複数とは? わかりやすく解説

ふく‐すう【複数】

読み方:ふくすう

数が二つ上であること。⇔単数

インド‐ヨーロッパ語などの文法で、人や事物の数が二つ上であることを示す語形名詞・代名詞、およびこれを受けて変化する動詞・形容詞冠詞などにみられる。⇔単数


複数

読み方:ふくすう

  1. 男女二人連れのことをいふ。二以上の数は複数であるからいつたもの。又は偶数ともいふ。〔情事語〕
  2. 〔情〕男女二人連で歩ること、又婦夫のことを云ふ。数学上の語から転じたもの、「ダブル」「オシドリ」「対」「ツナガリ」「オソナヘ」等云ふに同じ。其の参照(※参照箇所不明)。
  3. 男女二人連れのことをいふ。二以上の数は複数であるからいつたもの。又は偶数ともいふ。
  4. 男女二人連のことをいふ。

分類 俗語、情、情事


複数

読み方:ふくすう

  1. 一人だけの単数では役に立たない二人三人集つて複数になつて始めて一人前役に立つと云ふ意味で間の抜けた人のこと。又既に結婚した人を云ふ。

分類 学生

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複数

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/17 00:42 UTC 版)

複数(ふくすう)とは、1より多くの数に対するおよび個数の名称である。これに対し、1の場合は単数ということもある。


  1. ^ 安井稔(編) 編『コンサイス英文法辞典』三省堂、1996年、p.572頁。ISBN 978-4385151878 
  2. ^ 渡辺登士(編)、河上道生(編)、村田勇三郎(編)、福村虎治郎(編)、小西友七(編) 編『英語語法大事典』(第4集)大修館書店、1995年、p.9頁。ISBN 978-4469042054。"waters の複数形ですが … 文法書ではこれらを「強意の複数」 (Intensive plural) の例としていますが、多く文学作品ことに詩で使われます。そして具体的な物を意味するときは広大な拡がり、連続・集積などを意味します。"。 
  3. ^ Daniel & Moravcsik 2013.
  4. ^ a b 新永 2019.


「複数」の続きの解説一覧

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/28 17:29 UTC 版)

ウイチョル語」の記事における「複数」の解説

ウイチョル語で複数を表す要素基本的に接尾辞標示されるが、これには様々な種類存在する。最も使用範囲が広いのは -te で、最近になって借用されスペイン語由来語幹などにつけられるそのほかには -ri、-ci、-zi、-ma、-ciizi、-riizi が見られこのうち -ma親族名を表す語に用いられる。 例: záa+riu-te - 数台のラジオ (< 西: radio) qázú-ri - たち mázá-ci - 鹿たち i+wárii-zi - メスティーソたち taa+-tewaríi-ma - 我々の祖父たち zinúurá-ciizi - メスティーソ女たち (< 西: señora) tácíu+-ríizi - 兎たち なお、語彙によっては単数形と複数形とで語幹自体が全く異なるものも存在する。 例: núnúuci子供〉: tʌʌrí〈子供たち

※この「複数」の解説は、「ウイチョル語」の解説の一部です。
「複数」を含む「ウイチョル語」の記事については、「ウイチョル語」の概要を参照ください。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/24 17:24 UTC 版)

エヴェンキ語」の記事における「複数」の解説

接尾辞である。 下表の「略語」ではSは音節初頭子音、Vは母音(Vowel)、Cは子音(Consonant)、Aは短母音、Lは音節末のlを表している。下付き数字出現する形式の数である。 内モンゴル自治区輝河地域エヴェンキ語の複数接尾辞用途独自のグロス(「略語」)活用語尾形式語例通常の複数 SV6AL sal, səl, sol, sɵl, sul, sʉl(の6形式) adasal「姉達」həhəsəl「達」moosol「木木」hɵɵggɵsɵl「指指」ʉldʉsʉl「肉肉」 親族の複数 NV5L nal, nəl, nol, nɵl, nel adanal「姉達」ənihə(ŋ)nəl「おばさん達ami(ŋ)nel「父達」hudugunol「親戚伯母さん達」tʉgʉ(ŋ)nɵl「祖先達」 人名・地名氏族親族呼称職務職業関係する複数 CEN ʃeŋ ʃiŋaʃeŋ「シガ達(人名imiŋʃeŋ「イミン地区(地名gatʃadaʃeŋ「村長達」ugaʃeŋ「軍人達通常の複数 C4C t, r, s, l 下記 子音による複数接尾辞は最も古い形態残している。niŋigt真っ黒な野生果物」 →形が小さく群れをなすものを-tは表す。 ninihi(ŋ)r「達」 →動物呼称語幹末に-rは現れる。 ʉr(ŋ)s「山山」 →-sは自然物の複数概念を表す。 ninihi(ŋ)l「悪い犬たち」 →-lによってマイナス評価(不満・冷淡軽蔑)を表す。 名詞代名詞でなく、形容詞数詞複数形となりうる。 honnoriŋ「黒い」→honnoriŋsol「黒いものたち」 antanʃi「甘い」→antanʃisal「甘いものたち」 nadan「七」→nadansal「七(人)たち」 namaadʒ「百」→namaadʒsal「百たち」

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/21 11:47 UTC 版)

アネイチュム語」の記事における「複数」の解説

有生名詞の複数形は以下のように接頭辞 elpu-(よく ilpu- ともなる)を付加することにより表されるEt awod etwa-m̃ a Nalmunai. グロス: 3.mw-parser-output span.smallcaps{font-variant:small-caps}.mw-parser-output span.smallcaps-smaller{font-size:85%}sg.aor ぶつ 兄弟-あなたの s ナルムナイ 訳:「ナルムナイは君の兄弟をぶった。」 Et awod elpu-etwa-m̃ a Nalmunai. グロス: 3sg.aor ぶつ pl-兄弟-あなたの s ナルムナイ 訳:「ナルムナイは君の兄弟たちをぶった。」 ただし、次の例のようにその名詞が n- で始まる語である場合、n は消去される。 Is apam a natam̃añ iyii. グロス: 3sg.pst 来る s 男 dem.an.sg 訳:「あの男が来た。」 Is apam a elpu-atam̃añ ijiiki. グロス: 3sg.pst 来る s pl-男 dem.an.pl 訳:「あの男たちが来た。」 なお、elpu- を用いることができるのはあくまでも数量限定されていない場合であり、以下のように数詞で数が明示されている場合定形/単数形用いられ、elpu- の使用非文法的見做されるEris apam a natam̃añ ijiiki is esej. グロス: 3pl.pst 来る s 男 pst 三 訳:「あの3人の男たちが来た。」 無生名詞の複数形で elpu- に対応する要素接頭辞なしかマイナス形態素(むしろ両者複合)と分析され、n- で始まる名詞であれば n は消去され、また有生名詞場合と同様ほかに数を特定する要素存在する場合不定複数形用いられないEt ciñ nohos inca-k a di? グロス: 3sg.aor 食べバナナ poss.食物-私の s 誰 訳:「誰が私のバナナ食べたんだ?」 Et ciñ ohos inca-k a di? グロス: 3sg.aor 食べバナナ.pl poss.食物-私の s 誰 訳:「誰が私のバナナを何本も食べたんだ?」 Et ciñ nohos inca-k et esej a di? グロス: 3sg.aor 食べバナナ poss.食物-私の 3sg.aor 三 s 誰 訳:「誰が私のバナナ三本食べたんだ?」 双数を表す接頭辞 o- も存在するが、使用は以下のような親族名称のみに限られている模様である。 m̃ap̃o-k〈私の孫〉: elpu-m̃ap̃o-k〈私の孫たち〉: o-m̃ap̃o-k我が2人の孫〉

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/30 15:23 UTC 版)

自己スキーマ」の記事における「複数」の解説

ほとんどの人は複数の自己スキーマ持っているが、これは病理学的な多重人格であるとはみなされない実際に大抵の場合、複数の自己スキーマ持っていることは日常生活において非常に便利である。これにより無意識のうちに、迅速な意思決定行いさまざまな状況異な人々効率的かつ適切に行動する助けになるからである。複数の自己スキーマは、人が何をどのように扱うか、取り込んだ情報どのように解釈して使用するかを支援するまた、特定の認知的言葉的行動的な動作シーケンス認知心理学においては脚本や行計画呼ばれる)は、目標効率的な達成支援する。これら自己スキーマは、状況だけでなく、やりとり相手誰か気分などによってもさまざまである研究においては人々はその感情状態に応じて気分合った自己スキーマを持つことが発見されている

※この「複数」の解説は、「自己スキーマ」の解説の一部です。
「複数」を含む「自己スキーマ」の記事については、「自己スキーマ」の概要を参照ください。

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複数

出典:『Wiktionary』 (2021/07/15 13:52 UTC 版)

発音(?)

ふ↗くす↘ー

名詞

(ふくすう)

  1. 二つ以上
  2. 文法で、数が一つまたは一人だけではないことを表す語形双数や三数など区分する言語では、それらを除いたものを「複数」とすることが多い。

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