砥石
砥石
砥石
砥石
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/11 10:10 UTC 版)
砥石(といし、sharpening stone、grinding stone、hone{剃刀用})は、金属や岩石などを切削、研磨するための道具。包丁などの刃物を手作業で研いで切れ味を回復させる小型の角砥石だけでなく、工作機械などに取り付けて回転させ、部品製造など金属加工に使われる大きな円盤も砥石と呼ばれる[1]。生産金額ではむしろ工業用砥石の方が圧倒的に比率が高い[注 1]。
注釈
出典
- ^ 「ノリタケ、海外で大型砥石を生産 中国で鉄鋼向け」日本経済新聞電子版(2018年6月12日)2018年10月20日閲覧。
- ^ “砥石のしくみ - 株式会社TKX”. www.tkx.co.jp. 2020年3月20日閲覧。
- ^ “研削加工の基礎”. 株式会社ノリタケカンパニーリミテド. 2020年3月20日閲覧。
- ^ 佐々木英 『漆芸の伝統技法』 理工学社 1986年、諸々の技法が紹介されている(有機物である漆器においても、荒砥・中砥・仕上げ砥を使い分けている)。
- ^ 参考・文化庁編 発掘された日本列島 1998’ 新発見考古速報 朝日新聞社
- ^ 発掘された日本列島 2008’
- ^ 参考・村上恭通 「シリーズ 日本史のなかの考古学『倭人と鉄の考古学』」 青木書店 1998年 ISBN 4-250-98070-7 pp.87 - 95
- ^ 角林文雄 『アマテラスの原風景 原始日本の呪術と信仰』 塙書房 2003年 p.133
- ^ 笹山晴生 『古代国家と軍隊 皇軍と私兵の系譜』 中公新書 1975年 p.64
- ^ “砥粒”. ノリタケカンパニーリミテド. 2019年8月13日閲覧。
- ^ 誠文堂新光社 大工道具研究会編「大工道具・砥石と研ぎの技法」、ニューレジストン株式会社「砥石の基礎知識Ⅱ」など。
- ^ “国内唯一、大型MGセメント砥石メーカー独自の混合技術でぴか一の切れ味誇る《刃研》”. フロンティア. 実業之富山. 2019年8月13日閲覧。
- ^ “研削といしの基礎知識”. 日本レヂボン. 2019年8月13日閲覧。
- ^ “かだいおうち Advanced Course”. www.sci.kagoshima-u.ac.jp. 2022年7月4日閲覧。
- ^ a b 砥沢の砥石:地質と歴史 著:佐藤興平 書籍名:群馬県立自然史博物館研究報告. (9)
- ^ “砥石採掘磨きをかけて 日本文化を陰で支える”. 日本経済新聞 (2022年11月3日). 2022年11月8日閲覧。
「砥石」の例文・使い方・用例・文例
- 砥石
- 斧(おの)を砥石でとぐ.
- 砥石で小刀を研ぐ
- 摩擦することにより研ぐ、砥石の上で
- 砥石で研ぐ
- ナイフを砥石でといでください
- 甲板砥石で磨きあげる
- 船のデッキを甲板砥石で磨いて下さい
- 微細な粗粒砂岩でできた砥石
- 油と共に使用する砥石
- 青砥という砥石
- 天草砥という砥石
- 刃物を最初にざっととぐのに用いる,きめの粗い砥石
- 仕上げに使う固い砥石
- 砥石をなめらかにするための砥石
- 刃物とぎの仕上げに用いる砥石
- 対馬砥という,対馬産の剃刀用の砥石
- 刃物をとがらせたりよく切れるようにするために砥石などで何度もこすること
- 刃物をとがらせたりよく切れるようにするために砥石などでこすった仕上りのぐあい
砥石と同じ種類の言葉
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