三省堂 大辞林 |
ちょう ちやう 1 【町】
(2)土地面積の単位。条里制では一辺の長さが一町の正方形の面積。中世、一町は三六〇〇歩であったが、太閤検地の際、三〇〇〇歩となった。メートル条約加入後、1891年に、120ヘクタールを一二一町と定め、一町は約0.99ヘクタールとなった。一町は一〇段、三〇〇〇坪。町歩。
→坪
(3)地方公共団体の一。市と村の中間に位し、都道府県に属する。まち。
(4)平城京・平安京における街区一辺の長さおよびその一区画の面積。四〇〇尺、および四〇〇尺平方。
(5)「御町(おちよう)」に同じ。江戸吉原のこと。
まち 2 【町/街】
(1)人が多く集まり住んでいる所。
「―に働きに出る」
(2)商店の多く並んだ区域。にぎやかな街区。
「―へ買い物に行く」「ファッションの―」
(3)地方公共団体の一。「ちょう(町)」に同じ。《町》
「―役場」
(4)市や区を構成する小区画。《町》
「千代田区麹(こうじ)―」
(5)市街地で、道路で囲まれた一区画。
「―ひとつに檜皮の大殿・廊・渡殿・倉・板屋など、いとおほく建てたる/宇津保(藤原君)」
(6)宮殿・邸宅内の一区画。
「姫君のおはします―はいと異に、何の草木も様異に/寝覚 5」
(7)等級。階級。
「かみの―も上臈とて/源氏(宿木)」
(8)市場。また、店舗。
「―に魚を買に遣つ/今昔 12」
(9)区画した田地。田の区画。[和名抄]
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町
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2008/12/01 16:17 UTC 版)
町(まち)は、市街地やその区画のこと。「町」の読みは一般には「まち」だが、複合語や、個別の町については「ちょう」と読むものも多い。
小規模な都市や、あるいは都市の一部の狭い区画についていうことが多い。
目次 |
語源
「町」は、本来は、農地などの境界を意味する漢字であり、市街の意味の「まち」は国訓である。
「まち」は古語としては、宮中や邸宅などの区画を意味した。源氏物語などに用例が見られる。
一般の町
区画の意味から、市街地の中の道路で囲まれた区画、つまり街区・ブロックを意味する。
あるいは漠然と、市街地やその一画を意味する。この意味では「街」と書くことが多い。町場(まちば)ともいう。
日本の制度としての町
日本で「町」と呼ばれる制度は次のようなものがある。
現在
行政町
市町村も参照
地方公共団体の一種。市・村と同格で、合わせて市町村という。他の意味の町と区別するために「行政町」ともいう。
町の名の「~町」は「~まち」または「~ちょう」と読み、町ごとにばらばらである。また、町の名を「~まち」と読む町では「町」一字でも「まち」と読み、町の名を「~ちょう」と読む町では「町」一字でも「ちょう」と読むことが多い。ただし、町役場(まちやくば)、町民(ちょうみん)のような複合語は、読み方は一定である。
市町村の区画
住所や所在地を表記するのに使われる、市区町村をさらに細分化した区画。「△△市○○町」の類。「西新宿二丁目」、「代官山町」など。
郊外の町は、かつては独立した市町村だったものも多い。
この「~町」についても、「~まち」と読むか「~ちょう」と読むかは町によって異なる。ただし和歌山市などでは、「~ちょう」と読む場合は「~丁」と書き、「~町」は必ず「~まち」と読む。
江戸時代
町奉行の管轄する町
江戸時代の都市部の自治的共同体の単位。町奉行という行政上の管轄である。
町に沽券を持つことで町の土地の所有権を握り、町の自治を主導した階層を町人(地方議員と大店や資産家を併せた様な存在)と呼ぶ。町に住む庶民のなかで、特別な役割を持つ者は「町」という言葉が冠して呼ばれた。具体的には町鳶、町大工、町火消などの表現がある。
その他の町
歴史的背景から城下町、門前町・鳥居前町、寺内町・社家町など特別な町もある。
具体的には、町は町奉行管轄であるが、本来は町場ではない、勘定奉行や寺社奉行の管轄の場所でも、庶民の生活が歴然と行われ、管轄権限が跨ったり曖昧である場所を「町場」に対し「城下町、門前町・鳥居前町、寺内町・社家町」といった。
関連項目
- 鍋合戦秋の陣 東児湯5町、高鍋で催し -宮崎日日新聞
- 鍋合戦秋の陣 東児湯5町、高鍋で催し - 県内のニュース宮崎日日新聞
- 災害支援、観光振興で連携/高松市と周辺5町四国新聞
関連した本
- 町でうわさの天狗の子 6 (フラワーコミックス) 岩本 ナオ 小学館
- 君のいる町(8) (講談社コミックス) 瀬尾 公治 講談社
- それでも町は廻っている 6 (ヤングキングコミックス) 石黒 正数 少年画報社

