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ぜんかん 【前漢】
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前漢
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/12/10 16:05 UTC 版)
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| * 中国の歴史年表 * 朝鮮半島を中国とみなす記述 |
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前漢(ぜんかん、紀元前206年 - 8年)は、中国の王朝である。秦滅亡後の楚漢戦争(項羽との争い)に勝利した劉邦によって建てられ、長安を都とした。
7代武帝の時に全盛を迎え、その勢力は北は外蒙古・南はベトナム・東は朝鮮・西は敦煌まで及んだが、14代孺子嬰の時に重臣の王莽により簒奪され一旦は滅亡、その後漢朝の傍系皇族であった劉秀(光武帝)により再興される。前漢に対しこちらを後漢と呼ぶ。
中国においては東の洛陽に都した後漢に対して西の長安に都したことから西漢と、後漢は東漢と称される[1]。前漢と後漢との社会・文化などには強い連続性があり、その間に明確な区分は難しく、前漢と後漢を併せて両漢と総称されることもある。この項目の社会や文化の節では前漢・後漢の全体的な流れを記述し、後漢の項目では明確に後漢に入って流れが変化した事柄を記述する。
漢という固有名詞は元々は長江の支流である漢水に由来する名称であり、本来は劉邦がその根拠地とした漢中という一地方をさす言葉に過ぎなかったが、劉邦が天下統一し支配が約400年に及んだことから、中国全土・中国人・中国文化そのものを指す言葉になった(例:「漢字」)。
文中の単位については以下の通り。距離・1里=30歩=1800尺=415m 面積・1畝=1/100頃=4.65a 重さ・1/120石=1斤=16両=384銖=258.24g 容積・1斛=34.3l。
注釈
- ^ 『史記』「平準書」
- ^ 『史記』「高祖功臣侯者年表」
- ^ 現山西省朔県
- ^ 昭帝の皇后となっていた上官桀の娘を除く
- ^ 本節の記述は西嶋『秦漢帝国』に典拠。
- ^ 『孝経』に対する緯書。緯書については「神秘思想」の節を参照。
- ^ 『漢書』「百官表」顔師古注
- ^ 十二とする場合も多い。
- ^ 陝西省鳳翔県
- ^ 山西省万栄県の北方
- ^ 劉太公・高祖・文帝・景帝・武帝・昭帝・宣帝・戻太子・悼皇考(戻太子の子・宣帝の父)
- ^ 郷・亭・里の関係に付いては論争がある。本文の考えは宮崎市定1957。それ以外にも説があるがここでは記さない。
- ^ 元は徹侯であったが、劉徹(武帝)を避諱して列侯となった。徹(列)とは皇帝との間に何も挟まないとの意味である。
- ^ 1970年代まではこれにより儒教が国教化されたとしていたが、現在の日本の学界ではそれは否定され、儒教の国教化の時期は少なくとも元帝期に降るというのが定説である。具体的な国教化の時期に付いては元帝期(福井重雄1967)、王莽期(西嶋1970)、後漢光武帝期(板野長八)など
- ^ 土克水。水の流れを土で出来た堤防が押し留めるように土は水に克つ。
- ^ 木生火。木を燃やすと火が生まれる
- ^ 火生土。火が燃えた後には灰が出来る。
- ^ 漢を火徳とすると遡って尭が火徳となる。
- ^ 『魏書』「釈老志」
- ^ この節は劉イ『秦漢 雄偉なる文明(図説中国文明史4)』・宇野『漢詩の歴史』を参照。
- ^ 後代にこの楽府体を真似て作った漢詩群があり、これと区別する場合には古楽府と呼ぶ
- ^ なおギャラリーの写真は南越王墓から発見された絲鏤玉衣
- ^ この節は華梅『中国服装史』を参照。
- ^ 河北省満城漢墓より出土。河北省博物館所蔵。高さ48cm・重さ15.78kg
- ^ 徐州西漢楚王陵墓より出土。
- ^ 山東省嘉祥県武氏祠画像石(左石室第四石)拓本。京都国立博物館所蔵。後漢。
- ^ 馬王堆漢墓より出土。
- ^ どちらが兄でどちらが弟かは不明。
- ^ 現山西省朔県
参照
- ^ 京大東洋史辞典編纂会『新編東洋史辞典』東京創元社、1990、p170.
- ^ a b c 井波律子(2005)、p.33
- ^ a b 井波律子(2005)、p.34
- ^ a b c 井波律子(2005)、p.355
- ^ 池田2003
「前漢」の用例一覧
桑原隲藏 支那人間に於ける食人肉の風習 (青空文庫)
肉を醢にして、 く諸侯に賜うた(『史記』卷九十一、黥布傳)。この應對、この處分は、何れも食人肉の風習と關係あるものであるまいか。 支那には古來飢饉が多い。飢饉の場合には一般に人肉食用が行はれる。試に『前漢書』『後漢...
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狩野直喜 孔子と管仲 (青空文庫)
れ唯孔子仁を許す語勢の強きものを緩和したるまでにて前に擧げたる矛盾を去ることは出來ないのである。 余思ふに何晏集解に漢以來諸家の説を收めたるが、其前漢にあつては則ち一の孔安國あるのみ。而して孔安國已に『誰如 二 管仲之仁 一 矣』の注をなせしとすれば孔子仁を許るすの説は前漢...
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折口信夫 日本書と日本紀と (青空文庫)
の史乗の内で、固定しかけて居て、立ち消えした体の内に「紀」と言ふ型があつたと思ふ。「前漢紀」・「後漢紀」或は「通鑑外紀」などが、此部類である。かうした「紀」と言ふ、史書に通じた特質は、内容に於て、正史の「本紀」の姿...
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