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にっぽん製

原題:
製作国:日本
製作年:1953
配給:
スタッフ
監督:島耕二 シマコウジ
原作:三島由紀夫 ミシマユキオ
脚色:菊島隆三 キクシマリュウゾウ
企画:土井逸雄 ドイイツオ
撮影:長井信一 ナガイシンイチ
音楽:大森盛太郎 オオモリセイタロウ
美術:仲美喜雄 ナカミキオ
録音:西井憲一 ニシイケンイチ
照明:佐藤寛 サトウヒロシ
キャスト(役名
山本富士子 ヤマモトフジコ (春原美子
三田隆 ミタタカシ (栗原正)
上原謙 ウエハラケン (金杉明男)
木村三津子 キムラミツコ (金杉桃子
飛田喜佐夫 トビタキサオ (根住次郎
菅井一郎 スガイイチロウ (阪本画伯
岡村文子 オカムラフミコ (笠田夫人
谷謙一 タニケンイチ (髭の男)
斎藤紫香 サイトウシコウ (ギャラリイの支配人
武江義雄  (寮の若い男)
日下部登 クサカベノボル (講道館事務員
守田学 モリタマナブ (審判
海野光一 ウミノコウイチ (宮本六段
有島圭子 アリシマケイコ (東洋製鋼女事務員)
此木透  (老人の小使)
新宮信子  (女店員木塚奈々子
谷遥子 タニヨウコ (女店員島原田鶴子)
浜路真千子 ハマジマチコ (女店員飯田和子
大野恵巳子 オオノエミコ (女店員井花
及川千代 オイカワチヨ (女客金田計子)
日高加月枝  (女客藤村隆子)
三島愛子 ミシマアイコ (女客渡辺弘子)
須田喜久代 スダキクヨ (女客小島芳江)
島照彦 シマテルヒコ (舞台係)
山口健 ヤマグチケン (医師徳川博士
解説
朝日新聞連載三島由紀夫原作を、「若き日のあやまち」の菊島隆三脚色した。「浅草物語」の島耕二長井信一監督撮影にあたった。音楽は「霧の第三桟橋」の大森盛太郎。「浅草物語」の山本富士子紅椿」の木村三津子、「魅せられたる魂の上原謙、「血闘(1953)」の三田隆、「女の一生(1953)」の菅井一郎などが出演する。
ストーリー※ストーリーの結末まで記載されていますので、ご注意ください
若いデザイナー原美子は、パリへの研究旅行帰り柔道試合同じくパリにでかけた栗原と知りあった。朴訥栗原は、美しく優しげな美子がすっかり気に入り、彼女こそ生涯伴侶一人ぎめにきめてしまう。一人の母が急に他界してより一そうその想いはつのった。ある日美子をたずねた栗原咄々と心のたけをうちあけにかかったが、美子はむろん一笑に附した。彼女には金杉という理解あるパトロンがおり、今度パリ行も彼女が経営する洋裁店ベレニスの資金もすべて彼のふところから出ている。栗原と彼女のはなしを盗み聴いた栗原自称子分こそ泥の根住は、親分の恥をすすごうとばかり美子のデザイン・ブックをぬすみだすが、栗原は怒ってかれを投げとばす。パリ一年苦心水の泡、と狼狽している最中に、失せ物届けられた美子は、さすがに感謝をおぼえて栗原お茶にさそった。偶然現われた金杉を彼女の兄、と言いくるめるが、純真栗原はつゆ疑わない。するうち、金杉は美子に求婚するが、彼女は返事帰朝記念のファッション・ショウの後に保留した。美子に栗原紹介された金杉の妹の桃子は、彼の竹を割ったような魅力に、少女らしいはげしい恋心をおぼえた。が、美子に夢中の栗原相手にしない。ファッション・ショウの当日金杉一件がばれ、彼女の偽善ぶりに怒り爆発させた栗原は、その頬に平手打ちをくらわせて席をけった。直後金杉返事うながすが、今は忽然栗原への愛にめざめた美子には、はっきりした返事できない一方彼女をにくみながら思いきれない栗原は、柔道への精進一切をわすれようとするが、心のみだれか、晴れ全日本選手権大会では決勝まで進みながら敗れさった。その場にかけつけた美子との間に和解がなり、はなしは結婚までいったけれど、金杉胃穿孔罹患でまたも美子は愛と恩義との板ばさみになる。しかし、金杉紳士だった。病気平癒とともにまながる美子と栗原の仲を微笑祝福し、傍ら妹の失恋をもやさしくいたわるのだったパリ帰り最尖端女性美子は、今は純「にっぽん製」栗原の、これも「にっぽん製」女房として、炊事洗濯いそしむこととなった。





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