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刀剣用語解説集 |
銘文(めいぶん)
刀剣の製作者を明示する為の銘文は、奈良時代の大宝令により制度化されたが、現存の遺例は平安時代中期を遡るものがなく、記号は別として、最も古い銘文としては伯耆国安綱や山城国三条宗近などが挙げられる。銘文の基本となるのは刀工銘や俗称、あるいは本名、称号、任官あるいは受領銘などであり、これに花押や刻印などが添えられる場合もある。しばしば作者の居住地が刻され、備前国の長船のように、後には刀工の姓のように用いられた例もあるが、多くは、『勢州(伊勢国)桑名住』などと製作地を示したものである。製作年紀には年号に加えて正確な月日を刻す場合もあるが、多くは焼入れに適した旧暦の二月日と八月日。辛酉などの干支を切り添えることもあるが、さらに最後に吉日などと入れる例も多い。この他、銘文には注文打と呼ばれる製作依頼者の名前を添えたもの、試し切りをした結果の切断能力を示した截断銘や、その切れ味を称える号銘や異名、それに刀の由来や奉納の主旨を刻したもの、さらに神仏文字などの神号や家紋、図様などもみられる。
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金石文
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/01/06 05:30 UTC 版)
(銘文 から転送)
金石文(きんせきぶん)は、金属や石などに記された文字資料のこと。紙、布などに筆で書かれた文字に対し、刀剣、銅鏡、青銅器、仏像、石碑、墓碑などに刻出・鋳出・象嵌などの方法で表された文字を指す。土器や甲骨などの類に刻まれたものを含む場合もある。
- ^ 花田勝広「土葬から火葬へ」613頁(佐原真、ウェルナー・シュタインハウス監修、独立法人文化財研究所奈良文化財研究所編集『日本の考古学』上巻)
- ^ 原子力環境整備促進・資金管理センター「地層処分にかかわる記録保存の研究」(2010年6月閲覧)
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