人面瘡
人面瘡
人面瘡
人面瘡
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/23 02:06 UTC 版)
人面瘡(じんめんそう)、人面疽(じんめんそ)は、妖怪・奇病の一種。体の一部などに付いた傷が化膿し、人の顔のようなものができ、話をしたり、物を食べたりするとされる架空の病気。薬あるいは毒を食べさせると療治するとされる。
- ^ a b 浅井了意 著「伽婢子」、高田衛編・校中 編『江戸怪談集』 中、岩波書店〈岩波文庫〉、1989年、345-348頁。ISBN 978-4-00-302572-7。
- ^ 伊丹「近世の人面瘡説話──善書などをめぐって──」『文学研究科紀要 第67輯』、早稲田大学大学院、2022年。ISSN 2432-7344 。
- ^ “国立国会図書館デジタルコレクション”. dl.ndl.go.jp. 2023年7月6日閲覧。
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- ^ 藤巻一保、花輪和一『江戸怪奇標本箱』柏書房、2008年、66-72頁。ISBN 978-4-7601-3264-5。
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- ^ a b 菅茶山 著「筆のすさび」、日本随筆大成編輯部 編『日本随筆大成』 〈第1期〉1、吉川弘文館、1975年、148-149頁。ISBN 978-4-642-08555-7。
- ^ 石川一郎 編『江戸文学俗信辞典』東京堂出版、1989年、277頁。ISBN 978-4-490-10255-0。
人面瘡
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/18 02:12 UTC 版)
原作に登場。百鬼丸が以前出会った妖怪。万代の人面瘡とは別個体。ある娘の膝小僧にできた大きなできものが潰れて人の顔の顔のようになり喋ったり食ったりする。妖怪が取り憑いているため切っても切っても後から後から生えてくる。百鬼丸の焼水で殺された。後に出会った万代の人面瘡のことを百鬼丸は、この人面瘡と同じ仲間で、もっとあくどい奴なんだろうと予想した。
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