周とは? わかりやすく解説

しゅう【周】

読み方:しゅう

[音]シュウシウ)(漢) [訓]まわり あまねし

学習漢字4年

すみずみまで行き渡るあまねく。「周知周到周密

まわる。まわり。「周囲周回周期周年周辺周遊一周円周外周半周

あわてる。「周章

中国古代王朝名。「周易(しゅうえき)/西周東周

名のり]あまね・いたる・かた・かぬ・かね・ただ・ちか・ちかし・なり・のり・ひろし・まこと

難読周章(あわ)てる


しゅう〔シウ〕【周】

読み方:しゅう

【一】[名]数学で、図形を囲む閉じた曲線または折れ線また、その長さ。円の場合円周という。

【二】接尾助数詞。あるもののまわりをまわる回数数えるのに用いる。「トラックを三—する」


しゅう〔シウ〕【周】

読み方:しゅう

[一]中国古代王朝。前12世紀末に、文王の子武王が殷(いん)を滅ぼして建国。都を鎬京(こうけい)に置き、封建体制をしき、華北中原支配したが、第13代平王の時(前771年西方犬戎(けんじゅう)の攻略受けて東遷し、都を洛邑(らくゆう)(洛陽)に移した以後王朝はしだい衰微。前256年一説に前249年)秦(しん)に滅ぼされた。東遷以前西周以後東周といい、東周の約500年春秋戦国時代にあたる。

[二]唐の則天武后建てた王朝武周。→後周(こうしゅう) →北周


名字 読み方
あまね
名字辞典では、珍しい名字を中心に扱っているため、一般的な名字の読み方とは異なる場合がございます。

読み方
あまね
かね
しゅ
しゅう
しゆ
すさき
すざき

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/26 22:31 UTC 版)

(しゅう、拼音: Zhōu紀元前1046年頃 - 紀元前256年)は、古代中国王朝国姓。当初は殷(商)従属国だったが、紀元前1046年に革命戦争牧野の戦い)で殷を倒し周王朝を開いた。紀元前771年洛邑遷都までを西周、遷都からに滅ぼされるまでを東周春秋戦国時代)と区分される。


  1. ^ 長安北西の灃水両岸にあった双子都市。
  2. ^ a b 王が不在
  3. ^ ウィキソースには、『史記』周本紀の原文があります。
  4. ^ 中国周文化考古学研究 - 株式会社 同成社 考古学・歴史・特別支援教育図書の出版社. http://www.douseisha.co.jp/book/b244819.html 
  5. ^ 譚永超『殷周時代における長江中流域の青銅器文化の形成と展開』 九州大学〈博士(文学) 甲第15836号〉、2022年。hdl:2324/4784370NAID 500001497171https://hdl.handle.net/2324/47843702023年6月28日閲覧 
  6. ^ 紀元前586年寿夢が国号を句呉からに改めた。
  7. ^ シナ・チベット語族の起源(追記有)”. 雑記帳. 2023年3月11日閲覧。
  8. ^
    孟子曰:「舜生於諸馮,遷於負夏,卒於鳴條,東夷之人也。文王生於岐周,卒於畢郢,西夷之人也。地之相去也,千有餘里;世之相後也,千有餘歲。得志行乎中國,若合符節。先聖後聖,其揆一也。」 — 孟子、離婁下
  9. ^ 王徳威「基調講演記録 華夷の変 ―華語語系研究の新しいビジョン―」『愛知大学国際問題研究所紀要』第155巻、愛知大学国際問題研究所、2020年3月16日、10-11頁、ISSN 0515-7781NAID 120006849679CRID 1050566774754673792 
  10. ^ 韓東育 (2018年9月). “清朝の「非漢民族世界」における「大中華」の表現 : 『大義覚迷録』から『清帝遜位詔書』まで”. 北東アジア研究 = Shimane journal of North East Asian research (別冊4) (島根県立大学北東アジア地域研究センター): p. 17. http://id.nii.ac.jp/1377/00001920/ 
  11. ^ 杉山清彦. “第8回 「中華」の世界観と「正統」の歴史”. 「正統」の歴史と「王統」の歴史 (東京大学教養学部): p. 6. https://ocw.u-tokyo.ac.jp/lecture_1087/ 
  12. ^ a b c d e f 佐藤信弥 「周―理想化された古代王朝」(中央公論新社、2016年)
  13. ^ 国を東西南北に分けた時に西を管轄する権限を持つ諸侯。王の判断を待たずに独断で武力を用いてその地方を治めることを許される。
  14. ^ 佐藤信弥 2016, p. 72-79.
  15. ^ 佐藤信弥 2016, p. 82-107.
  16. ^ 佐藤信弥 2016, p. 108.
  17. ^ 佐藤信弥 2016, p. 166-169.
  18. ^ 佐藤信弥 2016, p. 146.
  19. ^ 佐藤信弥 2016, p. 172-175.
  20. ^ 佐藤信弥 2016, p. 178-179.
  21. ^ 佐藤信弥 2016, p. 182-202.
  22. ^ 佐藤信弥 2016, p. 205-206.
  23. ^ 佐藤信弥 2016, p. 206-208.
  24. ^ 佐藤信弥 2016, p. 208-209.
  25. ^ 佐藤信弥 2016, p. 209-210.
  26. ^ 佐藤信弥 2016, p. 210-211.
  27. ^ 佐藤信弥 2016, p. 212.
  28. ^ 佐藤信弥 2016, p. 212-213.
  29. ^ 洛邑遷都(東遷)
  30. ^ Zhao, Y. B., Zhang, Y., Li, H. J., Cui, Y. Q., Zhu, H. & Zhou, H. Ancient DNA evidence reveals that the Y chromosome haplogroup Q1a1 admixed into the Han Chinese 3 000 years ago. Am. J. Hum. Biol. 26, 813–821 (2014).
  31. ^ 汉族各方言区与南北少数民族的父系血统(Y染色体单倍体)” (中国語). 知乎专栏. 2023年3月11日閲覧。
  32. ^ 目前全部发表的中国古代Y染色体” (中国語). 知乎专栏. 2023年3月11日閲覧。
  33. ^ 陳舜臣 『中国の歴史 (三)』 講談社文庫 11刷1997年(1刷1990年) ISBN 4-06-184784-8 p.344.


「周」の続きの解説一覧

周(しゅう)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/06 16:12 UTC 版)

マンモス (漫画)」の記事における「周(しゅう)」の解説

荘の知人武器商人。荘達を東亜貿易売り渡そうとした。

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周(ザウ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 11:57 UTC 版)

BLOOD+の登場人物」の記事における「周(ザウ)」の解説

口調の法医科学化験室の人間。西が拾った赤い結晶化け物かさぶた診断する

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周(洛陽)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/26 00:42 UTC 版)

達人伝-9万里を風に乗り-」の記事における「周(洛陽)」の解説

周王しゅうおう) 周の王さま西周君の軍が敗北した後、国の宝物を秦に差し出すこととなり、民も逃散、その状況絶望し崩御西周君せいしゅうくん) 諸国軍勢集め、秦への侵攻を図るも董摎の軍に捕縛され秦王の前で命乞いをし、周の宝物差し出す。彼の敗北は周の事実上滅亡となった東周君とうしゅうくん) 周の再起期し孝文王薨去喪に服す秦へ韓と合従して攻め込むも秦が軍を出したことに動揺し一戦もせず撤退する先行した王齮の軍に洛陽占拠され虜囚となり、蒙驁宣言により生き恥晒して生き続けることとなった旻公びんこう) 周の高官無名伯父周淵しゅう えん無名縁者洛陽兵士長平の戦い参戦無名の父 旻公の弟。チータイ先生招き息子達洛陽外の文化教えるなど開明的人物だった。無名旻公襲って投獄された後チータイ先生逃がし家族洛陽追放されその後不明

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周(しゅう)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/26 22:01 UTC 版)

破壊王ノリタカ!」の記事における「周(しゅう)」の解説

チェン師匠であり、実戦中国拳法作り上げた男。チェン最強育て上げた豪語していたが、ノリタカに敗れた後のチェン暴走醜態見て自分育て方間違っていたと気づいた。

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周(シュウ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/10 17:58 UTC 版)

HUNTER×HUNTER」の記事における「周(シュウ)」の解説

「纏」の応用技自分の体ではなく物にオーラを纏わせる技術刃物切れ味強化するなど、対象物の持つ能力強化する。しばしば「硬」と併用される。武器の「強化」「放出」「操作」に直結する

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周(あまね)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 18:56 UTC 版)

ライアー×ライアー」の記事における「周(あまね)」の解説

湊のサークル先輩ショートヘア美形中学生のとき、バレンタイン他校女子からもチョコレートを貰うほどのイケメンコスプレイベント男装コスプレをしたときは、もみくちゃ状態になる。

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出典:『Wiktionary』 (2021/08/11 12:29 UTC 版)

発音(?)

名詞

  1. シュウ平面図形内部外部分け曲線。あるが、閉曲線性質を持つとき、その閉曲線自身

助数詞

  1. シュウ周回数え言葉。必ずしも正円描いたり、角度計測できるとは限らない。「」に置き換えられる場合がある。

固有名詞

  1. 中国の王朝名。

熟語


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