石墨とは? わかりやすく解説

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せき‐ぼく【石墨】


石墨(Graphite)

石墨
Vegarsdshei,West Augder,Norway
C 画像の幅約2.2cm

写真中の金属光沢部分が石墨です。
外観輝水鉛鉱似ていますが、輝水鉛鉱のような柔らかさ
がありません。

石墨(Graphite)

石墨
北海道広尾郡広尾町音調津鉱山
C 標本の幅約4cm

炭素鉱物鉛筆電極利用されます。

グラファイト

(石墨 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/06 15:31 UTC 版)

グラファイト: graphite[注 1]石墨[2]黒鉛[2])は、炭素から成る元素鉱物。六方晶系(結晶対称性P63/mmc)、六角板結晶。構造は状の層状物質、層毎の面内は強い共有結合(sp2的)で炭素間が繋がっているが、層と層の間(面間)は弱いファンデルワールス力で結合している。それゆえ、層状に剥離する(へき開完全)。電子状態は、半金属的である。


注釈

  1. ^ ギリシャ語で「書く」を意味する graphein にルーツを持っている[1]

出典

  1. ^ ロナルド・ルイス・ボネウィッツ 著、青木正博 訳『岩石と宝石の大図鑑』誠文堂新光社、2007年4月、121頁。ISBN 978-4-416-80700-2 
  2. ^ a b 文部省学術用語集 地学編』(日本学術振興会、1984年、ISBN 4-8181-8401-2J-GLOBAL 科学技術総合リンクセンター)の表記は「(1) セキボク、石墨【鉱物】 (2) 黒鉛【鉱石】」。
  3. ^ 大山の歴史編集委員会『大山の歴史』大山町、1990年3月、513頁。 NCID BN0500457X 
  4. ^ EV電池材料の「人造黒鉛」、中国が圧倒的優位の現実”. ロイター (2023年9月16日). 2024年1月20日閲覧。


「グラファイト」の続きの解説一覧

石墨

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/03/28 23:34 UTC 版)

聖石の使徒」の記事における「石墨」の解説

身体活性化させ解毒殺菌効果がある。燃えるため、燃料としても使える

※この「石墨」の解説は、「聖石の使徒」の解説の一部です。
「石墨」を含む「聖石の使徒」の記事については、「聖石の使徒」の概要を参照ください。


石墨(せきぼく)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/15 08:40 UTC 版)

鬼の風水」の記事における「石墨(せきぼく)」の解説

夏の章』の「鳴神」に登場細工師。かつて、芙蓉姫(ふようき)という女性の鬼のために魅了の力を持つ簪や耳飾り作った青江脅迫され呪具鳴神七曜会依頼である呪具桂花同時に作ることになり、消滅

※この「石墨(せきぼく)」の解説は、「鬼の風水」の解説の一部です。
「石墨(せきぼく)」を含む「鬼の風水」の記事については、「鬼の風水」の概要を参照ください。

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石墨

出典:『Wiktionary』 (2021/08/11 11:40 UTC 版)

名詞

せきぼく

  1. 炭素からなる元素鉱物一つ結晶構造六方晶系で、一方向にはがれやすく、柔らかい鉱物黒鉛グラファイトともいう。

翻訳

関連語


「石墨」の例文・使い方・用例・文例

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