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角川文庫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/10/27 11:32 UTC 版)

角川文庫(かどかわぶんこ)は、角川書店が発行している文庫1949年の創刊当時はB6判で刊行され、1950年より現在のA6判となった。

角川源義が社長の時代は岩波文庫新潮文庫に伍する文庫として「文芸路線」を掲げ、夏目漱石森鴎外芥川龍之介など近代日本文学のほか『源氏物語』『平家物語』など古典を収め、外国文学でも多くの古典作品を揃えていた。しかし源義の長男・角川春樹の社長就任以後は「大衆路線」へと大きく路線を変更した(#角川商法および角川書店参照)。その後角川春樹が麻薬事件で逮捕され、弟の角川歴彦が後継社長に就任した頃から、大衆路線を維持しながらも、かつて出版していた古典作品の復刊が行われ、若干の古典回帰が図られて現在に至っている。

整理番号の変更が特に顕著で、著者50音順に変更後も行われている。ただし、ISBNコードは、1960年代初頭に設定した6桁の番号を基盤にしているので、古い時期に刊行されたものの復刊も容易となっている(実際、1980年代末から、何回か過去の作品を復刊している)。しかし発行点数は1万を超えているだけあって、その分絶版や長期品切れも多い。特に、日本の古典作品には、角川文庫しか文庫版が存在しないものも少なくないため、古書店で高価で取引されるものも多い。1999年4月から2008年2月までの新刊及び重版には、背表紙の整理番号の上にマイクロQRコードがあった。




  1. ^ 創刊当初は紫帯。


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