され老人とは何者か。後の解説に差し障るので先に解説すると、これはおかるの父与市兵衛である。その与市兵衛の降る暗い中を、五十両という大金持って道を急いでいるのはなぜか。その仔細六段目明らかになる五段目このあと続く六段目勘平の型は三代目尾上菊五郎演じたものを濫觴としており、これを五代目五郎受け継ぎ、さらにその息子六代目五郎演じて完成させたもので、現行の東京式ではこれ以外の勘平の型はない。五代目尾上菊五郎九代目市川團十郎とともに「團」とならび称され名優である。 「鉄砲渡し」は上方では「濡れ合羽」ともいう。千崎弥五郎東京の型では着ているが、上方では合羽着ているからである。時は旧暦の「六月二十九日」(現在の真夏7月8月)の深夜。この日が「六月二十九日」だったというのは、のちの七段目出てくる。旧暦太陰太陽暦)の「二十九日」は月の出ない暗闇である。天候強烈に打ちつける降っている(舞台構成上、これは強調されていない)。幕が開いて最初勘平が笠で顔を隠し時の鐘で笠をどけて顔を出すまっ暗闇舞台勘平の白い顔が浮かび上がる優れた演出である。 「二つ玉」のくだりについては、現行の歌舞伎においては上で紹介した原作のあらすじからはかなり違った内容となっている。大きく異なるのは定九郎与市兵衛にかかわる部分で、東京江戸)での型、いまひとつ上方に残る型の二つがある。三人人物出てくるが、まずは現行の東京式段取り紹介する次のうになる。 「鉄砲渡し」で勘平千崎別れて引っ込んだあと、舞台廻って舞台中央稲束かかった稲掛け稲束出来た塀のように見える)、その左右に草むら等のある舞台面となる。「又も降り来るの足、人の足音とぼとぼと、道の闇路に迷わねど、子ゆえの闇に突くも、直ぐなる心、堅親父」という床の浄瑠璃のあと、与市兵衛花道より出てきてそのまま本舞台行き稲掛けの前で休もうと座る。そこでいろいろとせりふがあって、最後に与市兵衛財布押し頂くと、後ろ稲掛けより手が伸びて財布を奪う、与市兵衛驚いて稲掛け中に入ろうとする。と、与市兵衛刺されうめき声上げ倒れ事切れる。そして稲掛けの中から財布咥え抜き身持った定九郎現われ着物の裾で刀の血糊を「忍び三重」という下座音楽合わせてぬぐい、財布中身探って五十両…」というせりふ。原作違って定九郎与市兵衛追いかけ声をかけることは無い。 その場立とう定九郎与市兵衛死骸草むら蹴り込み蛇の目傘差して花道にかかるが、花道向うから走ってくる様子定九郎慌て本舞台戻り稲掛け中に隠れる。花道から出て本舞台へと行き、その中をひとまわりして駆ける。上手に入り消える。定九郎から逃げよう稲掛けの中から後ろ向きに出かかり立ち上がる。その姿はのようである(のように見せなくてはならない)。と、ぬかるみ片足取られよろめく。すると鉄砲の音とともに定九郎、血を吐きあおむけ倒れこむ花道から出てきたのは、今発射したばかりの鉄砲抱えた勘平。さらに花道鉄砲構え本舞台向けて撃つ。片手で火のついた火縄真ん中持ち先端ぐるぐる回しながら本舞台へと行き鉄砲の火を消し獲物縄をかけるも、どうやら様子が変だ。「コリャ人!」はないか死者の懐を探り財布の金を探し当て、いったんは財布戻して去ろうとするが再び戻って財布を手にし、「天の助けと押し戴きより先へ逸散に、飛ぶがごとくに」の浄瑠璃通り花道引っ込む(非常に技巧的に難しい)。 上方歌舞伎演出はこれとはまた違っている。与市兵衛現れ稲掛け前にしゃがみこんだところ、突如二本の手現れ与市兵衛足元をつかむ。定九郎の手である。そのまま引き込んで与市兵衛刺し殺す定九郎は、やはり与市兵衛を殺すまで一言発しない。また定九郎のなりは山賊そのもののぼろの衣装である。通常この役は端役として大部屋役者に割り当てられる二代目實川延若勘平与市兵衛定九郎三役早替り演出行っていた。この型は三代目實川延若経て今日では四代目坂田藤十郎伝わっている。上方歌舞伎らしい見せ場の多いやりかたである。 初代中村仲蔵はこの定九郎人物設定そのもの変え二枚目風の役にした。五段目定九郎はもとはどてら姿のいかにも山賊らしい拵えだったのが、仲蔵黒羽二重の着付け月代伸びた頭に顔も手足白塗りにして破れ傘を持つという拵えにしたのであるそもそも定九郎は、勘当される前は家老息子である。この仲蔵はじめた拵えは大評判となり、以後ほかの役者もこの姿で演じ定九郎若手人気役者役ともなった。また仲蔵自身も、門閥外だったにもかかわらず大きく出世する節目となる役であった。この仲蔵創案し拵えは「仲蔵型」と呼ばれ文楽にも逆輸入され演じられている。また、このエピソード講談落語においても人情噺出世話として演じられ仲蔵逸話として広く知られた(→中村仲蔵 (落語))。 ただし仲蔵はその扮装大きく変えはしたものの、実際におおむね上で紹介した原作内容通り演じたようである。定九郎現在のように稲掛けから現れるようになったのは、四代目市川團蔵定九郎与市兵衛早替りでやったときの型が伝わったもので、稲掛けの中で与市兵衛から定九郎へと早替りして出た。この早替りでの段取りを、定九郎与市兵衛を別々の役者演じても使うようになったのである。また『仮名手本忠臣蔵』演じた役者たちの評を集めた古今いろは評林』(天明5年1785年〉刊)には仲蔵定九郎について、「仲蔵二度目あたりより黒羽二重の古き着物成り、やぶれ傘さして出るなど仕はじめたり」とある。仲蔵がはじめて定九郎演じたとき、今のような黒地着物だったかどう定かではなく、傘も持ってなかったらしいことが伺える。仲蔵定九郎生涯八度演じたが、そのなかで回を重ねるごとに拵えなどを工夫し仲蔵型」を作り上げた見られ、それがのちの役者たち受け継がれている。 この定九郎九代目團十郎は、さらに多く演出変更行なった。その一つが金を数え定九郎科白である。「五十両、かたじけない」というせりふだったのを、「かたじけない」を取り五十両…」だけにした。つまり歌舞伎では全編通して定九郎科白が「五十両」たった一つだけになったのである現行では、四段目定九郎出ない)。 ところで従来から問題になっているのが、「二つ玉」についての解釈である。浄瑠璃本文では「…あはやと見送る定九郎が、背骨をかけてどっさりと、あばらへ抜け二つ玉」とあり、「玉」とは鉄砲弾丸のことだが、この「二つ玉」の「二つ」が何を意味するかで解釈分かれている。東京式では「二つ」とは回数のことだとして勘平鉄砲を二発撃ち、二発目は花道出て鉄砲構え撃つ。上方では、二つの意味二つ玉の強(つよぐすり)、すなわち「火薬二倍使われている威力の強い玉」と解釈し一発しか撃たず、花道で撃つこともない。『浄瑠璃集』(『新潮日本古典集成』)の注では「二つ玉」について『調積集』を引き、それによれば弾丸火薬を二発分、銃にこめて撃つことであるとしている。なお十三代目片岡仁左衛門上方歌舞伎役者だが、鉄砲東京式に二発撃っている。「出てきて、一発撃ってきまると、きっぱりする」からだという。 原作では「飛ぶがごとくに急ぎける」と、金を手にした勘平すぐさまその場走り去るが、歌舞伎では探り当て財布をいったん手放して花道へと行き、しかし「あの金があれば…」と考えてまた戻り、金を手にする花道駆けて引っ込む。そのまま何の気兼ね無く金を持っていったのでは、のちの六段目勘平同情集まらないということ工夫された型である。これも三代目五郎工夫と伝わる。

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解説(六段目)

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仮名手本忠臣蔵」の記事における「解説(六段目)」の解説

勘平前段五段目時点で、師直への仇討ち謀議知っており、その仲間加わりたがっている。そのためには活動資金が必要であることも知っていた。そこでおかるの父与市兵衛勘平のために、勘平には内緒で京の遊郭一文字屋行き、おかるの身を百両で売ることになった与市兵衛一文字屋から支払われ前金半金五十両を手にして、京から自宅への帰途に着く。 この五十両が、そのまま勘平渡ればなんとも無い話である。ところが与市兵衛道中盗賊定九郎)に襲われ、金と命を奪われる。たまたまそのとき勘平はその付近で猟をしており、定九郎間違えて偶然に誤射し、これも死んでしまう。勘平定九郎大金入った財布持っていることに偶然気づき持ち主失ったその財布横領するかくして、金五十両は勘平直接渡らず悪党定九郎経由したことにより、犯罪の金となってしまう。後でそれが大変な悲劇、つまりこの六段目勘平切腹につながる。与市兵衛女房はその挙動財布から勘平が夫を殺した思い勘平も夜の闇の中何者であるか知らない取った財布だけに、自身が舅与市兵衛殺したものと思い込み気も動転してしまうのである誤解誤解生む悲劇、その典型いえよう切腹し瀕死勘平後悔にふける「いかばかりか勘平は色にふけったばっかりに」という科白有名だが、じつは原作浄瑠璃にはこのせりふにあたる本文はなく、歌舞伎における入れ事である。またおかるの母(与市兵衛女房)も原作浄瑠璃では名は無く歌舞伎では「おかや」という名が付いている。ほかにも一文字屋についても現行の歌舞伎では出てくることはなく、かわりに一文字屋女将お才という女が来ておかるを連れて行く。さらに判人女衒)の源六という男もこのお才付き添い出てくる。原作では勘平のもとを訪ねるのは千崎弥五郎原郷右衛門であるが、郷右衛門不破数右衛門替えて演じることが多い。 勘平切腹いわゆる手負事である。原作浄瑠璃では上で紹介したように、勘平は郷右衛門弥五郎問い詰められたすえ切腹するが、歌舞伎では問い詰めたあとに郷右衛門が「かような所に長居無用千崎氏、もはや立ち帰りましょう弥五郎左様仕ろう」と両人帰ろうとするのを勘平必死になって引きとめ、申し開きをして最後に「…金は女房売った金、撃ちとめたるは」郷右衛門弥五郎撃ちとめたるは」勘平「舅どの」のせりふで郷右衛門たちが「ヤヤ、なんと」と驚き叫ぶのをきっかけ腹を切る。 ただしこれは東京式での段取りで、上方では勘平切腹する段取りはかなり違う。勘平上の段取り腹を切りそのあと与市兵衛の傷を郷右衛門たちが改めたことにより勘平無実晴れる。上方では郷右衛門たちが与市兵衛の傷を改めている間、勘平無実晴れ寸前勘平腹を切る。これは「いすかの嘴の食い違い」という浄瑠璃言葉どおりに行うという意味である。また勘平の死の演出は、「哀れ」で本釣鐘はかなき」で喉を切りおかやに抱かれながら手を合わせ落ちいるのが現行の型だが、這って行って平服する型(二代目実川延若)もある。これは武士として最期礼を尽くす解釈である。また上方は、勘平衣装木綿衣装で、切腹ののち羽織を上にはおる。最後に武士として死ぬという意味である。東京の型では、お才らとのやりとりの間に水浅葱水色)の紋付着替える。この時点武士に戻るという意味であり、明るい色の衣装切腹するという美しさ強調している。論理的な上方耽美的東京江戸)の芸風相違点うかがわれる。なお文楽でも勘平紋付着替えるが、それは郷右衛門たちが来てからの事である。 勘平十五代目市村羽左衛門初代中村鴈治郎二代目實川延若十七代目中村勘三郎それぞれ舞台だったが、抜群なのは六代目尾上菊五郎の型である。五郎絶望の淵に墜ちていく心理描写卓抜した表現勤め現在の基本的なとなっている。おかやは老巧脇役がつとめることで勘平悲劇強調されるのでかなりの難役である。戦前初代市川延女戦後三代目尾上多賀之丞五代目上村吉彌二代目中村又五郎が得意としていた。祇園女将お才花車役という遊里の女を得意とする役者がつとめる。十三代目片岡我童九代目澤村宗十郎艶やかな雰囲気よかったお才つきそう判人源六古く名脇役四代目尾上松助持ち役だったが、戦後三代目尾上鯉三郎苦み走ったよい感じ出していた。

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解説(七段目)

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仮名手本忠臣蔵」の記事における「解説(七段目)」の解説

大石内蔵助が敵の目を欺くため、京の祇園遊郭遊び呆けてみせるというのは「忠臣蔵」の物語ではおなじみ場面だが、そのおおもとになったのがこの七段目である。もっともこの七段目も、初代澤村宗十郎演じた芝居がもとになっている後述)。 この七段目は別名「茶屋場」とも呼ばれる六段目暗く貧し田舎家での悲劇見せた後、一転して華麗な茶屋場面転換するその鮮やかさは、優れた作劇法である。浄瑠璃では竹本座での初演時に6人の太夫掛合い以ってこの七段目語っており、現行の文楽でも複数太夫掛合い上演されている。浄瑠璃は「花に遊ばば祇園あたりの色揃え…」の唄に始まり歌舞伎でもこの唄を下座音楽にして始まる)、綺麗な茶屋舞台現れる。 斧九太夫師直内通者、いわばスパイとして伴内とともに登場する。さらにここに足軽寺岡右衛門矢間千崎竹森三人連れてくる。これを「三人侍」というが、歌舞伎では同じ塩冶浪士でも、違う人物替えて出すこともある。茶屋喧騒の中、これらの敵味方入り混じって由良助の真意を探ることになる。 仲居と遊ぶ由良助は紫の衣装映える心中抱いた大望隠し遊興耽溺する姿は、十三代目片岡仁左衛門近年随一だった。彼自身祇園茶屋でよく遊んでいたので、地のままに勤めることができたのである。平右衛門は、十五代目市村羽左衛門二代目尾上松緑双璧。おかるは、六代目尾上梅幸が一番といわれている。 前半部の由良助が九太夫酒を飲む茶屋遊びの件りでは、仲居幇間たちによる「見たてが行われる。見たてとは、にぎやかな囃子にのって、小道具衣装ある物に見たてることである。九太夫の頭を箸でつまみ「梅干とはどうじゃいな」、酒の猪口(ちょこ)を鋸の上に置き「義理チョコとはどうじゃいな」、手ぬぐい座布団で「暫とはどうじゃいな」といった落ちをつける他愛もない内容だが、長丁場息抜きとして観客喜ばれるいずれも仲居幇間役の下回り中堅役者がつとめる。彼らにとっては幹部認めてもらう機会であり、腕の見せ所となっている。 幕切れ近く「やれ待て両人早まるな」の科白再登場する由良助は鶯色衣装で、性根変わっているさまを表す。歌舞伎では幕切れは、平右衛門九太夫担ぎ由良助がおかるを傍に添わせて優しく思いやる心根で、扇を開いたところで幕となる。文楽では平右衛門が、両腕九太夫重量上げのように持ち上げるという人形ならではの幕切れ見せる。 この七段目由良助は、初代澤村宗十郎演技手本として取り入れたものと伝わっている。『古今いろは評林』には次のようにある。 「…延享卯年1747年)、京都中村太郎座本の時、大矢数四十七本外題して澤村宗十郎〈後に助高屋高助 元祖 訥子〉大岸役にて、六月朔日より初日出して大入り取りし也…今の仮名手本七ツ目(七段目)は此の時澤宗十郎が形と成りて、凡そ其の俤を手本成り来たれり…」 これは初代宗十郎『大矢数四十七本』という忠臣蔵物芝居で、大石内蔵助当る大岸宮内」という役を勤めたときの事を記しており、また『古今いろは評林』には由良助を当り役とした役者として二代目宗十郎三代目宗十郎の名があげられている。大石当る役で茶屋遊びをするという初代宗十郎の芸が源流となって浄瑠璃七段目成立したが、一方それが二代目宗十郎三代目宗十郎へと七段目由良助として伝えられのである。 なお大星由良助ではない「大岸宮内」の系統は、『仮名手本上演後も演じられている。寛政6年1794年5月江戸都座において『花菖蒲文禄曽我』(はなあやめぶんろくそが)が上演された。これは亀山の仇討ち題材したもの忠臣蔵物とは関わりがないが、このとき三代目宗十郎演じたのが桃井家家老大岸蔵人」で、この大岸がやはり祇園町で遊ぶ場面あったようである。このときの宗十郎扮する大岸蔵人東洲斎写楽のほか初代歌川豊国勝川春英などが描いているが、紋所宗十郎定紋である「丸にいの字」になっているほかは、いずれも七段目由良そのままの姿である。

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解説(八段目)

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仮名手本忠臣蔵」の記事における「解説(八段目)」の解説

加古川本蔵妻戸無瀬と小波の母娘嫁入決意を胸に、二人きり山科へと東海道を下る様子見せ所作事である。その浄瑠璃詞章には東海道名所織りこまれ、旅情をさそう。道具背景)も旅程合せて次々転換させたり、奴をからませるなどの演出がある。浄瑠璃文句東海道名所旧跡織り込み許婚のもとに急ぐ親子浮き浮きした気分を表す。立女形若女形共演する全段中最も明る場面で、これが九段目の悲劇好対照をなす。「八段目道行は、九段目に続け気持踊れ」とは六代目中村歌右衛門言葉である。しかし現行の歌舞伎では三段目増補である『道行旅路の花聟』ばかりが上演され、この本来の内容である「道行旅路の嫁入」は近年通し上演七段目までしか出ないこともあり、ほとんど上演されるとがない。 さて江戸では、義太夫狂言道行豊後節系の浄瑠璃演じられるのが例であった。この八段目道行旅路の嫁入」もその例に漏れず、曲を常磐津清元にして上演されているが、その内容は『義経千本桜四段目の「道行初音旅」と同様、原作内容増補している。たとえば『日本戯曲全集』に収録され清元所作事の『道行旅路の嫁入』(天保元年1830年4月市村座)は、最初に原作どおり戸無瀬と小浪が出て所作があり引っ込むと、そのあとさらにお伊勢参り喜之助女商人のおかなというのが出てきて所作事となる。しかも肝心戸無瀬と小浪は、子役踊らせるという趣向であった。 ほかには文政5年1822年3月中村座八段目常磐津を地にした『旅路の嫁入』が上演されている。このときは戸無瀬と小浪のほかに、それに従う供として関助と可内べくない)という奴、そして女馬子お六というのが出てくる。内容戸無瀬と小浪が関助も交えて所作のあと、関助が悪心起こし可内から路銀奪おうとするのを、馬子お六可内味方して立回りとなるといったものである。このときは三代目坂東三津五郎戸無瀬可内二役、小浪とお六五代目瀬川菊之丞、関助が中村傳九郎であった。この常磐津の曲は『其儘旅路の嫁入』(そのままにたびじのよめいり)と称し今に残っている。

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解説(九段目)

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仮名手本忠臣蔵」の記事における「解説(九段目)」の解説

忠義にならでは捨てぬ命、子ゆえに捨つ親心」。この言葉は、娘小浪を思う加古川本蔵親心をよく表しているといえるが、本命を捨てるのはわが子を思ってのことだけではない。 そもそもは、由良助たち塩冶浪士から見れば部外者」である。本にとっても塩冶判官がその身に咎ありとして上意により切腹お家お取り潰しになったからには、その家臣大星家との縁組解消され、それらに関わるべき義理いわれもない大名家家老という重い立場思えばなおさらである。だが本は、由良助たちも含めた塩冶家のことについて、無碍切り捨てる事が出来なかった。力弥突かれた本由良助に物語る。「思へば貴殿身の上は、本の身に有るべき筈」と。つまりまかり間違えば若狭之助が師直斬りつけその結果若狭之助が切腹桃井家お取り潰しになっていたということである。 ほんらい一触即発だったはずの若狭之助と師直ではなく師直とは直接問題のなかったはずの塩冶判官師直刃傷及んでしまったのは、塩冶判官があるじ若狭之助の「身替りになったようなものだとの思いが本にはあった。また判官止めたことで、却って判官とその家中にとっては事が裏目に出てしまう。塩冶家の人々対す同情、そしてうしろめたさおおやけには本自身何の落ち度もないはずであるが、その同情とうしろめたさが本動かし由良助に師直邸の図面渡して婿の力弥にわが身を討たせる。これは主君若狭之助に対する「忠義」からの行動ではない。しかし宮仕えの侍の命は、「忠義にならでは捨てぬ命」である。だからこれは「子ゆえに捨つ親心」、すなわち娘可愛さから縁につながる婿の家に助力し命を捨てるのだと本物語のである現行の歌舞伎では上で述べたように、通しでも七段目までしか出ないことから、八段目含めて九段目を上演する機会少なくなっており、上演される場合にはみどり狂言形式興行において、一幕物演目として出されることが多い。また現在は全く上演されないが、幕開き由良助が仲居幇間をつれて大きな雪玉ころがして出てくる「転し」という端場がある。雪中朝帰りという風情のあるもので、のちにこの雪玉後半部由良助が本覚悟のほどを見せ製の五輪塔(墓)になるのである昭和61年1986年)の国立劇場での通し上演ではこの場が上演されている。 戸無瀬親子大星宅を訪れる時、下女りんが応対しとんちんかんなやりとり観客笑わせる。「寺子屋」の涎くり、「御殿」の豆腐買おむらのように、丸本物悲劇には道外方活躍する場面がある。緊張が続く場面で息抜きをするための心憎い演出である。それだけ腕達者脇役がつとめる。古く中村吉之丞近年では加賀屋助が持ち役にしていた。 本由良助、戸無瀬お石との火花を散らす芸の応酬見どころである。本十一代目片岡仁左衛門由良助は八代目松本幸四郎二代目實川延若よかったといわれている。また、戸無瀬三代目中村梅玉お石中村魁車。芸の上でしのぎを削りあった両優のやりとり壮絶だった。戦後六代目中村歌右衛門戸無瀬七代目尾上梅幸お石素晴らしかった力弥十五代目市村羽左衛門が一番だった。 本由良助をよく勤めた十三代目片岡仁左衛門九段目がとても気に入っており、「本当美しさ、劇の美しさ九段目やね。…この舞台出てくる人間が、まず戸無瀬が緋綸子、小浪は白無垢お石前半ねずみで後半が黒。由良助は茶色着付に黒の上青竹の袴。…本は渋い系の虚無僧姿。力弥東京のは黄八丈で、上方だと紫の双ツ巴の紋付出ますみんなの衣装取り合わせが、色彩的に言ってもこれほど理に適ったものはないですわな」と、色彩感覚見事さ評している。 原作浄瑠璃では由良助が庭に降り立ち、竹をたわめて雨戸を外す仕組みを本見せることになっているが、歌舞伎では由良助に代って力弥がこれを行うように変えられている。文楽原作通り由良助である。また文楽では大道具逆勝手となっている。文楽歌舞伎大道具通常いずれも家の入り口が下手側に設けられるが、この九段目では逆の上手側に設けており、これは人形遣う上で力弥が本に向ってを突くときに逆の勝手にしないと具合が悪いのだという。 なおこの段では実際赤穂事件当て込んだ言葉があり、由良助の妻「お石」は実際の「大石内蔵助」を指し、本の「浅き巧み塩冶殿」は実際の「浅野内匠頭」と赤穂名産「塩」を利かせている。

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解説(十段目)

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仮名手本忠臣蔵」の記事における「解説(十段目)」の解説

天河屋義平は男でござる」の名科白有名なのがこの十段目であるが、歌舞伎では天保以降幕末になるとあまり上演されなくなり、さらに戦前まではまだ上演機会もあったが、現在ではほとんど上演されるとがない八代目坂東三津五郎は、この十段目が上演されなくなったのは幕末世情不安から、その上演を憚る向きがあったのではないか述べている。戦後二代目市川猿之助八代目三津五郎昭和61年1986年12月国立劇場通し五代目中村富十郎が、平成22年2010年)1月大阪松竹座通し五代目片岡我當勤めたくらいである。ほとんど上演されないので、型らしい型も残っていない。 この十段目については、「作として低調」「愚作」といわれ評判が悪い。役者のほうでも、義平の心をしかも子供にしてわざわざ試しそのあと長持の中から出てくる由良助が、これでは演じていて気分が悪い散々である。ゆえに由良ではなく不破数右衛門その代りとして出したこともあった。しかし寛延2年6月中村座上演されときには二代目市川團十郎が義平を勤めており、しかも團十郎はこのとき義平の役ひとつだけであった。また『古今いろは評林』においても義平について、「立者勤めし役也…海老蔵二代目團十郎)仕内は各別なり」と記し後半女房の園とのやりとりをひとつの見せ場としていたことが伺える。 斧九太夫師直に繋がる人物であり、その九太夫掛り付け医者だったのが義平の舅大田了竹である。九太夫七段目時点死んだと見られるが、了竹はいまだ師直繋がっている可能性があった。そこで義平は自分女房の園から討入り秘密漏れぬよう、いったん自分そばから園を遠ざけていたのである。そして案の定離縁状書いて渡したとき了竹は次のようにいう。 「聞けばこの間より浪人共が入り込みひそめくより、園めに問へど知らぬとぬかす。何仕出かそうも知れぬ婿、娘を添はして置くが気遣ひ。幸いさる歴々から貰ひかけられ去り状離縁状)取ると直ぐに嫁入りさする相談…」 要するに了竹は、義平が師直を仇と狙う塩冶浪士加担しているのではと疑っていた。これでは園を呼び戻すことも出来ない。園がひそかに店の表に来て離縁状持ってきたときも、義平は筋が通らぬといってそれを突き返したが、それだけではなく竹本人のことがとなっていたのである。しかし義平と園のあいだにはよしという幼い子もあり、よしのことを気遣い嘆く園を不憫であると義平も本心では思っていた。だがそうかといって今、中に入れるわけには…と、この女房とわが子をめぐる葛藤が、義平を演じ役者にとっては古く見せ場ひとつになっていたということである。しかし初演からはるか後になるとこうした見どころも、人々の目から見れば飽き足らないものとなってしまったようである。なお「忠臣蔵」という言葉この段最後に、「…末世に天(あま)を山といふ、由良助が孫呉の術、忠臣蔵ともいひはやす」と出ている。

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解説(十一段目)

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仮名手本忠臣蔵」の記事における「解説(十一段目)」の解説

すでに述べたように、『仮名手本忠臣蔵』は全十一段の構成となっているが、これを内容の上通常の五段続の義太夫浄瑠璃当てはめるとすれば次のうになる。 【大序二段目三段目】…初段四段目】…二段目五段目六段目】…三段目七段目八段目九段目】…四段目十段目、十一段目】…五段目 五段続の浄瑠璃では五段目物語大団円を描くものだが、それはほんの申し訳程度場面付け加えたのであることが多い。ゆえに義太夫浄瑠璃五段目はその多く早く廃滅演じられなくなった。またこれは歌舞伎でも同様で、三段目の切または四段目の切まで演じてそれを「大詰」とするのが常であった。しかしこの五段目に当たる『仮名手本忠臣蔵』十一段目は、「討入り」の場面として現在に至るも演じられている。それは後に述べるように、原作通りではない改変され内容になってはいるものの、浄瑠璃歌舞伎芝居の中ではこれも冒頭の「大序」と同じく稀なといえる原作十一段目の内容近松『碁盤太平記』討入りの段によるところが大きい。冒頭の「柔能く剛を制し能く強を制するとは、張良に石公が伝え秘法なり」というのも、この『碁盤太平記』から取ったもので、これをはじめとして浄瑠璃詞章かなりの部分借りている。最初に由良助たちが船に乗って稲村ヶ崎を過ぎ岸に上がり師直の館に討入って以降のくだりもおおむね同じといえる。しかし『仮名手本忠臣蔵』ではこの最後の場面で早の勘平を「財布」という形で登場させ、また討入りした浪士人数を「四十六人」としており、じつはこの勘平加えて四十七人」としている。 この段は、現行の歌舞伎では原作浄瑠璃からは完全に離れた内容となる。極端にいえば、上演ごとに異なった台本演出となるので内容一定しない。しかし由良助たちが師直の館に討入り師直側と大立回りのすえ最後は炭小屋隠れていた師直討ち取るという筋書き変わらない。その一例として以下を掲げる。 (高家門前の場)由良助、力弥浪士たちは師直館の門前に居並び、館の中へと討入ろうとする。 (高家討入りの場)浪士たちと師直家来たちとのあいだで大立回り演じられる清水一角などがの降るなか浪士たちと応戦最後に浪士たちは炭小屋隠れていた師直を見つけ引き出す。由良助は判官形見腹切り刀差し出し自害するよう師直勧めるが、師直はその刀で由良助に突きかかってくる。由良助は師直から刀をもぎ取り刺し殺す。そしてその首を討ち由良助たちはついに本懐遂げ勝どきをあげる(現行では、ここで終演となる事が多い)。 (花水引き揚げの場)一同師直の館を引き揚げ判官墓所ある光明寺(泉岳寺)へと向う。その途中花水両国橋に相当)で騎馬桃井若狭之助(または服部逸郎)と出会い若狭之助は一同労をねぎらう由良助たちは若狭之助と別れ花道通って引っ込み幕。 「引き揚げの場」は嘉永2年9月江戸中村座初め上演された。

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解説(ライブ・ビデオ)

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LØVE」の記事における「解説(ライブ・ビデオ)」の解説

アルバムLØVE』を携えた全国ツアーより、5月28日行われた東京国際フォーラム ホール A公演模様収録している。

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解説(教育・競技ほか)

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油田信一」の記事における「解説(教育競技ほか)」の解説

自立ロボットによる迷路通過競技会 ― '85マイクロマウス世界大会」『日本ロボット学会誌』第3巻第4号1985年、395-396頁。 「マイクロマウス」『日本ロボット学会誌』第4巻第6号1986年、657-658頁。 「ホビーロボットマイクロマウス」『日本ロボット学会誌』第8巻第3号1990年6月、 320-323頁。 「ロボット通した工学教育」『日本ロボット学会誌』第16巻第4号1998年5月、 431-435頁。 「法人化意義筑波大学現状産学連携推進立場から (PDF) 」 『筑波フォーラム』第76号、 61-64頁。 「つくばチャレンジのねらいと成果」『計測制御』第49第9号2010年9月、 572-578頁。水川真、橋本秀紀との共著たき火の楽しみ」『日本ロボット学会誌』第29第6号2011年7月520-521頁。 「大学の研究活動企業に役立つ方法大学の研究室企業つきあい方 ―」『日本ロボット学会誌』第33第4号2015年5月、 210-214頁。

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解説(MISIAのSingle)

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Sea of Dreams 〜Tokyo DisneySea 5th Anniversary Theme Song〜」の記事における「解説(MISIASingle)」の解説

その名の通り東京ディズニーシーとのコラボレーション作品である。2006年7月14日から2007年5月31日まで開催された『東京ディズニーシー5thアニバーサリー』のテーマソングになっているアレンジされているものやインストゥルメンタルがほとんどであるが、開催中期間は東京ディズニーシーいたるところBGMとして流れていた。 MISIA東京ディズニーリゾートが大好きで、よく東京ディズニーシーにも足を運んでいた。そのこと聞いた東京ディズニーリゾート側がオファー、「夢と感動与えたい」という両者思い一致し製作に着手した2週間連続シングル第2弾作曲は、アメリカ合衆国ディズニーランドユニバーサルスタジオ音楽を手がけたテーマパーク音楽第一人者、ジョン・カヴァーノ。カヴァーノの楽曲MISIA実際に東京ディズニーシー足を運びわかりやすい言葉で、イメージ膨らませて詞を書いたジャケットには、MISIAミッキーマウス一緒に写っており、裏面にはメディテレーニアンハーバーにあるガリオン船乗っているドナルドダックデイジーダック写っている。ミッキーマウスドナルドダックデイジーダックはいずれ東京ディズニーシー5周年衣装着ている。 また、CD一緒にポストカード封入されており、全9種の中からアトランダム3枚封入されるポストカードはいずれ東京ディズニーシー内で撮影されたものでMISIA写っている。 2006年から2014年にかけ公演され東京ディズニーシー2代目レギュラーデイタイム・ハーバーショー『レジェンド・オブ・ミシカ』のエンディング・テーマでもあり、MISIAの歌うオリジナル版フルコーラス流れていた。『東京ディズニーリゾート25thアニバーサリー』、『東京ディズニーシー10thアニバーサリー』、『東京ディズニーリゾート30thアニバーサリー』のアニバーサリー期間はアニバーサリーテーマソングが流れていた。

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解説(ドラマ)

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Sea of Dreams 〜Tokyo DisneySea 5th Anniversary Theme Song〜」の記事における「解説(ドラマ)」の解説

本曲テーマ曲にして、東京ディズニーシー5周年記念したオムニバスドラマが製作された。5つショートストーリーからなりそれぞれのストーリー登場人物通してリンクしている。CS放送旅チャンネル放送もされた。東京ディズニーシーのショップエンポーリオ」と、東京ディズニーリゾート内のディズニーショップ「ボン・ボヤージュ限定DVD販売された。

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解説(SEED)

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Believe (玉置成実の曲)」の記事における「解説(SEED)」の解説

オリジナル・シングルのボーカル・テイクをそのままに、リプロダクション(リアレンジメント&リテイク)された2曲と、新曲Final Memory」を収録したスペシャルエディション盤である。キャッチコピーは“もうひとつの「Believe!!”。 カップリング曲「Final Memory」は「Believe」と同時にテーマ制作・レコーディングされた。『機動戦士ガンダムSEED』オープニングテーマ候補曲であり、最後まで番組制作チームにどちらでオープニングを飾るか迷わせた。結果的にはリプロダクション・シングルの単なるカップリング曲に留まったが、パッケージにはリプロダクション・トラック「Final Memory -happy hardcore mix-」まで収録されている。 完全初回限定パッケージ通常盤の2形態リリースされた。 【完全初回限定パッケージ特典暗闇で光る!特製フラッシュジャケット(ガンダム線画部分暗闇で光る) 〈フリーダムガンダム〉スーパーピクチャーCDレーベル 玉置成実×ガンダムSEEDオリジナルカレンダー封入

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解説(まだ)

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スイミー (曲)」の記事における「解説(まだ)」の解説

スイミー」が主題歌採用されテレビドラマ結婚できない男』の13年ぶりの続編となる『まだ結婚できない男』の制作にあたり、「『結婚できない男といえばスイミー”」と主演阿部寛からの主題歌続投熱望受けて制作スタッフ持田ソロとしてセルフカバーオファー主人公時間経過ドラマ放送時期秋口であることなどを反映しつつ歌詞一部書き換えクラムボンミトによる明るくキラキラしたサウンドアレンジによって仕上げられている。 なお、配信開始日は『まだ結婚できない男』の初回放送日である。

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解説(映像作品)

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Rescue me/Smile Again」の記事における「解説(映像作品)」の解説

初のシングルビデオVHSのみの発売本作Every Little Thing映像作品唯一DVD化されていないPVではモーフィング多用されており、持田香織髪型衣装変化していく。

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解説(単著)

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菅野重樹」の記事における「解説(単著)」の解説

パーソナルロボット現状技術課題」『電気学会雑誌』第113第6号1993年、 455-460頁。 「家庭用ロボット作業移動」『日本ロボット学会誌』第13巻第7号1995年、 937-938頁。 「ロボット教育・研究現状と課題」『日本ロボット学会誌』第14巻第3号1996年、 322-325頁。 「ロボット人間の心のインタフェース」『バイオメカニズム学会誌第21巻第1号1997年、 21-25頁。 「バイメカとロボット30年」『バイオメカニズム学会誌』第24巻第1号2000年32-33頁。 「RTビジネス戦略」『日本ロボット学会誌』第24巻第3号2006年、 278-283頁。 「QOLにおけるロボティクス技術」『映像情報メディア学会誌』第61第8号2007年、 1092-1095頁。 「実用になる人間共存ロボット試作」『日本ロボット学会誌』第26第8号2008年、 860-863頁。 「欧文誌(Advanced Robotics発行の歴史」『日本ロボット学会誌』第30第10号2012年、 959-961頁。

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解説(共著)

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菅野重樹」の記事における「解説(共著)」の解説

藤本英雄菅野重樹「CIM/ROBOTの発展」『日本ロボット学会誌』第10巻第3号1992年、 310-314頁。 菅野重樹尾形哲也「“情”が作る 真のコミュニケーション」『日経サイエンス2004年1月菅野重樹尾形哲也ロボットによるコミュニケーション探究情緒交流ロボットWAMOEBA―」『日本ロボット学会誌』第24巻第6号2006年、 688-691頁。 菅野重樹岩泰亮、岩田浩康「人間共存ロボットにおける生活支援のためのビジョン技術」『日本ロボット学会誌』第27第6号2009年、 596-599頁。 菅野重樹岩田浩康、岩泰亮「人間共存ロボットTWENDY-ONEによるコンプライアントマニピュレーション」『日本ロボット学会誌』第31巻第4号2013年、 347-352頁。

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解説(みんなの)

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春よ、来い (松任谷由実の曲)」の記事における「解説(みんなの)」の解説

松任谷としては初の配信限定シングルとなり、本作2011年3月11日発生した東日本大震災を受けてチャリティー企画としてユーミン×SONGS「(みんなの) 春よ、来いプロジェクト制作されプロジェクト第1弾として配信されたものであり、「春よ、来い」を新たにアレンジ加えた上でボーカル等も新録音されており、日本含め全世界23か国にて同時配信がなされ、本作収益は「NHK」を通じて中央共同募金会」に託され震災被災した人々全額寄付されていくのだと言う

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解説(2011年秋編)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 22:23 UTC 版)

春よ、来い (松任谷由実の曲)」の記事における「解説(2011年秋編)」の解説

本作東日本大震災発生受けて立ち上がったチャリティー企画第2弾シングルであり、松任谷仙台にて7か月間にも及ぶロングランツアーのフィナーレ迎えた会場ファン2000と共に合唱した春よ、来い」を合唱したが、その合唱シーン音源を「(みんなの) 春よ、来い」に追加した上で配信されたもの。

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解説(2012)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/16 22:23 UTC 版)

春よ、来い (松任谷由実の曲)」の記事における「解説(2012)」の解説

NHK音楽番組SONGS』とのコラボレーション・プロジェクトとして、前年より行われている東日本大震災チャリティー企画「(みんなの)春よ、来い」の第3弾として配信されたもの。 本作は、第1弾第2弾収録されていた合唱音源合わせて延べ1万人を越える大合唱新たに追加録音して制作成されている。 また、配信されるのは日本だけに留まらずオーストラリアオーストリアベルギーカナダデンマークフィンランドフランスイタリアドイツアイルランドノルウェーニュージーランドスペインギリシャルクセンブルクメキシコオランダポルトガルスウェーデンスイスイギリスアメリカ等の国々にて配信なされたまた、第1弾第2弾同様、収益東日本大震災被災者向けてNHK通して中央共同募金会」に託す形で全額寄付なされる

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解説(DESIRE)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/26 06:46 UTC 版)

DESIRE/BABY!BABY!BABY!」の記事における「解説(DESIRE)」の解説

DESIRE」は、サマー・ソング分類され、また4つ打ちビート用いたダンス・ミュージック楽曲構成である[要出典]。歌詞は「夏の恋」をテーマ描かれ季節の情景描写とそこから高まる感情というその2つのリンクに重点置いて書かれている[要出典]。「DESIRE」は音楽評論家から肯定的評価得ており、評論家加藤のボーカル・パフォーマンスや歌詞について言及した[要出典]。楽曲日本フィジカルダウンロードチャートにてチャート入りしており、前者では最高位13位、後者では26位を記録している[要出典]。

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解説(JUJU盤)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 04:57 UTC 版)

「Hello, Again 〜昔からある場所〜」記事における「解説(JUJU盤)」の解説

カバーアルバムRequest』からの先行シングルとして2010年7月28日リリースされた。ソニーデジカメ「α NEXシリーズ」のコマーシャルソングとして起用された。2010年6月29日付のRIAJ有料音楽配信チャートにて最高位1位を記録している。 当初は、着うたのみの配信留める予定となっていたが、CM放送から着うたヒット記録したことと、問い合わせ殺到しCD化して欲しい」という要望受けたことで、急遽シングルとして発売することが決定したのだという。また、CD用いられているジャケットは、JUJU本人実際にタイアップ先の一眼カメラである「α NEX」を使用して撮影したものが使われている。 音楽配信での累計売上120ダウンロード超えた

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解説(教育・研究)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 09:52 UTC 版)

大和雅之」の記事における「解説(教育・研究)」の解説

岡野光夫大和雅之再生医工学のためのバイオマテリアル - 細胞シート工学創成 -」『学術月報』第52第12号1999年12月、 9-13頁。 原口裕次、清水達也大和雅之菊池明彦、岡野光夫細胞シート工学用いた組織再構築および再生医療への応用」『日本再生歯科医学会誌』第2号2004年12月30日、 83-92頁。 「分厚い組織再生のための細胞シート工学」『人工臓器』第36第1号2007年6月15日、 104-107頁。 大和雅之岡野光夫皮膚再生医療現状と課題特集化粧品科学美容医療接点を探る)」『フレグランスジャーナル』第35第8号2007年8月、 49-54頁。 「がんとナノテクノロジー」『日本癌治療学会誌』第42第3号2007年9月20日、 1127-1131頁。 「再生医療研究の現状展望 (特集=万能細胞--人は再生できるか)」『現代思想』第36第8号2008年7月、 108-120頁。 「いまこそ天然細胞外マトリクス学ぼう」『バイオマテリアル-生体材料- Journal of Japanese Society for Biomaterials』第26第6号2008年11月18日、 409-410頁。 「(TWIns現状<特集II>)G-COEの活動報告計画 グローバルCOEプログラム再生医療本格化のための集学的教育研究拠点」」『未来医学第25巻2010年12月20日、 62-67頁。 秋山義勝大和雅之岡野光夫第74回東京女子医科大学学会総会 (シンポジウム 東京女子医科大学・早稲田大学連携先端生命医科学研究教育施設について)(1)細胞シート工学による再生医療」『東京女子医科大学雑誌』第79第3号東京女子医科大学学会エラー: 月日monthday分けずdateまとめて記入してください。、 84-89頁、 ISSN 00409022、 NAID 110007090072。 「技術頭脳流出日本を滅ぼす 革命的な再生医療細胞シート日本諦めフランスで治験開始」『SPA!2013年2月19日24-25頁。

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解説(研究関係)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/23 19:42 UTC 版)

大武美保子」の記事における「解説(研究関係)」の解説

大武美保子「ゲルアクチュエータ」『日本ロボット学会誌』第21巻第7号2003年、 713-716頁。 大武美保子「スマートゲル」『日本ロボット学会誌』第24巻第4号2006年、 460-465頁。 加藤元一郎、大武美保子新井航平、前田貴記、池本有助、川端邦明、高木利久淺間一他者視線意図理解および行為における意志作用感の神経機構に関する検討-社会的認知可能なロボット設計めざして」『計測制御』第46第12号2007年、 940-944頁。 大武美保子アプローチ方法 コミュニケーション障害対す方法「共想法」」『地域リハビリテーション第5巻第12号2010年12月、 1049-1052頁。 大武美保子「やわらかい機械機会創る-ゲルロボットから認知活動支援へ-」『日本機械学会誌』第115巻第1122号、2012年5月、 327-330頁。 大武美保子「この本!~おすすめします~ 本を通して人に会い学問創る 老年言語学回想法,そして共想法」『情報管理』第58巻第4号2015年、 322-325頁。

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解説(交流関係)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/23 19:42 UTC 版)

大武美保子」の記事における「解説(交流関係)」の解説

大武美保子本間敬子、横井浩史、淺間一新井民夫「Women in Robotics towards Human Science, Technology and Society at IAS-9」『日本ロボット学会誌』第24巻第5号2006年、 564-569頁。 青井伸也石井裕之川原知洋、高橋正樹成川輝真、山田浩也、栗田雄一、菅原雄介、大武美保子「僕達・私達21世紀COE」『日本ロボット学会誌』第25巻第3号2007年、 374-379頁。 大武美保子佐藤知正、武市正人神経系双方向マルチスケールシミュレーションと100時間ワークショップ」『日本ロボット学会誌』第25巻第3号2007年、 330-333頁。 菅原雄介、清水正宏、瀬戸文美大武美保子中岡慎一郎「第25回ロボット学会学術講演一般公開セッションロボティクス若手ネットワーク・オープンセミナー『君と共に, ロボティクス拓く未来』」報告」『日本ロボット学会誌』第26第1号2008年38頁。

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解説(薬師丸ひろ子版)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/21 08:23 UTC 版)

時代 (中島みゆきの曲)」の記事における「解説(薬師丸ひろ子版)」の解説

映画ダウンタウン・ヒーローズ』のイメージ・ソング起用されたほか、CX系列なるほど!ザ・ワールド』のエンディング・テーマとしても使用された。 この「時代」収録されアルバムSincerely Yours』(1988年4月6日)には、中島からオリジナル楽曲おとぎばなし」の提供も受けている。ほか、前年発売アルバム星紀行』(1987年7月6日)には「空港日誌」「未完成」を収録している。これら提供曲のうち、「空港日誌」「未完成」「おとぎばなし」は、後に中島セルフカバーをしている。「空港日誌」はシングル涙 -Made in tears-」のカップリング曲として1988年10月21日発売1994年4月21日には『Singles II』でアルバム収録)、「未完成」は『回帰熱』(1989年11月15日)、「おとぎばなし」は『おとぎばなし-Fairy Ring-』(2002年10月23日)にそれぞれ収録された。 「花のささやき」は、モーツァルトピアノ協奏曲第23番第2楽章旋律に詞を付けた曲である。アルバム花図鑑』(1986年)にも収録されている。 オリコンチャート登場週数は14週、チャート高順位は週間9位、累計8.9万枚セールス記録した

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解説(Geminiart High Quality版)

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時代 (中島みゆきの曲)」の記事における「解説(Geminiart High Quality版)」の解説

当時現役音大生だったKanaTaguによる2人組ヴァイオリン&ボーカルユニット・Geminiart High Quality(ジェミニアート・ハイ・クオリティ)の唯一のシングルとしてリリースされた。 表題曲は、テレビ東京系放送され深夜アニメコスモウォーリアー零』のオープニングテーマ使用された。

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解説(德永英明版)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/21 08:23 UTC 版)

時代 (中島みゆきの曲)」の記事における「解説(德永英明版)」の解説

初のカバー・アルバムVOCALIST先行シングル德永出演した映画旅の贈りもの 0:00発』の挿入歌カップリング山口百恵秋桜」、荒井由実卒業写真」のカバー

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解説(一青窈版)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/21 08:23 UTC 版)

時代 (中島みゆきの曲)」の記事における「解説(一青窈版)」の解説

シングルとしては2010年の『冬めく/花のあと』より約1年9か月振りとなり、一青としては初の配信限定シングルとなる。また、本作デビュー10周年迎えたことにあたり10か月連続配信企画第1弾となる楽曲にもなっている。 一青本作に関して「この曲はレコーディングの際、イントロ部分のストリングスパートの辺り訪れた情景思い出しつつ、出会った子供達笑顔と、涙を流してくれた親御さん達を思い浮かべながら歌わせて頂きました。この曲は「時間が解決してくれると言う慰めだけに留まらずもっともっと根幹を成す自力立ち上がろうと言うそもそもの人間の持つ本来ある底力に強い信頼寄せた力強さのある楽曲だと思ってます。中島みゆきさんがこの曲を作った当初描き出した風景とは形は異なるかもしれませんが、私なりに解釈した気持ち風景込めて大切に歌い継いで行きたいと思う曲ですね。」と語っている。

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解説(feat.mabanua)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/06 08:31 UTC 版)

PIECES OF A DREAM」の記事における「解説(feat.mabanua)」の解説

本作CHEMISTRYデビュー20周年記念し2021年10月27日より初期発表代表曲リアレンジ音源連続配信リリース企画第1弾本作リメイク担当は、星野源Official髭男dismあいみょん等、数多楽曲手掛けたorigami PRODUCTIONSメンバーそれぞれ5曲のリアレンジ担当本作筆頭2001年から2002年掛け発表され初期楽曲2020年代スタイル合わせたサウンド再構築堂珍嘉邦川畑要二人も今のスタイル表現するために、ボーカルを新録音して制作本作サウンドプロデュースは、プロデューサーであり、ドラマーmabanua担当配信ジャケットオリジナルシングル・ジャケットイラスト再現されたものになっており、イラストレーター朝野ペコ手掛けている。 また本作合わせ新たにミュージック・ビデオ撮影公開されサウンドプロデュース担当mabanua同作品に出演デビュー当時を含む数々ライブ映像インサートされた20年に及ぶ活動の歴史振り返るような構成として制作された。

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解説(feat.Shingo Suzuki)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/10 05:39 UTC 版)

You Go Your Way」の記事における「解説(feat.Shingo Suzuki)」の解説

本作CHEMISTRYデビュー20周年記念し2021年10月27日より初期発表代表曲リアレンジ施したものを連続配信リリースを行う企画第3弾としてリリースされた。

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解説(BABY!BABY!BABY!)

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DESIRE/BABY!BABY!BABY!」の記事における「解説(BABY!BABY!BABY!)」の解説

BABY!BABY!BABY!」は、エレクトロダンス・ミュージック要素を持つ楽曲であり、またザ・ブルーハーツ「リンダリンダ」サンプリングされている[要出典]。加藤サンプリング使用許可を得るためにドラムンベースアレンジをした楽曲デモ音源制作[要出典]。その音源元にブルーハーツ側に申請許諾得た歌詞「リンダリンダ」世界観踏襲しており、加藤は"私は私"というメッセージとともに"人生は死ぬまで自分探す旅"という楽曲与えたテーマ前向きに歌っている[要出典]。 同楽曲音楽評論家受け入れられ批評家一人楽曲音楽性近代的評価した[要出典]。この楽曲日本フィジカル、ダウンロードチャート双方トップ20ヒット記録している[要出典]。フィジカルでは、日本のオリコンシングルチャートでは最高位13位を記録[要出典]。一方デジタルではRIAJ有料音楽配信チャートにて最高位10位を記録した[要出典]。付随する楽曲ミュージック・ビデオではmoochoが監督務め加藤楽曲歌詞にある"羽"並びに"FLY"とリンクした羽を身につけている[要出典]。 「BABY!BABY!BABY!」はロック影響受けたエレクトロダンス・ミュージック要素を持つ楽曲である。楽曲加藤VERBAL主宰プロデューサー集団KOZMのMajor Dudeによって制作されている。楽曲の構成時間は3分と43となっている。この楽曲ザ・ブルーハーツ「リンダリンダ」サンプリングされており、ドラムンベースアレンジされている。歌詞「リンダリンダ」世界観踏襲して書かれていった加藤歌詞のインスピレーションである「リンダリンダ」と「BABY!BABY!BABY!」の関連性について、エキサイト・ミュージックに対し次のように語っている: 『「リンダリンダ」ってすごく楽しい曲というか明る印象があるけど、明る中に何か深いメッセージ込められているっていうことを思うと、この曲もそういう方向性にしたいなって思ったんです。要は自分をずっと探しているっていうか人生っていうものは、一生、死ぬまで自分探す旅なんじゃないかっていうことをポジティブ歌っている曲なんです。』 エキサイト・ミュージックは、この楽曲歌詞を"自分向上心着火ソング"と呼んでいる。また、サイト両A面シングル片割れDESIRE」とこの楽曲には、共通して"FLY"という単語出てきている点を指摘している。加藤によれば、"羽根があれば飛べるのに/僕はただの僕だ"の部分は「何かに憧れたりしても、結局は私は私。」という意味が込められているという。

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解説(鈴木雅之)

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愛し君へ (森山直太朗の曲)」の記事における「解説(鈴木雅之)」の解説

ソロ・デビュー25周年記念してリリースされたカヴァー・シングル。本作は、ラヴ・ソングという鈴木雅之にとっての永遠テーマ日本語で歌うヴォーカリストであることのストーリーとそこにあるプライド、そして2011年 (2011)という時代への思いコラボレーションした、“25年目鈴木雅之”が込められ作品となったカップリングにはナット・キング・コール「L-O-V-E」日本語カヴァー日本語詞漣健児)と、25年前デビュー曲であり、鈴木代表曲セルフ・カヴァーガラス越しに消えた夏 〜25th Anniversary Ver.」を収録初回限定仕様盤はシャイニージャケット仕様となっており、『DISCOVER JAPAN』とのW購入者特典としてスペシャルグッズがもらえる応募券を封入

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解説(ナレーション)

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青少年のための管弦楽入門」の記事における「解説(ナレーション)」の解説

演奏指揮者自身あるいは解説者ナレーター)による解説付き行われる。この解説の文章は、ブリテン友人であったエリック・クロージャー(Eric Crozier)によって書かれているクロージャー本作初演1946年10月15日)でも解説者務めている。ブリテンは解説ありと解説なしのどちらでも演奏できるように書いており、解説なしで演奏されることも多い。 日本語版では栗原小巻小澤征爾三枝成彰らがナレーション担当した録音がある。多く海外録音演奏日本ナレーション加えているため、同じ演奏でもLPCDナレーター替わっている場合もある。

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解説(宝塚)

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レッド・ホット・ラブ」の記事における「解説(宝塚)」の解説

宝塚100年史(舞台編)の宝塚大劇場公演参考。 "レッド・ホット"は、英語で「激しい」や「熱烈な」という意味で、そんな恋というようなイメージタイトルアメリカ的ポップな明るさ溢れたエキサイティングなショー作品

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解説 (FILM LOTUS)

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FILM LOTUS」の記事における「解説 (FILM LOTUS)」の解説

1stシングル「STARS」から3rdシングルONE SURVIVE」までのミュージック・ビデオメイキング映像等が収録されている。また特典としてクレジットデビュー前貴重なプライベート映像ドラマ傷だらけのラブソング』でのオーディションドキュメンタリー映像撮影メイキング映像収録ジャケット・アートワークは、3rdシングル撮影時のものが起用されている。 初回限定のみスリーブ・ケース仕様

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解説(アニメ・1989年版)

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魔法使いサリー」の記事における「解説(アニメ1989年版)」の解説

制作・放送1989年平成元年)であり、前作放送から20年以上経っていたが、前作最終回踏襲し続編として制作された。ただし、ポロン魔女育てられ人間の子ではなく、元々魔法の国出身魔女ヘルメスの娘)であることや、第1話挿入された「サリー別れ」が第1作異なっていたり、1980年代後期からの時代背景風俗反映されるなどの相違点があり、正確に続編内容パラレル作品となっている。1980年代中頃から起きたレトロブーム末期だったことや1966年版見ていた視聴者にも人気があり、前作同様2年間のロングラン放送となった。なお、本作のキャラクター後述する"サリーちゃん足"ではない。 今作人気はあったがあまり再放送されず(朝日放送における子供アニメ大会秋田朝日放送での再放送実績がある)ソフト化(ただしTVスペシャル2作、劇場版編集オムニバス版のみ東映ビデオよりリリースされた)に恵まれなかった。しかし「東映アニメBBプレミアム」にて劇場版2008年4月より、レギュラーシリーズ(全88話)が2008年5月より順次配信された。 1990年元日放送の2作初のスペシャル版では、冒頭でサリー・カブ・ポロンによる新年ご挨拶放送された。魔女っ子アニメ元日放送1968年前作第57話から22年振りのことであり、この時は作画の関係上ご挨拶無かった前回第56話ラスト行った)ので、ご挨拶付き元日放送史上初。 本番組終了後月曜19時30分枠アニメは再び途絶えた半年アニメ戻り『クレヨンしんちゃん』開始された。 『魔法使いサリー 魔法の国プリンセス』(1989年版第1話1990年7月 VHS 東映ビデオ・バンダイ)の冒頭にはパイロット版収録されている。乙女座の最輝星、スピカ魔法の国アストレアであることをサリー説明する内容

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解説(アルバム)

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ジプシー (児島未散の曲)」の記事における「解説(アルバム)」の解説

前年発売され自身最大のヒットシングル「ジプシー」と同名アルバムで、同曲のカップリング曲「季節の終りに」も含めて本作収録されている。

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解説(DVD)

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DOUBLE (CHAGE and ASKAのアルバム)」の記事における「解説(DVD)」の解説

PV集は、2003年発売の『MUSIC ON FILMS以来となる。また、1枚アルバム収録曲のみを収めたPV集としては、1994年VHS・LD発売した『RED HILL』以来である。 アルバムDOUBLE』と同時発売された(別売である)。

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解説(大序)

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仮名手本忠臣蔵」の記事における「解説(大序)」の解説

江戸時代文芸戯曲においてその時々に起こった事件そのまま取り上げることは、幕府より禁じられていた。加賀騒動はじめとするお家騒動記した実録本なども出版禁じられており、写本の形でのちにまで伝わっている。赤穂事件ある意味武家社会醜聞ともいえる事件であり、これを取り上げることは幕政批判通じかねないことから、人形浄瑠璃歌舞伎芝居においても、興行する側は相当の用心以ってこの事件脚色し上演していた。それは本来の時代人物の名前などを、違う時代人物置き換えて脚色することで抜け道としたのであるその時代や人物も「小栗判官」や「太平記」などさまざまだったが、この『仮名手本忠臣蔵』では近松『碁盤太平記』見られる設定人物名、すなわち「太平記」の「世界」を借りている。それは直接には、『太平記』二十一「塩冶判官讒死の事」を題材したものである。 「塩冶判官讒死の事」のあらましは、高師直塩冶判官高貞の妻の美しさ聞きつけこれに執心し恋文を送るが判官の妻からは拒絶される。これに腹を立てた師直将軍尊氏直義判官のことを讒言した結果判官謀叛汚名着せられ最後判官やその妻子無残な死を遂げるというもので、この話をもとに『仮名手本忠臣蔵』吉良義央高師直浅野長矩塩冶判官置き換え師直判官の妻に横恋慕したことを事件発端としている。 本作師直は「人を見下す権柄眼(まなこ)」、義貞の兜の事についてもそれが将軍尊氏の「厳命」でありながら、「御旗下の大小清和源氏いくらも有る奉納の義然るべからず」と口を挟んで憚らない。自らが仕え将軍家に対してでさえこうなのだから、自分より地位の低い者等に対して傲慢な態度に出るのは当然である。それが若輩ながらもれっきとした大名である若狭之助を口汚く罵ったり、ほんらい人妻であるはずのかほよ御前横恋慕してしつこく言い寄るという所業表れている。そしてこの師直傲慢さ悲劇を生み、それに多くの人が巻き込まれることになるのである時代物義太夫浄瑠璃最初の段を「大序」(だいじょ)という。「大序」はたいていが内裏寺社、または将軍御所などといった重々しい場面で、そこに天皇公卿将軍大名などの高位人物集まって話が始まる。人形浄瑠璃古く通しの上演が原則だったので、各作品再演されるときには大序」も上演されていたが、現行の文楽にまで絶え伝承されてきたのは『仮名手本忠臣蔵』と、ほかには『菅原伝授手習鑑』の「大序」があるくらいである。歌舞伎義太夫狂言においても、人形浄瑠璃作品歌舞伎移され当初は「大序」が上演されもしたが、そのほとんどが早く廃滅した。歌舞伎の演目として絶えことなく伝承され今日にまで上演され続けてきた「大序」は、『仮名手本忠臣蔵』唯一といってよいものである歌舞伎では必ず幕を開ける前に、「口上人形」と呼ばれる操り人形による「役人替名」(やくにんかえな)、すなわち配役を「相勤めます役人替名塩冶判官高定○○○(演じ役者の名)…」と読み上げることがある。これはもと歌舞伎芝居では、芝居最初の幕が開く前に下級役者が幕の前に出て、裃姿で「役人替名」を読み上げることがあり、それを人形演じる形で残したもので、この「役人替名」の読み上げ見られるのも現在では『仮名手本忠臣蔵』大序だけである。天王立という鳴物幕を開ける荘重な場面であり、東西声幕を開けた後も、登場人物たちは人形身と称して下を向いて瞳を開かず演技をしないで、竹本役名呼ばれてはじめて「人形に魂が入ったように」顔を上げ、役を勤めはじめる。 六代目尾上梅幸はかほよ御前について、「この役は品格色気で、品が七分色気三分というところでしょう色気があるので、師直とのあんな事件横恋慕されること)が出来上がる」と述べている。これは七代目澤村宗十郎も、「顔世御前の役は、品格色気とが大切」としている。 原作浄瑠璃では、かほよを助けたあと師直悪口された若狭之助が、「刀の鯉口砕くる程」握り締め師直一触即発のところ、直義先払いの声とともに供を連れてその場通りかかり、判官もその行列の「後押へ」すなわち最後のほうに加わってそのまま行過ぎる。これは文楽でも同様で、長柄の傘差しかけられた直義が、判官大名たちを従え舞台上手から下手へと通り過ぎるが、これを若狭之助が見送って立とうとすると師直嫌がらせに袖でさえぎり「早えわ」という。この「早えわ」は、師直人形遣いが言うのである。それで師直若狭之助二人で幕となる。文楽人形遣い舞台上でせりふを言うのは珍しいことである。歌舞伎でもおおよそこの段取りであるが、幕切れ師直二重舞台石段舞台下手側に勇んで刀を抜こうとする若狭之助、列から離れた判官若狭之助を押しとどめるという『曽我の対面』の幕切れと同じ形式となる。また若狭之助が刀に手をかけ師直を斬ろうとすると、そこで直義帰館知らせる「還御」の声がかかり、師直若狭之助ふたりだけで幕になることもある。 現行の舞台で直義下の人物が大銀杏のある八幡宮境内にいて、その中で「兜改めが行われるが、上のあらすじでも紹介したように原作浄瑠璃本文には「馬場先に幕打廻し威儀を正して詰むる」とあり、直義たちは参詣者が下馬するための「馬場」、すなわち境内の外の幕を張った場所にいる。要する原作本文従えば、「兜改め」をする場所は八幡宮境内ではないということである。これは「兜改め」が済んだあとで直義判官若狭之助を率いて兜を社に納めようとするときにも、「段かづらを過ぎ給へば」とある。「段かづら」は今も鶴岡八幡宮鳥居前に残る参道である(段葛の項参照)。 『仮名手本忠臣蔵』歌舞伎における上演では、原作浄瑠璃とは違った内容見られる。これは大筋では違いは無いものの、脚本演出などに各時代役者たち工夫入れられるなどしたことにより、それが歌舞伎における型(演技演出等となって残り芝居演出やせりふなどが原作浄瑠璃のものとは相違するようになったのである。さらに東京江戸)と上方においても、同じ段の同じ場面で型に相違がある。そうした原作東京上方、また文楽における型の違いについても以下触れることにする。

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解説(二段目)

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仮名手本忠臣蔵」の記事における「解説(二段目)」の解説

桃井若狭之助安近は、その若さもあって気の短いお殿様である。その気短なお殿様師直のような人間に、大名たちが居並ぶ公の場で「すっこんでろこのバカ!」などのように罵倒されては収まらない。そんな若狭之助には加古川本蔵という「年も五十分別盛り」の家老仕えていたが、その「分別盛り」であるはずの男が後先考え無し師直を斬ってしまえばよいと、無分別なことを主君勧めて憚らない。まして家老という重い立場であれば必死になって諌めるのが筋である。さらに本はその話のすぐ後に、馬に乗ってどこかへ駆け出してゆく。「分別盛り」の男が血気にはやる主君諌めもせず、大急ぎでどこへ行くつもりなのか。その答えは、このあと三段目明らかになるのであるこの段で、実説大石内蔵助に当たる大星由良助の名がはじめて出てくる。その息子力弥というのも実説大石主税のことである。ただし由良助が姿を現すのは四段目になってからである。 なお歌舞伎二段目については台本が二種類あり、ひとつは上のあらすじ紹介した原作浄瑠璃にもとづくものだが、もうひとつこれを書き替えた建長寺の場」というものがあり、これを「二段目」として上演することがある。これは七代目市川團十郎初演し、その台本上方中村宗十郎伝わったものだという。内容は、大序鶴岡八幡師直罵られ翌日の夜、若狭之助が鎌倉建長寺仏参ののち寺の書院休息している。そこへ若狭之助を迎えに来た本が、床の間掛け軸記されている文字めぐって若狭之助とやりとりをし、その中で師直斬るという若狭之助をやはり本諌めることなく切ってそれを勧めるというものである。ただしこの「建長寺」では舞台面室内をあらわす平舞台大道具なので、を切るくだりでは床の間にある盆栽を切ることになっている。また七代目團十郎がはじめてこの「建長寺」を演じたときには、まず建長寺住職となって若狭之助との禅問答があり、そのあと替わって出たという。しかしいずれにしても現行の歌舞伎では、この二段目通し上演の際にも省略しほとんど上演されるとがない文楽では切りの段に比べて力弥使者の段の上回数少ない。

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解説

出典:『Wiktionary』 (2021/08/14 13:15 UTC 版)

名詞

かいせつ

  1. 物事要点意味などの説明
  2. 物事要点・意味などを分かりやすく説明すること。

発音(?)

か↗いせつ

動詞

活用


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