石とは? わかりやすく解説

いし【石】

読み方:いし

岩石小片。岩よりも小さく、砂よりも大きなもの。

広く岩石鉱石のこと。「—の置物」「—の

土木工事建築などに使う石材。「山から—を切り出す

宝石や、時計部品用い鉱石ライター発火合金などの俗な言い方

碁石。「—を打つ」

胆石結石

硯(すずり)石。

墓石

じゃんけんで、握りこぶしで示す形。ぐう。→じゃんけん

10 紋所の名。四つ石、丸に一つ石、石畳車(いしだたみぐるま)などがある。

11 かたい、冷たい、無情なもののたとえ。「—のように黙りこむ」「—のように動かない

12 劣ったもののたとえ。「数が多ければ玉もあるし—もある」

13 石だたみ敷石

「ひとりなるわが身の影をあゆまする—のうえ」〈達治・甃のうへ

14 石御器(いしごき)のこと。茶碗

此の—できゅっとやらんせ」〈浄・妹背山

石の画像
石の紋所一つ丸に三つ石」

こく【石】

読み方:こく

⇒せき


こく【石/×斛】

読み方:こく

尺貫法で、体積の単位。主に穀物量るのに用いる。1石は10斗で、180.39リットル。魁(さか)。

和船積載量単位。1石は10立方尺。

木材容積量の単位。1石は10立方尺で、約0.278立方メートル

大名武家知行高を表す語。玄米量り、1石の内容1に同じ。


しゃく【石/赤/昔/×迹/惜/責】

読み方:しゃく

〈石〉⇒せき

〈赤〉⇒せき

〈昔〉⇒せき

〈迹〉⇒せき

〈惜〉⇒せき

〈責〉⇒せき


せき【石】

読み方:せき

[音]セキ(漢) シャク(慣) コク(慣) [訓]いし いわ

学習漢字1年

[一]セキ

いし。「石器石材石炭石碑隕石(いんせき)・化石・岩石・巨石結石鉱石泉石礎石投石宝石落石

医療用石針。「薬石

碁石(ごいし)。「定石(じょうせき)・布石

堅固なもの、無価値なものなどのたとえ。「玉石鉄石木石

石見(いわみ)国。「石州

[二]シャク〉いし。「温石(おんじゃく)・磁石磐石(ばんじゃく)」

[三]コク体積容積などの単位。「石高千石船

[四]〈いし〉「石頭石工(いしく)・石畳軽石庭石

名のり]あつ・いそ・かた・し

難読石蓴(あおさ)・明石(あかし)・石投(いしなぎ)・石首魚(いしもち)・石女(うまずめ)・重石(おもし)・石榴(ざくろ)・流石(さすが)・石楠花(しゃくなげ)・石蕗(つわぶき)


せき【石】

読み方:せき

接尾助数詞

腕時計などの軸受けにする宝石数えるのに用いる。「二七—の時計

電気製品でトランジスター・ダイオードなどを数えるのに用いる。


栗(石)ぐりいし

裏込め等に用いられる砂利より大きな10~30cm程度岩石の小塊。



読み方:サカsaka

容積単位

別名 斛、こく


作者駒田信二

収載図書中国怪異小説集
出版社旺文社
刊行年月1986.6
シリーズ名旺文社文庫


作者青来有一

収載図書爆心
出版社文藝春秋
刊行年月2006.11


作者福澤徹三

収載図書黒本平成怪談実録
出版社新潮社
刊行年月2007.8
シリーズ名新潮文庫


作者瀬高

収載図書ふたり心地
出版社東京図書出版会
刊行年月2008.2


作者井上荒野

収載図書あなたの
出版社角川書店
刊行年月2008.11


作者辻田

収載図書辻田新・作品集 2 尾瀬
出版社清水弘文堂
刊行年月1990.3


作者小松左京

収載図書
出版社出版芸術社
刊行年月1993.2
シリーズ名ふしぎ文学館

収載図書物体O
出版社角川春樹事務所
刊行年月1999.1
シリーズ名ハルキ文庫

収載図書御先祖様万歳短編小説集 日本売ります短編小説集
出版社城西国際大学出版会
刊行年月2007.7
シリーズ名小松左京全集 完全版


作者白井愛

収載図書
出版社れんが書房新社
刊行年月1993.10


作者邱永漢

収載図書邱永漢 短篇小説傑作選見えない国境線
出版社新潮社
刊行年月1994.1


作者一原有徳

収載図書クライン・ブルーの石―一原有徳山行小説集
出版社現代企画室
刊行年月2001.6


作者庄司肇

収載図書わが弾片
出版社沖積舎
刊行年月2002.2
シリーズ名庄司肇コレクション


作者瀬戸内寂聴

収載図書山形県文学全集 第1期(小説編) 第6巻
出版社郷土出版社
刊行年月2004.11


作者浜里二郎

収載図書白梅
出版社新風舎
刊行年月2005.12
シリーズ名新風舎文庫


読み方:いし

  1. 歯牙、又は白米のことをいう。

読み方:いし

  1. 同上(※「いわ」参照)。〔第六類 器具食物
  2. 白米を云ふ。

読み方:いし

  1. 頭(アタマ)。
  2. 〔的〕頭のことに云ふ。「ペテン」「ヒテン(※参照箇所不明)」の条参照
  3. 頭を云ふ。
  4. 〔不〕頭のこと、あたまの堅いことを石にたとえた語。
  5. 頭のこと。堅いところから連想。〔不〕

分類 不、不良不良少年不良青少年軟派)、的


読み方:いし

  1. 歯ノコトヲ云フ。〔第六類 人身之部・三重県
  2. 歯ノコトヲ云フ。〔第六類 人身之部・静岡県
  3. 歯ノコトヲ云フ。〔第六類 人身之部・島根県
  4. 歯ノコトヲ云フ。〔第六類 人身之部・福岡県
  5. 歯牙。〔第二類 人物風俗
  6. 歯牙を云ふ。

分類 三重県島根県福岡県静岡県


読み方:いし

  1. ノコトヲ云フ。〔第三類 飲食物之部・石川県

分類 石川県

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読み方:イシishi

所在 岡山県赤磐市


読み方:イシishi

所在 熊本県山鹿市

地名辞典では2006年8月時点の情報を掲載しています。

読み方
いし
いしさき
いしざき
いしはま
いそ
かず
せき
そく
つるいし

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/07 18:52 UTC 版)

(いし)は、(いわ)より小さく、(すな)よりも大きい、鉱物質のかたまり[1]


  1. ^ a b c d e f g h i 広辞苑第六版【いし 石】
  2. ^ a b c d 山口裕之『ヒトは生命をどのように理解してきたか』講談社、2011年
  3. ^ a b c 小山田了三、小山田隆信『材料技術史概論 第3版』東京電機大学、2001年、9頁。 
  4. ^ a b c コトバンク 石器
  5. ^ a b c d コトバンク 石器時代
  6. ^ 『腕時計大百科』グリーンアロー出版社 ISBN 4-7663-3146-X
  7. ^ 囲碁の道具 日本棋院、2022年1月22日閲覧
  8. ^ オセロってなに? メガハウス、2022年1月22日閲覧
  9. ^ Why Kenyan women crave stones(BBC 参照日:2018.5,15)
  10. ^ Publication : USDA ARS”. アメリカ合衆国農務省www.ars.usda.gov. 2024年1月28日閲覧。
  11. ^ 学芸の小部屋「渦巻きと太湖石」”. www.toguri-museum.or.jp. 戸栗美術館. 2021年3月2日閲覧。
  12. ^ 平野恵. “好古から考古へ —近世から近代へ継承された学問の形態—”. umdb.um.u-tokyo.ac.jp. 東京大学総合研究博物館. 2020年9月14日閲覧。
  13. ^ 荻野, 慎諧『古生物学者、妖怪を掘る』NHK出版NHK出版新書〉、2018年。ISBN 978-4140885567 (第二章四節「奇石考『雲根志』『怪石志』を読む」)


「石」の続きの解説一覧

(石の下に乙)石(ドルソ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/01 00:29 UTC 版)

新暗行御史」の記事における「(石の下に乙)石(ドルソ)」の解説

髪の毛八つ編みにした青年仲間にもアホ扱いされるくらい頭は悪く子供っぽいが、義理人情厚く卑怯な手段を嫌う。合気使い手耐久力が高い。金海での戦いで阿志泰消滅させられる

※この「(石の下に乙)石(ドルソ)」の解説は、「新暗行御史」の解説の一部です。
「(石の下に乙)石(ドルソ)」を含む「新暗行御史」の記事については、「新暗行御史」の概要を参照ください。


石 (1906)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/09 05:40 UTC 版)

トルストイの民話」の記事における「石 (1906)」の解説

人は自分小さな罪は忘れてしまうものだ。

※この「石 (1906)」の解説は、「トルストイの民話」の解説の一部です。
「石 (1906)」を含む「トルストイの民話」の記事については、「トルストイの民話」の概要を参照ください。


石(いし)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/03 16:36 UTC 版)

刻刻」の記事における「石(いし)」の解説

時を止める時に使用する石。実愛会は佑河家にあるものを「本石」、それ以外を「属石」と呼ぶ。本石には表面に力強い文字で「努力」、右下両国国技館文字書かれている上部に穴が開いており、血液や涙などの体液が入ると止界術発動する

※この「石(いし)」の解説は、「刻刻」の解説の一部です。
「石(いし)」を含む「刻刻」の記事については、「刻刻」の概要を参照ください。


石(いし)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/09 21:44 UTC 版)

バンデット -偽伝太平記-」の記事における「石(いし)」の解説

主人公15歳22歳。荷押し下人播磨国赤松村悪党赤松氏捕われ猿冠者出会い自分の国が欲しいという夢を持つようになる比叡山鍛錬積み京都において猿冠者大塔宮時期尚早討幕計画正中の変)を潰す。その後鎌倉猿冠者別れ比叡山へ戻る途中で行倒れ楠木正成救われ行動を共にした後、盗賊取りまとめ自分軍団結成して六波羅探題戦い挑む武勇度胸優れた若者盗賊仲間からは「よだれかけの石」と呼ばれる

※この「石(いし)」の解説は、「バンデット -偽伝太平記-」の解説の一部です。
「石(いし)」を含む「バンデット -偽伝太平記-」の記事については、「バンデット -偽伝太平記-」の概要を参照ください。

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出典:『Wiktionary』 (2021/08/11 08:42 UTC 版)

発音(?)

名詞

  1. (いし) 岩石鉱物の塊。より小さくより大きい
  2. (いし) 語義1に限らず岩石鉱物一般

接尾辞

  1. (コク) 尺貫法における容積単位(=「斛‎」)。
    1. 一般的なもの。1石=10100≒180リットル
    2. 船・材木容量。1石=10立方278リットル

熟語


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「石」の例文・使い方・用例・文例

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品詞の分類

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