心地とは? わかりやすく解説

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ここ‐ち【心地】

読み方:ここち

外界からの刺激に対して起こる心の状態。心持ち気持ち気分。「—よさそうに眠る」「生きたもしない

気持ち[用法]

物事対する心の持ち方考え思慮心構え

「まだいと若き—に」〈源・空

気分悪くなること。病気

「—などのむつかしき頃、まことまことし思ひ人の言ひなぐさめたる」〈・二六五〉

(「心地する」の形で)…のようなありさま、…の感じである、という意を表す。ようす。けはい。風情

人柄のたをやぎたるに、強き心をしひて加へたれば、なよ竹の—して、さすがに折るべくもあらず」〈源・帚木

[補説] 1場合複合語の下の部分構成するときは「履きごこち」「夢見ごこち」のように「…ごこち」となる。

[下接語] (ごこち)居心地風邪(かぜ)心地・着心地座り心地旅心地寝心地乗り心地人心地夢心地夢見心地酔い心地


しん‐じ〔‐ヂ〕【心地】

読み方:しんじ

《「しんち」とも》仏語

心を大地たとえていった語。

戒のこと。心にこうしようと思う意業(いごう)であるのでいう。

菩薩(ぼさつ)の修行各階位における心のこと。

禅宗で、心の本性、すなわち心性をいう。


しん‐じ〔‐ヂ〕【心地/芯地】

読み方:しんじ

帯や洋服の襟などのにする布地。麻・毛接着芯など多種ある。


しん‐ち【心地】

読み方:しんち

⇒しんじ(心地)


しんじ 【心地】

仏教用語シンチとも。戒のことをいう。心の働き意業)を支えるので地という。また本性をいう。菩薩修行段階である十信十住十行・十回向十地五十位を総称して心地ともいう。心地を観じ妄想を解くことを教える経に『心地観経』(正名大乗本生心地観経。唐の般若訳。八巻)があり、四恩父母衆生国王三宝の恩)を説く経として有名。

心地

出典:『Wiktionary』 (2021/07/30 09:24 UTC 版)

この単語漢字
ここち
第二学年 第二学年
熟字訓

和語の漢字表記

(ここち)

  1. ここち漢字表記

「心地」の例文・使い方・用例・文例

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