石蕗とは? わかりやすく解説

つわ‐ぶき〔つは‐〕【橐吾/×橐/×蕗】

読み方:つわぶき

キク科多年草海岸近く自生長い柄のある束生し、腎臓形厚く上面光沢がある。10月ごろ、花茎が約60センチ伸び黄色頭状花多数咲く。葉柄食用にし、葉柄民間療法打撲・やけどなどに用いる。観賞用に植えられる款冬(かんとう)。いしぶき。やまぶき。つわ。《 花=冬》「—はだんまりの花嫌いな花/女」

ツワブキの画像

石蕗

読み方:ツワブキ(tsuwabuki)

キク科常緑多年草


つわぶき(石蕗)

キクのほかの用語一覧
ダリア:  ダリア  木立ダリア
ツワブキ:  大石蕗  石蕗
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トウヒレン:  裏銀平江帯

石蕗

読み方:ツワブキ(tsuwabuki)

キク科常緑多年草園芸植物薬用植物

学名 Farfugium japonicum


石蕗

読み方:ツワブキ(tsuwabuki)

暖地海岸などに自生するキク科常緑多年草

季節

分類 植物


石蕗

読み方:ツワブキ(tsuwabuki)

作者 阿部みどり女

初出 昭和57年

ジャンル 句集


石蕗

読み方:ツワブキ(tsuwabuki)

作者 武者小路実篤

初出 昭和32年

ジャンル 随筆


ツワブキ

(石蕗 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/26 19:49 UTC 版)

ツワブキ(石蕗[11]・艶蕗[12]・橐吾[13]学名: Farfugium japonicum)は、キク科ツワブキ属に属する常緑多年草である。海岸近くの岩場などに生え、初冬に黄色い花を咲かせる。昔から民間薬や食用野草として知られ、若い葉柄が食べられる。観賞用に庭園に植えられることもある。


  1. ^ a b 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Farfugium japonicum (L.) Kitam. ツワブキ(標準)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年4月16日閲覧。
  2. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Farfugium tussilagineum (Burm.f.) Kitam. ツワブキ(シノニム)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年4月16日閲覧。
  3. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Ligularia tussilaginea (Burm.f.) Makino ツワブキ(シノニム)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年4月16日閲覧。
  4. ^ a b 奥野哉 2017, pp. 10, 16.
  5. ^ 奥野哉 2017, pp. 11, 16.
  6. ^ Farfugium japonicum (L.) Kitam. "USDA, ARS, National Genetic Resources Program. Germplasm Resources Information Network - (GRIN) [Online Database]. National Germplasm Resources Laboratory, Beltsville, Maryland. 2013年8月21日閲覧。
  7. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Farfugium japonicum (L.) Kitam. var. luchuense (Masam.) Kitam. リュウキュウツワブキ(標準)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年4月16日閲覧。
  8. ^ a b 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Farfugium japonicum (L.) Kitam. var. giganteum (Siebold et Zucc.) Kitam. オオツワブキ(標準)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年4月16日閲覧。
  9. ^ a b 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Farfugium japonicum (L.) Kitam. var. formosanum (Hayata) Kitam. タイワンツワブキ(標準)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年4月16日閲覧。
  10. ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Farfugium japonicum (L.) Kitam. 'Aureo-maculatum' キモンツワブキ(標準)”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2023年4月16日閲覧。
  11. ^ a b c d e f g h i j 高橋秀男監修 2003, p. 85.
  12. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q 金田初代 2010, p. 175.
  13. ^ a b c d e f g h i j k l 篠原準八 2008, p. 32.
  14. ^ 多和田真淳監修・池原直樹著 『沖縄植物野外活用図鑑 第5巻 低地の植物』 新星図書出版、1979年、180-181頁。
  15. ^ a b c d e 大嶋敏昭監修 2002, p. 281.
  16. ^ a b c d e f g h i 貝津好孝 1995, p. 103.
  17. ^ "ツワブキとは│ヤサシイエンゲイ".(京都けえ園芸企画舎). 2015年12月8日閲覧
  18. ^ 津和野町ホームページ
  19. ^ 山田智美. “ツワブキの育て方や花言葉。花の特徴、種類、食べ方、漢字の名前など”. LOVE GREEN. ストロボライト. 2022年3月28日閲覧。
  20. ^ a b c d e f g h i j k l m n 馬場篤 1996, p. 76.
  21. ^ a b c d e 近田文弘監修 亀田龍吉・有沢重雄著 2010, p. 21.
  22. ^ 養命酒中央研究所「元気通信 生薬百選65 ツワブキ」
  23. ^ 園芸ネット「ツワブキ 栽培方法」
  24. ^ a b ツワブキの育て方|種まきの方法や増やし方は?花が終わったら剪定?”. HORTI. GreenSnap. 2022年3月28日閲覧。
  25. ^ 富山県中央植物園研究報告「古典園芸植物 ツワブキ -歴史と現存品種-」
  26. ^ 古典園芸植物 ツワブキ
  27. ^ ツワブキ青軸天星の一覧”. GreenSnap. GreenSnap. 2022年3月28日閲覧。
  28. ^ 奥野哉 2017, pp. 181–182.
  29. ^ 料理の基本! つわぶきの下処理”. DELISH KETCHEN. エブリー. 2022年3月28日閲覧。
  30. ^ つわぶきの灰汁取り レシピ・作り方”. Rakutenレシピ. 楽天グループ. 2022年3月28日閲覧。
  31. ^ 石蕗(つわぶき)”. 宮崎県ホームページ. みやざきの味と花101. 宮崎県. 2022年3月28日閲覧。
  32. ^ ピロリジジンアルカロイド類 Q&A”. 農林水産省Webサイト. 農林水産省. 2022年3月28日閲覧。
  33. ^ 食品中のピロリジジンアルカロイド類に関する情報”. 農林水産省Webサイト. 農林水産省. 2022年3月28日閲覧。
  34. ^ クラシル「ツワブキとは?フキとの違いや食べ方について解説!」
  35. ^ スナップディッシュ「庭のツワブキで佃煮」
  36. ^ 南伊勢町. “ふれあい味体験「郷土の味ふるさとレシピ」ツワブキの押し寿司”. 南伊勢町. 2016年1月4日閲覧。
  37. ^ 郷土ものがたり. “つわずし”. 郷土ものがたり. 2016年1月4日閲覧。
  38. ^ a b 奥野哉 2017, p. 9.
  39. ^ I Hirono.(廣野 巖) Edible Plants Containing Naturally Occurring Carcinogens in Japan. Jpn J Cancer Res. 1993 Oct;84(10):997-1006.PMID: 8226284 PMC5919061
  40. ^ 奥野哉 2017, p. 18.
  41. ^ 土屋誠・宮城康一編 『南の島の自然観察』 東海大学出版会、1991年、ISBN 4-486-01159-7
  42. ^ 鹿児島県環境生活部環境保護課編 『鹿児島県の絶滅のおそれのある野生動植物-鹿児島県レッドデータブック植物編-』 財団法人鹿児島県環境技術協会、2003年、339頁、ISBN 4-9901588-1-4
  43. ^ "日本のレッドデータ検索システム「リュウキュウツワブキ」". (エンビジョン環境保全事務局). 2013年8月21日閲覧。
  44. ^ a b c d 佐竹義輔・大井次三郎・北村四郎 他 『日本の野生植物 草本III合弁花類』 平凡社、1999年、新装版第1刷、ISBN 4-582-53503-8、p. 185
  45. ^ a b 張聖顯、「台灣山菊之栽培與利用」『花蓮區農業專訊』第66期、2008年、花蓮、花蓮區農業改良場。[1]



石蕗(つわぶき)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/26 10:06 UTC 版)

椿さん」の記事における「石蕗(つわぶき)」の解説

全日本家政婦技能大会で何度も優勝している凄腕家政婦

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石蕗(つわぶき)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/28 06:08 UTC 版)

とりかえ・ばや」の記事における「石蕗(つわぶき)」の解説

帝の従兄弟眉目秀麗美女手当たり次第和歌を送るプレイボーイ美人名高い睡蓮狙っている。

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