藪の中とは? わかりやすく解説

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やぶ‐の‐なか【×藪の中】

読み方:やぶのなか

芥川竜之介小説「藪の中」から》関係者の言うことが食い違うなどして、真相わからないこと。


やぶのなか【藪の中】

読み方:やぶのなか

芥川竜之介小説。藪の中で起こった殺人について、目撃者当事者たちが語るが、その内容それぞれ食い違うために真相わからないままとなる。大正11年(1922)発表


藪の中

作者芥川龍之介

収載図書芥川龍之介全集 4
出版社筑摩書房
刊行年月1987.1
シリーズ名ちくま文庫

収載図書芥川龍之介小説集 1 王朝小説
出版社岩波書店
刊行年月1987.6

収載図書ちくま文学 14 ことばの探偵
出版社筑摩書房
刊行年月1988.12

収載図書羅生門地獄変
出版社旺文社
刊行年月1989.4
シリーズ名必読名作シリーズ

収載図書芥川龍之介 1
出版社有精堂出版
刊行年月1990.8
シリーズ名近代文学注釈叢書

収載図書ちくま日本文学全集 001 芥川龍之介
出版社筑摩書房
刊行年月1991.2

収載図書地獄変
出版社集英社
刊行年月1991.3
シリーズ名集英社文庫

収載図書日本探偵小説全集1111 名作
出版社東京創元社
刊行年月1996.6
シリーズ名創元推理文庫

収載図書芥川龍之介全集 第8巻 上海游記 藪の中
出版社岩波書店
刊行年月1996.6

収載図書羅生門 蜘蛛の糸 杜子春十八
出版社文芸春秋
刊行年月1997.2
シリーズ名文春文庫

収載図書藪の中・羅生門
出版社角川書店
刊行年月1997.4
シリーズ名角川mini文庫

収載図書近代短編小説 大正篇 6刷
出版社九州大学出版会
刊行年月1999.4

収載図書ザ・龍之介芥川龍之介全一増補新版
出版社第三書館
刊行年月2000.7

収載図書羅生門地獄変
出版社小学館
刊行年月2000.8
シリーズ名小学館文庫

収載図書怪奇伝奇時代小説選集 15 横尾城の白骨13
出版社春陽堂書店
刊行年月2000.12
シリーズ名春陽文庫

収載図書編年体大正文学全集 第11巻 大正十一
出版社ゆまに書房
刊行年月2002.7

収載図書地獄変邪宗門好色・藪の中 他七篇
出版社岩波書店
刊行年月2003.4
シリーズ名岩波文庫

収載図書短編名作選―1885-1924小説の曙
出版社笠間書院
刊行年月2003.4

収載図書蜘蛛の糸杜子春ほか
出版社教育出版
刊行年月2003.12
シリーズ名読んでおきたい日本名作

収載図書芥川龍之介
出版社翰林書房
刊行年月2004.5
シリーズ名日本文学コレクション

収載図書羅生門齋藤孝音読破 6
出版社小学館
刊行年月2006.4

収載図書大活字版 ザ・龍之介全小全一
出版社第三書館
刊行年月2006.7

収載図書羅生門・鼻他
出版社日本文学館
刊行年月2007.3
シリーズ名日本名作選

収載図書芥川龍之介短篇集
出版社新潮社
刊行年月2007.6

収載図書王朝小説集
出版社ランダムハウス講談社
刊行年月2007.8
シリーズ名ランダムハウス講談社文庫

収載図書芥川龍之介全集 第8巻 上海游記・藪の中
出版社岩波書店
刊行年月2007.8

収載図書朗読文学のしずく」 第4巻
出版社中経出版
刊行年月2007.9
シリーズ名楽書ブックス

収載図書芥川龍之介―1892-1927
出版社筑摩書房
刊行年月2007.11
シリーズ名ちくま日本文学

収載図書文豪ミステリー小説
出版社集英社
刊行年月2008.2
シリーズ名集英社文庫

収載図書蜘蛛の糸 他8編
出版社ゴマブックス
刊行年月2008.9
シリーズ名ケータイ名作文学


藪の中

作者村松友視

収載図書ある作家日常
出版社河出書房新社
刊行年月2002.3


藪の中

作者森見登美彦

収載図書新釈 走れメロス 他四篇
出版社祥伝社
刊行年月2007.3


藪の中

読み方:ヤブノナカ(yabunonaka)

作者 芥川竜之介

初出 大正11年

ジャンル 小説


藪の中

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/05 13:55 UTC 版)

藪の中」(やぶのなか)は、芥川龍之介短編小説。初出は「新潮」1月号(1922年)、初刊は「将軍」(1922年)。今昔物語集を下敷きにしたいわゆる「王朝物」の一編であり、芥川の作品中でも屈指の数の論文が書かれている。


注釈

  1. ^ ビアスは芥川が初めて日本に紹介した。

出典

  1. ^ 高橋(2000), p. 562-564.
  2. ^ 篠崎(1997), p. 18.
  3. ^ a b 高橋(2000), p. 561.
  4. ^ (外部リンク)巻29第23話 具妻行丹波国男於大江山被縛語 第廿三[1]
  5. ^ 渡辺利雄『アメリカ文学に触発された日本の小説』(研究社2014年)pp.155-177は「そういった構成は、ビアスの「月明かりの道」に似ていて、芥川がビアスの短編に触発されて「藪の中」を書いたこともまず疑いないでしょう」と断定している。
  6. ^ 海老井(1999), p. 163.
  7. ^ 海老井(1999), p. 169.
  8. ^ a b c 高橋(2000), p. 562.
  9. ^ 笠井(1993), p. 150-151.
  10. ^ 和田 1990, p.389
  11. ^ 笠井(1993), p. 150.
  12. ^ 清水 1999, p.202-203
  13. ^ 畑中(1994), p. 75.
  14. ^ Inc, Natasha. “ウモーン・パー・ムアン - 羅生門 | スタッフ・キャスト・作品情報”. 映画ナタリー. 2023年9月6日閲覧。


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